函館の西部地区。二十間坂に面しているレストラン五島軒(経営者=代々若山家)。
創業は、明治12(1879)年だから、開業134年になる。
引き続いて現営業中のレストランとしては、北海道一の歴史を誇る。
(ある食通によれば、国内一だよとの説もあるのだが・・・)。
この若山家に、新島襄の国外脱出を手助けした福士成豊の兄の長女(姪)・続トセさんが嫁いだ。
トセさんは、現社長・直氏の直系尊属にあたる。
手元に「北の食文化に灯をともして」というタイトルで、五島軒創業120年のあゆみの記録本がある。
発行=1999年9月18日 発行者=株式会社 五島軒 代表取締役社長 若山 直
とあって、A4判157ページにおよぶ立派なもの。
この中には、新島襄脱出のこと、続家系図なども載っている。
私をうならせたのは一枚の集合写真。
「続 豊治百年祭記念」 昭和55年11月19日 於 五島軒本店 と印字。
51名の皆様が写っておられる。
偶然ではあるが、「八重」さんの名も見受けられた。
五島軒にとって最大の栄誉。
それは、平成元年10月2日、「天皇・皇后両陛下行幸啓御昼食」会場となったこと。
「御昼食室御席」と「御献立」を下記に掲載(王朝の間)。)
※ 御席
宮内庁長官、侍従長、侍従次長、女官長代理、侍従、行幸主務官。
知事、道議会議長。
市長、市議会議長。
※ 御献立
あわびのクールブイヨン煮 クーリトマトソース
コンソメ 松茸浮かし
二代目若山徳次郎 リッチ合鴨カレー
季節のサラダ盛り合わせ
七飯リンゴワインシャーベット
マスクメロン コニャック風味
珈琲
明治11(1878)年
五島軒初代 若山惣太郎氏が来函。
この年、二代徳次郎、東京で出生。
明治12年
初代惣太郎氏、富岡町(旧市立函館病院あたり)でパン屋を開業。
長崎県五島列島出身の五島英吉氏の協力を得て、旧桟橋附近で、ロシア料理、パン、ケーキの店を開業。
この年の11月3日 函館公園開園式。
新島襄が海外へ脱出したのは、1864年。
一方、惣太郎氏の来函は1878年。
あと14年早かったら、二人は、元町ハリストス正教会でご対面となっていたと思われる。
あと二日で八重さんと会える。
とても楽しみだ。
ミカエル
創業は、明治12(1879)年だから、開業134年になる。
引き続いて現営業中のレストランとしては、北海道一の歴史を誇る。
(ある食通によれば、国内一だよとの説もあるのだが・・・)。
この若山家に、新島襄の国外脱出を手助けした福士成豊の兄の長女(姪)・続トセさんが嫁いだ。
トセさんは、現社長・直氏の直系尊属にあたる。
手元に「北の食文化に灯をともして」というタイトルで、五島軒創業120年のあゆみの記録本がある。
発行=1999年9月18日 発行者=株式会社 五島軒 代表取締役社長 若山 直
とあって、A4判157ページにおよぶ立派なもの。
この中には、新島襄脱出のこと、続家系図なども載っている。
私をうならせたのは一枚の集合写真。
「続 豊治百年祭記念」 昭和55年11月19日 於 五島軒本店 と印字。
51名の皆様が写っておられる。
偶然ではあるが、「八重」さんの名も見受けられた。
五島軒にとって最大の栄誉。
それは、平成元年10月2日、「天皇・皇后両陛下行幸啓御昼食」会場となったこと。
「御昼食室御席」と「御献立」を下記に掲載(王朝の間)。)
※ 御席
宮内庁長官、侍従長、侍従次長、女官長代理、侍従、行幸主務官。
知事、道議会議長。
市長、市議会議長。
※ 御献立
あわびのクールブイヨン煮 クーリトマトソース
コンソメ 松茸浮かし
二代目若山徳次郎 リッチ合鴨カレー
季節のサラダ盛り合わせ
七飯リンゴワインシャーベット
マスクメロン コニャック風味
珈琲
明治11(1878)年
五島軒初代 若山惣太郎氏が来函。
この年、二代徳次郎、東京で出生。
明治12年
初代惣太郎氏、富岡町(旧市立函館病院あたり)でパン屋を開業。
長崎県五島列島出身の五島英吉氏の協力を得て、旧桟橋附近で、ロシア料理、パン、ケーキの店を開業。
この年の11月3日 函館公園開園式。
新島襄が海外へ脱出したのは、1864年。
一方、惣太郎氏の来函は1878年。
あと14年早かったら、二人は、元町ハリストス正教会でご対面となっていたと思われる。
あと二日で八重さんと会える。
とても楽しみだ。
ミカエル
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