くらげほのぼの日和

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パコと魔法の絵本

2011年01月02日 21時33分00秒 |  -映画・DVD
2008年の映画。最初に公開されたときには、えー。観にいかないし。とか思ってしまったファンタジーがあんまりすきじゃないわたし。
でも友達も観にいってたしということでこのたびレンタルで借りてみることにしました。

『下妻物語』や『嫌われ松子の一生』なども監督した中島哲也が長編日本映画としては初めての3DのフルCGと実写を駆使し映像化した作品なのでとれも色使いがきれかったです。
『下妻物語』はまだみてないんだけど、あの色の綺麗さが、『嫌われ松子の一生』とかの見もふたもないような話に使われるとちょっとアンバランスさをかんじたりしましたが、今回はタイトルに「絵本」とあるようにちょっとそこでファンタジックなかんじを喚起させられたり、パコちゃん(アヤカ・ウィルソン)のかわいらしさが相まって素敵でした。
作品のなかには、皮肉等もいっぱいふくまれているとは思うんですが、そのへんをメルヘンチックな画像で緩和させている気がします。

舞台は、変な人ばかりが集まる病院。ある日院内一の嫌われ者だった偏屈なクソジジイの大貫が、パコという少女と出会います。
彼女にも意地悪にしか接せられない大貫は、とある誤解でパコの頬っぺたを引っ叩いてしまう。
パコは両親を失った事故で、記憶が一日しか保つことができない少女だった。
なのに翌日、何事もなかったように大貫に近づいたパコは、大貫が自分の頬っぺたに「触れた」ことは覚えていたのである。
大貫は、彼女の記憶に”何か”を残すことが出来るかも?と思い、パコの愛読する絵本を演劇として一緒に演じてくれと、病院の皆に頭を下げていく・・・・・・・。

またパコちゃんの持っている本がファンタジーなためこの作品との色彩があうんだよなぁー
パコちゃんが純粋日本人じゃないために、最初みたときハリウッド映画かなぁとか思ったもん。
これ、パコちゃんが、アヤカ・ウィルソンで正解。むっちゃかわいいもん。これくらかわいくてもべったべったな日本人やったらいややもんなぁ・・・・

ちなみに、大貫は、役所広司。さすがの貫禄でうまいです。小池栄子とか土屋アンナとか上川隆也とかでています。
加瀬亮とか妻夫木聡とかは正直気がつかなかったんだけど、これ演技うまいっていうよりも存在感ないんちゃうか?!

いろいろ考えさせれられる要素もあり、公開時のキャッチコピーは「子どもが大人に、読んであげたい物語。」ということなので是非ともオトナのかたが是非に是非に!








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