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この歳から商売を教えるのも悪くないでしょう。娘の園芸店

2013年05月27日 06時00分00秒 | タイで子育て
毎週開催される園芸市へ妻がアンテナショップを出しているのだが、それを見て娘が私も出店したいと何度も言うので、お金を数えられたらと条件をつけたら、学校に先行して教えた2年生の算数の問題集でお金の数え方の項目をクリア。それならと娘が大切に育てている花からこぼれて発芽した苗を鉢へ植えさせた。
夏休みの間にと思っていたが間に合わず、ようやく売れるサイズに育ったので先週の土曜に園芸市へ店を出した。やる気満々だったが、いざ店を出すとやはり緊張するらしく、硬い顔をしている娘。ニコニコ笑って愛嬌を振り撒かないとお客さんは買ってくれないよと教える妻。不安なので横へ座ってくれと頼まれて私も横へ並んだが、そんな怖い顔をしていたら売れないでしょうと娘から叱られる始末。日本でお世話になった会社では新入社員研修で営業の経験もあるが、露店なんて若い頃に会社でやった納涼祭以来。お前の顔もまだ怖いと、二人で顔の掴み合いをしていたら、最初のお客様。娘の友達のお母さんが1鉢お買い上げ。それから一般のお客さんへ1鉢売れ、3番目のお客さんはウドンなら誰でも知っている資産家の奥様。ちょっと1鉢取っててと言って姿を消されたので、どうしたのかと思っていたら、わざわざ少し離れた事務所まで戻って小銭を持って買いに来られたのだ。百バーツ札なら持っておられたようだったし、娘もお釣りを準備していたようだが、お釣りが要らないように気を使われたのだ。それほどお金持ちでなくても、タイで中流以上の家庭で育たれた方は、自分より他人の都合を考えて行動される方が多いと感じる。郊外に住んでいると、そんな人とのお付き合いは少ないが、出会う度にほっとさせられる。それから同級生のおばあちゃんから小学校の担任の先生まで来られて、約2時間の売り上げは130バーツだった。
農園で使わなくなったプラ鉢に廃棄処分する古い植え込み材を入れて苗を植え、時々薄い液肥を撒いて育てた植物がお金に換わり、娘は大興奮。お金はノートパソコンの購入資金にするそうだ。最初は少し早いかなと思ったが、娘に物を作って売る体験をさせて良かった。これからも続けたいと言うが、次の植物の準備も出来てないし、6月からは塾も始まってしまう。チャンスを見つけて、また出店させてやりたい。

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