意外と社会派(予定)

赤熊の辛口社会派(予定)ブログです。
天佑自助が赤熊の基本理念です。

右翼も左翼もナチスもリバタリアニズムも全て一緒

2010年10月19日 | スタンス
まず、謝ります。
昨日のエントリー訂正します
あまりにも中途半端でした。
なので、改めてはっきり書こうと思う。

なぜこんな中途半端になったかというと、ノーラン・チャートのせい。



この4つの領域の考えの中で、リバタリアニズムが一番まともではないかと共感したのです。
不覚です。
要するに、解りやすく見える図に思考停止してしまったのです。
それでも赤熊はリバタリアニズムではなかったので、せめてもの抵抗で、あのような曖昧模糊なエントリーになったのです。
赤熊はリアリスト。
この4つの領域の考えのどれにも組していないのです。

それを強く思い起こしたのは、下の記事を読んだから。
∩∪∫!┗□9  - n u s i l o g -
「高利で貸す」のは悪いのか

タイトルからわかる通り、リバタリアニズムの はしりみたいなもので、記事自体はさほど興味を引かない。
が、この文章の中であるフレーズが引っかかった。

>その視点は、「高利で貸すのが悪い」のではなく、高利貸の回収方法や、借り手への金融教育(と、いうよりこの場合は借金教育だ)の不徹底が悪いという目線を与えてくれるわけだ。

教育すればいい。
それはもちろん、その通りである。
こういうブログを書く人達は頭が良い、理解力が高いのでしょう。
だからこそ、彼らは とあることが理解できていないのです。

それは、
馬鹿は底なしなのだ!
馬鹿は底なしなのだ!!
馬鹿は底なしなのだ!!!

つい3度も書いてしまったが、これが事実なのである。
残念ながら、痛い目を見ても解らない人間というものがいるのだ。
「なんで、こんな簡単な問題ですらできないのか?」と頭を抱えることも多いのである。
そんな人間は教育ではどうしようもないのである。

でも、リバタリアン系の人は同じ人間だから教育さえすれば、機会さえ与えられれば、自分と同じレベルの考えに達すると考えているのです。
でもね、そんなことはありえないのだ。

当たり前だが彼らは別に知的能力が劣っているというわけではない。
騙されやすかったり、注意力が散漫だったりするだけだ。
そういう性質を持っているだけなのです。

だから、リバタリアニズム・・・自由を推奨するなら、自己責任の名において彼らを社会の底辺に追いやることになる。
・・・それでいいのだろうか?
だいたい、問題が起きたので教育により知的水準を上げて対応しようなんて、問題解決してないです。
あと、知っておかなければならないものって膨大だよね。
誰もついていけないんじゃ?
最終的には天才様だけが恩恵に与れない社会・・・別の意味での階級社会、硬直化した社会になるのではないかと思います。

まぁ、そこまでいかないにしても、膨大な教育を施さないといけないわけで、それが最終的に社会のコストと見合うのだろうか?
それに、どんな教育を施しても覚えきれない人間というのはいるもので、そういう人間が供給され続けていくわけです。
騙される人間は後を絶たないでしょうね。
あくどい人間が はびこるだけだと思いますね。

ちなみに、この人達を救おうと考えている人達が左翼、社会主義者。
彼らを救うため、規制をしようとする。
でも彼らも、馬鹿は底なしだということが理解できないため、馬鹿がでるたびにどんどん規制をして雁字搦めに固まっていくのである。

こうして考えると、リベラルもリバタリアニズムも発想の根底が同じで結果が同じになるのではないかと感じます。
カードの裏と表なのではないでしょうか?(4区分あるのだから正四面体というべき?)
だから赤熊はどれにも組しないのです。