天燈茶房 TENDANCAFE

さあ、皆さん どうぞこちらへ!いろんなタバコが取り揃えてあります。
どれからなりとおためしください

御所ねこでおじゃる

2010-07-28 | ねことか
祇園祭の山鉾巡行を見送った後、少し歩いてここまで来ました。


京都御所



京都御所は現在でもれっきとした“皇居”であり、宮内庁が管理しています。
京都では「天皇さんは東京にお出かけされてるだけで、いつでもまたここに帰って来られますから~」ということになっているんだとか。

それにしても、御所の中は日陰が無くてとにかく暑い!
たまらず木陰へと逃げ込むと…


御所の住人が居られました。
まろは高貴な御所ねこでおじゃる。

ああ、それにしても暑い。
こんな時は…そうビールだ!
明日は、京都のビール工場を見学しに行こう。お楽しみの試飲もあるかもよ!?(つづく)

※天燈茶房亭主は今週末はISAS宇宙研相模原キャンパス特別公開へ遠征してその後すぐに報告レポ作製に取り掛かる予定ですので、
この続きのビール工場見学記はもう暫く気長にお待ちを!


※※(平成22年9月6日)ようやくビール工場見学記を書きました、長らくお待たせしました~
→猛残暑御見舞特別企画 ビール工場見学記!

京都 夏の想いで

2010-07-26 | mogmog日記
古都・京都の祇園祭
今月一杯続くこの祭りも、クライマックスの山鉾巡行を終えてしまい、既に“後の祭り”

少し気が早いですが、山鉾が彩った京都の夏の想い出をまとめてみました。
余計な記述は無しで、皆さんも暫し古都の夏を感じて下さい。
(撮影:天燈茶房京都支部 kamiちゃん)





















今日は土用の丑、暑い日が続きます。
皆さんも夏バテなどされませぬよう…
天燈茶房亭主mitsuto1976 拝

九州新幹線 熊本市内陸送第2回目、今夜は「新つばめ」!

2010-07-25 | 鉄道
来春の九州新幹線・博多―鹿児島中央の全区間開業と山陽区間との直通運転開始に向けて、
続々と熊本港に上陸して基地へと運び込まれることになっている新製の九州新幹線車輌。
今日未明、第2回目の陸送が行われました。

今回、夜明け前の熊本市内の道路を走ったのは新800系 「つばめ」 型車輌!

これは800系シリーズの最終増備車輌であり、
従来は鹿児島県の川内港に上陸して川内新幹線車両センターへと搬入されていた「つばめ」が熊本市内を陸送されるのはこれが最初で最後。
そんな貴重な「つばめ」の陸送シーンを見てきました!

今夜も「路面からの高さが新幹線の車高とギリギリ」の、熊本市薄場町歩道橋で陸送を待ち構えます。


午前2時半頃、最初の車輌が熊本港方面からやって来ました!





威風堂々。
最後の新800系が、真夜中の熊本市内を駆け抜けます!
まさに、真夏の夜の夢


この車輌はパンタグラフを載せていない4号車なので、背の低い薄場歩道橋も余裕でくぐり抜けます。


目の前をあっという間に走り去って行きました。

続いてやって来たのは5号車。



この車輌はパンタグラフ搭載車です。
無事に薄場歩道橋をクリアできるか?


スタッフの方が車輌によじ登り、パンタグラフと歩道橋のクリアランスを目視確認しながら最徐行で通過して行きます。




「うわ~!ギリギリだ!」
見ていて思わず声が出ます。緊張の一瞬!




見事にクリア!颯爽と走り去ります。

最後にやって来たのは博多方先頭車の6号車。



お馴染みの「新幹線の顔」が、薄場町交差点を通過して行きます!


「つばめ」も真夜中のドライブを楽しんでいるようですね。
ちょっとユーモラスで、何ともシュールな光景です。

通常、新幹線の陸送は2夜に分けて行われるので、今夜の陸送は4~6号車で終わりと思われます。
そのまま、国道3号線緑川橋まで先回りします。


パンタグラフ付き5号車の通過に間に合いました。

障害物のない国道を、普通のトラックと変わらない速度でビュンビュン走行していきます。

続いて先頭車6号車。





こちらもあっという間に目の前を通過。

帰り際に、新幹線が運び込まれた熊本総合車両基地の上を跨ぐ陸橋に登って、中の様子を見てみました。

照明も点いておらず構内は真っ暗ですが、6号車がトレーラーに載ったままで停車(駐車?)しているのが見えます。
ようやく「我が家」に到着して、「つばめ」もほっと一息ついているといったところでしょうか。
まだこの家には「つばめ」と「さくら」が1編成ずつしかいないけれど、来年の春までには仲間の家族が大勢揃ってにぎやかになるんだろうね…

「つばめ」編成については明日(平成22年7月26日)の未明にも残りの1~3号車の陸送が行われると思われます。
最後の「つばめの真夏の夜の夢」を、見に行かれてみては如何でしょうか?

それではまた次回の「さくら」編成陸送の夜に、熊本市内の路上でお会いしましょう!
天燈茶房亭主mitsuto1976 拝

祇園祭2010

2010-07-21 | 映画・演劇・コンサートを観る
京都の夏を彩る祇園祭
一言に祇園祭と言っても、7月の間一ヶ月間に渡り様々な行事が催されます。
そのハイライトが、17日の山鉾巡行。今年は京都に見に行きました!
Special thanks:天燈茶房京都支部 (kamiちゃん&mogmog)

山鉾巡行は朝9時に一番手の長刀鉾が四条烏丸をスタートします。
ちょうど出発時刻頃に地下鉄の四条駅から地上に上がると、凄い混雑!



四条通に、出発を待つ山鉾が列をなしています。壮観!!

それにしても、天下に名高い祇園祭の山鉾巡行の最中だというのに、スタート地点の四条烏丸の交差点は烏丸通が交通規制されていないというのが驚き。
山鉾はビュンビュン行き交うクルマの合間を縫って交差点を渡って出発します。




目の前を、次々に山鉾が通過して行きます。
それにしても、間近で見る山鉾はこれでもかと言わんばかりに絢爛豪華そのもの!
何故かオリエンタルな模様のタペストリーが、純日本風の雰囲気にしっくり溶け込んでいるのが不思議です。


高く聳える鉾が、京都の真夏の青空と白雲に突き刺さるようです。
折しも今日、京都地方は梅雨明けしました。毎年、山鉾巡行と同時に京都の梅雨は明けるんだとか。


こんな可愛い山が通ります。
これは四条傘鉾ですね。この傘の姿が、応仁の乱以来の傘鉾の原型なんだとか。


聖徳太子を祀るという太子山
山に乗ってる人形がむこうを向いてるのが残念。


続いてやってきたのは菊水鉾かな?

こんな調子で、四条烏丸の交差点に立っていれば32の山鉾の姿をすべて見ることが出来る訳ですが、
この夏の盛りに長時間、大混雑の群衆に押し合い圧し合いしながら立っていると、流石に具合が悪くなりそうです。
四条通を山鉾を追うように、少し歩いてみます。


鉾に追いつきました。
真横から見ると、重量感がありますねぇ~


やって来たのは鶏鉾でしょうか。
四条通沿いのビルと比較すると、鉾の高さがよく分かります。

そのまま四条通を歩き続けて、四条河原町の交差点までやって来ました。
ここで山鉾巡行のハイライト、辻廻しが行われます。


構造上、直進することしか出来ない山鉾を、
車輪の下に枕木を噛ませたり水をかけて滑りを良くした上で横に引っ張り、半ば強引に直角に方向転換してしまうのです!



山鉾を動かすすべての人が呼吸を合わせて、一気にドリフトさせる様子は迫力満点!

それにしても、これって「宇宙クラスタ(主にTwitter上での宇宙好きの総称)」的には、火星探査機「のぞみ」や小惑星探査機「はやぶさ」でおなじみの軌道航法「スイングバイ」を連想させるんだよなぁ…
よって「祇園スイングバイ」と命名するw (それじゃ交差点から飛び出してどこかに飛んで行っちゃうだろ、という突っ込みは無しで!)


山鉾が次々にスイングバイしていきます。

歩き疲れたし、人ごみにも疲れたので、
ここで山鉾の追跡を終了。


祇園祭は山鉾巡行を終えると所謂「後の祭り」になり、京都は本格的な夏を迎えます。

今年も、全国的に(いや、全北半球的に、かな?)暑い熱い夏になりそうです。
皆様も夏バテなどすること無く、楽しい夏をお過し下さいませ!

祇園祭の京都から。天燈茶房亭主mitsuto1976 拝

もも大接近

2010-07-14 | ねことか
イトカワラッコならぬ、ももねこに大接近!!
巨大なボルダーが見えるぞ!…って、鼻のことですよ。


ももの体表にはタッチダウン出来そうな場所はありませんね。
着陸ともふもふサンプルリターンはあきらめて、帰ろ帰ろw

あれから一ヶ月…そして、新しい旅を想う -HAYABUSA-

2010-07-13 | 宇宙
「はやぶさ」の地球帰還から、今日で一ヶ月。
もう、そんなに時が経ったのか…という想いと、
まだ一ヶ月しか経っていないのか!という想いが、交錯しています。


「はやぶさ」の帰った次の日に蒔いたさぼてんの種からは、小さな芽が出てきました。
地球の大気に溶けていった彼の、その一部を確かに受けとめている筈の、小さな新しい生命の芽生え。


今日は、祝い酒も届きました。
佐賀嬉野温泉の老舗酒蔵「井手酒造」さんの、
御存知「性能計算書」の表紙を飾った銘酒“虎之児”はやぶさ帰還記念特別バージョンです!
何と、本当に「性能計算書」表紙と同じデザインのパロディラベルが貼られた、嬉しいお酒なのです!

今夜は、あの夜のことを想い出しながら、ちょっとだけ感傷に浸ってもいいかな…

…でもね、
僕は思うんです。
「これからが大事だ!」と。
感傷に浸って、感動するだけでは、それで終わりだ。
僕たちは…まだ、終わりたくはない!だって…そう、これは確か随分前にも書いたね。

「はやぶさの旅は、実は始まったばかりである。今までの大いなる旅路は、壮大なる“はやぶさ物語”の序章に過ぎない」と…!

さぁ、今宵思いっきり感傷に浸ったら、感動の次へと続く道へと踏み出そう!
新たなる旅を…我々の新しい船、「はやぶさ2」の旅を始めよう!!


次の目的地となる小惑星は、イトカワとは異なる性質を持つ未知のC型小惑星「1999JU3」
そして、1999JU3への軌道が地球とつながり「打ち上げウインドウ」が開くのは、2014年。
もう、時間がないのです。…今すぐに船を、新しいはやぶさをつくり始めないと、出発が間に合わない!
このままだと…「はやぶさ」が切り開いた日本の宇宙科学の小惑星への軌道(みち)は永遠に閉ざされてしまう!!


天燈茶房亭主mitsuto1976と
天燈茶房 TENDANCAFEは、
「はやぶさ」の成果を引き継ぐ
「はやぶさ2」を応援します


画像提供:JAXA

でも、「はやぶさ2」のために他の宇宙科学研究所のミッションが予算を縮小され中止に追い込まれるようなことがあっては、全くの本末転倒!
広く、日本の宇宙科学に対する考え方と、予算配分そのものを変えていく必要がある、とも痛感しています。

僕一人に出来ることは、ごく僅か。
でも、僅かな力が集まれば、それは大きな動きとなる…「はやぶさ」に共感したみんなの力が、いま必要なのです!

ドメスティック缶ビール・コレクション 沖縄編

2010-07-12 | 食べる
蒸し暑いしジメジメするし、こんな時はやっぱりビール!
ああ、南国沖縄のビールが飲みたい。という訳で、GWの沖縄旅行で飲んだ缶ビールの思い出写真。

沖縄といえばやっぱりオリオンビール!
ところで、本場沖縄ではオリオンブランドの発泡酒も充実してるって御存知でしたかな。
僕は青い缶の「サザンスター」というのが気に入りました。ああ、また飲みに行きたい!

沖縄を甘く見ないほうがいい

2010-07-12 | 旅行
もうすぐ夏休み。
沖縄に行かれる方も沢山居られるでしょう。
いいですね、真夏の沖縄!ああ、僕もまた行きたい。

…でも、沖縄を甘く見ちゃダメよ。

 こんなのとか、

 こんなのもいますから。

(以上、首里城付近にて)

野生動物に気をつけて、楽しい沖縄観光を!

日本の夏、宇宙の夏 JAXA i 編

2010-07-11 | 宇宙
梅雨の長雨が続いて、うっとうしい季節ですが、本格的な夏ももうすぐ(の筈)。
宇宙の大海原では、金星行き宇宙特急自慢のセラミックスラスタがついに火を噴きました!
金星探査機「あかつき」の軌道制御の実施結果について
(JAXAプレスリリース 平成22年7月6日)

そして我らの宇宙帆船も爽快に快挙を達成!
小型ソーラー電力セイル実証機「IKAROS(イカロス)」の光子加速確認について
(JAXAプレスリリース 平成22年7月9日)

イカロス君の大活躍と無茶ブリを余所目に、
天燈茶房亭主は公私共に(仕事も遊びも、お酒飲みもw)忙しいです。
今日は、某仕分けで脚光を浴びてすっかり有名になってしまったここに行ってきました。


情報センターJAXA i
東京駅丸の内口のすぐ横にあります。




小惑星探査機はやぶさ物語「祈り」を上映中です。


こちらは、はやぶさファンの方が寄贈されたビーズ細工の「はやぶさ君」
よく見るとイオンエンジンを3発噴かして巡航中、ちゃんとミネルヴァちゃんも連れています。手が込んでる!


こちらもファンの方から贈られた、タオル地を丁寧に手縫いした「洗えるイカロス君」


こちらは手縫いの「あかつきくん」 「きんせいちゃん」 「イカロス君」
H-IIAロケット17号機同窓会w

そしてJAXA iの下にあるこの「○○広場(おおひろば)」では、来月「はやぶさ」のヒートシールドが展示されることになっています。


小惑星探査機「はやぶさ」(MUSES-C)回収したカプセル等の展示について
(JAXAプレスリリース 平成22年7月8日)

この広場が、「はやぶさ」のカプセルをひと目見ようという人達で埋め尽くされて、大変なことになるんだろうねぇ…
それにしてもJAXA iは今後どうなってしまうのか、と考えつつ熊本への帰路についたのでした。

あ、ちなみに天燈茶房亭主の公私共に忙しい夏は来週以降も続きます。
今度の週末には…そうだ京都行こう! ♪コンチキチン

船旅の想い出、船上のレストラン

2010-07-06 | 食べる
明日は七夕、
このところずっと降り続いていた雨も上がって、夏らしい夜空を見ることができそうです。

本格的な夏の到来ももうすぐ、ああ、どこかに旅をしたいなぁ…
そんな気分を、初夏の沖縄への船旅の想い出で満たしましょうか。という訳で、想い出写真を幾つか紹介。


…いきなり、食べ物ですw
これは那覇行きフェリー「なみのうえ」の鹿児島新港出港直後に、船上のレストランで食べた夕食。
何の変哲もないカツカレーですが、海の上のレストランで食べていると思うと一味違いましたね、何かこう、「ブルートレインの食堂車で食べてる」のに近い感じというか。


船内の売店で買った発泡酒、よく見ると沖縄名物オリオンビールです。発泡酒ですが(笑)
だんだんと沖縄が近づいてくる船内で、南国の海を見ながら飲むオリオン。
これで空が真っ青に晴れ渡っていたら、言うこと無しだったなぁ


また食事写真ですwww
これは船旅2日目の昼食、いちおう、那覇行き「フェリーなみのうえ」の船内レストランで出される最後の食事となります。
牛丼ですが、そう言えばブルートレイン「はやぶさ」でも食堂車営業が末期の頃にレンジで温めた侘しーい牛丼を食べたことがあるな…

ブルトレ食堂車でも船上レストランでも、乗り物の中で食べる食事は旅愁を誘うというか何ともいえない想い出が残りますね。
旅の文化の一つでしょう。
ついでに、旅で飲む酒も哀愁誘う文化ですよね(だから、ほら、全部の写真にビールが写り込んでいるでしょ?)。

九州新幹線さくら、熊本市内陸送第2夜

2010-07-04 | 鉄道
国道3号線緑川橋付近で停車する、陸送中の九州新幹線さくら型車輌

7/1に熊本港に上陸した九州新幹線さくら型車輌
上陸した後は1編成8輌を、4輌ずつ2回に分けて熊本総合車両基地までトレーラーで公道上を陸送されました。
という訳で、7/2未明の陸送第1夜に続き、第2夜となる7/3未明にも陸送を見てきました!

既にマスコミ等でさくらの陸送開始が報道されているし、何より週末金曜の夜なので、さぞかし沿道は昨夜以上の混雑だろうと思いきや、熊本港まで行ってみてもそれほど見物客は多くありません。
それならと、陸送出発地点の熊本港でさくらを見送ることにしました。



7/3午前1時頃、熊本港に到着。
熊本港のフェリーターミナルの奥の方、貨物船が接岸する埠頭付近にさくらの車輌が陸揚げされている筈なのですが、照明もなく真っ暗闇な上に立ち入り禁止なので陸送出発準備中の様子を窺い知ることは出来ません。


午前2時頃、霧雨の中を水色のパトライトを点けたトレーラーが貨物埠頭の方からやって来ました。


間違いありません、新幹線の車輌を牽いています。
今夜のさくら陸送の開始です!


ギャラリー数人が待ち構える旅客ターミナル前の道路へと続くゲート前で暫く停車していましたが、
出発準備を整えて、とうとう動き始めました!


目の前を、トレーラーに牽かれた九州新幹線さくらが通過していきます!凄い迫力!!

でも、如何せん照明が全くないので真っ暗で、よく見えないのです。
という訳で、2輌目の車輌が出発したあとで熊本港から国道3号線方面へと移動開始。
途中、先程見送った2輌目の車輌を追い越し(軽自動車のヴィヴィオ・ビストロで新幹線さくらを追い越した!www)、国道3号線と合流する近見交差点付近へと先回りします。



やがて、さくらが交差点にやって来ました。



ギャラリーに見送られながら、夜明け前の熊本市内の交差点を新幹線さくらが右折していきます!
ここ近見交差点が、さくら陸送ルート上では一番の難所にして見所でしょうね。
でも、かなり広い交差点なので、凄腕のトレーラー運転手さんにとっては何の問題もないのでしょう、あっけなく通過してしまいます。

僕もそのまま国道3号線を南下して再び先回り。
結局、昨夜と同じ緑川橋のたもとで待ち構えることにしました。




ここでも沿道のギャラリーに見送られながら、あっさりと通過していきます。

やがてやって来たのは、今夜最後の4輌目。

おや?路肩に寄せて(と言うか左車線を占有してwww)停車しましたよ!
さくらが、国道3号線緑川橋に停車しました!

どうやらここで、詰まった後続車をやり過ごすつもりのようですね。
これはラッキー!歩道からじっくりとさくら型車輌を観察できます。




車端部の記載も見えます。
クマの表記が熊本在住者としては嬉しいですねぇ!これは地元熊本の車輌なんです!
ちなみにN700系は車輌間の連結部を全面的に幌で覆う構造なので、この表記を見る機会は営業運転開始後はなかなか無い貴重なものかも。


新幹線さくらを自動車がどんどん追い越していきます。


さくら型車輌のすぐ後ろには、こんなトラックがついて来ています。
「危険追越禁止」の電照と、走行ルートも詳細に掲示されていますね。
それから、このトラックには恐らく新幹線車輌から切り離されている線路走行用の台車も積まれているのではないでしょうかね?


更に後方には、警備員の方々を乗せた乗用車も数台続いてコンボイを組んでいます。
停車中は警備の方が後続車を誘導して追い越させていました。

約10分間程停車していたでしょうか?
さくら型車輌は緑川橋を発車、目的地の熊本総合車両基地はもうすぐ先です。
車両基地付近は今夜も、大勢のギャラリーが集まってさくらの到着を出迎えていました。

さて、2夜連続で行われた九州新幹線さくら陸送、第1回は無事に終了しましたが…
この後も、あと10編成分の陸送が予定されています!まだまだ当分の間、この陸送を見ることが出来るのです。
しかもそのうちの1編成は、新800系つばめの最終増備車輌です。水戸岡鋭治先生デザインの世界一ファッショナブルな究極の超高速鉄道車両が、唯一度だけ熊本市内を走るのです。これは見逃せない!!


天燈茶房 TENDANCAFEでは安全第一で、今後も出来る限り九州新幹線陸送をレポートするつもりです。
それでは、また夜明け前の熊本市内でお会いしましょう!

九州新幹線さくら、熊本上陸!

2010-07-02 | 鉄道
遂に、九州新幹線のさくら型車輌が熊本港に上陸!
つい先程、熊本港から熊本総合車両基地までの車輌の陸送が行われました。
夜中でしたが、見てきましたよ!速報版です!!

昨日(平成22年7月1日)、九州新幹線さくら型車輌を乗せた輸送船が熊本港に到着、歓迎セレモニー等が行われたと新聞各紙が報じましたが、
地元紙の記事によると何と、早速今夜(7月2日未明)より2日連続で2回に分けて車輌が陸送されることが判明。
早速、陸送ルートへと向かいます。
以前、下見もしていたのですが(→九州新幹線工事進捗レポート2010-04 熊本港→熊本総合車両基地間陸送ルート)、
街灯があって見やすそうなので熊本市薄場町の歩道橋で見送ることにしました。



現地で、熊本・天草 釣り三昧日記の釣り三昧さんとお会いしました。
釣り三昧さんは今朝の熊本港へのさくら型車輌の陸揚げも見に行かれたそうです。
一緒に、歩道橋の上で陸送を待ち構えます。マスコミの取材や見物人も集まり、夜中にもかかわらず結構な人出です。

やがて午前2時過ぎ頃、港の方角から水色の回転灯を付けたトレーラーが…
九州新幹線さくら型車輌です!!







歩道橋の下は車輌の屋根との間隔がかなり狭く、接触しないように慎重に通過していきます。

続いて2輌目の車輌も通過。







6号車の表記とグリーン車マークが確認できました。

続いてやって来た車輌は動画で撮影してみました。

おそらく7号車と思われる、パンタグラフ付きの車輌です。
巨大なパンタグラフカバーと歩道橋とのクリアランスは10センチ程度しか無かったのではないでしょうか?
スリリングにすり抜けていきました。

そして、最後にやってきたのは先頭車の8号車。

















東海道山陽新幹線「のぞみ」でおなじみのN700系の顔が、真夜中の熊本市内を走り抜けて行きます。
とうとう、熊本に新幹線さくらがやって来たのです!!

今夜の陸送は以上の4輌だけのようなので、薄場町の歩道橋を離れて川尻駅方面への裏道を抜けて国道3号線の緑川橋付近へと向かいます。
上手くすると、さくら型車輌の陸送を追い越して先回りできる筈。

国道3号線沿いも、こんな時間なのに見物人が集まっています。
聞いてみると「もう3輌通って行った」とのこと。良かった、最後にやって来る先頭車の8号車の通過に間に合いました!







自宅へ帰る途中、熊本総合車両基地の横を通ると大変な人だかり。
基地内には先程見送った4輌のさくら型車輌も見えました。無事に基地に到着したようです。

8輌編成のさくらの残り4輌の陸送は、今夜(平成22年7月3日未明)行われます。
体力が残っていたら、また見に行くつもりです。