梟の独り言

色々考える、しかし直ぐ忘れてしまう、書き留めておくには重過ぎる、徒然に思い付きを書いて置こうとはじめる

15号首都圏通過

2011-09-22 08:25:49 | 雑記
台風15号がほぼ直撃となった昨日はかなり凄まじかった、前から予定があった打合せの内15時は何とか訪問したのだが帰りが16時を超えたら酷い状況に成ってしまった、
凄まじい風が大橋通りを吹き抜けていてこの後18時に予定している打合せのキャンセルを入れる、こう言うときは本当に携帯電話は助かる、
先週末からスマホに替えて何とか慣れたのだがタッチパネルは指が濡れていると使いにくいと言う事が解った、地下鉄の中に入って手を乾かしてから連絡を取る。
次々と路線が止まり自分の乗る路線が生きているうちにと大急ぎで帰社する、
風が酷いので壊れても良い様にと安い傘を持ってでたのだが会社まで後数十メートルと言う所で正面から猛烈な風に襲われた、右手で傘の骨の付け根を持って左手で開いた傘の先端を押さえる様にして居たのだが体ごと数メートル押し戻され、傘の方はあっという間に骨が曲がってしまった、
今まで傘の後ろから風が廻り込んで駄目にした物は幾つか経験しているが正面からの風で骨が折れたのは全く初めての経験だった、
数十メートルで全身濡れ鼠になって事務所に戻ると5時少し前、此れからが本番だった、
事務所は古いビルの6階で南東と南西が窓の角部屋で廻りに遮る物は何も無い、見晴らしは素晴らしいのだがこう言う時はもろに風の直撃を受ける、雨交じりの強風が南西から吹きつけるとガラス窓が大きな音を立てる、(割れるんじゃないか)という様な音がする、その内風向きがやや南からと西からとめまぐるしく変化しその度に窓ガラスが前後に大きく揺り動かされる、
更に風が強くなってきたら何とビルそのものが揺れる、まさか倒れる事は有り得ないがちょっと不安になる状況だった、
19時前になると風は未だ有るがどうやら雨は上がった様だ、風か雨がどちらかが無くなれば何とか歩く事は出来るので帰宅する事にした、
住まいの方も4階でおまけに此方は北を除いて窓と廊下である、風の音は未だかなり酷いがどうやら通過した様だ、
9時過ぎに近くに住む娘から電話が有った、坂の上の家なのだが更に上に10年程前に出来た家の壁が強風で剥がれて娘夫婦の部屋にある出窓を直撃しガラスと窓枠を壊したという、その時家に居たのは中学3年生の長男と小学校5年の次男だったがこの2人でダンボールとガムテープで応急措置をしたらしい、(こいつは結構頼もしいな)と感じたものだった
基本的には天災で起きた事故には原因の家屋に賠償責任は無いらしいが火災保険で修理は効くらしいのは不幸中の幸いだった
今朝は台風一過、見事な青空が広がった、多くの被害を受けた方にお見舞いを申し上げます