意外と社会派(予定)

赤熊の辛口社会派(予定)ブログです。
天佑自助が赤熊の基本理念です。

音楽が画一的になったから売れない?

2010年10月29日 | 社会
昨日、音楽業界が蓄音機のない時代に逆戻りするって書いたけど、CDが売れなくなった理由は『音楽が無難になったから』という理論展開をしている記事があった。

テレビは今日も金太郎飴のタレント番組ばかり
「報道番組」をつくらせてもらえない民放の記者たち
http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/4725

テレビ番組の衰退をJ-POPの衰退から論理展開している記事です。

読んでわかるけど、無理やりの超理論です。
J-POPが巨大市場になったのはテレビCMとタイアップしたからというところまではその通りだと思う。
知名度を生かした販売戦略というのは非常に有効だ。
だが、それ以降はgdgd!!

CM曲のため『無難になり多様性を失ったから売れなくなった』としているが、もしこれが真実ならば、尖った曲が現在の売れ筋だということになる。
そんなもんが、売れているか?
一応、アニソン、キャラソンなどの自由気ままな尖っている曲が ここ最近台頭して来てはいますが、売り上げを見る限り、他のJ-POPのCD自体の販売数が下がり、相対的に売れているように見えているだけのようです。
こういうエンターテイメント性(楽しさ)を追及したものは、一定数の需要がありますから、そこそこ売れると思います。
が、結局はCDという『ガラ商売』が通用しなくなっていることは変わらないのです。

にわか知識で重ねたのでしょうけど、音楽業界に詳しくない赤熊でも『違うんじゃね』と感じますね。
まぁ、単純に比較素材を間違えただけでしょうけど、拙いと思います。