Menkarm World

メンカームの趣味の部屋へようこそ!

タイで子供を育てるのに気をつけたいこと。 タイ語の習得

2013年05月25日 07時39分05秒 | タイで子育て
今日は妻の園芸仲間のお話。うちの娘と同じ学校へ子供をを通わせておられたIさん。アヌバーン3(年長組)の担任は、うちの娘のクラス替え前のダメ担任で、(詳しくはこちらへ)前期授業が終わった時に気が付かれたので、同じ経験をした妻がクラス替えを進めたが、力技なので躊躇してしまい、結局小1からアヌバーンウドン校へ転校された。お母さんはこれで安心と思われたようだが、学校が始まって1週間もしない内に、学校から呼び出されたそうだ。呼ばれた理由は、子供がタイ語の読み書きが出来ないことだった。
タイで付属等有名校以外の普通の公立幼稚園へ入れると、卒園までに憶えるのは、タイ文字の子音だけである。小1に入って母音との組み合わせを習い、1年生の終わりまでに簡単な読み書きが可能となるカリキュラムだ。これがそこそこの私立幼稚園や公立でも有名校へ入れると、幼稚園卒業までに簡単な読み書きが可能となるカリキュラムになっている。
しかしながら現実は、一般の公立小学校へ行くと授業時間が少なく、その上に先生不在で自習ばかり。肝心な勉強は全部宿題になってしまい、親が教えなければ読み書き計算も出来ないまま卒業するのも珍しくない。そして私立でも、学校や先生によって格差があり、今回のようにキキア(面倒臭がり)な先生に当たると、母音との組み合わせが分からないまま幼稚園が終わってしまう。
Iさんは小学校から子供をアヌバーン3(幼稚園年長組)へ入れるように言われたのが大変ショックで、どうしようと何度も妻へ電話を入れて来られ、塾を探して騒動しておられるが、どこの塾も1年生のカリキュラムは私立学校の授業に沿って進められるので、読み書きが出来る前提である。個別学習させるしかないだろう。それにしても子供が読み書きが出来ないのを知っていて、2ヶ月以上ある夏休みの間に何をやられていたのだろうと不思議に思う私だ。
タイ文字は発音の記述も含まれており、日本語のカタカナやひらがなよりハードルが高く、日常でイサーン語ではなくタイ語を使わないと正確な表記は難しいとも言われている。だから我家では妻は子供とタイ語で会話している。
当然だが文字が読めないと教科書もテストの設問も読めなく、全科目の学習に影響が出るのだ。私が住む集落には漫画でもスラスラ読めない子供がいくらでもいる。全て地元の公立小学校へ通う子供達だ。<つづく>

貴方のクリックとコメントが、このブログのパワーの源です。
下の2つのバナーへ応援クリックをお願いします。

にほんブログ村 海外生活ブログ タイ情報へ海外生活ブログ タイ情報 人気ランキングはこちら
リアルタイムに更新される新着記事一覧(右下)からタイの今が見える。お薦め。

タイ・ブログランキングタイの人気ブログが大集合!!
登録数 アクセス数 最大級のブログランキング
ブログの世界が広がります。



コメント (17)