携帯のマナー

土曜日に女房とバスに乗った、１人用の椅子が窓側に４席あり一番前に多分４０代の女性が座っていた、その後ろに自分が座り更に後ろに女房が座った、その時は前の女性は携帯にメールを打ち込んでいた。
暫くしたら女房が話し掛けてきたので肩越しに話をする、下らない話なので声はあまり大きくない筈だったのだが前の席の女性が肩越しに何か突き出しながら「私は身障者手帳をもっています、電話はやめてください！」とかなり怒気を含んだ声で言われた、「電話なんかしていません、後ろと話しているだけです」と言ったら「あ、すみません」と引っ込めたがその間一度も後ろを見るわけではない、
（確認もしないで何を言いやがる、第一今まで自分はずっとメールをやっていたじゃないか音声でもメールでも電波は同じだ）と考えた所で有る疑問が出て来た、（周りの人に電話を遠慮してくれと言う人が何で携帯電話を持っているんだ？）と言う事だ、
更に考えると電車にある優先席に良くある「ペースメーカー等の機器に影響がある恐れがありますのでこの席付近では携帯電話の電源はお切りください」と言う表示や放送なのだが、そうだとしたら心臓にペースメーカーを入れた人達は携帯電話は基本的に使用出来ないと言うことになる、
医者の方ではその様な患者さんに「携帯は使ってはいけません」とか「家族も一緒に居る時は携帯電話の電源を切って貰ってください」と言うような指導をしているのだろうか？
又そうしているとして本当にそう言う人達は携帯電話を持っていないんだろうか？
無論、この事と公共の場所で傍若無人に電話をする事とは全く関係ない事でマナー以前の問題だ、自分がそんな無作法な人種と見られた事が妙に腹立たしかったのだがその女性の行動でこんな事を考得る事になった。
しかし現在の若い女性には通勤電車の中で化粧をする、食事をすると言う事も結構目に付く、我々の時代の様に亭主にも化粧する姿は見せないとまでは言わないがもう少し行儀の良い大人になってもらいたいものだ、
此れはどうも日本だけの話のようでこの間外人旅行者にインタビューをしていて「日本に来て一番驚いた事は？」と言う問いにかなりこの行動が出ていた、立ち居振る舞いと言う最低限の事位身につけてほしい物だ