梟の独り言

色々考える、しかし直ぐ忘れてしまう、書き留めておくには重過ぎる、徒然に思い付きを書いて置こうとはじめる

組閣は適材適所を旨としてやるべきだ

2011-09-11 08:06:12 | 雑記
組閣10日で3人も舌禍を起こし其の内1人は辞職に追い込まれたと言う新内閣、党内融和だけを目指した組閣人事はこんなものだろう、組閣人事で行うのは適材適所で有能かつ真摯でなければならない、党内融和はもっと別な次元の話で恐らく民主党はもう一つの党とはいえない状況なのは誰しも解って居る事だ、政権の維持の為にだけ党籍を纏めても結果は見えている
しかし、今回の鉢呂議員の発言は愚か以前の問題だ、
「原発周辺は人っ子1人居ない、まさに死の町だ」と言うコメントは確かに其処に住んでいた住民には耐え難い言葉だったかも知れないがこの事実を客観的な評価と認めて「死の町にしたのは誰だ!」と訴えて貰いたかった、此れからずっと「死の町」のまま終わらせる訳ではない、死の町の様にしたのは誰でどう復興させるか、二度と「死の町」を作らないと言う誓いは世界人類が立てなければならない、津波の被害は甚大だが必ず短期間で立ち直って来た、
しかしもう一つの舌禍は舌禍と言うには許せない問題であまりに無神経で無知である
福島の人達の未来に大きく陰を落としているのは風評被害だ、「放射能がうつる」と言う根も葉もない流言が多くの地域に避難している福島県民が「放射能がうつるから一緒に遊んではいけない」と言った様な扱いを受けていると言う記事が流れ続けている、
一体「放射能」と言う物は存在しない、ある時期から日本だけで使用されて居る表現で「放射性物質」と言う物と「放射線被爆」と言う2つの物をまとめた言葉の様だ、
実際に人的被害は「被爆」でしか起きない、汚染物質はいわば埃の一種で被曝する前に洗い流すか叩き落とせば問題は無い。其れがまるで伝染病の様な認識で蔓延してしまっている、
この状況を放置している政府とマスコミの責任は重大なのにその閣僚が「ほら、放射能」と言って近くの人間に付ける様なしぐさをしたと言う,
愚かな行為と言うより人間としての素質も疑うが記者もそれを「移された」と言う様なスタンスで書くべきでは無く、「下らない事をする、」と言うスタンスの上で影響を考えて正確に報道してもらいたい。