天燈茶房 TENDANCAFE

さあ、皆さん どうぞこちらへ!いろんなタバコが取り揃えてあります。
どれからなりとおためしください

2013-2014 スミソニアン博物館ツアー #06:国立アメリカ歴史博物館 電気の魔術師たち

2014-01-26 | 博物館・美術館に行く
Wizard of Menlo Park


#05:博物館巡り開始!ナショナル・モールと国立アメリカ歴史博物館からの続き

アメリカ合衆国の歴史に関することなら何でもありの、国立アメリカ歴史博物館。
交通の展示で蒸気機関車や自動車を楽しんだら、次はちょっと雰囲気が異なるこのコーナーへ。


アメリカが世界に誇る発明王、トーマス・アルバ・エジソンの功績を讃え、
主に電気に関する数々の製品・発明品を集めたエジソン・コーナー です。




初期の電球と、それに関する資料がずらり勢揃い。


電気には欠かせないメーターも勢揃い。
アナログメーター好きにはたまりません。




モーターや発電機、各種の電気機器類も所狭しと並びます。
まさにエジソンと電気の小さな殿堂です!

…そして、そんなエジソンの電気の殿堂の展示の最後にひっそりと佇んでいたのが、もう一人の天才。


ニコラ・テスラの小さな肖像画。

エジソンの永遠のライバルであるテスラもまた、アメリカに生きた人。
アメリカの誇る偉大なる発明超人なのです。

天才テスラとの再会に喜びを感じつつ、さあ次の展示を見に行きましょう。

#07:国立アメリカ歴史博物館 何でもあり!?アメリカ歴史おもちゃ箱に続く

2013-2014 スミソニアン博物館ツアー #05:博物館巡り開始!ナショナル・モールと国立アメリカ歴史博物館

2014-01-26 | 博物館・美術館に行く
Southern Railway 1401


#04:到着、ワシントンD.C. 最初の夜からの続き

2013年12月29日

アメリカに着いて最初の朝を迎えました。
まだ時差ボケが抜けきっていないせいでちょっと気怠いですが、朝からしっかり食事をして気合を入れます。
しかしネットの格安プランでホテルの予約をしたので、朝食ビュッフェは付いていないのですよ…

という訳で同行者の方々とホテルのロビーで待ち合わせをして、向かったのはホテルの近所のマクドナルド。

「マックは世界中どこでも同じシステムで同じ味だから、助かるなぁ!(笑)


でも、アメリカのマックではドリンクは好きなように注ぎ放題なんですよね。
という訳でアメリカン(?)に、Dr Pepperを氷なしで並々満杯を一気飲み!

朝食を食べてエンジンがかかってきたところで、皆で元気にワシントンD.C.の街に出発します。
でも、今日はあいにくの雨模様…

かくしてワシントンD.C.の初印象は、雨に霞むしっとりとした風景となりました。


ワシントンD.C.中心部、スミソニアン博物館群に取り囲まれるようにして広がる緑地帯公園“ナショナル・モール”の彼方に
そびえ立つワシントン記念塔
高さ約170メートルのオベリスクの頂上は雨雲の中です。


ワシントン記念塔の反対側には、ナショナル・モールを挟んでオベリスクと向かい合うようにアメリカ合衆国議会議事堂が鎮座まします。
…そう言えば、暫く前にアメリカの与野党対立のせいで予算案が議会を通過出来ず、スミソニアン博物館も含む政府機関の一時閉鎖という事態にまで発展して大騒ぎになりましたっけ。
あの時は本当に、このままスミソニアン博物館が年末年始まで再開しなかったらどうしようかと思ってヒヤヒヤしましたよ、まったく!


ナショナル・モールに面して建つスミソニアン博物館群の建築の一つ、丸いドームが特徴的なのは国立自然史博物館です。
スミソニアンでも有名な博物館の一つですね。でも今日はまだ、ここは見に行きません…


今日は先ず最初に、ここに行きます。
“キャッスル” ことスミソニアン協会本部です。

このキャッスルが、スミソニアン博物館全体のインフォメーションセンターとなっており、スミソニアン博物館群についての大まかなイメージと情報をチェックすることが出来ます。
(ちなみに…スミソニアン博物館は基本的にすべての施設で入場料は完全に無料です!)

ウォーミングアップを済ませたら、さあいよいよスミソニアン博物館巡礼のスタートです。
最初に向かったのは国立アメリカ歴史博物館!!
…ちょうど入館時に雨脚が激しくなってきていたので、建築の外観写真はありませんが。

国立アメリカ歴史博物館は、文字通りアメリカ合衆国の歴史の全てを取り扱う総合的な展示が行われています。
とは言え、アメリカは独立以来僅か二百数十年の歴史しか持たない言わば“新興国”、その為に展示内容もありとあらゆる事象を集めまくって短い歴史に何とか厚みを持たせようとしている感があり、ある種の「何でもあり状態」となっています。
でも、その歴史のごった煮感が見ていて楽しいんですよね。ともあれ、何でもありの展示を順に見て行きましょう!


1階のエントランスホールを進んだ先には、アメリカ開拓史と交通の展示コーナーがあります。
西部劇でもお馴染みの幌馬車はアメリカ開拓のシンボルですね。


幌馬車に変わって登場するのが蒸気機関車。
アメリカの鉄道黎明期に活躍したイギリス製の「The John Bull」は1831年製。


アメリカの開拓史は、鉄道と共に在りました。
ここからはアメリカの鉄道の歴史コーナー。鉄道ファンにはたまりません!


カウキャッチャーとダイヤモンドスタック煙突を装備した、いかにもアメリカンなスタイルの蒸気機関車。これも西部劇でお馴染みです。
北海道に渡ったアメリカ製機関車「弁慶」「義経」の兄弟のようですね。




ワシントンD.C.の街では19世紀からストリートカーが走っていました。
今でもサンフランシスコには残っていますね!

そしてアメリカ鉄道の黄金期、巨大で美しい蒸気機関車が登場。



ワシントンD.C.を拠点にしていたSouthern Railwayの1401は、1926年製のパシフィック型機関車。
面構えはいかにもアメリカ機らしい無骨なものですがボディは美しい濃緑色をまとい、アメリカとイギリスの両方の特徴を備えたような独特の雰囲気が漂います。
ちょっと日本のC59に似ているかな?

鉄道以外にも、アメリカの歴史と共に走り抜けた交通に関する展示は続きます。
アメリカの交通のシンボルといえば、やっぱり自動車!



“アメ車”の名車がずらりと並ぶ中、存在感を示していたのが我らが日本車、ホンダのシビック初代モデル!!
ちゃんと左ハンドルの輸出仕様ですよ!
アメリカにとっては自国メーカーの憎きライバルの筈なんですが、それでもしっかり歴史の一部として大切に展示している姿勢には、やはりアメリカという国の懐の深さを感じます。

…1階の交通に関する展示を見ただけで既にお腹いっぱいといった気分ですが、国立アメリカ歴史博物館の展示はまだまだ盛り沢山!
さあ、次の展示コーナーへ!!

#06:国立アメリカ歴史博物館 電気の魔術師たちに続く

2013-2014 スミソニアン博物館ツアー #04:到着、ワシントンD.C. 最初の夜

2014-01-19 | 旅行
ワシントンD.C. Holiday Inn近くのカフェテリア


#03:ユナイテッド航空UA804便で太平洋と北米大陸横断からの続き

ワシントンD.C.の表玄関であるダレス国際空港に到着したユナイテッド航空UA804便の飛行機を降りて、イミグレーションの長い行列に並んでアメリカへの入国審査を済ませ(心配していた電子渡航認証システム「ESTA(エスタ)」の申請にも問題はなかったようです)、成田空港でのチェックイン時に預けた手荷物も全員分をピックアップ。
どうにか無事に自由の身となりました。さあ、アメリカでの旅の日々の始まりです!



先ずは、1日遅れで明日到着して合流する予定のけいけい君との待ち合わせ場所を確認する為に到着ゲート付近を確認。待ち合わせに使えそうなStarbucksがあるのを見つけて、到着したらスタバに来るよう連絡しておきます。

次に、我々がこれからダレス国際空港からワシントンD.C.市街地へと向かうための公共の移動手段の確認。
Webの観光案内ページやガイドブックではWashington Flyerという空港リムジンバスがあると書かれているのですが、このWashington Flyerは直接ワシントンD.C.の市内中心部へと向かう訳ではなく郊外のWest Falls Church駅行きで、ここからさらにメトロ(地下鉄)に乗り換える必要があるとのこと。
しかし、ワシントンD.C.中心部へと乗り換えなしで直通する路線バス5A線というのもあるらしい。とりあえずこの5A線の乗り場を探してみることに。


空港のターミナルビル内にはWashington Flyerの乗り場案内はあるのですが、路線バスの乗り場については案内が見当たりません。
ターミナルビルを出たところにあるバスレーンと思しき場所を歩きまわって、ようやく路線バス5A線の乗り場標識を発見。

こんな簡素なバス停の標識が、申し訳程度にあるだけです。
路線番号と行き先も書かれてはいますが文字も小さくて、これは判り難い!



路線バスと言えどもハイウェイ経由で、ワシントンD.C.市内まで実質ノンストップで突っ走るようです。
メトロに乗り換えが必要なWashington Flyerよりもこちらの方が、ずっと空港リムジンバスらしい運行スタイルのような気がするんだけど…
しかし、運転本数は1時間に1本しかありません。
「運賃6ドル、お釣りなしで。またはSmarTrip(ICカード乗車券)で」 と落書きのような感じで案内が書き込まれているのも何だか哀愁を誘います。


路線バス5A線のバス停の隣には、今回の旅の最大の目的地の一つである、
実物のスペースシャトル「ディスカバリー号」が展示されているスミソニアン博物館の航空宇宙博物館別館(ウドヴァーヘイジー・センター)へと向かう連絡シャトルバスの乗り場案内がありました。
しかし、始発が午前11時台というのは遅すぎるような…
朝一番でスペースシャトルに会いに行きたいので、タクシーで行ったほうが良さそうですね。

ダレス国際空港で到着早々に色々と情報収集が出来ました。
路線バス5A線に乗って、ワシントンD.C.の街へと向かいましょう。
今夜から1週間暮らす宿はスミソニアン博物館が立ち並ぶモールのすぐ近く、
航空宇宙博物館本館が見える場所にあるHoliday Inn、日本でもお馴染みのホテルチェーンなので安心。
しかも路線バス5A線の終点L'Enfant Plazaからも数ブロック離れているだけで目と鼻の先という好立地。
スミソニアン博物館見学が目的の旅には、かなり便利な物件でした。

Holiday Innはフロントの人も日本人慣れしているようで、スムーズにチェックイン完了。
さて、今夜の食事はどうするか…
ホテル周辺はワシントンD.C.の官庁街のようで、大通りに沿ってオフィスビルが立ち並んでいますが夜は人通りが少なく、開いている店もまばら。
少し歩き回ってみましたが、特にめぼしいレストランも見当たらなかったので結局、ホテルの並びにあったカフェテリアに入って済ませることに。


飛び込んだのはこのお店。
「HALAL FOOD!」と看板が出ている通り、気のいいアラブのおっちゃんが家族経営しているイスラム系の店でした。

この店のピザが、美味しかった!



すっかり気に入ったので、この数日後もまた食べに行きましたよ。
アラブのおっちゃんは
「おう、また来たなヤバーニ!この前、あんたが何をオーダーしたか俺は憶えてるぞ、スペシャルミックス何ちゃらピザだろ!」
とか言ってたな(笑)


これがワシントンD.C.滞在中暮らす部屋。
今回はグループ旅行ですが、部屋は個別に取ったので夜は一人で気兼ねなくリラックスして過ごせます。
風呂上がりに全裸で室内をウロウロしても、そのまま裸で寝ても大丈夫です(笑)

明日からはいよいよ、世界最大の博物館群「スミソニアン博物館」巡りの日々が始まります。
長時間フライトの疲れと時差ボケを癒やすべく、熱い風呂にゆっくり浸かったら今夜はぐっすり眠ることにしましょう。
おやすみなさい…

#05:博物館巡り開始!ナショナル・モールと国立アメリカ歴史博物館に続く

2013-2014 スミソニアン博物館ツアー #03:ユナイテッド航空UA804便で太平洋と北米大陸横断

2014-01-18 | 旅行
ユナイテッド航空UA804便機内から見る昼下がりのワシントンD.C.近郊


#02:お洒落な空港特急と成田空港の飛行機たちからの続き


午後4時半頃、夕闇迫る冬の成田空港を飛び立ったワシントンD.C.行きユナイテッド航空UA804便のボーイングB777はすぐに太平洋上空に抜けて日本を離れ、一路北東へと進路を取ります。
これから千島列島・アリューシャン列島に沿うように北回りで太平洋を横断した後、今度はアラスカ辺りからカナダ上空を通り北米大陸を横断する長い長いフライトの始まりです。



機内では同行者の皆とは席が離れてしまったので、いつもの一人旅と同じような気分での気ままな空の旅です。


先ずは、ウェルカムドリンクとスナックのサービス。
アメリカといえばやっぱりドリンクは本場のCokeでしょ(笑)
スナックが塩味プレッツェルなのもアメリカのエアラインらしい…あれっ、以前乗ったKLMオランダ航空でもプレッツェルだったっけ?

ドリンクサービスがひと通り行き渡ったら、今度は機内食。
メニューのチョイスはチキンorビーフだったようですが、僕の座っていた席は配られるのが最後の頃だったせいでビーフしか残っていませんでした。
鶏肉料理のほうが好きなのに、残念!



これがUA804便の機内食(夕食)、ビーフ。
牛丼ですね。ちゃんと紅生姜も添えられています。
でっかいサラダも付いていたのが嬉しい。


食後のデザートとコーヒー。

ユナイテッド航空と言えば以前は機内で出されるコーヒーはすべてStarbucksブランドで、ちゃんとスタバのロゴ入りカップで出されるという念入りなサービスを行っていたので有名だったのを憶えていますが、コンチネンタル航空との経営統合の関係か現在はスタバではなくノンブランドのコーヒーになってしまいました。

食事を終えたら、後はもうやることがありません。
窓のブラインドを上げてみても、既に真っ暗になった空とこれも真っ暗な夜の太平洋が広がっているのみ。
パーソナルモニターで映画(カルト的な人気を呼んだ話題作「パシフィック・リム」や、日本未公開のドリームワークス製作CG長編アニメ「TURBO」もあって、結構充実したプログラムでした)を見ているうちに、年末期の仕事疲れもあってぐっすり…

周囲がざわついているので目を覚ますと、いつの間にか目の前のテーブルに夜食が置かれていました。
夜食サービスは寝ているとパスされてしまうことが多いのですが、CAさんか隣席の人が気を遣って置いといてくれたようです。



という訳で、寝ぼけ眼をこすりつつ有難く頂きます。
チーズサンドイッチと、日本ブランドのアイスクリームでした。

そう言えば、以前はユナイテッド航空の太平洋線の夜食サービスは「きつねらぁーめん」と書かれた謎のカップ麺が出ることで有名でしたが、スタバのコーヒー同様に謎のカップ麺も姿を消してしまいましたねぇ…ちょっと寂しい。


窓のブラインドを上げてみると、薄明るくなった空の下には一面の雲。
そろそろ日付変更線を越えて、アラスカをかすめてカナダの上空に入った頃でしょうか。


五大湖の上空で国境を越えてアメリカの領空に入ります。

目的地ワシントンD.C.もだいぶ近づいてきた頃、朝食の機内食が配られます。



朝食はパスタとオムレツから選べたのですが、これもオムレツしか残っていませんでした。
なんだか茶碗蒸しのような食感のオムレツと、フライドマッシュポテトとソーセージ。
いかにもなアメリカ的朝食。


朝食を食べ終わったら、もう後はワシントンD.C.へと向けて最終の着陸態勢に入ります。ずっとジェット気流に押されて飛んでいる関係で、予定よりだいぶ早く到着できたようですね。
朝陽が眩しい…と言いたいところですが、日本との時差がある上に日付変更線も通過しているので飛行機が今いる地点の現在時刻は成田空港を出発するより以前の2013年12月28日の午後2時半頃です。何となくタイムトラベル気分を味わえて面白いのですが、その分時差ボケも酷くなるのが困りもの。


成田空港からおよそ12時間。
ユナイテッド航空UA804便は無事にアメリカ合衆国ワシントンD.C.のダレス国際空港に到着しました。
太平洋と北米大陸の両方を横断する、長い長い空の旅でした。



#04:到着、ワシントンD.C. 最初の夜に続く

2013-2014 スミソニアン博物館ツアー #02:お洒落な空港特急と成田空港の飛行機たち

2014-01-17 | 旅行
成田空港第1ターミナル南ウイング35番ゲート


#01:富士山に見送られからの続き


羽田空港に着いたら今度は成田空港を目指し、地上移動を開始。
直行の連絡リムジンバスに乗れば楽なのですが、今日は東京モノレールに乗車。モノレールに乗る時は、どうしても運転席すぐ後ろのこの位置に座ってしまいます(笑)

モノレールで浜松町駅に着いたら、JRに乗り換えて上野駅へ。



上野駅ではJRの駅から少し歩いて、京成電鉄の京成上野駅へ。
ここで、今回の旅の同行者の一人、あつ志さんと合流。

直通リムジンバスを使わず、荷物を抱えてわざわざ何度も乗り換えて歩いて京成上野駅までやって来た理由は、そう、これに乗りたかったからです!


京成電鉄が誇る成田空港アクセス特急、スカイライナー
東京都心と成田空港をわずか40分程度で結ぶ高速列車です。

スカイライナーの車輌デザインは、ファッションデザイナーの山本寛斎氏が手掛けた斬新なもの。
ファッション業界の人がプロデュースした鉄道車輌というのは世界的にも珍しいのではないでしょうか。


座席は、ゆったりというよりは、削ぎ落とされたような非常にシャープなフォルム。
床もカーペットではなくリノリウム張りで、非常に機能的で清潔感があるデザインとなっています。
それにしても、床一面の市松模様はまるで服飾デザインのようです。ファッションデザイナー山本寛斎のこだわりを感じさせます。


乗車時間が短いのですが、フリースペース的な場所もちゃんと用意されています。
縦に3つ並んだ丸い小窓がまるで宇宙船のようで印象的です。

お昼12時台のスカイライナーで、成田空港へと移動開始。
東京の下町を出発して、車窓に印旛沼が見えてくる頃には成田スカイアクセス線を時速160キロで飛ばしていきます。


そして僕は成田空港に着く前に、日本で最後の甘いものタイム(笑)
アメリカに行ってしまえば、日本の繊細なお菓子の味とも暫く会えなくなりますからねぇ。

あっという間に到着した成田空港の第1ターミナルで、他の同行者の方々とも無事に合流。


アメリカ行きの便へのチェクインも完了。
今日は年末の出国ラッシュ日のためにゲートの混雑が予想されたので、早めに出国手続きも済ませてしまいます。

これで後はもう搭乗ゲートまで行って、飛行機に乗り込むだけです。
ちょっと時間に余裕が出来たので、第1ターミナル南ウイングに居並ぶ飛行機たちを見て歩くことにしました。


出国審査場を出てすぐのゲートに駐機していたのは、ユナイテッド航空のボーイングB777。


「おっ、これが僕たちが乗るワシントンD.C.行きのユナイテッド航空のUA804便かな?」と思って写真を撮っていたら、ぜんぜん違う行き先の便であることが判明(笑)
第1ターミナル南ウイングはスターアライアンス系航空連合とユナイテッド航空が専用で使っている区画のようで、アメリカ各地行きのユナイテッド機がゲート毎にずらりと並んでいます。


ボーイングB747-400、ジャンボジェットがいました!


でっかいジャンボは、やっぱりカッコいいなぁ…いい表情をしています。
機体が異様に巨大なのに決してグロテスクな印象にならず、フロントマスクがキリッと精悍でシャープな顔をしているんですよね。


別のゲートには、ユナイテッド航空がコンチネンタル航空と経営統合する以前の、旧塗装をまとったジャンボもいました。

僕は飛行機ファンという程ではないのですが、初めての海外一人旅で乗った国際線の飛行機がジャンボだったこともあってジャンボジェット、B747が大好きです。
日本の旅客航空会社では、大型で燃料もたくさん食うジャンボジェットを退役させて燃費の良い新型の中型機に切り替える動きが進んでいますが、海外の航空会社では今でもジャンボがバリバリの現役で大活躍を続けています。
これからも国際空港に行けば、世界各国から飛んできたジャンボジェット達の姿を見ることが出来そうでジャンボ好きには嬉しい限りです。

…ジャンボジェットに見とれているうちに、だいぶ日も傾いてきました。
そろそろワシントンD.C.行きUA804便の搭乗開始の時間です。


これが、今から乗り込むUA804便。残念ながらジャンボではなくB777です。


それでは、アメリカに出発!
行ってきま~す

#03:ユナイテッド航空UA804便で太平洋と北米大陸横断に続く

2013-2014 スミソニアン博物館ツアー #01:富士山に見送られ

2014-01-12 | 旅行
ANA機内から見える富士山


皆さん、改めて明けましておめでとうございます。
僕は2013年から2014年にかけての年末年始はアメリカに行っていました。
世界最大最強の博物館群「スミソニアン博物館」に入り浸ってきたのです。

スミソニアン博物館は宇宙科学好きな者にとってはまさに世界聖地の一つということで、以前から行ってみたかったのですが、実際には科学分野にとどまらずアメリカの、いや地球上全ての森羅万象を網羅した凄まじいまでの場所でした…

そんな恐るべき博物館集合体、スミソニアン博物館見学記を綴ってみたいと思いますので、今回もどうか気長にお付き合い下さいませ。

2013年12月28日

仕事納めの日に出発です。
先ずは、地元の熊本空港から東京へ。


熊本8:50発ANA642便、東京羽田行き。新型機ボーイングB787での運航です。

実は約1年前に今回の行程の航空券をANAの公式サイトでオンライン予約した際、ちょうどその頃B787がバッテリーからの発煙トラブルが多発して運航停止になっていたせいでこのANA642便も予定通り運航されるかが未定となっており、随分と心配したのを覚えています。
その後、ANAとボーイング社が頑張ってB787のバッテリーを改修したおかげで、最近ではB787はトラブル知らずで毎日何事も無く飛んでくれているのは嬉しい限り。


この日は全国的に雪模様で、熊本空港の空も一面雪雲に覆われていたのですが、
離陸して上空に出てしまえばこの通り、突き抜けるような濃い青空。


ANA642便は熊本上空で旋回後、九州を横断して瀬戸内海へと抜けるコースを取ります。
雪を冠った山並みが雲間に見えていきました。由布岳でしょうか。

関西付近までは雲が多かったのですが、紀伊半島を越えると晴れ渡ってきました。


左舷側には浜名湖がきれいに見えています。




そのまま浜松市の上空を通過。JR浜松駅前のアクトタワーもはっきり見えますね。




太平洋に注ぐ天竜川です。



そして静岡市上空に差し掛かった頃、見えてきましたよ、あの世界遺産が…!


2013年に遂に世界文化遺産登録された富士山が見えています!
こんなにはっきりと澄み切って見えるのは珍しいですね。




日本の象徴であると同時に世界人類の宝となったMount Fujiに旅立ちを見送られているようで、やっぱり嬉しいです。


午前10時過ぎ、ANA642便は無事に東京羽田空港に到着しました。


沖止めで駐機後、バスに乗り込む前に巨大なロールス・ロイス トレントのジェットエンジンを覗きこんでみました。
ぐるぐるぐる。。。

羽田空港でB787と別れた後は、アメリカ行きの飛行機が出る成田空港へと移動します。

#02:お洒落な空港特急と成田空港の飛行機たちに続く

アメリカから帰国しました。ただいま

2014-01-05 | 日記
明けましておめでとうございます。

つい先程、アメリカ合衆国ワシントンD.C.より無事に帰国しました。
ちょうど一昨日辺りから、北米東海岸は猛烈な寒波に襲われ始めており、ニューヨークやボストンでは空港が閉鎖されて日本行きの便にも影響が出たようですが、幸いにもワシントンD.C.は寒波の南端に僅かに達しないといったところで難を逃れ、どうにか帰ってくることが出来ました。

年末年始の休暇旅行の期間中、ほとんどずっとワシントンD.C.のスミソニアン博物館に入り浸って過ごしていました。
スミソニアンに蓄積された膨大な質量の人類の至宝にただ圧倒されるばかり、そしてそれらを擁するアメリカという国の、粗野で粗削りながらも猛烈なパワーを感じずにはいられない旅となりました。

旅の出来事は、今回もじっくり時間をかけてレポート記事にまとめたいと思います。
どうか気長にお付き合い下さいませ。
先ずは、新年のご挨拶まで。

天燈茶房亭主mitsuto1976 拝