天燈茶房 TENDANCAFE

さあ、皆さん どうぞこちらへ!いろんなタバコが取り揃えてあります。
どれからなりとおためしください

新たな年へ向けて…

2011-12-27 | 日記
今年も残りあと僅か。
平成23年・2011年も天燈茶房 TENDANCAFEに遊びに来て頂き、ありがとうございました。

今年、我が国は余りにも大きな災害に見舞われましたし、今もその爪痕は癒えていません。
そして僕たちの応援する宇宙船…「はやぶさ2」の旅立ちへの行く手にも暗雲が立ち込めている状況です、残念ながら。
やり残したこと、やり遂げていないことは沢山ありますが、ひとまずここで一区切り…
来年、また新たな気持でチャレンジを続けていくつもりです。

天燈茶房亭主は、明日から旅に出ます。
久しぶりに日本を出て、ドイツのバルト海沿いの町、人類が初めて宇宙に到達したロケットを打ち上げた地ペーネミュンデに行ってきます。
ロケットの生まれた町で、これからやるべきことを考えて来るつもりです。
旅行中の足取りなどはtwitterにつぶやきますので、お暇な時にでも覗いて見られるのも一興かと。






それでは、皆様もどうぞ良いお年をお迎えくださいませ!
来年、帰国してからまたお会いしましょう

天燈茶房亭主mitsuto1976 拝

Merry Christmas 2011

2011-12-24 | 日記
Merry Christmas!


天燈茶房亭主mitsuto1976はこのところ公私共に多忙を極めておりまして、
記事の更新が滞っている状況です。
更に、来週からの年末年始休暇には思い立ってドイツ にロケット巡礼に出かけたりするつもりなので、更に忙しくなりそう…
(年が明けてからの帰国後、旅行記は必ず書きますよ!気長にお待ち下さいませ)

ともあれ、今夜はクリスマス・イブ。
地上36,000kmの静止衛星軌道を翔ぶ超高速インターネット衛星「きずな」(WINDS)から宇宙からのクリスマスカードは届きましたか?
毎年恒例のNORAD(北米航空宇宙防衛司令部)によるサンタクロースの追跡ミッションも開始されているようですよ。

NORAD Tracks Santa


それでは、楽しいクリスマスを!
天燈茶房亭主mitsuto1976 拝

応援は決して、迷惑にはならない …翔べ!はやぶさ2!

2011-12-18 | 宇宙

「はやぶさ2」ミッションイメージ画像 提供:JAXA


「『はやぶさ2』が危機的状況にあると聞きます。
僕は『はやぶさ2』を応援したい。声を上げたい…!
でもそのことで、JAXAの足をひっぱるようなことになりはしないか…
『はやぶさ2』以外の計画にしわ寄せが行くのでは…と考えると、躊躇してしまうのです。
先生、教えて下さい。僕のような一宇宙ファンは今、一体どうすればいいんでしょうか?」


昨日開催された「第70回JAXAタウンミーティング」 in 別府ビーコンプラザの会場で、
JAXAの宇宙科学広報・普及主幹である阪本成一教授に、僕は聞いてみた。

その問いに対して阪本先生は、はっきりと答えて下さった。曰く、
「『はやぶさ2』への応援は、決してJAXAの迷惑になどなりません!
JAXA内での他のプロジェクトとの調整においても、
『はやぶさ2』にとって“贔屓の引き倒し”になどはなりません!
問題意識を、国民間で共有することが大事なのです。」


同席しておられたJAXAの広報関係者の方々からも、
「『はやぶさ2』の危機が新聞で報道されるということは、
新聞記者もこのプロジェクトを応援してくれているということです。」
「応援意見がたくさんある方が、我々が予算を求める際も迫力がありますから!」

という回答を頂きました。

応援は決して、迷惑にはならない…!


僕は、ただ宇宙が好きで、そして宇宙に挑むチャレンジ精神に魅了された外野の一宇宙ファンである。
今はただ、“僕にできること、僕にしかできないこと”をやるだけだ。
JAXAを外から応援すること。「はやぶさ2」が翔ぶことを願い、皆で声を上げること。
それが今、僕たちにできることである。
そして、それは今しかできない。もう、時間はないのだ。

僕は、僕たちは、最後まで諦めない。
声を振り絞り、壮大な「はやぶさ物語」の夢の続き…「はやぶさ2」ミッションの幕が上がることを願い続ける。
何よりそれが、明日の日本にとって限りない意義と価値があることを信じているから。

翔べ!はやぶさ2!
天燈茶房亭主mitsuto1976は「はやぶさ2」を応援しています

H-IIAロケット20号機、打ち上げ成功!

2011-12-12 | 実況
今日の午前10時21分(日本標準時)、晴れた冬空へ旅立っていったようです。

H-IIAロケット20号機による情報収集衛星レーダ3号機の打上げ結果について
(平成23年12月12日 JAXAプレスリリース)

ところで今回のH-IIAロケット20号機の打ち上げは、僕にとっては
「あかつき」くん「イカロス」を宇宙へと連れていった17号機以来の
「全く見ることが出来なかった打ち上げ」となってしまいました…

(いや、17号機のときは「打ち上がる前のロケット機体」を現地で見ているな…
翔べ、金星ロケット!~H-IIA17号機打ち上げ見送り紀行~ その1

今回も種子島に見送りに行きたかったんですがね、今月は公私共に忙しくて休暇を捻出出来ず、更に体調も万全ではないし、予算も…(年末年始休暇にドイツ旅行とか控えてるしなぁ)

でも、そこは射場のある種子島からの距離が近い九州熊本県南部在住の強みを活かして、ここから直接目視確認だ!
という訳で10時20分頃、勤務先でのトイレ休憩中に南の空を見上げてみたのですが、生憎と太陽が近い位置にある上に霞もかかっていて、肉眼では全く確認することが出来ませんでした。残念!

ともあれ、これでH-IIAロケットの打ち上げも20機の大台に乗り、安定した打ち上げ成功率を誇る世界に名だたる名ロケットに成長しましたね!
H-IIAを支えるすべての関係者の方々、日本のロケット屋さん達、
おめでとうございます!!
本当にお疲れ様でした。

はやぶさ後継機(はやぶさ2)への川口淳一郎プロジェクトマネージャのメッセージが出た

2011-12-12 | 宇宙
本日(2011年12月12日)付けで、
「はやぶさプロジェクトサイト」に川口先生からのはやぶさ後継機(はやぶさ2)に関する予算の状況についてのメッセージが出た。

先ずは読んで頂きたい。じっくりと!

はやぶさ後継機に関する予算の状況について
(はやぶさプロジェクトサイト)

…「はやぶさ2」プロジェクト実現を願うすべての人の言葉を、考えを、総括して呼びかけて下さった文章が綴られている。

僕も、これからも自分に出来るやり方で、「はやぶさ2」の実現を願う気持ちを表していきたい。
最後の最後まで、絶対に諦めないことの大切さを僕たちに教えてくれたのもまた「はやぶさ初代」 なのだから。

今こそ日本は“創造できる国”へと旅立とう。「はやぶさ2」と共に!
天燈茶房亭主mitsuto1976 拝

飛べるのだろうか… 「はやぶさ2」

2011-12-04 | 宇宙
「はやぶさ2」(イメージ画像)提供:JAXA


人類初の小惑星からのサンプルリターンに成功した「はやぶさ」の意義と成果を引き継ぎ、
2014年の打ち上げを目指して開発が進む小惑星探査機「はやぶさ2」
だが、その行く手に、何とこの時期になって暗雲が立ち込める事態になっているというのだ。

はやぶさ2、予算の危機について松浦晋也のL/D 2011.12.05)

はやぶさ2:ピンチ 予算削減、打ち上げに暗雲- 毎日jp(毎日新聞 2011年12月4日)

「来年度予算編成では、東日本大震災の復興経費を捻出するため、宇宙関係予算は大幅な減額が避けられない上、国家戦略に基づく実用衛星が優先される可能性が高い。
予算次第では、はやぶさ2の打ち上げが目標(14~15年)に間に合わず、計画が形骸化する恐れもある。」
(毎日jpより引用)とあるが、
「はやぶさ2」が目指す小惑星「1999JU3」へ到達できる軌道には2014~15年に地球を出発しないと乗ることができない。
「次の打ち上げチャンス」を待つうちには単にNASAに先を越されるというだけでなく、
「はやぶさ」を支えたスタッフたちは否応なく現場を去ることとなり、「はやぶさ」で培われた技術と経験は継承されることなく失われる。
すなわち、「はやぶさ2」の打ち上げ延期は日本の小惑星探査計画自体の続行不能を意味する。
形骸化どころの話ではないのだ。


ALUMIIさん提供:はやぶさ後継機予算問題の解説


「はやぶさ」の成果が、どれだけ日本国民を勇気づけたか。
震災復興が急がれる今こそ、「はやぶさ2」を飛ばす意義はますます高まっていると思えるのだが…

勿論、「はやぶさ2」が日本の宇宙の至上命題というわけではない。
準天頂衛星やISS、「だいち2」より何が何でも「はやぶさ2」を優先するべきだ、等と声高に叫ぶつもりもない。だが…

この困難な局面においても人類全体の知見を深める為に自ら宇宙の謎を追い、我々の起源を知るための探査を敢えて継続して行うことは、
日本が「先進国」を自認する上で覚悟しなければならない義務、ノブレス・オブリージュ ではないだろうか?

そして何より、
あの波乱万丈の大冒険が、「奇跡の地球帰還」が、
日本人にとって本当に「ただの“感動物語”」としての意味しか持たずに終わってしまうのだとしたら…
それは何と虚しく哀しい物語なのだろう、と思わずにはいられないのだ。

僕は「はやぶさ2」と一緒に、未だ見ぬ世界を見たいと願う。
だから、「はやぶさ2」には飛んで欲しいと思います。

天燈茶房亭主mitsuto1976 拝


今年も、宇宙からMerry Christmas!

2011-12-01 | 宇宙

超高速インターネット衛星「きずな」(WINDS) 画像提供:JAXA

今年も、宇宙の「きずな」 にクリスマスカードを託す季節がやって来ました。

超高速インターネット衛星「きずな」(WINDS)による
「宇宙から メリークリスマス2011」メール配信イベントの実施について

(JAXAプレスリリース 平成23年12月1日)


画像提供:JAXA


2008(平成20)年の打ち上げ以来行われている「きずな」の「宇宙からメリークリスマス!」メール配信イベント、
今ではすっかり宇宙ファンの冬の風物詩です。
「宇宙からのクリスマスカード」はイブの日にJAXAの地上アンテナから地球上空36,000kmの静止衛星軌道を翔ぶ超高速インターネット衛星「きずな」へ向けてメール送信され、宇宙の「きずな」を経由して届きます。

今年の冬も、あなたに宇宙からMerry Christmas!

宇宙からメリークリスマス!2011 クリスマスメール登録フォーム

登録は今日(平成23年12月1日)から21日の17時までです。