今年の函館は、真夏日が一度もないまま秋本番を迎えようとしています。
庭のコスモスが次から次と花を咲かせ、風にゆらりゆらり。
このコスモスの親花は土に植えた数本。
それから種が飛び、今や庭のあちこちに分家を作り出しています。
花姿に似合わず、結構タフ。
砂利から芽を出し、毎年花を咲かせています。
考えてみれば、土の上にこぼれた種は風で飛ばされたり、雨で流されたりします。
しかし、砂利の間に潜り込んでしまえば安定性があり、さらに雨が奥へ奥へと運んでくれる利点がありますから、自然の理にかなっているのかなとも思います。
だんだん増えてきて歩ける幅は狭くなるばかり。
特に春先は新芽を踏まないよう気配りをしています。
夜、外へ出るとひんやりとした冷気。
あちこちから虫の声が聞こえてきます。。
函館は、秋本番を迎える準備が整ったようです。