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アセアン経済共同体発足により高まった障壁?

2016年11月04日 15時35分00秒 | タイでの生活
妻の農園で作っている蘭や観葉植物はタイの隣のラオスにも流通しており、2015年末のアセアン経済共同体(AEC)発足により売上が伸びるのではないかと期待していたが、ラオスの大手の園芸店の取扱量に変化は無くても、妻が得意とする中小の園芸店があまり仕入れに来られなくなったので、どうしたものかと尋ねたら、小口の持ち込みはチェックが厳しく、課税されるので利益が出難くなっているそうだ。AEC発足で関税撤廃と思い込んでいたが、どうやらそうではないらしい。

先ずはAEC発足前だが、タイからの商品の持ち込みについては、買い物程度なら非課税だったそうで、一人あたりこのぐらいの量までの買い物なら非課税という取扱だったので、仕入れに来られるラオスのお客様は車へ家族や友人を数人乗せて、新聞紙で梱包した植物をたっぷり持ち帰っておられた。これがAEC発足の少し前から税関が厳しくなったそうで、時には課税されて利益が飛んだと言われる人も居た。

AEC発足から10ヶ月経った最近はどうか尋ねると、タイへの買い物目的のラオス人がキップからバーツへ両替できるのは二千バーツまでとなり、タイからラオスへの商品の持ち込みで非関税なのは千五百バーツまでらしい。私はラオスへ行ったことがないので詳細は判らないが、車を通す税関が作り変えられたらしく、1台1台細かくチェックしているらしい。

それなら大型トラックで商品をラオスへ持ち込む大手の園芸店はどうされているのかと、ウドンタニの卸売をされる園芸店で尋ねると、トラック1台3万バーツとか大雑把に課税されるらしいので、積めるだけ詰め込んでラオスへ持ち込まれるそうだ。

AEC発足で関税撤廃と思っていたのでネットで調べると、ベトナム、ミャンマー、ラオス、カンボジアの4カ国は2018年までに全品目で域内関税をゼロにする計画だそうだ。あと少しの辛抱だ。
ビエンチャンはラオスの首都だけに、タイ・イサーンと比べると花を買われる方が多く、妻の農園はリーズナブルな蘭の栽培を増やそうとしている。関税が撤廃される2018年頃までには安定して供給できるようになっているだろう。ミャンマーやベトナムへも現状少量だが商品が流れており、こちらも期待できそうだ。

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