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求人

2012年10月03日 06時00分00秒 | タイでの生活
9月上旬に記事にした「絶対に辞めて欲しくない従業員」、実はまだ出勤しないのだ。「身近な覚醒剤 ヤーバー」へ書いたこの従業員の義弟の奥さん(実は覚醒剤事件の主犯格)が出産するので病院で付き添い、生まれたのが19日。退院したら家へ住み込んで面倒を看ているそうだ。ウドンタニは既に乾季入りしたようで、うちの農園は出荷に向けて追い込みになるのだが、あてにした従業員が来てくれなくて困っているのだ。
待っていてもどうしようもないので、妻は少し奥へ入った集落へ働き手を探しに行ったのだが、仕事が出来る人達は、田植えが終ったら都市部へ出稼ぎに行っている。田舎へ居る人達は親の看護など何らかの理由が合って仕事へ行かれない人、もしくは職場で働く事に適応できない人なのだ。求人する度に何人か来られるが、日陰で座って植替えは出来ても、栽培場への鉢の出し入れ、出荷梱包、草取り、肥料撒きなど、少し辛い作業をやると休憩が増え、見てないと仕事をしなかったりで、従業員の管理に手を取られて仕事にならないと妻は言うのだ。使える人間は地元へ残ってないのだろう。しかも好景気と最低賃金の引き上げで、イサーンでも都市部だと日給250バーツの昼食付きでも誰も来ないそうだ。うちは郊外なので最低賃金を守っても周囲より高めなのだが、田植えや稲刈りはしても毎日農業に従事しようと思うタイ人は少ないようだ。
仕入れでバンコク周辺の農園を訪れると、ミャンマー人従業員ばかりだ。農園の管理もミャンマー人へ任してある農園もある。不法就労ばかりではなく人道的配慮で労働許可を持った人も居るようだ。タイ人だと一昔前に田舎から仕事へ出てきた50代以上の人が多く、よく話すと北部から来た少数民族だったりする。私が住む集落ではタイ人男性と結婚したラオス人女性が何人か居られ、うちで働きたいと言う人も居られるようだが、タイは日本と違って外国人配偶者の無条件な就業を認めてない。起業して間もないのにリスクは犯せないと妻は言う。良い条件を示してタイ人従業員を集めるしかないだろう。

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