小異を棄てて大同につく

組閣早々で又辞表を書く事になった野田政権だが替わりに据えた枝野氏に関して又野党自民党が「任命責任を」「菅政権の責任をとれ」と言い出して又国会の運営に遅滞を出しそうな気配だ、今何が大事かと言う事があの党にはわからないのだろうか、
「小異を棄てて大同に付く」と言う言葉が有る、「この所は任せてくれないか、何でも言ってくれ責任を持って我々が解決する」と言うのが非常時の協力体制だろう、そして与党も度量を持ち「それではよろしく頼む、責任は我々が取るから頑張ってくれ」と言うくらいの事を言って貰いたい、
しかしそれどころか民主党の内部抗争も同じよう有様だ、火事の時は先ず消火をするのが大事だ、
誰が指示をするかもめる、誰に筒先を持たせるかが決まらない、取り合えず揉めない様にと筒先を持ったことの無い消防士に筒先を任せる、火事に放水する前に水圧でひっくり返る。
水を確保しろといえば小さな家庭の飲み水を持って来ようとする、そんな物で火事が消せると思っているのか、近くの大邸宅には庭に大きなプールがある、その水を使う方が絶対に消火には役に立つ、
今、火事現場では住人が必死でバケツリレーをして消している、火傷を負いながらその咽の渇きを潤したい水で其れこそ「焼け石に水」の消火をやっているのだ、
比喩の好きな野田総理に併せればこんな事になるか