イワン・アサノヴィッチの一日  畑と映画の好きな卒サラ男。

政官業癒着体質の某公共事業職場を定年退職。鞍馬天狗・鉄腕アトムの人類愛に未だに影響を受けっ放し。孫には目がない。(笑い)

プリテイ長嶋氏曰く、アベの向こうにアメリカがいる

2015-09-17 12:48:06 | 国際・政治

意外だなと思った新聞記事がありました。
東京新聞(2015年9月17日)の千葉版です。
保守系の千葉県会議員・プリテイ長嶋氏のインタビュー記事でした。
見出しは ”県内でも「安保反対」のうねり”と題するものです。学者・主婦・宗教者らにインタビューをして、戦争法案反対の意見をまとめてあるものでした。
その中の一人に保守系の県会議員のプリテイ長嶋氏がいました。

彼は”自分は保守系の議員”であることを自認して、こう述べています。
『議員は本来、県民の生命・財産を守ること。だが安保法案は県民のリスクを確実にアップさせる。議員である以上は反対せざるを得ない。』と明確です。
また、こうも述べています。
『多くの世論調査では安保法案には反対が五割を超えている。国会議員が「守る」と言っているのに、守られる国民は「嫌だ」と。矛盾でしょ 』

そして、イワン・アサノヴィッチがいちばん感動した氏の言葉は次のくだりでした。
安倍晋三首相ら与党幹部の視線の先にいるのは国民ではなく、アメリカだと氏はにらむ。
『そうでないと、この矛盾が説明出来ない 』
深く鋭く明快な見解が、よくぞ保守系の議員から発信されたものだと思いました。

あり得ないことなのですが、中国の核攻撃や北朝鮮のノドン攻撃は、締結中の日米安保条約で十分に対応出来るのです。
尖閣に上陸した中国軍には米軍は対応しません。日本の施政権が無いと観るからです。

じゃあ何ゆえに「戦争法案」なのと言うことになれば、プリテイ長嶋氏の言ったとおりアメリカの戦争に、「後方支援」とか言って自衛隊を下請け利用しようとアメリカが躍起になっているからなのです。
悲しいかな、アベさんは「アメリカの日本総督」なのです。断る事など出来ません。
居並ぶ大臣も同様で、アメリカ怖しのヘタレばかりです。

【参考】東京新聞WEB 
http://www.tokyo-np.co.jp/article/chiba/20150917/CK2015091702000179.html