梟の独り言

色々考える、しかし直ぐ忘れてしまう、書き留めておくには重過ぎる、徒然に思い付きを書いて置こうとはじめる

地震・台風・核・円高(一寸変更した)

2011-09-08 09:06:23 | 雑記
経済の低迷、不景気とは「金が循環しない」と言う事だろう、確かに輸出が増えればそれだけ外貨が国内に貯まる、しかしそれが企業に貯まるだけで社員に還元されなけれは消費は伸びない、
消費が伸びないという事は輸入の黒字は国内経済に何の貢献もして居ないと言うことになる。
つまり金は黒字の会社とその経営陣個人に滞留し「世の中に循環しない」と言う事でそれが過去数十年も貿易黒字を続けながら不景気に陥っている元凶だろう、
多くの庶民は「衣食住」と言う基本的な経費ですらまともに稼げないで居る、当然それは第三次産業を圧迫し更に不景気になる、黒字の大会社以外は殆ど赤字すれすれでその皺寄せは従業員の負担にまわる、それでも会社が黒字を出せなければ法人税関連は減収する、公的負担すら会社を圧迫し倒産するか負担を減らす為に正規雇用を削る、
今法人税を上げてもこの層からの税収はあまり望めないだろう、しかも一律に上げる法人税はギリギリの経営をしている企業にとっては運転資金やリスクの為の資金に大きな負担が掛かる、
単年度営業利益が出ても翌年赤に転落したらひとたまりも無いのが中小・零細事業者の現状なのだ、
そしてこの状態は結局消費を冷やし更に不景気を加速する、この状況を将来的に解消すると言うビジョンを示せない限り若者の就業意欲は低迷し出生率も上がらない、労働人口の減少は現世代の老後に不安を残す、更に自己破産や生活保護者の増加は更に国力を圧迫する。
日本人の保有資産は個人レベルでも世界的にもかなり多い、それが円高の1つの要因だと言う
今回の内閣に期待したいが聞こえてくる限りは経済界しか見ていないと言う印象が強い