イワン・アサノヴィッチの一日  畑と映画の好きな卒サラ男。

政官業癒着体質の某公共事業職場を定年退職。鞍馬天狗・鉄腕アトムの人類愛に未だに影響を受けっ放し。孫には目がない。(笑い)

キャベツなど定植

2015-04-04 00:41:46 | 農業
  キャベツ・ブロッコリー・そらまめを定植しました。
自家用なので、苗数は8~10本程度でした。
もっとも、自家用と言ってもブロッコリーに至っては実の数が多く且つ寿命が長いので食べきれません。
そんなときはご近所に配ったりします。
『食べきれないので、お配りしているだけです。謂わば余り物ですからお気がねなく。』
と言って配っているのですが、回数が重なると律儀な方からは時に、お裾分けの返礼があります。
まんざら当てにしていない訳ではありません。(笑い)
ご近所で五軒、市内の知人が三軒になりますが、畑の”費用対効果”(笑い)としては、決して侮れない数値になります。

上記の三品目は比較的、深根性の野菜ですので定植の時はかなり大きな穴を掘って植えます。
径30cm深さも30cmぐらい掘って、腐葉土と鶏糞をそれぞれ手植シャベルに一杯ずつ鋤込んで、埋め戻した後に定植します。
たかだか10cmの幼苗ですが、土工は結構大がかりになります。

幼苗の小さな根っこは地中深く鋤込まれた肥料を求めて、根を張って行きます。
1~2ヶ月先に実がなり始めますが、肥料にたどり着いた苗は長期間、立派な実や葉を着け続けます。
化成肥料だけでは、ピークは短期間で、苗自体の活力も直ぐに衰えてしまいます。
なにか豊作の予感がしています。


孫は、幾つになっても愛おしい

2015-04-02 22:37:45 | 日記・エッセイ・コラム
 過日、小一の孫のミユがアデノウイルスに感染しました。
症状は大したことではなかったのですが、微熱が続きました。
感染症なので、医師の治癒証明が無い限り登校は許されません。
核家族で共働きの長男一家は、こんな時は大変です。
両親がそれぞれ会社を休んでミユの看病をしますが、アデノウイルス感染症は1日や2日で治る病気では在りません。
仕舞いにはバアバも勿論ですが、ジイジまで看病のために動員されました。
親の出勤前に出向かわなければなりません。
車では朝晩の渋滞があり、所要時間が読めないのでJRと東武線を利用してミユの家に向かいました。
ドアーを開けて、出勤待ちしていたパパと交代です。
ふと、部屋の中を覗くとミユの目と合いました。
一瞬ですが、ニッと笑顔で迎えてくれました。
『ミユちゃん、おはよう!』とかなんとか言って、ジイジも笑顔になっていたに違いありません。ジイジはミユちゃんの笑顔が大好きなのです。

こんな時、ひとり親家庭ではどうしているのだろうか?
昔、我が家ではご近所の方にお願いをしておいて、イザと言うときには預けに行きましたが、三人の子持ちだったのでテンヤワンヤでした。
預かってくださる方も、いつでも良いと言うわけではなかったので、10軒ちかい方々に事前に当たりをつけておきました。
三人は年子(としご)だったので、一度に三人とも熱を出したことも珍しくはありませんでした。
戦々恐々でしたが、職場の理解も得ながら慌ただしい5~6年を過ごしたものでした。

ミユの話に戻りますが、孫の居る祖父母は忙しい人生を生き、多くの人と知りあった経緯を持った方が殆どです。
ふと、人生の終章にさしかかった頃に現れた孫。
無邪気で天真爛漫な孫の姿・存在に触れて、忘れ掛かけていたものを思い出す。
世の中社会が汚れ過ぎているから、そんな感慨になるのだ、なんて言う積もりはありません。
ミユの一瞬の笑顔は、私にとっては永遠の癒やしとなって行くのだろうと思っています。