画像提供:JAXA
今日(2011年3月30日)、日本時間で昼過ぎ頃、
国際宇宙ステーション(ISS)補給船「こうのとり」2号機(HTV2)が地球大気圏へ再突入しました。
宇宙ステーション補給機「こうのとり」2号機の大気圏への再突入完了について
(JAXAプレスリリース)
今年の1月22日午後2時37分57秒(日本時間)に種子島宇宙センターから翔び立って以来、
およそ67日間に渡る宇宙の旅でした。
二羽目のこうのとりは、見事その使命を完璧に果たしたのです。
おめでとう!
…そして、ありがとう。こうのとり2号機!!
こうのとり2号機の旅立ちを、種子島で見送った日のことを想い出します。
天気晴朗なれど風強し、澄み切った青空にH-IIBロケットが白雲を突き抜けて吸い込まれやがて宇宙へと墜ちていく、
とても美しい打ち上げでした。
→種子島の冬空に、こうのとり羽ばたく!H-IIBロケット2号機打ち上げレポート 前編
→種子島の冬空に、こうのとり羽ばたく!H-IIBロケット2号機打ち上げレポート 後編
打ち上げ後も順調に飛行し、問題なく国際宇宙ステーション(ISS)に到着接岸し係留された「こうのとり」2号機。
しかし、今月11日に発生した東北地方太平洋沖地震で「こうのとり」とISSの「きぼう」日本実験棟運用管制室のある筑波宇宙センターも被災、一時的に運用管制をNASAジョンソン宇宙センターに設置した臨時管制室に移して緊急対処するという波乱のミッションとなってしまいました。
それでも、スタッフの懸命の努力で筑波宇宙センターは逸早く運用管制業務を復旧再開、「こうのとり」2号機の宇宙の旅を見事に締め括ったのです。
関係者の皆様、本当にお疲れさまでした!
ISSを離れる前に、「こうのとり」2号機の船内には宇宙飛行士たちの手によってつくられた折り鶴が納められたそうです。
地震で亡くなった方々、傷つき苦しまれた全ての人々への祈りと、復興への願いを込めて…
昨日ISSから離岸した二羽目のこうのとりは、
南太平洋上空で大気圏に再突入、燃え上がりながらその生涯を終えました。
そして、自らの身体を焼き尽くした炎の中からやがて三羽目のこうのとりが産まれ、また宇宙へと旅立つことでしょう。
そう。
こうのとりもまた、はやぶさと同じ宇宙の不死鳥なのです。
今日(2011年3月30日)、日本時間で昼過ぎ頃、
国際宇宙ステーション(ISS)補給船「こうのとり」2号機(HTV2)が地球大気圏へ再突入しました。
宇宙ステーション補給機「こうのとり」2号機の大気圏への再突入完了について
(JAXAプレスリリース)
今年の1月22日午後2時37分57秒(日本時間)に種子島宇宙センターから翔び立って以来、
およそ67日間に渡る宇宙の旅でした。
二羽目のこうのとりは、見事その使命を完璧に果たしたのです。
おめでとう!
…そして、ありがとう。こうのとり2号機!!
こうのとり2号機の旅立ちを、種子島で見送った日のことを想い出します。
天気晴朗なれど風強し、澄み切った青空にH-IIBロケットが白雲を突き抜けて吸い込まれやがて宇宙へと墜ちていく、
とても美しい打ち上げでした。
→種子島の冬空に、こうのとり羽ばたく!H-IIBロケット2号機打ち上げレポート 前編
→種子島の冬空に、こうのとり羽ばたく!H-IIBロケット2号機打ち上げレポート 後編
打ち上げ後も順調に飛行し、問題なく国際宇宙ステーション(ISS)に到着接岸し係留された「こうのとり」2号機。
しかし、今月11日に発生した東北地方太平洋沖地震で「こうのとり」とISSの「きぼう」日本実験棟運用管制室のある筑波宇宙センターも被災、一時的に運用管制をNASAジョンソン宇宙センターに設置した臨時管制室に移して緊急対処するという波乱のミッションとなってしまいました。
それでも、スタッフの懸命の努力で筑波宇宙センターは逸早く運用管制業務を復旧再開、「こうのとり」2号機の宇宙の旅を見事に締め括ったのです。
関係者の皆様、本当にお疲れさまでした!
ISSを離れる前に、「こうのとり」2号機の船内には宇宙飛行士たちの手によってつくられた折り鶴が納められたそうです。
地震で亡くなった方々、傷つき苦しまれた全ての人々への祈りと、復興への願いを込めて…
昨日ISSから離岸した二羽目のこうのとりは、
南太平洋上空で大気圏に再突入、燃え上がりながらその生涯を終えました。
そして、自らの身体を焼き尽くした炎の中からやがて三羽目のこうのとりが産まれ、また宇宙へと旅立つことでしょう。
そう。
こうのとりもまた、はやぶさと同じ宇宙の不死鳥なのです。