梟の独り言

色々考える、しかし直ぐ忘れてしまう、書き留めておくには重過ぎる、徒然に思い付きを書いて置こうとはじめる

言われ無き差別(放射性物質汚染)

2011-09-02 08:19:08 | 雑記
福島の人達に対する言われのない差別が未だ彼方此方で出ていると言う記事を見た、
「放射能」と言う言葉が独り歩きしてまるで法定伝染病のような捉え方をされているらしい、
放射線被爆と言う現象が影響する訳で放射能と言う現象は無い、被爆するのは放射線の中でガンマ線が殆どだが此れを出すものが放射線物質と言う物で「汚染物質」といわれる物だ、
この物自体は単純に埃や塵、土壌、そしてまれに水でありこれが体に付着すると皮膚を通して被爆する、
此れは細かくとも物質だから洗えば落ちてしまう、テレビに映る「防御服」もその物は唯の「防塵服」なのだ、直接体に付かなければ被害は無い
食物に含まれると体内に取り込まれてから長時間直接的に被爆する事が被害を受ける。
しかし、例え体内に取り込まれたとしてもその被爆は取り込んだ本人は被害を蒙るが他の人に影響は出ない、
今の風評では「近くに来ると放射能が移る」と言うようなまるで未開人の様な反応が蔓延している
エイズの時もそうだったが正しい知識を正確に広めなければならない、マスコミも政府も真剣に対応しなければ又「ライ病」の轍を踏む事になる、
頭の柔らかな小学生や中学生に正しく知らしめる事は特に重要だ、間違った認識を持つと子供の虐めは辛辣で被害は深刻になってしまう。
放射性物質と言うのは例えると「火の粉」の様な物だ、原発事故と言う火災で大量の火の粉がばら撒かれた、
しかし一般の火の粉と大きく違うのは此れによって類焼の火災は起きない事にあり此れは安心して良い。
しかし、この火の粉で火傷をするとかなり酷い火傷を負う、アルファ線、ベータ線、ガンマ線と言う熱を出していて皮膚の表面には見えずその内側に火傷を負わせ且つ長期間の傷を負わせる、
そしてもう1つは取り込んでもその熱の被害は衰えず体の内部に火傷を負わせるという所にある、
しかし火の粉であるから振り払うか洗えば落ちてしまう、今問題に成っているのはこの洗い流された火の粉が1ヵ所に集まって熱を出している事だ、集まったとしても熱線の到達距離が変るわけではなく温度が上がるわけでもなく、量が増えるので火傷の規模が大きくなると言う事が問題になる、
しかし、火の粉を振り払ったら火傷が残ってもその火傷で廻りが火傷をする事などは有り得ない、
しかし今の風潮は「火傷を負ったかも知れない」人達に「火傷が移るから近くに来ないで」と言う事を言っている、
普通に考えて「火傷が近くの人に移る」事など有るわけは無い、触っても何の問題も無いのだ、
原発事故で火傷を負わされてしまった人達に追い討ちを掛ける様なヒステリックな反応は是非止めて貰いたい物だ。