天燈茶房 TENDANCAFE

さあ、皆さん どうぞこちらへ!いろんなタバコが取り揃えてあります。
どれからなりとおためしください

「はやぶさ」のプラモデルを作ってみようか その3、太陽電池パドルのスプレー塗装

2010-10-31 | 宇宙
「はやぶさ」のプラモデルを作ってみようか その2、本体の組み立てからの続き

一晩寝ている間に太陽電池パドル裏面のつや消し黒も乾いたので、今日は表面の太陽電池を青く塗ります。
青い太陽電池は「はやぶさ」をディスプレイした際に一番目立つ部位であり、出来るだけきれいに塗りムラなく仕上げたいところ。
筆や刷毛で塗るとどうしても刷毛目が出たりボテッとした感じになりそうなので、思い切ってスプレーで吹付塗装にチャレンジしてみることにしました。

吹付塗装の上手なやり方がよく分からなかったので、自己流で「ラッキング(吊り下げ)塗装」を試みることにします。
裏庭の古い物干しを借りて、ワイヤーハンガーを曲げてラッキング治具みたいなものを用意しました。
これに太陽電池パドルを吊り下げます。


太陽電池パドルの表側から、スプレー塗料(メーカー指示の色のスプレーが無かったので、タミヤのメタリックブルーで代用)を吹きつけます。
パドルが風に煽られて反転しないように気を付けながら慎重に、「プシュー」…っと。


最初の1枚は、何とか上手くいきました。
塗りムラもなく、裏側へのスプレーの回り込みも無いようです。
「やったね!初めてにしては上出来じゃない!?」

でも、2枚目のパドルでは調子にのってスプレーを吹きすぎてしまった…

「あちゃー!やっちゃった、塗料タレが出ちゃったよ!」
でも、こういった失敗も「はやぶさ試作モデル」制作で得た貴重な経験となります。
「この次に『フライトモデル』を作るときは、上手く吹き付けるぞ!」

「はやぶさ」のプラモデルを作ってみようか その4、太陽電池パドルとイトカワ(展示台)の仕上げに続く

「はやぶさ」のプラモデルを作ってみようか その2、本体の組み立て

2010-10-31 | 宇宙
「はやぶさ」のプラモデルを作ってみようか その1、パーツ切り出しからの続き

パーツの「バリ取り」、整形が済んだらいよいよ「はやぶさ」の本体部分を組み立てます。


「はやぶさ」の本体は基本的に四角い箱状で、サイコロを組み立てるように6枚の外板を貼り合わせて作ります。
先ずは、天板以外の5枚の外板を組みますが、いきなり接着したりせずに接合面の噛み合わせが上手くいくかを確認するために「仮組み」をします。

上手くピッタリと組み合うようですね。
「バリ取り」をキッチリやった甲斐がありました。

「仮組み」した外板の接合面に、内側から接着剤をちょっとずつ流しこんで接着します。
接着剤が乾くまでひと休み。

休んでる間に、ハイゲインアンテナを塗装してしまうことにします。

水性塗料の白を筆でベタ塗りしたのですが、表面にメッシュを表現した凹凸があるのでなかなか上手く塗料が乗りません。
乾いた後で重ね塗りしたほうが良さそうです。

接着剤も乾いたようなので、本体の方も塗装に取り掛かります。

本体は、サーマルブランケットのポリイミドを表現した金色塗装をベースに、各種観測機器類等を銀・銅で塗り分けるような感じになります。
先ずは金色部を塗りつぶしてしまいます。若干水性塗料の発色が薄いようでプラの地肌が覗くので、これも重ね塗りしないといけませんね。
組み立て説明書では地球帰還カプセルも金色で塗るように指示されていますが、カプセルを目立たせたいので後で銅色に塗ってしまうことにしました。自己流です。

塗っては乾かし、塗っては乾かし…
こんな感じに仕上がりました。

この時点では、まだ銀色は塗っていません。
また、お気付きの通りレーザー高度計(LIDAR)スタートラッカが本来の色に近い銀色ではなくて銅色になっています。
これは自己流…ではなくて、単なる塗り間違いです(笑)
後で銀を重ね塗りして修正しよう…


太陽電池パドルの裏面もつや消し黒でベタ塗りします。
今日はこれまで、寝ている間に塗装を乾かして、続きはまた明日…

「はやぶさ」のプラモデルを作ってみようか その3、太陽電池パドルのスプレー塗装に続く

「はやぶさ」のプラモデルを作ってみようか その1、パーツ切り出し

2010-10-31 | 宇宙
アオシマ文化教材社製 小惑星探査機「はやぶさ」1/32スケールプラモデル(外箱)

我らが小惑星探査機「はやぶさ」の地球帰還から既に4ヶ月が過ぎて、季節はもう秋…(というか、まるで初冬の寒さです)。
秋になると急に読書をしたりスポーツをしたり美味しい物を食べたりしますが、要は何かに没頭するのによい季節ということ(…だよね、多分)。
という訳で、夏の間は異常な猛暑でとても作る気にならず放置していた「はやぶさ」のプラモデルを、冬が来る前にそろそろ作り始めることにしました。

さて、僕は小学生の頃は「戦艦大和」か何かのプラモデルを作ったことはありますが、大人になってからプラモデルに手を出すのはこれが初めて。詳しい作り方がよくわからないんだけど、果たして無事に作れるんだろうか…
ネットで検索すると、プラモデルに詳しい人が自作例を詳細に公開されているので、先ずはそういったページを読んで予習。
しかし、皆さん結構自分の好きなようなやり方で勝手気ままに作っておられるようなので、「自己流で、試行錯誤しながら作ればいいか!」と開き直ることにしました。
何しろ、「はやぶさ」プラモデルは全部で5機も買ってあるので、最初に作るのは「試作モデル」ということして色々試してみて、その結果をフィードバックして改めて「フライトモデル」を作ればいいんだ!
とりあえず「はやぶさ」を作ってみよう!

先ずは、箱を開けて中身を確認。

パーツが3ブロックと、組み立て説明書が1部。
「あれ?これだけしか入ってないの?」という感じでシンプルな内容です。

組み立て説明書に指示されていた塗料7色と、工具(ニッパー、カッター、ピンセット)、接着剤と、塗装用の筆を買ってきて、さあ「はやぶさ」の製作開始!


ニッパーを使ってパーツを切り出します。


1個1個パーツを切り出す前に、パーツをつなぎ止めている部分を細く切り分けてしまいます。
この方がパーツを切り出しやすそうなので思いついた方法、自己流です。


パーツをすべて切り出してしまいました。

次に、カッターナイフを使って、パーツを切り離した部位に残った「バリ」を削り落とします。
「バリ取り」をきちんとしないと、パーツ同士の接合が上手くいかないようなので、丁寧に削ります。

…この作業が、特に大変だった~。
でも、各パーツをきれいに整形しておかないと上手に組み立てられません。
根気よく作業して、すべてのパーツの「バリ取り」を済ませたところでひと休み。

「はやぶさ」のプラモデルを作ってみようか その2、本体の組み立てに続く

秋の夜長のももちゃん

2010-10-28 | ねことか
目が合うと、目をそらさずに細めるももちゃん。
無言で「あごの下をナデナデしろ」と主張してるような気が…


バスルーム前の床に佇むもも。
お風呂に入ってる人が出てくるのを待つのが大好き。


待ちくたびれてウトウトし始めた、ももに接近。


ももに大接近。
あっ、こっち見た。

ねこ鍋には入らないけど、秋の夜長にお風呂待ちねこのももちゃんでした。

ねこ鍋の季節

2010-10-27 | ねことか
急に寒くなってきましたが、
寒い季節の楽しみはやっぱりこれ!鍋よねぇ~
鍋はやっぱり、ねこちゃんに限るわ!

…巷のねこ好きの間で、流行ってるらしいですね、ねこ鍋

僕も先日、ふらっと立ち寄った旅先のねこカフェで初めて、ねこ鍋を囲んできました。


鍋の中で、いい具合にまったりしてきた感じ?


こっちには、鍋に入ってない子も。


そして何故か僕の脇の下に潜り込む子も。

実はねこカフェに入るの自体が初体験だったんだけど、やっぱいいわ~w
ねこ好きにはたまらんですw

今回お邪魔したねこカフェは、
香川県高松市内にある猫カフェ もふもふ さん。
写真には写ってないけど、京都の妹夫婦宅在住のももちゃんにそっくりな子もいましたよ。

ビルの3階、赤いエレベーターが目印です。

※ねこちゃん写真の撮影・掲載は猫カフェ もふもふさんの了解を得ています

2010秋の散歩道 その6、栗林公園

2010-10-25 | 旅行
特別名勝・栗林公園の風景

2010秋の散歩道 その5、瀬戸内国際芸術祭2010からの続き

高松市内に一泊して、翌日は瀬戸内国際芸術祭2010の会場の一つ直島へアート作品を見に行こうと思っていたのですが、凄い人出で直島行き高速船の予約券は売り切れ。
予約なしで乗れるフェリーだと島への滞在時間が殆ど無くなってしまうので、諦めてここへやって来ました。

特別名勝 栗林公園

高松市街にある広大な庭園で、国の特別名勝 でありミシュラン観光版(日本版)で最高評価の三ツ星を取得 しています。






直島の芸術祭アート作品は見られませんでしたが、栗林公園の庭園風景もまた素晴らしいです。
この庭園全体が巨大で完璧なアートですからね!


日本庭園には池がつきもの。
そして池といえば…

池の鯉
鯉を見ていると、餌をやりたくなりますよね。
という訳で、茶店で売ってる麩(ふ)を投げてやると…
「おお!鯉が寄ってくる寄ってくる!!そして食べる食べる!!」

「きゃあ~!!上陸してきたー!!」
「逃げろ!指を喰われるぞ!!」

鯉に襲われて、ああ恐かった…
でも、面白かった!やっぱり、名園を観て歩くと心が豊かになりますね。


山の木々は少し色づき始めているようです。
紅葉の季節はまた見事でしょうねぇ…

心豊かになったところで、そろそろ帰りましょう。
瀬戸大橋を渡る前に自宅へ帰る弟Yと別れ、岡山駅で京都に帰る妹夫婦kamimogを見送ります。
「あっ新大阪行きは500系こだまだ!あ~あ、僕もこれに乗りたいなぁ」

京都で紅葉が始まったら、これに乗ってまた出かけたいですね。
以上、秋の始まりを徒然にそぞろ歩いた天燈茶房亭主の散歩絵日記、この辺りで締めたいと思います。

(2010秋の散歩道 おわり)

2010秋の散歩道 その5、瀬戸内国際芸術祭2010

2010-10-24 | 博物館・美術館に行く
瀬戸内国際芸術祭の作品「ピー・アール・オー・エム」(旧高松港管理事務所)

2010秋の散歩道 その4、高松の夜にカンパイ!からの続き

高松市内をはじめ、周辺の瀬戸内海の島々では現在、
瀬戸内国際芸術祭「アートと海を巡る百日間の冒険」が開催中です(10月31日(日)まで)。


高松へと向かうJR瀬戸大橋線の快速「マリンライナー」も芸術祭のヘッドマークを掲げて走ります。
でも、どうせならこの列車そのものを芸術作品に仕立て上げて欲しかったなぁ!


高松市内のアーケード街にも、そこかしこにアートが並んでいます。
本当に、セルフうどんの店先にまで無数のアートがあるので、全部見てまわるのは至難の業…というか殆ど不可能でしょうね。
一体、全部でいくつの作品があるのでしょうか。

でも、花壇の中に生えているオブジェには要注意。

キノコのオブジェではありません、本物の毒キノコですよ!!

2010秋の散歩道 その6、栗林公園に続く

2010秋の散歩道 その4、高松の夜にカンパイ!

2010-10-24 | 食べる
2010秋の散歩道 その3、ことこと琴電で金毘羅さん詣でからの続き

高松市に戻ってきました。
もうすっかり夜、石段登りでクタクタだしお腹が空いた!

アーケード街の中にある、妹mogmogオススメのお店で夕食です。何でも以前、弟Yと一緒に食べに来て気に入ったのだとか。
キミら、兄のいないところでも色々と食べ歩きしているようだな…

行列の出来ているお店に1時間以上も並んで、いい加減くたびれ果てた我々の前に登場したのがこの一品!

「骨付鳥」
ゴーカイで見たまんまのストレートなネーミング!
僕は全然知らなかったのですが、骨付鳥とは香川県の名物料理なんだとか。骨付きの鶏の腿肉をあぶった、マンガに出てきそうな肉料理です。
やわらかい「若鳥」と、ハードな「親鳥」の2種類があるのも面白い。


早速カンパーイ!!
一人に一足「若鳥」を取って、追加で「親鳥」も頼んだのでこの有様(笑)
僕はやっぱりやわらか「若鳥」が気に入りましたが、mogmogに言わせると「私、『親鳥』噛み締めながらカウンターで一人で生ビール飲むようなのが好きかも」 だと。
お前は酒呑みのオッサンか!!

酒呑みが飲み足りない顔をしているので、瓦町駅の近くにある地下のお洒落なバーで飲み直すことに。


僕はバーで飲むときは先ず「ブラッディメアリー」をオーダーします。(写真一番手前が「ブラッディメアリー」)
理由は…「ヘンテコなレシピで変わった味だから(僕はこんな理由のオーダーばっかりしてるなw)」
ここのはスパイスが効いた、かなりの辛口でした。

弟Yがオーダーした、「B-52」
米軍の爆撃機とは、空軍オタの弟Yにふさわしいネーミングのカクテルだな。
ちょっと味見してみたら美味しかったので、半分は鉄道部蝶の僕が飲みましたが(笑)

僕の2杯目は「グラスホッパー」
ハイ、これもネーミングで選びました。バッタかぁ~
軽い甘口で、ナルホド草っ原みたいな味でした。


きょうだいで杯を重ねて、高松の夜は更けていくのでした。
ああ、それにしても我々もオトナというか、いい歳のオジサンオバサンになってしまったものだ…

2010秋の散歩道 その5、瀬戸内国際芸術祭2010に続く

2010秋の散歩道 その3、ことこと琴電で金毘羅さん詣で

2010-10-24 | 旅行
2010秋の散歩道 その2、さらばディーゼル特急キハ181からの続き

姫路駅から山陽新幹線に乗り継いで、さらに西を目指します。


あっ、やって来たのはオリジナル塗装に戻された100系の「こだま」です!カッコいい!!
この車輌は、もうすぐ引退してしまうんですよね…最後の晴れ姿です。

100系「こだま」には京都の妹夫婦kamimogが乗っています。kamimogと合流して、岡山駅で下車。


岡山からは瀬戸大橋線の快速「マリンライナー」に乗り継いで、海を渡ります。
いい天気で、景色がとても綺麗!


四国に上陸。
車窓には可愛いかたちをした讃岐富士がそびえます。
四国で最初に停車する坂出駅で、当地に赴任して働いている弟Yが「マリンライナー」に乗り込んできて、天燈茶房亭主のファミリーが勢ぞろいしました。
今日は妹mogmogの提案で、これからきょうだい揃って遊ぼうというのですよ。


「マリンライナー」は高松駅に到着。

ここで、何故か奈良のあいつを発見www 横から見ると、こうなっているのか…

さて四国高松といえば、奈良のあいつではなくてやっぱりこれ!

讃岐うどん!
高松市内には「犬も歩けばうどん屋に入る」 という言葉があってもおかしくない程の数のうどん屋さんがひしめき合っています。
市内アーケードにある、セルフのうどん屋さんに入って遅めの昼食です。
せっかくなので、とメニュー表の中で一番ネタになりそうな(笑)シーチキンマヨネーズうどんを食べてみました。
「…しまった、オーソドックスなうどんにしておけばよかった」
美味しかったんだけど…実質サラダうどんだったorz

腹拵えを済ませたら、繁華街にある瓦町駅から高松琴平電鉄(琴電/ことでん) に乗ります。
「あっ、この電車、顔がついてる!」
今年の夏から劇場公開された映画『きな子~見習い警察犬の物語~』の公開記念企画として、
期間限定で「きな子」電車が走っているのです!


車内には、ちゃんと「きな子」が乗っていますよ。

みんなで「きな子」電車に乗って、出発!





讃岐をことこと走ります。


だんだん、陽が傾いてきました。ことこと…

小一時間で、終点の琴電琴平駅に到着しました。

琴電といえば琴平、琴平といえば…金毘羅さんです!



…って、今からこの石段を登るのかよ。。。ヒィヒィ。。。
何か去年の今頃は比叡山に登っていたような気がするんだが。。。
妹mogmogよ、何故お前は秋になると山に登りたがるのか?

参道脇の茶店で、妙なソフトクリームを発見。
このツブツブは“和三盆糖”だそうです? 甘いものを食べて元気をつけて、さあ登れ登れ。。。


山頂近くに鎮座まします、巨大なスクリュー。自動車運搬船のものだそうです。
金毘羅さんこと金刀比羅宮は、海と船の守り神なのですね。


そして何故か、ぞうさんの像が…
アフリカ象だぞう。

そして何故か、人を小馬鹿にしたような憎ったらしい顔の狛犬も…
金毘羅さんは妙な動物像の宝庫だー!




そんなこんなで、ようやく山頂に着きました。
海と船の神様に、宇宙の海を往く船たち…あかつきくんイカ坊みちびきさん、そしてこれから船出するはやぶさ2マルコ・ポーロと、すべての宇宙機たちの航海の無事を祈ります。


山頂から見える、夕暮れの風景がきれいですねぇ!苦労して石段を登ってきた甲斐があります。
はるか遠くには、数時間前に「マリンライナー」で通過した瀬戸大橋も見えていますよ。

絵馬殿には金毘羅さんならではの船に関する絵馬も沢山奉納されていて、見応えがあります。

これはJR九州の高速船「ビートル」の初代船ですね。
現在は博多と釜山を結ぶ国際航路としてすっかり定着した「ビートル」ですが、登場時は福岡とハウステンボスを結んでいた国内線だったと記憶しています。
全身真っ黒の船体は、現行のトラディッショナルな黒白ツートン塗装に比べて随分インパクトがありますね。

1990年に初めて宇宙に行った日本人宇宙飛行士、秋山豊寛さんの絵馬もありました!
ソユーズTM-11ミッションの安全祈願にとTBSが企画して奉納したんでしょうね、大きなイラスト入りの随分立派な絵馬です。
秋山さんの背後ではソユーズロケットがリフトオフしていますよ!

他にも宇宙関連の絵馬が無いかと探し回ったのですが…境内がすっかり暗くなったので諦めました。

日が暮れてしまわないうちに、急いで下山しましょう!
でも、山登りも石段登りも、登りより下るほうが足に負荷がかかって疲れるんだよなぁ…
駅に戻る頃には、すっかりクタクタ…


疲れたけど、でも楽しかった!
やっぱり高いところに登るのは面白いね。

琴電に乗って、夜の高松市へ戻ります。ことこと…

2010秋の散歩道 その4、高松の夜にカンパイ!に続く

“夢と希望にあふれた宇宙” 第51回JAXAタウンミーティングin熊本に参加しました

2010-10-23 | 宇宙
JAXAタウンミーティングin熊本 会場内の様子(写真の撮影・掲載はスタッフからの許可を得ています)

平成22年10月16日(土)
JAXAの長谷川義幸執行役と中村安雄技術参与を登壇者に迎え、
“夢と希望にあふれた宇宙” と銘打って開催された、第51回JAXAタウンミーティングに参加しました。

“夢と希望にあふれた宇宙” 「第51回JAXAタウンミーティング」 in 熊本の開催について

これは筆者の地元・熊本県では初めて行われるJAXAタウンミーティングです。
今回は、折角の機会なので宇宙好きのみんなで集まろうとTwitter宇宙クラスタ内で参加を呼びかけて、皆で楽しんできました!


当日は、13:00のタウンミーティング開始時刻の30分前に熊本大学の正門、通称“赤門”前に集合…
ということにしていたのですが、JR熊本駅から熊本大学までの路線バスの時刻の関係で午前11時過ぎには到着。。。
でも、Twitter宇宙クラスタからの参加者の方もお一人、同じバスに乗っておられました。



集合時間まで、同じバスで到着された方と一緒に熊本大学の黒髪北キャンパス内にある五高記念館を見学することに。

旧制第五高等学校本館として明治22年に完成した、赤煉瓦造りの五高記念館。
内部は小泉八雲や夏目漱石といった錚々たる教師陣が教鞭をとった名門校“五高” の歴史を伝える資料館になっており、無料で一般公開されています。
また、この赤煉瓦の建屋はNHKドラマ「坂の上の雲」のロケにも使われていたそうですが…
スミマセン、僕は「坂の上の雲」を観ていないので、知りませんでした。

やがて正午になったので、赤門前へ移動。
宇宙クラスタ参加者の方々と合流して、会場の熊本大学工学部百周年記念館へ。





会場のロビーでは、ペンシルロケットがお出迎え。

受付を済ませて、分厚い資料の入った封筒を受け取ってから、さぁ
「第51回JAXAタウンミーティング」 in 熊本、開始!


主催者挨拶に続いて、
JAXA広報部の佐々木薫さんからタウンミーティングの趣旨説明とJAXA事業概要説明。
開催地の地元自治体とJAXAとの年間予算比較(これはJAXAタウンミーティングでは毎回お馴染みの解説項目。ちなみに熊本市の年間予算の方がJAXAより多い)。
近年のJAXAの活動例報告。


次に、最初の話題提供者としてJAXAの長谷川義幸執行役が登壇。

「国際宇宙ステーション『きぼう』日本実験棟完成への道」-「きぼう」・「HTV」開発の秘話-
という内容を予定していたのだが「急遽、はやぶさの話も入れます!」とのこと。おお!!

先ず、国際宇宙ステーション(ISS)の基本的な説明から。
「先日、丸の内で三菱重工とIHIとNECの人達と一緒にISSを見上げる機会があったが、一緒に見ていた人たちの表情が、空にISSが現われると一瞬で変わるのが分かった。
最後は拍手までして、その後みんなで飲みに行った(笑)
『たまにはああいうものを見るのもいいね』という話しから、『カネがないのがなぁ…』となり、『事業仕分け』の話しとなった(笑)」

「HTV」の主に自動ランデブの説明に続き、「きぼう」日本実験棟秘話。
「『きぼう』の船体に国旗の日の丸を付ける事になったが、これは苦労した!
あれは日の丸の旗を、マジックテープで直接船体に貼りつけてある
何と!日の丸は塗装ではなくて、本当に旗を貼っていたのですか!!

「『HTV』は基本的に、『きぼう』の保管庫をUpdateしたもの。
また『HTV』の制御系は、打ち上げに成功したら急に引き合いが来て売れた!」

続いて、「はやぶさ」の話題。
「(はやぶさプロジェクトの)川口PMは、いつも冷静でポーカーフェイス。これは大事なこと。
大将は常に冷静に!
「カプセルの地球帰還は、シミュレーションして代替案を出して、ようやく(地球帰還地点のある)オーストラリア政府から着陸許可を得た。
TCM(軌道修正)に失敗すると地球帰還軌道がシドニー、キャンベラといった都市部をかすめてしまうのが大問題だった。」


意見交換の質疑応答。

Q:「HTV」を有人化する構想があるが、有人化すれば重量増加が見込まれる。
それに対応して「HTV」を打ち上げるロケットの新型化などは有りうるのか?
A:有人化した「HTV」は海に降ろす計画である。現行のH-IIBロケットでは制約が出るので、新しく大型で安全なロケットが必要だ。
現在、特別枠で予算を要求中なので、応援を宜しくお願いします!
(中村安雄技術参与が引き継いで)「HTV」はモノを載せるもの。その設計をあまり変えずに、有人化できないかな、と考えている。
緊急脱出装置等の検討も必要だ。

Q:人工衛星の(搭載している時計の)時刻の同期はどうやって行っているのか?
A:(長谷川執行役)日本の人工衛星の時刻は、グリニッジ標準時を使用している。
(中村技術参与)GPS信号を利用して時刻同期しているが、技術試験衛星「きく8号」では原子時計のテストも実施した。
週一回、NASAはワシントンDCのゴダード宇宙センターでGPSの時刻をUpdateしている。
「HTV」初号機は内蔵時計の時刻がズレてヤバイことになったことも…
人工衛星の時刻Updateには20分程度かかる。これが「ボイジャー」だと(深宇宙にいるので)当然GPS信号は遠すぎて使えないし、2時間くらいかかった。「はやぶさ」はNASA-JPLのDSN(ディープスペースネットワーク)で、8~10時間軌道を測って、予測値で時刻合わせをしていた。
軌道決定予測で時刻は決まる。
「はやぶさ」の地球帰還時、NASAとJAXAとで予測値がズレるというアクシデントがあったが、帰還日2日前にピッタリと合った。

Q:衛星放送は悪天候時には画質が悪くなってしまうが、対策はとられているのか?
A:(長谷川執行役)衛星からの電波出力を大きくすればよい。最近、放送衛星の電波出力を大きくし始めた。
でも、集中豪雨時などにはさすがに… 地上の受信アンテナを大きくすればいいんですが。
(中村技術参与)超高速インターネット衛星「きずな」は通信先の天候を調べて、自分で電波出力を補正してしまう機能を備えている。

Q:ISSの老朽化後、中で実施している実験はどう引き継ぐ?
A:アメリカは2028年まで、ロシアは2040年までISSを使うつもりでいる。もう二度と、あれほど大規模な宇宙のインフラは造れないであろうという考えから、使用期間年数を可能な限り延長しようという動きがある。
2年前から、期間を実際に延長して使えるかどうか検査を行っている。
現在のところ、2028年までは持つ、とされている。更なる延長も検討中だが、後は予算次第だ。
(筆者訳注:「もう二度とISSは造れない…」という見解は、少し寂し過ぎますねぇ…西暦2010年、人類未だ木星に到達せず…)

Q:大気圏に再突入して燃え尽きる「HTV」の最期には、「はやぶさ」の地球帰還に匹敵する物語性がある。「HTV」再突入を撮影したり、日本からも再突入の様子が見えるようになど出来ないか。(そのことで、国民の宇宙への興味を喚起出来る、との趣旨)
A:かなりの費用がかかるので、実際には「HTV」大気圏再突入の撮影等は難しい。
(興味喚起という意味では)2010年度グッドデザイン賞(Gマーク)の「グッドデザイン賞ベスト15」を「きぼう」日本実験棟が受賞した
今後、古川聡飛行士が「Gマーク」をISSに持って行って、船内に貼り付ける予定
また、若田光一飛行士がISSのコマンダー(船長)を務めることになる準備も進んでいる。若田さんは非常に人望があり、アメリカでもロシアでも、若田さんのことを悪く言う人は誰もいない。
また、チリでの鉱山落盤事故にも、地下に閉じ込められた人々のためにJAXAの宇宙下着を提供した。

Q:普通の人々には、所謂「軌道」の概念が解りにくい。
宇宙における「軌道」のことが理解できると、宇宙が俄然面白くなる。JAXAのインターネット公式ホームページでも、「軌道」についての解りやすい説明をお願いしたい。
A:早速検討します。配布したアンケート用紙に記入してお渡し下さい。またJAXA広報へ、直接メールを送付下さい。

Q:日本の宇宙技術が軍事利用されることへの対策は?
A:国からも言われているので、情報管理についてはきちんと行なっています。

Q:内之浦宇宙空間観測所が仕分けされてしまわないか心配だ。
A:内之浦と種子島とで、羽田空港と成田空港のようなコラボレーションをしていく。

続いて、話題提供者の中村安雄技術参与が登壇。
「宇宙機器に求められるものとその開発」と題して講演されました。


「宇宙機器の遭遇する特殊な環境」。
全体概要と、地上での環境、打ち上げ環境、宇宙環境。
宇宙環境による宇宙機への影響。
宇宙の放射線環境。
超高真空における材料の蒸発(アウトガス)と潤滑特性の劣化、高電圧放電の発生による太陽電池等の短絡の可能性。
宇宙環境とそれらが原因となる不具合。

確実な宇宙機器開発のために
◎信頼性の高い設計
◎使用される技術の事前の十分な評価
◎十分な記録とトレーサビリティ
◎確実なものづくり
◎製品の徹底した試験
◎水平展開
◎プロジェクト管理

衛星設計標準として
1.自らの試験データに基づく明確な根拠の蓄積
2.共通的な衛星設計技術情報の集約
3.ISO等の国際的標準との連携・対応とその策定への貢献
4.他標準が適用できるものは活用

中村技術参与の講演後、再び意見交換の質疑応答。

Q:日本の宇宙機器の弱点について。「はやぶさ」はリアクションホイールのトラブルを起こしたが。
A:「はやぶさ」のリアクションホイールは米国メーカー製。リアクションホイールについては国産化が進められており、ほぼ完成した。
アメリカからの輸入品は技術情報がブラックボックスで出てこない。
日本が世界トップの分野、強いところは伸ばしていく。
リアクションホイール、太陽電池からの電力取り入れ部等は日本の弱い分野である。

Q:地方にはJAXAの広報施設が無い。また、広報としてJAXA公式ホームページ内の資料をもっと使いやすくして欲しい。
A:情報センターJAXA i は事業仕分けで廃止されるが、九州では内之浦にも宇宙科学資料館がある。(あそこは遠すぎるよ!と会場から一斉に声があがる(笑))
各自治体に科学館等もあるが、この問題についてもJAXA広報に具体的な記述でメールを下さい。対応します。

ここで筆者も質問しました。
筆者Q:先程、リアクションホイール国産化の話題が出たが、国産のリアクションホイールは既存の米国製リアクションホイールのコピー的なものなのか、それとも日本製ならではの付加価値的機能を持ったものなのか。
また、「はやぶさ2」には国産リアクションホイールが搭載されると理解していいのか。
A:米国製リアクションホイールの完全コピーなどかえって難しすぎて、そんなこと不可能。
国産リアクションホイールは、全くのオリジナル設計である。
大中小と、サイズごとに3種類のリアクションホイールが完全国産化される。
「はやぶさ2」については、米国産リアクションホイールが搭載される。
(筆者訳注:なるほど日本の技術を以てすれば、無理して既存品のコピー的な製品を作るより完全にまっ更のオリジナル設計でさっさと作ってしまったほうが手っ取り早いのですね。
また、「はやぶさ2」については時間的予算的制約から基本的に「はやぶさ」の設計をそのまま踏襲するしかないですから、米国製リアクションホイールを使わざるを得ないのでしょう。でも、前回のホイール停止トラブルの原因をしっかりと消し込んで「改善」を施して欲しいと思います!がんばれ「はやぶさ2」!!

以上、2時間半ぶっ通しで熱く濃密な意見交換を重ねた“夢と希望にあふれた宇宙” 「第51回JAXAタウンミーティング」 in 熊本は、最後まで会場の熱気冷めやらぬまま無事終了!
熊本初のJAXAタウンミーティングは大成功で幕を閉じました。
皆さん、今日は本当にありがとうございました、お疲れ様でした!

そして、その後我々宇宙クラスタは…

「乾杯~!いただきまーす!!」
JAXAタウンミーティング会場の熊大黒髪キャンパス近くにある博多鉄板よかろうもんさんで、打ち上げ・懇親会に突入です!
このお店、熊本地区のTwitterオフ会の定番なんだとか。
宇宙を話題に懇親会をキャッキャウフフと楽しんで、宇宙クラスタのJAXAタウンミーティングin熊本は名残を惜しみつつお開きとなりました。

「次々回のJAXAタウンミーティングは宮崎県宮崎市で開催されるよ!またみんなでタウンミーティングに行こうよ!」
(JAXAタウンミーティングレポート:終)

2010秋の散歩道 その2、さらばディーゼル特急キハ181

2010-10-15 | 鉄道
大阪駅で発車を待つキハ181特急「はまかぜ1」号

2010秋の散歩道 その1、すばるホール『よるぷら』からの続き

すばるホールで『よるぷら』を観た翌日、朝から大阪駅にやって来ました。

9:36発の特急「はまかぜ1」号
今からこの列車に乗ります。
大阪と山陰の浜坂を結ぶディーゼル特急「はまかぜ」、特急用のディーゼル車としては日本で最古の車輌であるキハ181系が全国で唯一現役に残り、定期運用されている最後の列車として鉄道愛好家の間では有名でした。
しかし、来月には後輩の新型車輌に「はまかぜ」運用の座を譲り、キハ181系は引退するのです。
今日は、キハ181の最後の走りを堪能するべく、この列車に乗り込みます。



 
ディーゼルエンジンの轟音を響かせながら、キハ181系の「はまかぜ1」号が大阪駅に入線します。


威風堂々という言葉がよく似合う、キハ181はそんな特急車輌です。
40年以上前に設計製造された車体は無骨ながらも風格が漂い、2010年の大阪駅構内にあっても独特の存在感を放ちます。


そして「昭和の薫り」のする車内。
僕と同じくお別れ乗車目的らしき乗客が目立ちますが、混雑するほどの乗車率ではありません。
ゆったりとした雰囲気のまま、大阪駅を定刻に発車します。

さて、最後のキハ181系特急「はまかぜ」の旅の魅力は、その圧倒的な俊足。走りっぷりの良さにあります。
大阪駅を出発した「はまかぜ」は最高速度時速130キロの新快速電車が行き交う日本の大動脈、東海道本線山陽本線に飛び込んでいきます。
新快速の合間を縫う、というよりそれを煽り追い上げる勢いでの壮絶な超高速走行ダイヤに乗って、既に製造から40年が経過した老兵キハ181は駆け抜けるのです。

大阪駅を発車した時点でいきなりバトルが始まりました。
ほぼ同時に発車し軽快に加速していく快速電車を、我が老兵が追い上げます!













抜きつ抜かれつのバトルは、尼崎駅に停車すべく構内で速度を落とした快速電車にキハ181「はまかぜ」が一気に追い越しをかけて終わりました。
古豪キハ181の車齢を感じさせない見事な走りっぷり、堪能しました!


車窓に海と明石海峡大橋、
そしてブラック星博士シゴセンジャーの本拠地である明石市立天文科学館が見えてきました。
東経135度子午線を越えて突き進むキハ181系特急「はまかぜ1」号、間もなく高速走行区間の終わりである姫路駅へと到着します。


姫路駅で「はまかぜ」は進行方向を変え、山陽本線から播但線に入り山陰を目指します。
小休止するキハ181、早速鉄道ファンに囲まれます。

僕も姫路駅でキハ181に別れを告げ、「はまかぜ1」号から下車しました。


来月から、キハ181より更に高速走行性能を高めた期待の新型ディーゼル特急車輌が「はまかぜ」に投入され、超高速ディーゼル特急の栄光を継ぎます。
今後もより過激になって展開され続けるであろうディーゼル特急の疾駆に想いを馳せつつ、
偉大なる伝説を残した老兵を見送りました。

2010秋の散歩道 その3、ことこと琴電で金毘羅さん詣でに続く

2010秋の散歩道 その1、すばるホール『よるぷら』

2010-10-13 | 博物館・美術館に行く
異常な猛暑の夏に苛まされた2010年も、気が付けばもう秋、10月。
少しずつ涼しく穏やかになってきた今日この頃、気候が良くなったので嬉しくなって、
体育の日の連休についあちこち出歩いた天燈茶房亭主の散歩絵日記を徒然に綴ってみます。

先ずは、秋の夜長にプラネタリウムと洒落込みましょう。

ここは大阪府富田林市にある、
すばるホールの誇る直径20m傾斜式ドーム。
僕が愛した宇宙船の壮大な旅路を描いた超大作、全天周映像作品HAYABUSA -BACK TO THE EARTH-を上映しているプラネタリウムでもあります。
友人のプラネタリアンが勤めるここに、日が暮れる頃ふらりとやってきました。



今夜は『よるぷら』と銘打って、すばるホールオリジナルの秋の星座の生解説が行われるのです。
友の、なかなかの名解説ぶりを堪能しました!

プラネタリウム上映後は、ドームに残った観客がコンソールブースに招き入れられて即席のプラネタリウムバックヤードツアーです。
友よ、君はいつもこんな特等席からプラネタリウムを見上げているのか!羨ましいぞ!!

2010秋の散歩道 その2、さらばディーゼル特急キハ181に続く

「はやぶさ2」「準天頂衛星システム」にパブリックコメントを!

2010-10-05 | 宇宙
「はやぶさ2」イメージ画像提供:JAXA

現在、政府は「元気な日本復活特別枠」要望に関するパブリックコメントの募集を実施しています。



小惑星探査機「はやぶさ」に続く後継ミッション「はやぶさ2」も、
この「元気な日本復活特別枠」で予算提案されています。



これは、事実上「はやぶさ2」実現のための最後のチャンスとなります!

「はやぶさ2」が飛ぶことを願う僕も、
パブリックコメントを書いて送りました。



JAXAオフィシャルサイトにもお知らせが出ています。
お知らせ 「元気な日本復活特別枠」要望に関するパブリックコメント
~政策コンテスト~ 予算編成にあなたの声を!


※パブリックコメントは上記リンクから送付できます。


パブリックコメントの詳細と送付の仕方についてくわしく解説して下さっているBlogもあります。
(今回のパブリックコメントは送付の方法が複雑で解りにくいのです。僕も参考にさせて頂きました。)

吉川リーダーからパブリックコメントのお願いが届いた(松浦晋也のL/D 2010.10.02)

「はやぶさ2」パブリックコメントのお願い(星居Web 2010年10月04日)

パブリックチョイス(猫と惑星系 2010-10-04 19:04:14)

「はやぶさ」の成果を、奇跡の地球帰還という感動だけで終わらせたくない。
その先に続く物語を、さらなる壮大な旅路を見たい!

新しい船「はやぶさ2」と共に、新たなる旅に出たい…!

天燈茶房亭主mitsuto1976は、「はやぶさ2」を応援しています!


また、準天頂衛星システムの推進についても、同じく「元気な日本復活特別枠」で予算提案されています。


準天頂衛星初号機「みちびき」イメージ画像提供:JAXA



9月11日に打ち上げられ、その後無事に日本上空を通る中心経度約135度の準天頂軌道に投入されて、
順調に飛行を続ける準天頂衛星初号機「みちびき」
しかし、準天頂衛星システムは「みちびき」1機では成り立ちません。
日本国内での衛星測位精度を飛躍的に向上させることが出来るこの画期的なシステムは、
3機の準天頂衛星たちがスクラムを組むことで初めて24時間体勢での測位情報提供が成立するのです。

2号機以降の準天頂衛星の整備・打ち上げが早急に望まれます。
「みちびき」をいつまでも宇宙で一人ぼっちにしておく訳にはいきません!

一日も早く、「みちびき」の弟・妹を宇宙へ、準天頂軌道へ!!


…以上のことについて、僕と同じく、
そう思われるという方は是非、支援のパブリックコメントを書いて下さい。
締切りは平成22年10月19日(火)17時です

平成22年10月5日
天燈茶房亭主mitsuto1976 拝

久留米のお散歩ねこ

2010-10-03 | ねことか
福岡県久留米市の福岡県青少年科学館コスモシアター
HAYABUSA -BACK TO THE EARTH-を観に行った帰り道、
住宅地の中で会った、お散歩中のねこ。
飼いねこの、ちょっとアビシニアンっぽい子ですね。

気さくで、呼んだら寄ってきた。

見上げねこ。
暫くナデナデしてから、さようなら。
家でご主人が待ってる筈だから、あんまり遠くまで遊びに行っちゃダメだよ。