天燈茶房 TENDANCAFE

さあ、皆さん どうぞこちらへ!いろんなタバコが取り揃えてあります。
どれからなりとおためしください

小惑星探査機「はやぶさ2」、打上げ予定日決定!

2014-09-30 | 宇宙

彼の新たなる旅立ちの日は、南の島の晩秋、日曜日の昼下がり。
願わくば、その時が“HAYABUSA2-RETURN TO THE UNIVERSE-”で描かれたように、透き通る秋晴れの青空であらんことを…!


H-IIAロケット26号機による小惑星探査機「はやぶさ2」(Hayabusa2)の打上げについて
(JAXAプレスリリース 平成26年9月30日)

はやぶさ2の目指す、まだ名も無い小惑星「1999 JU3」へとつながるたった一本のか細い航路が開くのは、
平成26年11月30日(日曜日)、日本標準時13時24分48秒

種子島宇宙センター大型ロケット発射場第1射点でH-IIAロケット26号機のLE-7AエンジンとSRB-Aが咆哮を上げ、灼熱の噴射炎を大地に叩きつけるその瞬間を、僕はあえて島ではなく大隅半島の聖地・内之浦 で迎えようと思う。

我々の熱き願いと祈りとともに生まれ変わった新たなる不死鳥の旅立ちを見送るのには、
やはりそこが最もふさわしいと思うから…


さあ、旅立ちの準備だ!
翔べ、はやぶさ2!!

今日のSL人吉(平成26年9月28日・熊本行き)とフリーゲージトレイン

2014-09-28 | 鉄道
SL HITOYOSHI & FREE GAUGE TRAIN

今日は一日中とてもいい天気の日曜日だったので、朝に続いて夕方も新八代駅近くのフリーゲージ試験線まで行って来ました。


フリーゲージトレインは…相変わらず軌間変換装置を通過する走行試験を継続中。
朝からずっと、一日中走行試験を繰り返しているようです。
秋とはいえ炎天下の暑い中、大変ですねぇ… 未来の列車を創るために、皆さん頑張っておられます!

そして、午後4時半。
今日も人吉から熊本に帰るD&S列車「SL人吉」が、新八代駅を発車。
フリーゲージトレインがいるフリーゲージ試験線をかすめて走り去ります。






「SL人吉」もフリーゲージトレインも、今日は一日お疲れ様でした!


撮影地:鹿児島本線/九州新幹線 新八代駅付近

今日のフリーゲージトレインとSL人吉(平成26年9月28日・人吉行き)

2014-09-28 | 鉄道

このところ日曜日は一日中、新八代駅付近の田んぼの中にある軌間変換装置が設置された試験線で走行試験を行っているフリーゲージトレイン
今日も朝から新八代駅に行ってみると、やっぱりいました!


今朝はちょうど、JR鹿児島本線とフリーゲージ試験線が分岐する踏切付近までフリーゲージトレインが来ていたので、踏切の遮断機の脇から撮影。
軌間変換装置を心無い者による破壊や某国の産業スパイの魔の手(?)から守るためにか、フリーゲージ試験線は周囲を高いフェンスで囲まれているので、きれいに撮影できる場所を探すのには苦労します。

そして10時過ぎ、D&S列車「SL人吉」がやって来ました!








フリーゲージトレインとすれ違うSL人吉、連写で撮影成功!
やっとフリーゲージトレインとSL人吉のすれ違いシーンを、何とか撮ることが出来ましたね。


撮影地:鹿児島本線/九州新幹線 新八代駅付近

今日のSL人吉&あそぼーい!(平成26年9月27日・熊本行き)とD&S列車の仲間たち。夕方の熊本駅にて

2014-09-27 | 鉄道

今日は午後に熊本博物館でプラネタリウムを観た後で、熊本駅に移動。
夕方17時頃から、熊本地区を走るJR九州のD&S列車(水戸岡鋭治先生プロデュースの観光列車)たちが次々と熊本駅に帰ってくるのです。
熊本駅近くの百貫踏切で、D&S列車を出迎えることにしました。


先陣を切って、17時ちょうどに熊本駅に到着する特急「A列車で行こう 6」号が“あまくさみすみ線”の終着駅・三角からやって来ました。

そしてその13分後、同時刻に熊本駅に到着する2つのD&S列車がやって来ます。
特急「あそぼーい!104」号と、「SL人吉」です!
2つのD&S列車が、息を合わせてぴったり並んで走ります!!





阿蘇方面から“阿蘇高原線”(豊肥本線)をやって来る「あそぼーい!」と、人吉から八代を経て鹿児島本線を上って来る「SL人吉」が、熊本駅の下り方数百メートル地点に位置する豊肥本線と鹿児島本線の分岐点付近に同時刻に到達して合流、そのまま並走して熊本駅にすべり込むという、2つのD&S列車の旅の終わりを演出する実に心憎い運行ダイヤが組まれているのです。

…今日は、実際には「SL人吉」の方がやや早めに分岐点付近に着いてしまったようで、SLの運転士さんが停止寸前まで速度を抑えて「あそぼーい!」がやって来るのを待ち、タイミングを合わせて熊本駅構内に入場して行きました。
乗務員の気転と運転テクニックに支えられた、まさに鉄道員の腕の見せどころのような素晴らしい演出ですね!


そして熊本駅のプラットホームにすべり込む「あそぼーい!」と「SL人吉」を、先に到着していた「A列車で行こう」が出迎えます。
熊本の3つのD&S列車が勢揃いです!
…しかし、熊本駅の在来線高架工事が進んでいるので、「あそぼーい!」と「SL人吉」の地上区間並走も、地上駅にD&S列車が並ぶ光景も、間もなく見られなくなってしまうんでしょうね。

夕方の熊本駅で暫し顔を合わせたD&S列車ですが、やがて次々にねぐらの車輌基地へと帰っていきます。

先ずは「A列車で行こう」が引き揚げます。





「A列車で行こう」と行き違いに、基地からディーゼル機関車DE10が「SL人吉」を迎えに来ました。

続いて「あそぼーい!」が帰ります。




最後に、「SL人吉」がDE10に牽かれて行きます。

今では残り少なくなった国鉄色のDE10が、蒸気機関車58654を最後尾にぶら下げたまま「SL人吉」編成を基地まで連れて行きます。
ちょうど最後尾のSLが見えないような角度で構内のカーブを曲がってきたので、まるで国鉄時代のぶどう色の旧型客車列車をDE10がけん引しているように見えました。





D&S列車たち、今日もお疲れ様でした…


撮影地:鹿児島本線熊本駅(百貫踏切付近)

今日のSL人吉(平成26年9月27日・人吉行き)と、熊本博物館のプラネタリウム

2014-09-27 | 鉄道

今朝は秋晴れで、青空と降り注ぐ陽射しの下でSL人吉をほぼ真正面から狙い撮り。
素晴らしい写真が撮れました!
これは、自分でも納得です。まさに自画自賛ですが(笑)、上々の出来ではないでしょうか。

ちなみに、新八代駅の下り方から撮っています。
遠景だとこんな感じ。



新八代駅を出て暫く行くと線路がカーブしているので、その付け根付近の線路際の公道路肩に立つと、新八代駅を発車した列車がまっすぐこちらへ突き進んでくるように見えます。
僕のお気に入りの“汽車見” ポイントです。


ちょうど線路際に、花を咲かせた野草が茂っていたので、走り去るSL人吉をバックに名も知らぬ花を撮ってみました。


撮影地:鹿児島本線 新八代駅


SL人吉を見送った後は、引退が決まった愛車VIVIOビストロと名残りのドライブ。
久しぶりに熊本博物館まで行ってみました。
ちょうど今、熊本博物館のプラネタリウムで、僕が去年の大晦日にスミソニアン航空宇宙博物館のアルバート・アインシュタインプラネタリウムで観たデジタル全天周映像「Journey to the Stars」の日本語版をやっているのです。




プラネタリウムのドーム入り口ホールに鎮座まします、五藤光学研究所製のG1518si
先代のプラネタリウム投影機です。
役目を終えて引退した後も“御本尊様”として熊本博物館プラネタリウムを見守り続けています。


そしてこちらが、現在のドームの主、先代と同じ五藤光学研究所製の最新鋭機CHRONOS II ハイブリッド

懐かしい「Journey to the Stars」を観た後で、スタッフの方に
「あの~今後『HAYABUSA2-RETURN TO THE UNIVERSE-』を上映して頂ける予定等はありますでしょうか…実は僕、出演してるんですよ(笑)
と伺ったところ、まだ予定は無いとのこと…

熊本博物館を運営している熊本市に、もっと熱心に上映お願いの声を届けなければ…!


今日のフリーゲージトレインとSL人吉(平成26年9月21日・人吉行き)

2014-09-21 | 鉄道

今朝も新八代駅までSL人吉を見送りに行ったら、いましたフリーゲージトレイン!
どうやら毎週日曜日は、新八代駅付近の軌間変換装置が設置された試験区間で走行試験を行うスケジュールが組まれているようですね。


試験線が鹿児島本線から分岐する地点にかなり近い場所で、待機して停車しています。
もうすぐやって来るSL人吉の蒸気機関車とフリーゲージトレインがすれ違う、カッコイイ構図で写真が撮れるかも…
とワクワクしながら待っていたら、無情にもSL人吉の通過直前にフリーゲージトレインは試験線の奥の方に走り去って行ってしまいました。
あ~あ、残念!!


という訳で、やむを得ずSL人吉のみを撮影。
うう、線路に近過ぎて構図のバランスが悪い…


ホントは、この構図でフリーゲージトレインとSL人吉がすれ違う瞬間を真横から狙い撮りしたかったんですけどね。。。
また来週も頑張ってシャッターチャンスの到来を待つことにします。


撮影地:鹿児島本線/九州新幹線 新八代駅付近

愛車VIVIOビストロ、引退決定…

2014-09-20 | 日記
photo:VIVIO Bistro & ASUKAII


僕の愛車、SUBARU(富士重工業)のVIVIOビストロを、とうとう引退させることにしました…
(´;ω;`)ウッ…

実は数週間前から、低速ギアでアクセルを踏み込むとエンジンルーム内から「ガラガラガラ…」という異音が響くようになり、今日SUBARUのディーラーで6ヶ月点検のついでに診てもらったところ、
「スパークプラグとプラグコードからリークがあるようだが、コードは去年交換したばかりだしプラグもまだ傷んではいない。原因特定は困難…」 という回答が。
「異音の原因と考えられる部位を交換してみて、様子を見るしか無いです」とのことでした。

僕のVIVIOビストロは平成8(1996)年モデルで、今年で18歳。総走行距離は21万キロを超えています。
悲しいけれど、もうクルマとしての寿命を迎えつつあることは明らかです。
正直、「もう限界…これ以上は走れない」 とVIVIOビストロが言っているような気がしました。

それに何より、原因不明の不調があるクルマに乗り続けることは命の危険に関わります。
断腸の思いですが…引退させることを決意しました。

とりあえず、今のところ走行には支障が無いので、来年春の車検切れまで乗り続けてからVIVIOビストロを休ませてやることにします。
今まで本当にありがとう、お疲れさま、僕のVIVIOビストロ。
そして…来年春まで、あと半年間よろしく!


今年の暮れ、種子島宇宙センターから打上げられる小惑星探査機「はやぶさ2」の打上げを見送りに、大隅半島の内之浦までVIVIOビストロと一緒に最後の長距離ドライブに行こうかと考えています。

今日のSL人吉(平成26年9月16日・熊本行き)

2014-09-16 | 鉄道

朝の人吉行きに引き続き、夕方の熊本行きも撮ってきました。
いい天気だったので、真横から西陽が射す自宅近くの築堤カーブを駆け上ってくるSL人吉を真正面から撮影。
もっと秋が深まれば、夕焼けの雰囲気のある光が当たるようになる筈なので楽しみです。


機関車を手前に思いっきり引きつけてから、もう一枚。
フレームから飛び出すのも構わず撮ってみました。こういう構図はやっぱり「なんちゃってモノクローム仕上げ」 がよく似合う気がします(笑)


撮影地:鹿児島本線 有佐―小川間

熊本県八代港に置かれていた旧・大分ホーバーフェリーのホーバークラフトが移動していました

2014-09-16 | 時事

2009年10月の運行終了後、中国企業に売却され香港に渡った後に消息不明となり、去年の冬に何故か熊本県の八代港で野外に置かれているのが発見された旧・大分ホーバーフェリーのホーバークラフト。

旧・大分ホーバーフェリーのホーバークラフトを熊本県八代港で発見!(2013年01月19日付)

その後は1年以上もそのまま、八代港の大型貨物船が接岸する外港地区に放置されていたのですが、先週末にホーバークラフトの機体がクレーンで移動されたという情報がtwitterで流れました。
そこで今日、僕も実際に現地へと確認に行ってきました。


twitterの情報によるとどうやら、八代港の外港地区からフェリーターミナルのある内港地区へと移動されたらしいということだったので、内港地区をクルマで走りながらそれらしきものがないか探していると…
フェリーターミナルの真横の岸壁にホーバークラフトの機体が並んでいるのを発見!



早速、近くまで行ってみました。




外港地区に置かれていた時と同様、全部で3機のホーバークラフトが並べて置かれています。






機体が無残に焼け落ちていた「ドリームアクアマリン」も、そのままの姿で移動して来ていました。


真ん中に挟まれて置かれた機体は、なぜか船名表記が塗りつぶされて見えなくなっています。




「ドリームエメラルド」は何とか原型をとどめた状態です。

現在のところただ置き場所を移動しただけといった感じで、特に機体に手が加えられたりしている様子は見当たらないのですが、今後ホーバークラフトたちは一体どうなるのでしょうか…
出来れば1機だけ、いや機体の一部分だけでも、故郷の大分に里帰りして保存展示されることを願っているのですが…

三連休明けのSL人吉(平成26年9月16日・人吉行き)

2014-09-16 | 鉄道

今日は9月の三連休明けの火曜日。どんより曇っていた昨日の敬老の日とは打って変わって、朝から青空が広がり真夏が帰って来たかのようです。
…そして僕は、実は今日も有給休暇消化日でお休みなのです(笑)

という訳で、朝から新八代駅まで出かけて、これまた三連休明けの今日まで運転日となっているSL人吉を迎撃。
今日は、以前から一度行ってみたいと思っていた、新八代駅の下り方にしばらく行ったところにある道路の高架橋からJR鹿児島本線を見下ろす構図で撮影してみました。
線路際まで民家が建て並んでいるので、背景がちょっとゴチャゴチャした感じになりますが、遠景に地平線を貫く九州新幹線の高架と新八代駅舎が入るのが印象的かな。


撮影地:鹿児島本線 新八代駅付近

iPad miniを購入しました

2014-09-15 | 日記

とうとう購入しました、AppleのiPad mini!

…って、何でいきなりiPad miniを買ったのかというと、
6年前から愛用しているガラケー(SHARPの920SH、2008年モデル)で今年からとうとうYahooMailが読めなくなってしまったし(Yahoo!JAPANの仕様変更で、ガラケー対応mailサービスが停止されてしまった…ひどいw)、
facebookやTwitter等のSNSもガラケーでは非常に使い難いので、
「そろそろスマホに機種変しないといかんなぁ…iPhoneがいいや」 と思って一昨日、携帯電話ショップに行ったところ、相談に応じてくれた店員さんが
「お客様はほとんど携帯で通話をされていないので、iPhoneに機種変するより現在使ってるガラケーを残してiPadとの2台持ちにした方が絶対にお得ですよ!!」 とえらく熱心に薦められてしまい、説明を聞いてるうちに
「なるほど、確かにそっちの方が良さそうだなぁ」 と思い直し、結局iPad miniを購入することになったという次第。

お店に行くまで全く知らなかったのですが、最近はスマホに機種変すると月々2千円くらいで通話し放題プランというのに加入させられてしまうんですね。
僕は店員さんに言われた通り、携帯ではほとんど通話しないのでこれは全くの無駄。
それなら通話し放題プランが付かないiPadを新規加入して、今まで使ってたガラケーからパケットし放題プランを外したほうが安くなるんです。
小さいiPhoneが1台より、大きなiPadとガラケーを2台持ってたほうが安上がりだなんて、何だかこの業界のビジネスモデルはよく分からんなぁ…

という訳で、iPadより一回り小ぶりで持ち運びしやすそうなiPad miniを手に入れました。
僕もジョブス亡き後にAppleUserの仲間入りですよ(笑)
iPad miniを設定するためにお店で「開封の儀」を行ったところ、何とこれがいきなり不良品でモニタの下半分が真っ暗だったりと波乱のMac生活の幕開けとなってしまいましたが、1日待って良品が届いて設定も無事に済んだのでまぁ良しとしよう(Apple製品は中国製造品なので、この手の不良品や傷物の出荷がかなり多いらしい…オシャレで高品質なイメージのAppleなのに意外…やっぱり中国なんかで作るとこうなるんだよなぁ)

しかし、Apple製品はやっぱり面白い!!
今日は午後はず~っとiPad miniを弄りまわしてましたが、楽しくて全然飽きないね。
これからもっと使い込んでもっと慣れて、世界中に持って行って大活躍してもらわないとね。僕のiPad miniには!!

今日のSL人吉(平成26年9月14日・人吉行き)とフリーゲージトレイン

2014-09-14 | 鉄道

秋晴れの爽やかな青空の下をやってきた、日曜日の朝のSL人吉


走り去る展望車の右側には…
今日も走行試験を行う軌間可変電車、フリーゲージトレインの姿が!


先週の日曜日には軌間変換装置が設置された試験区間を繰り返し往復走行していましたが、今日はパンタグラフを下げて待機中です。


作業員の人たちが、軌間変換装置とフリーゲージ台車の周りに集まって何やら調べています。
ありゃりゃ、何か不具合でも発生しちゃったのかな?


動かないフリーゲージトレインを励ますかのように、後ろの高架橋を九州新幹線さくら号が高速通過。
いつの日か、あの新幹線と在来線とをつないで自由自在に走り回れることを目指して、今日も頑張れフリーゲージトレイン!!


撮影地:鹿児島本線/九州新幹線 新八代駅付近

第1回 八代鉄道展 「小澤年満のノスタルジー」を観てきました

2014-09-14 | 鉄道

今日は同僚と連れ立ってJR八代駅近くでSL人吉を見た後で、駅近くの旧映画館にやって来ました。
今年の3月に亡くなられた八代市在住の熱烈な鉄道愛好家、小澤年満さん の遺品となった貴重な鉄道コレクションを展示した
第1回 八代鉄道展 「小澤年満のノスタルジー」 が開催中なのです。


小澤年満さんは八代市内で教職につく傍ら、鉄道や交通関連の膨大な資料とコレクションを収集しておられました。
そのコレクションの規模は個人蔵とは思えないほどの充実したもので、何と実物の蒸気機関車C11-190まで所蔵して自宅敷地内で保管しておられたのです(ちなみにこのC11-190は現在では静岡県の大井川鐵道に譲渡され、大井川で復活整備されて今でも元気に走っています)


小澤さんはいずれはC11-190をはじめとして、ご自身の収蔵品を展示する“交通博物館”を地元・八代市につくりたいと願っておられたそうです。
(※実は僕は、小澤さんの生前に一度講演会でこの話をご本人から直接お聞きしたことがあります。その時のレポートはこちら→秋の乗り鉄’09 KUMAに乗って百年レイル観光フェスタに行こう!

博物館の夢が実現する前に、惜しくも小澤年満さんは亡くなられましたが、その夢を受け継ぐ方々の努力で今回の鉄道展が開催される運びとなったとのこと。


ブルートレイン「あかつき」のヘッドマークの向こうにあるこれは…
貴重な「汽車會社」のメーカーズプレート!!すごいお宝です。




今回展示されているのは“小澤コレクション”のほんの一部で、今後も継続して八代鉄道展を開催していく予定とのことでした。
何でも小澤さんのご自宅には、足の踏み場もない程に大量の貴重な鉄道資料が遺されているとのことで、今後ボランティアでそれらを整理・維持管理しいずれは小澤さんの果たされなかった夢である“交通博物館”を八代に建てることを目標にしておられるそうです。
鉄道という枠を超えて日本の近代遺産としても貴重な資料を活かし、
夢の実現のために受け継がれる意志と熱い想い、素晴らしいですね!!


第1回 八代鉄道展 「小澤年満のノスタルジー」 は9月23日までの土日祝日の10:00から17:00まで、JR八代駅近くの「八代第一映画」で入場無料で開催中です。
今後、第2回・第3回…と継続して開催される予定だそうですので、是非一度SL人吉の乗車見物のついでにでもお出かけ下さい。
僕もまた行こうと思います。


今日のSL人吉(平成26年9月13日・人吉行き)

2014-09-13 | 鉄道

今日は初めての場所でSL人吉を撮ってみました。
JR八代駅上り方の、鹿児島本線が製紙工場を迂回して大カーブしている辺りで出迎えて狙ってみましたが、背景に製紙工場の巨大な設備機械が写り込んでやたらとゴツイ独特の雰囲気になりましたね~。

実は今日は、同僚と連れ立って八代駅近くに出向く用事があり、そのついでのSL人吉出迎えです。
SLを見送ったら、今日の目的地である駅近くの旧映画館へと向かいます。
(→第1回 八代鉄道展 「小澤年満のノスタルジー」を観てきました)


撮影地:鹿児島本線 八代駅付近

フリーゲージトレイン、新八代駅付近で走行試験中!

2014-09-07 | 鉄道

今日は日曜日。いつものようにJR新八代駅までSL人吉を見に行ったところ、何やら見慣れぬ列車が…


新八代駅の北側、九州新幹線と在来線の鹿児島本線を結ぶ、以前「リレーつばめ」号が使用していた取り付け線に、ド派手なカラーリングの4輌編成が停まっています。

新幹線と在来線を直通運転できる軌間可変電車、フリーゲージトレインです!

第三次試験車輌と呼ばれる最新バージョンの編成で、新八代駅の取り付け線に整備された軌間変換装置を使って九州新幹線と鹿児島本線で走行試験中を繰り返していると聴いてはいましたが、走行ダイヤが一切公表されていないのでいつ走るのかも分からず、沿線に住んでいるのに今まで走る姿を見たことはありませんでした。
初めて見ました、走行試験中のフリーゲージトレイン!






今日は軌間変換装置の具合を確かめているようで、何度も繰り返し取り付け線の軌間変換装置が設置された区間を行ったり来たり往復してゆっくり走っています。


取り付け線が鹿児島本線に合流する地点では、踏切越しに接近してくるフリーゲージトレインの車体を見ることもできました。今までの新幹線車輌には無かったレッドとゴールドのカラーリングが強烈ですね!
う~ん、それにしても…そうだあれだ、カラーリングがアメコミヒーローのアイアンマンに似てるんだ(笑)


近くの高架上を行き交う九州新幹線の列車とも頻繁に顔を合わせます。
やがては新幹線とフリーゲージトレインとのすれ違いが当たり前の光景になる日も来るのでしょうかねぇ…


そうこうしているうちに、今日の本来のお目当てだったSL人吉がやって来ました。
何とか同じフレーム内に収まる角度で、フリーゲージトレインとSL人吉のツーショット撮影成功!


せっかくなので、軌間変換装置の設置された地点まで近づいてみました。
線路はフェンスに覆われていますが、真横を公道が通っているので間近でフリーゲージトレインを見ることができます!
これは大迫力!!

軌間変換装置を通過するフリーゲージトレインの足回りも、こんなに近くからじっくりと見ることができました!
動画でその迫力を味わってみて下さい。

フリーゲージトレインの元祖であるスペインの軌間可変車輌Talgoは、散水したプレートの上を滑らせる形で台車を線路から浮かせて車輪の軌間を変えるようですが、日本のフリーゲージトレインではローラーコンベアを使っているようです。
Talgoは湿式、フリーゲージトレインは乾式ということかな?

…夕刻。SL人吉の帰り便を見送りに、再び新八代駅まで行ってみると、何とフリーゲージトレインはまだ走行試験中。
蒸し暑い中、一日中試験作業を続けた関係者の皆さんは本当にお仕事お疲れさまです!


夕暮れの中、ねぐらへ帰るSL人吉と再び顔を合わせたフリーゲージトレイン。
日本で一番古い現役車輌と、日本で一番新しい未来を切り拓く試験車輌とが、互いに励まし合っているような印象的な光景でした。

追記:…twitterで寄せられた現地情報によると、フリーゲージトレインはこの日の走行試験を終了した後もすぐには熊本の車輌基地に帰らず、暫く試験区間に停車したままでしたが、未明には基地に引き揚げたようです。
関係者の皆さん、本当にお疲れさまでした!!