函館市松風町のグリーンプラザに建つこの像をご存知ですか?
そうです。「月光仮面」像です。
昭和33年、日本初の連続テレビ映画として放映され、大人気になったヒーローアクションドラマの元祖ともいうべき作品でした。
当時は勿論白黒、持っている家は限られ、ご近所に見せてもらいに出かけました。
正座して待っていると、主演の「大瀬康一」が登場・・・(パチパチの拍手)
皆でテレビに合わせ大合唱が始まりました。
♪ どこの誰かは 知らないけれど 誰もがみんな知っている
♪ 月光仮面のおじさんは 正義の味方よ善い人よ
♪ 疾風のように現れて 疾風のように去って行く
♪ 月光仮面は誰でしょう 月光仮面は誰でしょう
最高視聴率67.8%、平均視聴率40%という驚異的な記録でした。
像は、昭和49年9月、原作者で作詞者でもある川内康範氏が寄贈。
氏が生まれたのは函館市青柳町で、お父さんは日蓮宗の僧侶でした。
像には、生まれ育ったこの地への恩返しと平和の深い思いが込められているといいます。
その後、歌謡曲の作詞も手がけ「誰よりも君を愛す」、「伊勢佐木町ブルース」など多くのヒット曲を世に送り出しています。
しかし、最近、森進一さんとの間で起きた歌謡曲「おふくろさん」をめぐる悲しいトラブル。
像に取り付けられている銘板には「憎むな 殺すな 赦し(許し)ましょう」(写真右)という川内氏の文字があるのですが・・・。
ミカエル
月光仮面世代ではありませんが、実物を見てみたい! と思わせるものがありますねぇ。
等身大?
川内康範氏。
この騒動まではぜんぜん知らないお人でしたが、凄い実績がある人なんですね~
どうしても「耳毛」のおじさん(おじいさん)という印象しか記憶に残りません・・・
繁華街のど真ん中に、ポツンとこの像だけが建っているのは異様な感じがします。
受け入れた市役所でももう少し環境整備をする必要があります。
あと10年もしたら、この像を説明できる人間もいなくなり、寂しさを感じます。ミカエル
私も月光仮面世代です。
はじめは商店街の肉屋さんに見に行ってましたが、そのうちお隣の家がテレビを買ったので、いつもお邪魔していました。
「赦しましょう」・・・ご本人の言葉なんですよね~
函館にはこんなに様々な歴史的建造物や立像、銅像、
美術館、博物館などなどがあるとは知りませんでした。
函館にいるときにミカエルさんと知り合っていたら
もっとあちこちに行けたのになぁ・・・。残念!
癒されたいなぁ。
そうなんですよ。ご本人の言葉ですからどうして?と思います。
テレビを見せてくれる家がお留守の時は、バスの待合所、国鉄函館駅にも出かけましたよ。
パッチワークの見本のようなズボン、服でした。
ミカエル
「故郷(住んでいたとこ)は、遠くにありて思うもの」ですね。
きっとまた来れますよ。
その時はご案内させて下さい。ミカエル