(イワン・アサノヴィッチのコメント投稿)
(2014-03-16孫崎享 http://ch.nicovideo.jp/article/ar484083)
軍事力だけがものを言った時代ならばともかく、これからの時代は経済や文化が国の命運を分けることになるはずだ。
孫崎さんのように、グローバルな政治を考えている人が欧米にもロシアにも居たと思われます。
しかし、現実はウクライナにおける勢力圏の拡大だけをEUもロシアも強引に選択してしまったのです。
現実を直視し、リアルな方向を提言できる人間よりも、言葉だけは勢いのある、「精神論」で外交を進めると言う愚かな人間が当事者のウクライナを含めて米・欧・露、各々の政権中枢で未だに闊歩しているものと思われます。
東西冷戦時代の相互不信というよりも、狭小な民族意識とか非グローバルな利権主義に走ってしまうのでしょうか。
日・中・韓の尖閣や竹島問題も同様で、三国とも普遍的な国際意識と平和外交という原則的な理知で解決処理しなければならない筈です。
翻って現下の日本の政治を考えて見ると、「強い日本」とか「日本の再生」とか、耳に快く響くレトリックを盛んに駆使しながら、一方でやっていることと言えば神社庁にも入っていない私的な靖国神社を禍々(まがまが)しく参拝している首相がいる。
余談になりますが、靖国神社は神社庁に入っていない”私的な神社”なのです。
だから、境内で売られている土産物には「アベノミクスおこし」などと言うものも平気で売り出されているのです。
公的な場や施設でもない処に「首相」という公人が公務で出向くこと自体、特別公務員としての服務に、そもそも違反しているのではないだろうか?
即ち、大袈裟な言い方になるが安倍首相は憲法違反をしているのではないだろうか?
話は少し逸れましたが、孫崎 享氏の上記のURLで読んで貰えれば良いかなと思われます。