天燈茶房 TENDANCAFE

さあ、皆さん どうぞこちらへ!いろんなタバコが取り揃えてあります。
どれからなりとおためしください

ブルーインパルス、熊本城を翔ぶ!平成29年4月23日編

2017-04-23 | 宇宙

昨日のテスト飛行に続き、今日(平成29年4月23日)はいよいよブルーインパルス震災復興支援特別飛行の本番、
「熊本復興 飛翔祭」での展示飛行でブルーインパルスが熊本城の上空を翔びます!
という訳で、昨日の記事と同じ構図の写真ばかりですが(笑)一挙公開!

快晴の熊本城に舞う復興の不死鳥ブルーインパルスの雄姿を見よ!!




先鋒の気象確認機に続いて海側から5機編隊で熊本城上空に進入、そのまま一気に熊本城上空を低空通過!




フェニックスローパス!
不死鳥ブルーインパルスが熊本城に舞う!!


日本の美の象徴「さくら」。
…ううむ、やはり花弁が巨大過ぎて一輪の桜花がファインダーに収まらない(笑)




同じく、巨大過ぎて視野に収まりきれない巨大な愛を地上に届ける(笑)キューピッド!







「ヒャッハー!!」
「すごーい!!」「たーのしー!!」
という声援が響く熊本城二の丸広場!
城内への入場規制が掛かる程の超満員の観客も皆、ブルーインパルスの繰り出す超絶飛行に大興奮!!





途中、熊本城に隣接する国立病院へのドクターヘリの緊急離発着があり、
一時展示飛行が中断され上空待機となるハプニングもありましたが、無事にドクターヘリを着陸させた後に展示飛行再開。





ブルーインパルス、超最高!
素晴らしい展示飛行をありがとう!!








完璧な飛行を終えたブルーインパルスは、名残惜しげに熊本城の上空を旋回して熊本地震の被災地である益城町と南阿蘇村の上空へと去っていきます…
さようなら、そしてありがとう!
また熊本に飛んできてね、ブルーインパルス!!



…さて今日は「熊本復興 飛翔祭」ということで、ブルーインパルスの展示飛行に先立ってステージショーも開催され、
ブルーインパルスの3番機に搭乗する熊本出身のパイロット上原広士1尉の出身校である熊本北高校の後輩たちが空の先輩にエールを送る場面も見られました。


また、今日のフライトでは熊本を励ますべく、
ブルーインパルスの全パイロットがヘルメットにくまモンひごまるのステッカーを貼って展示飛行に臨んで下さったそうです。

そして、展示飛行後はブルーインパルスファンへの特別サービス!
地上で飛行支援にあたっていたパイロットのサイン会が開催されて長蛇の列に!


僕も2時間並んで(並んでる間にステージの大型モニタで上映されていた映画「トップガン」を全編観終えてしまった…)サインをゲット!
なんとブルーインパルスのリーダー、コールサインDANNAこと飛行班長の越後英3佐の直筆サインです!!


こちらがエースパイロット越後3佐。おお~さすが空の男、爽やかイケメン!
(※ご本人の写真掲載承諾を得ています)
越後3佐には「ブルーインパルス初体験でしたがすっかりファンになりました!今度は基地祭でアクロバット飛行のフルコースも観に行きますので、また見事なフライトを見せて下さい!」と熱く語ってきました(笑)

という訳で、すっかりブルーインパルスの魅力にハマってしまった天燈茶房亭主。
近日中にどこかの基地祭でまたブルーインパルスに再会する事にしましょう。
翔べ、日本の碧い翼ブルーインパルス!!

ブルーインパルス、熊本城を翔ぶ!平成29年4月22日編

2017-04-22 | 宇宙

本日(平成29年4月22日)、
航空自衛隊宮城県松島基地第4航空団第11飛行隊「ブルーインパルス」が熊本城の上空を飛行、
華麗な展示飛行を繰り広げました!

今回の飛行はブルーインパルス震災復興支援特別飛行ということで、
昨年の熊本地震で大きな被害を受けた熊本城の上空での展示飛行が実現したものです。

実は僕は、ブルーインパルスの展示飛行をナマで見るのはこれが生まれて初めて。
噂に聞くブルーインパルスの凄さを実体験すべく、熊本城の二の丸広場で青空を見上げてきました!





おお~っ!これは…
メチャクチャ格好いいじゃないですか!!





青空と太陽をバックに、巨大な桜の花が描き上げられました!
これは九州新幹線の全線開業記念の展示飛行でも描かれる予定だった「さくら」ですね…




続いて2機で描かれたハートマーク。
巨大過ぎてファインダーに収まりきれません(笑)
漫画「宇宙兄弟」でもこれを描くシーンがあったなぁ…






クライマックス!
カッコ良すぎる…凄いぞブルーインパルス!!


最後に全機揃って隊列を組んで、熊本城と観客に別れの挨拶。
この後、ブルーインパルスは熊本地震で特に被害の大きかった益城町と南阿蘇村の上空に向かい、
真っ白なスモークを引いて被災地に復興のエールを送ったそうです。

…やるねぇ、粋だねぇ、カッコいいねぇブルーインパルス!!
僕もすっかりブルーインパルスのファンになったぞ(笑)

さて、ブルーインパルスの震災復興支援特別飛行ですが、
実は明日熊本城で開催される「熊本復興 飛翔祭」での展示飛行が“本番”で、今日はそのテスト飛行だったのです。
ということは…明日(平成29年4月23日)もブルーインパルスが見られる!
これは、また観に行くしかないでしょう!

という訳で、明日も観に行きます(笑)

おまけ画像


熊本城に向かう前に、JR熊本駅でちょうどSL人吉の出発に出会うことが出来ました。
…なんか、今年はSL人吉を見たのはこれが初めてのような気がする。






いってらっしゃ~い!


いい天気だったので、帰りに西熊本駅でちょっと降りて三角線のキハ40も撮ってみる。
晴れてて陽が当たってると、iPad miniのカメラでも結構きれいに撮れるもんです。

今年限りで閉園「スペースワールド」

2017-04-02 | 宇宙
Photo:スペースワールドの象徴、スペースシャトル「ディスカバリー」号実物大モデル


残念ながら、今年限りで閉園することが決まった福岡県北九州市にある宇宙のテーマパーク「スペースワールド」
多数の絶叫マシン・ジェットコースターを揃えた遊園地として有名ですが、メインテーマはあくまで宇宙!
実は充実した宇宙関連資料を収めた博物館も園内に持つ、宇宙ファン必見の施設でもあります。



という訳で!
閉園になる前に今一度しっかり観ておこうと、宇宙ファン一同で名残のスペースワールドを見学してきました!
(※取材日:平成29年3月19日)

既に閉園が大きく報じられているせいか、従来は割りと空いていたというスペースワールドも入場待ちの行列ができる大盛況。
30分ほど並んでチケットを買って入場ゲートを通過したら、絶叫マシン等の楽しそうなアトラクションには目もくれず真っ先にここへダッシュ!
向かった先は…


スペースシャトル「ディスカバリー」号の実物大モデル(笑)

…フツーの入場客にとっては単なる「背景」かも知れませんが、我々宇宙ファンにとってはこれは絶対外せません。
何しろ、スペースシャトルの実物大モデルというだけでも世界的にあまり数が多くなく、かなり貴重な展示品であると同時に、
ここスペースワールドのディスカバリー号は打上げ時の姿で、巨大な外部燃料タンクと固体ロケットブースターを従えて堂々と「立って」いますからね!
スペースシャトル打上げ時の姿を再現した実物大モデルは、ひょっとしたら世界中でここだけかも?


さらに、スペースワールドのディスカバリー号はNASA公認の資料に基づいてつくられた非常にクオリティの高いもの。
ただの展示用模型とは訳が違います。

…ちなみに、実は僕は「ディスカバリー号」の正真正銘の本物とも以前対面した事があるので、地元九州での意外な形での再会となりました(笑)

(→2013-2014 スミソニアン博物館ツアー #10:国立航空宇宙博物館別館 スペースシャトル「ディスカバリー」号
そうそう、スミソニアンのディスカバリー号も脚を出して着地した姿での展示だったんだよね。


こんな角度からスペースシャトルのリフトオフ時の姿を拝めるのも世界で恐らくここスペースワールドだけ!
スミソニアンでも見られない下から見上げたスペースシャトルの、外部燃料タンクの底と固体ロケットブースターの雄姿を見よ!!

ディスカバリー号をじっくり堪能したら、次はいよいよ宇宙ファン的にはスペースワールドの本丸である宇宙博物館へ!


非常に狭い館内にぎっしり詰め込まれたお宝の数々が!

天井から吊り下がった、お馴染みのスプートニク1号


…でもこのスプートニク1号も只者ではなかった。




なんと、ソ連宇宙総局グラフコスモス公認の証明書付きレプリカ!


何の案内もなく片隅に転がすように展示されていたこの物体…
Twitterで情報提供と分析を依頼するツイートを流したところ、ネット上で待機していた宇宙ファン仲間が瞬時に調査してものの数分で回答が。
どうやら米空軍の小型衛星実証実験モデルの実物!とのこと。
…ぐぬぬ、こんなものを無造作に展示してるスペースワールド宇宙博物館も恐ろしいが、即座に解析を完了してしまうTwitter宇宙クラスタの集合知も恐ろしすぎる…


さらに、月に降り立った2人目の宇宙飛行士バズ・オルドリンが実際に着用した船内服(もちろん実物)も!!

「な…何でこんなものがここにあるんだ~!?スペースワールド恐るべし!!」
「信じられない…一体どうなってるんだ、ここはまさしく宝の山だ~!!」

あまりの衝撃に嬉しい悲鳴を上げっぱなし!(笑)

…だがしかし。あまり喜んでばかりもいられないのです。
そう、スペースワールドは年内一杯での閉園が決定している状況。
今後の施設の運用はまだ未定のようですが、宇宙博物館はこれから一体どうなるのでしょうか…

「これだけのお宝が揃っているのに惜しい…閉園後はどこかの博物館なり資料館に引き取ってもらう訳にはいかないのかな?」
お宝の数々を目にして顔が紅潮していた我々宇宙ファンも、直面している課題の大きさに一転して表情が曇ります…


そして陽も傾き、閉園間際。
最後に一つくらい遊園地らしいアトラクションにも乗っておこうということでディスカバリー号を見下ろす大観覧車スペース・アイに乗り込んだ宇宙ファンの面々。
だが、ここから見下ろすスペースワールド園内バックヤードには、信じられないような物体が…!!


何と!?
観覧車下のバックヤードの駐車場片隅に、アメリカNASAのアポロ計画やスカイラブ計画で使用されたサターンIBロケットに酷似した円筒形の物体や、
さらにその近くには正真正銘のロケットエンジン!?が!!

このロケットエンジン類については、関連ツイートをまとめサイトに詳細にまとめて下さった方がおられるのでそちらを参照下さい。