天燈茶房 TENDANCAFE

さあ、皆さん どうぞこちらへ!いろんなタバコが取り揃えてあります。
どれからなりとおためしください

はやぶさ、再起動!!

2006-05-31 | 宇宙
我らの不死鳥が、遂にやってくれた!!

探査機:「はやぶさ」のイオンエンジン起動試験に成功(毎日新聞)
(写真© JAXA)

「加速は良好で、順調にいけば年明けにイオンエンジンを起動させ地球に向けて出発」とある。

小惑星イトカワへ向かう壮絶なミッションで姿勢制御装置はズタズタになり、推進剤もすべて漏れ出し、
地球との通信も途絶えてまさに満身創痍で宇宙を漂っていた「はやぶさ」だが、
1月下旬の奇跡の通信回復以来のJAXA地上スタッフの地球帰還への努力と執念、
そして我々「はやぶさ」を愛する者たちの祈りが天に通じたか、
とうとう地球へ向かって天空を駆けるための翼であるイオンエンジンを復活させてしまった!

凄い!凄すぎるぞ「はやぶさ」!!
流石は我らの、奇跡の宇宙船!

とはいえ、まだ起動試験に成功した段階で、
これから本格的にイオンエンジンを噴かすまでにはまだまだ多くの困難が予想される。
これからも慎重に準備を続けて、どうか無事に我らの待つ懐かしい故郷へと舞い戻って来てくれることを祈るばかりである。

はやぶさ、帰って来い…待ってるぞ!




謎の彗星が、昨日地球に墜落する!?

2006-05-26 | 時事
先日、天燈茶房ブログでも取り上げた「謎の彗星」ことシュヴァスマン・ヴァハマン第3彗星の破片が5月25日ころ、
中部大西洋近辺に墜落、海底火山噴火を引き起こし、その結果高さ200メートルもの津波が発生すると予言されていたらしい。

すい星墜落で大西洋に大津波発生と警告=仏研究家ジュリアン氏〔BW〕(yahoo!ニュース)

現在、フランス時刻で5月26日の午後2時くらいだから、我々はどうやら彗星の直撃を回避できたらしい(w
なんか、7年前の「ノストラダムスの大予言」が懐かしいねぇ。。。

交通博物館、閉館

2006-05-14 | 鉄道
今から2時間ほど前、東京・神田の交通博物館が70年の歴史に幕を下ろし、閉館した。

僕が初めて交通博物館のことを知ったのは、確かまだ小学生にもならない頃。
オモチャ代わりに買ってもらった「ケイブンシャの鉄道大百科」シリーズに写真入りで紹介されていたのを見たときだと思う(昭和50年代初頭当時、世は空前の『SLブーム』の余波で、子供向けの鉄道趣味本が大量に出回っていたのだ。今となっては考えられないが。)。
モノクロの粗い写真だったが、居並ぶ蒸気機関車や鉄道部品の展示、壁一面に貼り出されたナンバープレート、大迫力の模型パノラマなど、
この世のものとも思えない魅力的な世界があることを知った鉄道大好き幼児の僕は無邪気に両親に「ここに行きたい!連れて行って!」とねだったが、
当時の九州・熊本の片田舎からは華の都東京は余りにも遠く、無知な子供の願いが叶えられることはなかった(当時、九州からの東京旅行は今日のアジア地域への海外旅行以上という感覚だったと思う)。

結局、僕が願いを叶えて憧れの交通博物館に詣でたのはそれから10数年後。
大学に合格し、青春18きっぷを握り締め、意気揚々と北海道まで鉄道三昧の旅に出た僕は、深川―名寄を結ぶJR深名線車内で都内の音楽学校に通っていると言う青年と出合った。音楽好きと鉄道好きが嵩じて「全国の鉄道路線のイメージを五線譜に書き留める旅に出ている」という彼は、旅慣れない僕に「銭湯の見つけ方」「食糧調達法」「駅寝の極意」「地元の人とのコミュニケーション術」といった「鉄道旅行サバイバル術(?)」の基本を教え込んでくれた。
この時、数日間に渡って彼と行動を共にしたことで身体に叩き込まれたテクニックは、現在も世界中を旅して周る際の基本的行動パターンとして僕の旅の安全を支え続けてくれている。
そんな彼と別れて九州に帰る僕に、彼は「帰りは『ガキドン(当時、東京―大垣を結んでいた夜行普通列車。現在の快速ムーンライトながら)で東京経由?それなら待ち時間が1日あるな。神田の交通博物館に行くといい」と勧めてくれたのだ。
「日本の鉄ちゃんなら、一度は行っておくべき聖地だぞ」

早朝の神田駅に降り立った僕は、当時まだオタクの街ではなく日本一の電気街だった秋葉原を目指して歩いた。
「師匠」から「神田」の交通博物館、と言われた僕はそのまま愚直に「神田駅」を目指してしまったらしい(こういう融通の利かないところは当時から変わっていないなあ)。

目指す「聖地」はあっさり見つかった。
「…こ、これは!」
何の変哲もない街角に突如、新幹線とD51がバーンと壁から突き出しているビルがあったのだ。
交通博物館は外観もシュールだったが館内は更に凄かった。
はじめて来た場所なのに、何故かどこもかしこも「見覚えがある」のだ。
「か、変わってないんだ…あの頃から。」
そう、交通博物館の館内は、僕がまだ小学校に上がる前に買ってもらったケイブンシャの大百科に載っていた写真のまま、寸分違わぬ姿で十数年後もそこにあった。
いや、正確には「戦前に旧万世橋駅が改装されて交通博物館となって以来、基本的に変わっていない」のだ。

平成の御世の東京のど真ん中とはとても思えない、時間が凝固してしまったような奇妙な感覚。
子どもの頃に食い入るように見つめた写真の中の世界が、そのまま現実としてそこにある不思議。
そして、どこか心安らぐ、「田舎のおじいちゃんおばあちゃんのうち」みたいな穏やかなレトロ感覚。

平日の館内はひっそりしていた。
じっくりと、見慣れた初対面の展示を見て周った。
帰りに、売店で「ブルートレインのハンカチ」を買った。
それは、小学2年生の誕生日に東京に住んでいたいとこのKちゃんが送ってくれた贈り物と同じものだった。

あれから更に時は流れ、すっかりオヤジになった僕は今年初めに久々に交通博物館を訪れた。
すでに「閉館さよならキャンペーン」が始まり多くの入場者でごった返す交通博物館館内は、すでにあの日とは別の顔になっていたような気がした。
それでも交通博物館の展示品たちは「師匠」と一緒に僕に「いつまでも変わらないものは、ココロの中にしかないんだよ」と語りかけてくれるようだった。

あの「奇妙な懐かしい雰囲気」は、いつまでも僕のココロの中にある。
そして、今までにここを訪れたたくさんの「鉄ちゃん」たちのココロの中にも、それは様々なかたちで受け継がれていくのだろう。

さようなら、神田の交通博物館。
懐かしい見知らぬ場所。

さようなら交通博物館

2006-05-11 | 鉄道
今度の日曜日(5月14日)、東京・神田にある「交通博物館」が閉館する。

交通博物館:閉館のお知らせ

この博物館は一応「交通全般を扱う博物館」ということになっているが実際は鉄道がメインで、大げさに言うと“日本の鉄道愛好家の聖地”みたいな場所だった。
僕も学生時代から数回訪れた事があり、それなりに想い入れもある。

この博物館の想い出は、いずれ日を改めてじっくり綴ってみたい。

死にゆく彗星

2006-05-07 | 宇宙
ゴールデンウィークも今日で終り。あ~あ、明日からまた仕事か…

 今日は1日自宅で休む。朝から雨もシトシト降っていて、気が滅入ることこの上ない。
こんな時は気分を入れ替えて、スカッとするようなことを考えないと…と思っていたら、丁度今、地球周辺で進行しているある「宇宙の事件」を思い出した。

シュヴァスマン・ヴァハマン第3彗星(国立天文台hp)

 この彗星のことは春先に日本惑星協会のメルマガで知って、「おおっ久々の宇宙のビッグイベントだ!」と関心を持っていたのだが、
旅行したり旅先で蟄居したりしててつい遠ざかっていた。
今が「見ごろ」らしい。見たいけど、この空模様では今夜はムリだろう。

 彗星は「雪だるま」みたいな脆い構造の天体なので、宇宙を旅しているうちに太陽とか木星みたいな重い星の潮汐力のせいで壊れてしまう事はよくあるらしい。
最近では「シューメーカー・レビー第9彗星」を思い出す。この彗星は木星の潮汐力で文字通り引きちぎられ、十数個の破片となって木星の重力圏に捉えられてしまった。
そのまましばらく彗星のかけら達は1列に並んで木星の周囲を回っていたが、とうとう1994年の7月にそのまま木星に落下し、大爆発と共に消滅してしまったのである。
この壮絶な「彗星の死」は、地上からも観測された。僕もその日、熊本市立博物館主催の屋外観測会に参加して、熊本城の博物館の庭に据えられた反射望遠鏡越しにその一部始終を見守ることができた。
望遠鏡のファインダーに浮かぶ木星の表面に、ぽつぽつと「あばた」が浮かんでいる。それが哀れな彗星の最期の姿だ。
博物館の学芸員さんが「シューメーカー・レビー彗星が一列に並んで木星に向かう姿はまるで宇宙の夜行列車のように見えます」と説明していたのが、僕の「鉄道好き」のココロの琴線に触れまくって強く印象に残っている。


 砕かれ、他の天体に降り注ぎ消滅する彗星は、その「雪だるま」の中に蓄えられた物質を持って時に「生命の種子」という役割を果たす事がある…という仮説がある。
昔、シューメーカー・レビー彗星やシュヴァスマン・ヴァハマン彗星のように引きちぎられた彗星が原始地球に降り注ぎ、不毛の大地だった地球にもたらされた彗星起源の有機物や水が生命を産んだ…というのである。
そう考えると、死にゆく哀れな彗星は実は宇宙に生命を運ぶタンポポの綿毛みたいなものなのかも知れない。
まさに宇宙を舞台に壮大な輪廻転生の曼荼羅が展開されているようではないか!今頃、木星の渦巻く大気の中で人知れず有機物が合成を始め、新たな生命誕生のドラマが秘かに始まっているのだろうか。

 さて、死にゆく彗星と言えば、去年の秋にもひとつの彗星が地球を去って宇宙の彼方に走り去っていった。
京都と南宮崎を結んでいたブルートレイン「彗星」(写真)。
この「地上の彗星」も、「効率化」「スピード優先」「経済性」という猛烈な潮汐力によって砕かれ、消えてしまった。
この彗星は消え去る前に多くの旅人達の心に数え切れない「思い出」という種子を残してくれたように思う。

やっぱりおいしい「かしわめし」

2006-05-06 | 実況
うどんを二杯も食べたばかりだが、折尾駅でつい買ってしまった駅弁「かしわめし」を昼飯に食べる。
僕は駅弁は「高い割に味はイマイチ」というイメージがあってあまり好きではないのだが、この折尾駅の「かしわめし」は大好き。さっき食べた立ち食いの「かしわうどん」と同じ味がする。たぶん同じダシを使ってるんだろうな。さて、そろそろ熊本県に着きます。帰宅したらすぐにシャワーを浴びたい気分。やっぱり夜行の旅は消耗が大きい。若い頃は平気だったんだけどね。

九州最旨立ち食いうどん【第2弾】

2006-05-06 | 実況
小倉駅の立ち食いうどんにイマイチ満足できなかったので、折尾駅で途中下車して食べ直しw
折尾駅の立ち食いうどんも「立ち食いマニア」の評価が高い。
小倉駅のうどん同様、鶏だしに鶏肉が乗っているが、ややあっさりしている。
実は九州にはあと一つ、鳥栖駅にも名物立ち食いうどんがあり、僕は勝手に「小倉、折尾、鳥栖御三家」と呼んでいるのだが、いずれも同じ鶏ベースの「かしわうどん」だ。かつて本州から長距離鈍行列車で遠路はるばる九州入りした旅行者は北九州に連なる3つのターミナル駅で乗換え待ちにかしわうどんを食べて旅情を味わったに違いない。

九州最旨の立ち食いうどん、なんだけど…あれ?

2006-05-06 | 実況
小倉駅で「こだま」を降りて、在来線ホームへ。
小倉駅に来たら、名物の「かしわうどん」を食べない手はない。何しろこのうどんを食べるために朝から何も食べていないからね~
さて、お待ちかねのかしわうどんだけど、あれ?いつから¥310に値上されたんだ?それに葱入れ放題のサービスもなくなってるし、心なしか「かしわ」の量も少ないような…

昨夜の品川駅「お好みそば」に大満足した後だけに、ショボーンな気分もひとしお。味はよかったんだけど。。。

快適グリーン車座席

2006-05-06 | 実況
100系「こだま」は自由席も中古のグリーン車用座席を使っているので全席ゆったり4列座席。
このグリーン座席、「のぞみ」で正規のグリーン料金払って乗るとバカバカしく高いんだよなぁ…
太っ腹な「こだま」最高!

山陽新幹線各駅停車の旅

2006-05-06 | 実況
岡山駅でサンライズ・エクスプレスを降りて新幹線へ乗換え。
「のぞみ」で一気に九州に向かうのはつまらないので、敢えて「こだま」に乗車。どうせ急がない旅だし。
岡山始発の博多行き「こだま」は100系。かつて、JR西日本発足当時に2階建て車輌4両連結の「グランドひかり」として東海道山陽新幹線に君臨した栄光の列車も、効率至上主義時代に着いて行けず今では各駅停車のローカル運転列車で余生を送る。

日本最強の立ち食いそば

2006-05-05 | 実況
そろそろゴールデンウィーク休暇も終わるので、一週間散々世話になった友人宅から撤収する。
結局、買い物と散歩以外は何もやらない一週間だった。
今夜、東京駅から寝台特急に乗り込む。
今度はブルートレインの「はやぶさ&富士」ではなく最新鋭の寝台電車「サンライズ瀬戸&出雲」。乗り心地が良いと評判の豪華列車で楽しみだ。
午後10時の東京駅発車前に、ちょっと湘南電車に乗って品川駅に寄り道。お目当てはこれ、品川名物「お好みそば」。
品川駅の某所で密かに食べることが出来る、知る人ぞ知るこのそば、何と立ち食いカウンターにずらりと並んだ数種類の具をセルフサービスで乗せ放題なのだ。葱や天かす以外にサバのほぐし身やワカメ、里芋煮染などを思いっきり乗せるとこの通りそばはすっかり隠れてしまう。これで値段はかけそばと同額、吉○家も真っ青の超コストパフォーマンスメニューだ。
さて、腹ごしらえも済んだし東京駅に行くか!

東京買い物日誌 豆腐屋ジョニー編

2006-05-03 | 日記
引き続き都下某所の友人宅に潜伏中。

謎の食品が次々に発掘される友人の冷蔵庫も、だいぶ片付いてきれいに空っぽになってきた。
普段はマターリとした性格の友人も、空腹になると暴れるので仕方なく近所のスーパーに買い物に行く。

友人はもともと酒を飲まないし、僕は「訳あって」断酒中なので、お互い妙に食欲旺盛で野菜だの麺だの肉だのを大量に買い込む。
地元の熊本県のスーパーとは微妙に品揃えが違っていて、地元では見かけないモノがあったりして買い物をするのも結構楽しい。
で、ふと覗いた豆腐売り場で見つけました!「風に吹かれて豆腐屋ジョニー」!
呆れ顔の友人を尻目に即買いして、早速はまりんと記念写真。

さて、明日から何しようか。。。