ミカエルの函館散策記

美しい夜景と異国情緒溢れる町・函館。
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第830号 新旧建物、仲良くコラボ

2013年11月06日 | 建物
私が住んでいる「上湯川団地」。
昭和40年ころから市の手で造成が始まり、計画人口は約五千人だった。

レイアウトとしては大きく分けて、道営住宅群、市営住宅群、個人向け分譲地となっている。

この団地のほぼ中央には、農業を営んでいるH氏の「かやぶき住宅」が、堂々と建っている。
建築年次は、昭和2(1927)年。
施工者は、大西善五郎氏。
棟に煙出しを載せでおり、現在の屋根の「かや」は、平成8年に葺き替えたもの。
大黒柱や差鴨居の立派さ。
雄大でがっしりとした内部空間が存在しているようだ。

この住宅と背中を合わせるように建っているのが、流行のコンビニ。
建築年代は平成に入ってから。

これら新旧二棟が、仲良く建っているのがとても興味深い。









住宅は、1997年に、歴風文化賞を受けている。(函館の歴史的風土を守る会)
維持管理して行くのは大変なことと思うが、「できるだけ永く後世に伝えていただきたい」と願っている。


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