イワン・アサノヴィッチの一日  畑と映画の好きな卒サラ男。

政官業癒着体質の某公共事業職場を定年退職。鞍馬天狗・鉄腕アトムの人類愛に未だに影響を受けっ放し。孫には目がない。(笑い)

孫崎 享のつぶやき 安倍晋三の悪知恵

2015-04-20 18:52:32 | 国際・政治
 下記タイトルのメルマガを読んだ。(孫崎 享のつぶやき 2015年4月20日付け)
大橋巨泉の集団的自衛権での発言。「ラジオで告白“今年中に死ぬのだ”」
大橋巨泉「この人は本当に悪い人だな」―安倍首相の欺瞞。(週刊現代6月7日号)より
『5月15日、安倍首相は記者会見、集団的自衛権の説明。紙芝居のようなパネル、その内容たるや、「大ウソ」や「スリカエ」に満ち、見ていて気持ちが悪くなった。率直な感想は、「この人は本当に悪い人だな」である。
日本人の母子らしい人が乗った米国の船を《防護できない》としたパネル。これを指しながら首相はいう。「紛争国から逃れようとしているお父さんやお母さん、おじいさんやおばあさん、子どもたち。彼らが乗る米国の船を今私たちは、守ることが出来ないのです」「この議論は国民の皆さま一人一人に関わる現実的な問題であります」だって。皆さん、こんな話聞いたことがありますか?米国の輸送船で紛争国から逃れた人など、かつて一人も居なかったはずだ。 この紙芝居のような事はまず起こらない。それを「おじいさんから孫」まで登場させて、感情的に訴える首相の姿には、一片の知性も感じられなかった。』
 孫崎享氏の補足説明は下記のとおりです。
米国国務省領事部のサイトでは、「 危機に於いて米国市民でない友人や家族を連れ込むことを期待すべきではない」と答えています。
イワン・アサノヴィッチのコメント
安倍晋三の悪知恵は、抑え込んだマスコミと国民の影響のほどを計算・熟知しているから、あんな紙芝居を堂々と演じてみせたのでしょう。『また安倍のウソが始まったか…』と嘆きつつ当の自民党の議員も、結局のところ提出法案には反対出来ない。そんなシステムが日本に作られてしまった。
騙されている国民を蔑んでいれば良いと言う問題でも無いでしょう。一度転んだ人間(安倍晋三)はただでは起きないの喩えどおり、ずる賢い計算を散りばめています。