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タイ人よりタイ人らしい内臓を持った日本人

2012年10月12日 06時00分00秒 | タイで健康生活
水曜の夕方から子供たちの体調に異変が起きた。中1の息子は腹痛を訴えて嘔吐。小1の娘は吐き気がして黄色い胃液を少し戻していた。最初は何が起きたのか把握できず、頭が混乱するばかりだったが、しばらくして息子は水状の排便。そして37度台後半の軽い発熱。ようやく細菌性の食中毒らしいと理解できた。娘は浣腸で排便させてムカムカはほぼ収まったらしく食事も出来たのだが、息子は嘔吐と下痢で何度もトイレへ駆け込む。朝から何を食べたか妻と離すが、古い物は出して無いし、朝も昼も非加熱の食品を食べてないと言う。そんな話をしていたら妻も軽い腹痛へ襲われてトイレへ。水状ではないが下痢だったと言う。証拠は無いが怪しいのは自宅まで売りに来たアイスクリーム。症状が無い私と軽い嘔吐の娘は、小さなコーン入りを食べ、妻と息子はパンへ挟んだ大きいのを食べたのだ。
食中毒に効くと薬局で売っているのはノルフロキサシン (Norfloxacin)。1シート40~60バーツくらいだ。こういう時のために我家には常備してある。キノロン系合成抗菌剤なので子供への安全性は確立してないそうが、今回は体調優先で息子へ飲ませた。水分も意識して取るように言った。夜中の12時のトイレを最後に腹痛が治まり、翌日朝には熱も下がった。それでも疲れたようで、木曜は1日中ベッドへ横になっていたが、夕方になって外へ出たいと犬の散歩をしていた。
あー直って良かったと喜んでいたら、薬が欲しいと今頃になって言い出す妻。胃薬との飲み合わせを気にして木曜の夕方まで抗菌薬を飲まなかったら下痢が治らないそうだ。私の机の引出しを開けて抗菌薬を飲んでいた。こちらも今日には直るだろう。
我家で無事だったのは私だけ。タイ人よりタイ人らしい内臓を持った日本人と息子から笑われた。

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