天燈茶房 TENDANCAFE

さあ、皆さん どうぞこちらへ!いろんなタバコが取り揃えてあります。
どれからなりとおためしください

湯の町を後にして「富士」は往く

2008-12-30 | 実況
最後の東海道九州ブルートレイン「はやぶさ」と「富士」を乗り継ぎ、九州と東京を行き交う旅も3日目を終えようとしています。
今夜で3連泊目になるB寝台1人用個室「ソロ」で自宅のようにくつろぐうちに、大分発東京行き「富士」号は温泉郷別府と別府湾に別れを告げ、盟友「はやぶさ」と出会うべく関門海峡を目指す。

今日は僕も少し贅沢して、「富士」号に乗る前に別府温泉の外湯をはしごしたよ。今年一年の疲れが湯に流れて、ああ良い気分。
湯上がりの寝台車の気持ち良さはまた格別です!

富士山には「はやぶさ・富士」号がよく似合う

2008-12-29 | 実況
昨日から、旅に出てます。ブルートレイン「はやぶさ」号と「富士」号を乗り継ぎ、九州と東京を行き交う年末年始休暇です。

という訳で、最初に乗車した上り東京行き「はやぶさ」は現在「富士」と併結して東海道本線を定時走行中。
雲一つない日本晴れの空に、元旦まで取っておきたいような見事な富士山が見えています。

さよならの準備

2008-12-26 | 鉄道
夕暮れのブルートレイン「はやぶさ」「富士」でのお別れのショートトリップは如何。
でも、日の暮れた都会の駅で夜汽車を降りると、余計に悲しくなりそうな…

(写真:上り東京行き「はやぶさ」)

JR九州は、来年3月13日のダイヤ改正を持って廃止となる最後の東京九州直通寝台特急「はやぶさ」「富士」のB寝台車に寝台券(開放2段式B寝台:6300円也)を購入せずとも指定席特急券で乗車できる措置を、来年2月中限定で行うと発表した。

JR九州プレス発表資料 2008年12月25日:平成21年2月限定 寝台特急「富士」「はやぶさ」に寝台券なしでご乗車になれます!
http://www13.jrkyushu.co.jp/newsreleaseweb.nsf/9dd28b8cb8f46cee49256a7d0030d2e6/137ecf5b39bbf47e4925752a0057fffa?OpenDocument

寝台券なしで乗車できるのは、上り「はやぶさ」号の熊本駅→博多駅間と、同じく上り「富士」号の大分駅→小倉駅間。
それぞれ6号車と12号車(ディーゼル発電機搭載なので床下から騒音があり、その為最後に指定券を売り出すように設定されているという曰く付きの「スハネフ14/15」形車輌が充当される号車だ)の下段ベッドを3人でシェアするかたちで利用できるそうだ。


この2段寝台の下段ベッドに腰掛けての、始発駅から僅かなひと時寝台車の雰囲気を味わうだけの小さな旅となる。
勿論、寝具やリネン類は利用できない。
博多駅や小倉駅より先へ乗ろうとすると、当然ながらB寝台料金が請求される。

要は東京始発の下り「はやぶさ」「富士」で現行実施されている「ヒルネ乗車(立席特急券による寝台車の空席座席利用)」を着席確約の指定席特急券で上り列車でも行うということで、「ブルートレイン惜別名残り乗車組」を狙った商魂逞しい商売といううがった見方も出来る。
実際、上り「はやぶさ」「富士」は始発の熊本や大分を発車した時点ではがら空きで、博多や小倉で客を拾っていくという乗車パターンが多いからね。主の来ないベッドを休ませることなく稼がせようということか。上手いこと考えたな。

でも、どうなんだろうね、ベッドに寝られない寝台車って…
ホテルのデイユースみたいな感覚なんだろうけど、それでもやっぱりブルートレインは「夜の女王」。夜の帳が降りて、いよいよ夜行列車が本来の輝きと哀愁と妖しさに包まれ、碧い車体が闇に妖艶な美しさを放ち始める刹那に下車して、日常の延長線上の都会の駅に放り出されるなんて…

ハッキリ云って「生殺し」じゃないですか!!


僕はこのサービス利用しません、せっかくですが。
ブルートレインに乗るなら、しっかり夜を越えて朝まで乗車します。

という訳で、海外旅行をキャンセルして旅程を組んだ渾身の行路・年末年始の年越し「はやぶさ」「富士」襷掛けマラソン乗車の出発まであと2日。
年が明けたらいつ東京まで乗車するかも、そろそろ決めておかないと…

香川衛星STARS、その名は「KUKAI(空海)」

2008-12-22 | 宇宙
画像提供:JAXA

来月、H-IIAロケット15号機で打ち上げられる温室効果ガス観測技術衛星「いぶき(GOSAT)」に“あいのり”して宇宙に旅立つ7つの小型副衛星のひとつ、「香川衛星STARS」の公募されていた愛称が決まりました。
その名も「KUKAI」!空海、弘法大師です。

「香川衛星STARS」の愛称決定!多数のご応募ありがとうございました!(香川大学工学部)

そうか、弘法大師は香川出身だったのか。
それに「KUKAI」のアルファベットはKagawa University Kinetic Aero-Intelligenceの頭文字とは、うまいこと考えたね。
なかなか響きもいいし、どことなく東洋的宇宙観すら感じさせる(ような気がする)いい名前じゃないですか。

そしてこの愛称募集には僕も応募していたのだが…
あ~あ、また人工衛星の名付け親になり損ねた!残念!!

ちなみに、
KUKAIと応募したのは、ひらがなや漢字など類似表記を含めると13人。応募作品で最も多かったのは「オリーブ」の46人で、ユニークな名前では県出身の発明家、平賀源内に由来する「GENNAI」や、親機と子機をつなぐテザー(ひも)が似ているとして「うどん」もあった。(愛称は「KUKAI」に/香川大の人工衛星 SHIKOKU NEWS 四国新聞社)』

「げんない」「オリーブ」は審査委員会で最終候補に残ったそうですが、「うどん1号(U-don1)」はやっぱりボツだったね(僕が考えた名前だよ、トホホ。。。)

ともあれ、宇宙に旅立つ弘法大師「KUKAI」、恙無き旅を!

ねこちゃん帰ってきた

2008-12-21 | ねことか
行きつけのS美容院の看板ねこちゃんがいなくなってしまってから1ヶ月余り。
先程、久々にカットしに行ったら、この子が出迎えてくれました。




仔ねこの名前は「宇宙(そら)」ちゃん。
前にいた「ポコ」ちゃんがいなくなって1週間ほど経った朝、瀕死の状態で店の裏の坪庭の木の下で助けを求めていた…そうです。

「もうね、ポコちゃんが生まれ変わって帰って来たとしか思えないですよ」
ポコちゃんがいなくなったショックで、もう二度とねことは一緒に暮らすまいと思っていたというS美容院マスターの奥さんも否応無く、その場で保護して手当てしてやったらすっかり元気になったとのこと。
おとなしい性格や毛並みもポコちゃんに生き写し。

かくして、S美容院に帰ってきた看板ねこ「そら」ちゃんでした。
生後半年位だから、これからどんどん大きくなるね。そのうち、シャンプーやカットの間、膝の上に乗ってくれるようになればいいなぁ~

さよなら、はやぶさ。

2008-12-20 | 鉄道
遂に報道が出ました。

ブルトレ「はやぶさ」「富士」姿消す(読売新聞) - goo ニュース







昨年11月の朝日新聞による九州ブルトレ全廃の第一報以来、覚悟はしていたのだが、それでも正直「ひょっとしたら、東京行きのスジだけは生き永らえるかも…」と一縷の望みを持ち続けていたのも事実。
しかし現実はあくまで冷酷だった。
同じ名前を持つ宇宙船の地球帰還を共に迎える夢も断たれた。

今、僕の手許には、年末年始休暇の「はやぶさ」「富士」の寝台券がある。
この年の暮れと新年は、ブルートレインの車中で心置きなく過ごそうと思う。

ブルートレイン「はやぶさ」のファイナルランは、おそらく来年3月13日発車。(奇しくも小惑星探査機「はやぶさ」が地球帰還に向けた第2期軌道変換としてリアクションホイールとイオンエンジンを再起動するのと同時期だ。この2つの「はやぶさ」には、やはり何かしらの因縁を感じる…)

残された日々は僅か、あと何回乗れるか…

さようなら、夢の超特急~その4・平成20年12月14日、0系は駆け抜けた~

2008-12-18 | 鉄道
写真:最後の0系新幹線を見送る人たち、姫路駅にて

さようなら、夢の超特急~その3・ひかり340号三原駅→新大阪駅、交通科学博物館~からの続き

交通科学博物館から新大阪駅に戻ってきた。
14:56に発車する最後の0系新幹線「ひかり347(サヨナラ)」号を見送る為だ。

「うん?なんか様子がヘンだな…何?入場制限!?」


何ということだ、「ひかり347」号の発車するプラットホームには、乗車券を持たない乗客の入場制限が始まっている。


隣のプラットホームに上がってみると、この有様。
「…これじゃ見送りはとても無理だ。仕方がない、新大阪駅での見送りは諦めて、さよなら式典のある広島駅まで先回りするぞ!」
ちょうど滑りこんで来たN700系の下り「のぞみ」の自由席に飛び乗って、とりあえず新大阪駅を離脱。

「のぞみ」が新大阪駅から離れて加速する間際、隣のプラットホームに滑り込んで来る0系とそれを立ち並んで直立不動で迎える制服姿の鉄道員たちの姿がチラリと見えた。
「0系の、最期の花道とそれを見送る鉄道員たちだ…格好良いなぁ。『ひかり347』号よ、広島駅で待ってるぞ!」

最新型のN700系の快適な車内に身を落ち着けて一息つくと、隣に座った家族連れ客が声をかけてきた。
「あの…新大阪駅に凄く沢山人がいたみたいですが、何かあったんですか?」
「ああ、これから最後の0系新幹線が発車するんですよ」
「そうなんですか!何か事件でもあったのかとびっくりしましたよ!」
「ははは…まぁ、僕ら鉄道好きにとってはかなりの事件ですけどね」
「え?あなたも鉄道ファンなんですか?」
「あはは…ええ、まぁそうなんです。実は今から広島駅まで0系を先回りして待ち受けるんですよ。」
「ええ~!?」
こんな感じで話しが弾み、広島駅までの道中楽しく過ごせました。
ご家族の連れてる赤ちゃんに朝に博多駅で携帯電話で撮った0系「ひかり340」号のモニタ画面の写真を見せたら、「しんかんしぇん!」と即答してくれたのが嬉しかった。
「どんなに新型車輌が出てきても、子供たちにも今でも新幹線と言えば0系なんですよねぇ!」
「やっぱり、とんがった嘴みたいな電車よりアンパンマンみたいな丸くて可愛い電車の方が好きだよね~」

夕陽の差し始めた広島駅で御家族と別れて「のぞみ」を降り、0系「ひかり347」号を待ち受ける。



最優等速達列車の証し、「赤いひかり」の行先方向幕が掲示されている。



1号車先頭部付近では「0系新幹線さよなら式典」が行われていたらしいのだが、人が多過ぎて全く様子が窺い知れない。
やむなく最後尾6号車を眺め、撮影し、それでも人が多いのでいい加減ウンザリして、隣ののりばに入ってきた500系の下り「のぞみ」に飛び乗る。
「このまま博多駅まで先回りだ!終着の博多駅で待ってるぞ0系!」


博多駅に到着すると、プラットホームは完全に人で埋め尽くされていた。
覚悟を決めて、「ひかり347」号の到着するプラットホームで雑踏にもみくちゃにされながら0系の到着を待つ。

「来た!0系が帰って来た!」


午後6時過ぎ、最後の0系新幹線「ひかり347」号は終着駅博多に到着した。



「さようなら…0系新幹線…」



0系新幹線
昭和39年10月1日 東海道新幹線開業でデビュー
平成20年12月14日 「ひかり340」号、「ひかり347(サヨナラ)」号で博多駅―新大阪駅間を往復し、運転終了


関連記事一覧
さようなら、夢の超特急~0系新幹線、ファイナルラン~
さようなら、夢の超特急~その1・ひかり340号博多駅→徳山駅~
さようなら、夢の超特急~その2・ひかり340号徳山駅→三原駅~
さようなら、夢の超特急~その3・ひかり340号三原駅→新大阪駅、交通科学博物館~

さようなら、夢の超特急~その3・ひかり340号三原駅→新大阪駅、交通科学博物館~

2008-12-18 | 鉄道
写真:山陽新幹線開業当時の制服でサービスしてくれた車内販売員さん方(掲載には御本人の了解を得ています)

さようなら、夢の超特急~その2・ひかり340号徳山駅→三原駅~からの続き

10:32、三原駅出発。
続いて11:03に到着する岡山駅では僅か1分間の停車で、すぐに発車。

11:29、最後の停車駅となる姫路駅に到着。

反対側のプラットホームには、見送り客が鈴なり。

11:34、姫路駅出発。
最後の上り新大阪駅行き0系新幹線「ひかり340」号は、いよいよ最終区間に入った。
冬の曇り空と家並みの向うに明石海峡大橋を見ながら、列車は終着駅新大阪を目指し進んで行く。

ラストスパートをかけて新神戸駅をかなりの速度で通過し、六甲トンネルを突き抜けた「ひかり340」号は、12:05に新大阪駅に到着した。
最後まで坦々と安全確実に、いかにも「新幹線らしい」見事な走りっぷりであった。


下車前に、最後に自分が座っていた座席と車内に軽く一礼。

「今日まで長い間、本当にお疲れ様でした。ありがとう、0系新幹線」

出迎え客で混み合う新大阪駅の新幹線のりばを後に、在来線の東海道本線に乗り換えて大阪駅へ。さらに大阪環状線に乗り換え、弁天町駅で降りて向かった先は…


交通科学博物館。
展示されてる蒸気機関車の顔に、クリスマスリースが飾りつけられてるね。


館内には、こんな懐かしいブルートレインのヘッドマークも。
この列車達の中で、今も存命なのは「はやぶさ」だけだもんなぁ。寂しいよ…

さて、今日この交通科学博物に来たのは、この展示を見る為。
さよなら0系新幹線展「夢の超特急の時代」



僕が生まれたのは1976年、昭和51年。
既に新幹線は博多まで到達しており、新幹線が「夢の超特急」と持て囃された時代の記憶は無い。
それでも、展示された新幹線開業当時の品々を見ていると、当時の熱気が伝わって来る。

戦争で何もかもが焼けてしまった日本が、文字通り裸一貫で甦った時代。明るい明日への希望は生々しく、誰もがそれを実感できる活力に満ちた時代だったのだろう。
そして力強く登る日本の夜明けの太陽の向うから、時速210キロでビュワーンビュワーンとやってきたみんなの夢の超特急、それが0系新幹線だったのだ。

現在、最早太陽は中天を過ぎ、日本は「神々の黄昏」を迎えようとしている。
アジアで最初のオリンピックに沸き立ち、アポロの持ち帰った月の石に未来世界の夢に酔いしれたあの頃には、もう二度と戻れない。
そんな時代に、夢の超特急0系新幹線もまた走り去って行ってしまうのだ。


館内には、東海道新幹線開業当初に営業運転していた0系の車輌が保存展示されている。
世界で初めての超高速鉄道として、奇跡と言われた戦後復興を成し遂げ名実共に先進国の一員として君臨せんとする日本を駆け抜けた栄光の車輌を見ていて、気が付いた。
九州新幹線の800系「つばめ」号と、とてもよく似ているのだ。

「そうか…今でも、すべての新幹線には0系の魂が引き継がれているんだよなあ…」

0系は去っていくが、新幹線の理念…何よりも速く、快適に、そして安全に走ると言う崇高な志は、0系の後を引き継ぐすべての新幹線車輌に確実に受け継がれている。
そしてそれは新幹線に留まらず、すべての日本の「ものづくり」の精神に受け継がれていると思うのだ。
そう信じたいのだ。

「そう考えると、寂しくなんかないよ。だって、0系の子供たちが今でもこれからも、みんなの夢を運ぶ超特急として僕のそばにいるんだもんね。」

さあ、そろそろ新大阪駅に行こうか…
最後に走る0系新幹線、「ひかり347(サヨナラ)」号の発車時間だ。

さようなら、夢の超特急~その4・0系は駆け抜けた~に続く

さようなら、夢の超特急~その2・ひかり340号徳山駅→三原駅~

2008-12-17 | 鉄道
写真:走行中の新幹線0系の運転室内(ひかり340号最後尾車輌のドア窓越しに撮影)

さようなら、夢の超特急~その1・ひかり340号博多駅→徳山駅~からの続き

9:18、徳山駅を発車。
ようやく「0系さよなら運転グッズ」の購入順番が回ってきたと案内があったので、デッキの“売店”へ。
尤も、ただデッキに車内販売のワゴンが置いてあるだけだったけど。
順番が「135番」なので5個限定の記念盾や12個限定の陶板タイルは勿論売り切れていたけれど(当たり前だ)、何とかキーホルダーをゲット。
往年の「最速達ひかり」のものを模した栄光の「赤いひかり」仕様の行先方向幕と「さよなら運転」ロゴが表裏にデザインされたキーホルダー、1000円也。


こちらは3号車にある車販準備室を利用した“売店”。3・4号車の乗客はここに誘導されてグッズ販売が行われた模様。
「う~ん、出来ればここでカレーライスか何か食べて“ビュフェごっこ”がしたかった!」
満席の乗客が殺到しそうで、食堂営業は無理だろうけれど。


9:45、広島駅に到着。11分間停車。
ここでもプラットホームは0系撮影会。

9:56、広島駅発車。


ここらで一息入れて、駅弁を購入。朝ごはん、まだ食べてなかったもんね。
車内販売の「さよなら運転記念弁当」、1000円也。
と、車内ではやっぱり、朝からビール!(笑)


中身はこんな感じ。
秘かに「白ご飯と梅干しで0系の顔を表現してあったりして…」と期待していたのだが、オーソドックスな幕の内弁当でした。


10:19、三原駅に到着。ここでも13分間停車。
隣のプラットホームに移動して、先頭車を撮影。


三原駅では300系に追い抜かれる。

さようなら、夢の超特急~その3・ひかり340号三原駅→新大阪駅、交通科学博物館~に続く

さようなら、夢の超特急~その1・ひかり340号博多駅→徳山駅~

2008-12-16 | 鉄道
写真:博多駅で出発を待つさよなら0系「ひかり340」号

先月末で山陽新幹線「こだま」号としての定期運転を終了し、引退した初代新幹線0系。
しかしこのまま別れるのは寂しいとの意見にJR側が応えてくれたのか、今月に入ってから3日間に渡って「0系さよなら運転」が行われた。しかも嬉しいことに、夢の超特急らしく速達タイプの優等列車「ひかり」号としての運転である。

「0系さよなら運転」は全車指定席なので、指定券を持っていないと乗ることが出来ないが、案の定人気が殺到し3日間分のすべての列車が発売と同時に満席となった。
そして僕もラッキーなことに、さよなら運転最終日の博多発新大阪行き「ひかり340」号の指定席を確保することが出来た。

最後の日の0系に乗って、最後の0系「ひかり347(サヨナラ)」号を見送りに行ってきました。

平成20年12月14日

熊本を始発の特急で出発し、早朝の博多駅へ。
午前7時50分頃、最後の新大阪行き0系「ひかり340」号が入線してきた。



見送り客もそれ程多くなく、比較的のんびりムード。
やっぱり先月末に一度盛大に「0系こだま号定期運転終了」をやっているから、ちょっと「別れ慣れ」しちゃったのかな?
それに今日は夕方に0系最終列車がもう一度博多駅に帰って来るからね。


各駅停車の「こだま」ではなく、速達列車の「ひかり」であることを誇示する方向幕の赤い表示。


8:06、出発。
これから小倉、徳山、広島、三原、岡山、姫路の順に停まって終点新大阪を目指す。


発車後配られた「0系グッズ商品販売のご案内」。
混乱を防ぐ為か、さよなら運転記念グッズは2輌ごとに配られるくじ引きの整理番号順に、1人1点限り購入できるという方式。
気になるグッズのラインナップは「記念盾(3000円、限定5個)」「記念陶板タイル(2000円、限定12個)」「記念ステッカーセット(1000円、限定55個)」「記念キーホルダー(1000円、限定45個)」というもの。
ところで僕の整理番号は…135番!?あ~あ、こりゃ盾やタイルは絶対買えないな。と言うか、全部売切れになってるんじゃないか?


続いて配られた、記念乗車証とポストカード。


グッズ販売の順番を待っている間に「ひかり340」号は小倉駅に停車し、新関門トンネルを抜けて冬の薄日の差す山陽路を走っていく。


博多駅を出て1時間少々、9:12に徳山駅に到着。ここで6分間停車。
プラットホームは0系撮影会状態。


停車中に最新型のN700系に追い抜かれる。

さようなら、夢の超特急~その2・ひかり340号徳山駅→三原駅~に続く

さようなら、夢の超特急~0系新幹線、ファイナルラン~

2008-12-14 | 鉄道
今日で本当に最後です。
走り去って行ってしまいました。

写真:平成20年12月14日午前10時半頃、山陽新幹線三原駅に停車中の「ひかり340」号

さようなら、僕らの夢の超特急。

明日以降、0系さよなら運転「ひかり340」号乗車と「ひかり347」号追跡のレポートを書いていきます。
気長にお待ち下さい。

Requiem

2008-12-13 | 鉄道
博多菓子工房ニ鶴堂の特製0系バームクーヘン

明日は0系新幹線、最期の日。

ひかり340号と347(サヨナラ)号として、博多駅から新大阪駅まで1往復する。
最後の晴れ舞台…

僕も、新大阪まで乗車します。

逃げねこ寝ねこ

2008-12-13 | ねことか
久し振りに隣町の実家にねこを見に行きました。
ねこと一緒にコタツで昼寝しようと思っていたのに、長毛種なので寒さは苦にならないのか、座敷を逃げ出して外に遊びに行きたがるもぐさん。


こちらは丸まって寝ているけど、撫でると唸って機嫌が悪くなるふく。

冬のロケット「H-IIA15号機」打ち上げ見学弾丸ツアー計画書

2008-12-11 | 宇宙
写真:H-IIAロケット、リフトオフ!(12号機)

H-IIAロケット15号機の打上げについて(JAXAプレスリリース)
H-IIAロケット15号機の打上げ予備期間について(JAXAプレスリリース)

“冬のロケット”H-IIA15号機の打上げが近付いてきました。
来年の1月、いや来月の21日昼過ぎ、温室効果ガス観測技術衛星「いぶき」と7つのあいのり衛星を乗せたH-IIAが種子島宇宙センターから宇宙に旅立つ!

さて、打ち上げ予定日の2009年1月21日は平日の水曜日なんだが…
仮にこの日、有給休暇を取ったとしたらどうなるか?
以下、僕の自宅のある熊本県八代と種子島を結ぶ点と線の時刻表シミュレーション。

JR新八代駅6:40発
(九州新幹線つばめ101号)
JR鹿児島中央駅7:27着
↓タクシーで移動
鹿児島市南埠頭ターミナル8:00発
(高速船ロケット)
種子島・西之表港9:35着
西之表港バス停9:45発
(大和バス・南種子Aコープ前方面行き)
長谷バス停10:50頃着
↓徒歩で長谷展望公園まで移動
12:54~13:16 H-IIA15号機リフトオフ
↓徒歩で長谷バス停まで移動
長谷バス停14:10頃発
(大和バス・西之表港方面行き)
西之表港バス停15:15着
種子島・西之表港15:50発
(高速船ロケット)
鹿児島市南埠頭ターミナル17:25着
↓路面電車で移動
JR鹿児島中央駅18:44発
(九州新幹線つばめ60号)
JR新八代駅19:30着

おお、熊本県八代から種子島まで弾丸ツアーで日帰りできる!

…思い切って見に行っちゃおうかな、冬のロケット。
明日、有給休暇申請してみようっと。。。