意外と社会派(予定)

赤熊の辛口社会派(予定)ブログです。
天佑自助が赤熊の基本理念です。

本はただの紙媒体

2014年02月25日 | 社会
東京の多数の図書館でアンネの日記、またはそれ関連する本が合わせて300冊以上の書籍が破られているそうです。

ふーん・・・特に興味ないや。

この事件そのものにさほど興味を惹かれませんね。
公共物をワザと破損させるなど不逞野郎だな、警察はさっさと逮捕しろ!!くらいでしょうか?
そんなものです。

ただ気になるのが、この事件を持って右翼団体の台頭の顕われとか、左翼勢力の自作自演・・・だとか、もっというと、犯人は『ネトウヨ』だとか、『特定国の工作』だとかがあることです。
陰謀論程度の賑やかしくらいの話にすぎないのですが、それをテレビでまで真面目に取り上げてウダウダ言ってるのが笑えますね。
というか、ネトウヨの犯行と某科学教授が言ってるんです。(苦笑)
ネトウヨはネット右翼の略なのですが、ナチスは左翼(極左)なのですから今回の事件は左翼の犯行になりますよ。
アンネの日記も読んだことない、ナチスすら知らないのモロバレですね。
誰とは言いませんが知識人の専門外の知識なんてそんなものです。

ま、犯人が捕まるまで、いくら考えても憶測の域を出ないわけで、捕まえたとしても犯人が本当のことを自供するとは限らない・・・そんなどうでもいいものです。

正直、真面目に取り上げることこそが犯人の狙いでしょう。(ですので赤熊がこうやってブログで取り上げるのも本来は嫌なのですが)
ただの器物損壊の罪で捜査し逮捕すべきで、そしてそれでお終いにするべきことで、ことさら騒ぎ立てれば犯人の思う壺ですね。
これが有効だと思われれば類似犯罪が続くことになるわけですから、無視するのが一番なのです。

それに所詮、本なんてただの紙媒体です。

直筆の原本ならともかく、ただの写し、しかも印刷機で大量に複製した廉価品に過ぎないわけです。
それだけに過ぎない物をああだの、こうだの言って・・・まるでアンネ・フランクの魂でもこもっているような言い方ですよね。

もちろんそこに魂を見出すのも自由ですし、その気持ちもわかりますが、でも本は本。
どこまで行ってもただの紙の束に過ぎす、そこに『意味はない』のです。
そのことを忘れてはいけないのです。

これは頭の片隅にでも入れておくべきで、冷静な判断ができなくなることだけは避けるべきですね。
だってそのために犯行をおこなっているのでしょうから。
それに乗ってやる必要はどこにもないのです。

芸術がわかってないエセ芸術家の害毒

2014年02月20日 | 社会
こういうニュースがあった。

靖国参拝批判の作品、撤去要求 東京都美術館
http://blog.livedoor.jp/matuba96/archives/52129041.html

簡単に要約すると、
自らの作品に「憲法九条を守り、靖国神社参拝の愚を認め、現政権の右傾化を阻止して、もっと知的な思慮深い政治を求めよう」という手書きの紙を貼っていたらしい。
で、当たり前ですが美術館は政治活動するところではないので撤去を求められたと。

・・・・・芸術家なら、自分の主張を『芸術』で勝負すべきでしょう。

反戦を訴えた作品といえば、・・・ピカソのゲルニカが有名でしょうか?





空襲を受けたスペインのゲルニカの街を見て書いたとされており、戦争の悲哀がでている作品と思います。
・・・・でも、それって本当でしょうか?

心の底なんて誰にもわからないので、もしかしたら反戦を訴えたほうが金になると思って書いただけかもしれないし、空襲を受けた様子にインスピレーションを感じたのを味を占めて『もっと空襲しろ』と思ってたかもしれません。
もちろん心から反戦を訴えたかったのかもしれませんが、そんなことは誰にもわかりません。
付随情報として反戦が大切かもしれませんが、仮に金のためだとか、もっと空襲しろと思っていたとしても、それでゲルニカの価値が変わるわけではないのです。
あくまでそれらは見る人間側の問題であって、描いた人間の心境なんてどうでもいいのです。
それが芸術なわけです。

翻って、この撤去させられそうになっている芸術家はどうかと言えば・・・文字で自己主張をする、と。
およそ芸術家の発想じゃないわな。
もし、日本の右傾化を危惧するのなら、その危惧を表した作品を作るべきだろう。
その訴えたいことを芸術で表現できなければ、それは芸術家ではありません。
二流三流どころか、ただの一般人です。
もっと言うのならば芸術家気取りのゴミ製造家ですね。
ゲルニカという作品の中には『反戦』などとどこにも書かれていないと思いますよ。

しかも、この作者は

>「作家として思いを表現した。言論規制につながる怖さを感じる」

と発言してるそうで・・・。
このことを『言論』と思っているのなら『言論空間』でやればいいだろう。
美術館は芸術を見る空間であって、言論を振りかざす場所じゃないのです。
言論空間ならば誰も文句を・・・いえ、反論を受けたくないからこそ、こういう卑怯で下劣な手法に出るんでしょうね。

このようなうぬぼれ芸術家が、現在の芸術家のすごさとか偉大さといったものを酷く貶めてる要因で、こういう件で芸術家が不当に下に見せられる原因になるわけです。
即刻、排除したほうが他の芸術家のためになると思います。
学芸員は芸術家を守るために有無を言わせず撤去すべきですね。

それにしてもどうして、こう平等だとか右傾化とかをいう奴・・・まぁ、おおよそ左翼気取りですが、彼らは幼いのでしょうね。
もう少し大人になれ・・・いえいえ、いまどきTPOをわきまえない奴は子供でもいませんよ。
最低限の礼節とTPOくらいわきまえろと言いたいです。


2014.02.21   補記・訂正あり 

護憲派は憲法が変わっても護憲を叫ぶのだろうか?

2014年02月18日 | 政治
集団的自衛権の解釈でなんかごたついてます。

何でも、
「(憲法解釈の)最高の責任者は私だ。政府答弁に私が責任を持って、その上で私たちは選挙で国民の審判を受ける。審判を受けるのは内閣法制局長官ではない。私だ」
と安倍総理が発言したのだとか?
記事の一部の書き抜きなので、厳密な意味合いは違うものかもしれません。

まぁ、それでも憲法解釈の最高責任は・・・総理大臣だよね。
それ以外の方には無理でしょう。

これに対して、まぁ主にいつもの左翼連中ですが、そろいもそろって『立憲主義に反する』とか言ってますね。

・・・・・・そもそも憲法は集団的自衛権を否定してたっけ?
明確には否定はしてないけど、そうとも取れる・・・といったところかな?
どちらでもいいのですが、やっぱり赤熊的には解釈で乗り切るんじゃなく憲法を変えるべきだと思うのですが、現実問題、それはそれでハードルが高いわけです。
なので解釈で逃れるのも仕方ないかな・・・と思います。

本来なら左翼の人たちも「集団的自衛権を持たない」と憲法改正をするよう訴えるべきでしょう。
この現状はサボったつけであって、それをドヤ顔で言われてもね・・・。


まぁ、そこはどうでもいいや。
左翼の連中が頭がおかしいのは今に始まったことじゃないし。


この件で憲法を守れと叫ぶ人たちがおりますが、この人たち・・・いわゆる護憲派という人たちは「憲法を守れ」と叫ぶのは良いとして、もし憲法が改正されたとき、その時も「憲法を守れ」と叫ぶのでしょうか?
それとも憲法を元に戻せ(改正)と叫ぶのでしょうか?

もし後者ならば・・・それは護憲派じゃないですよね?
憲法を守りたいのではなく単なる自分の主張を通したいがためのエゴでしょう。

気持ち悪いですね。
しかも、国民のためにあるはずの憲法を、それを変えないようにする、それどころかその手続きさえもしたくないと言っているのですから、気持ち悪さを通り越して害毒ですね。
正々堂々と国民に審議を委ねてみればいいのに。
ま、その結果が解りきっているからこそ反対してるのでしょうけど。

本当、非国民って左翼のためにある言葉っぽいです。

しかしながら革新とかリベラルとか左翼と言われる奴が現状を変えたくない・・・つまり保守的なこと言って、保守、右翼と言われる人たちが現状を打破しなければならない(制度を変えよう)というのですから、いったいこれは何なのでしょうね?

ひどい冗談のような捻じれ現象です。
捻じ切れ過ぎて、もはや誰も疑問に思わないところがさらに歪つで滑稽ですね。

政治家としての資質がない

2014年02月14日 | 政治
大阪の無駄な出直し選挙は橋下大阪市長が公明党に裏切られて、ブチ切れたからだとか?
何でも、公明党と裏取引き(密約)をして、選挙区で対抗馬を出さない見返りに大阪都構想に賛成してもらうつもりだったとか。
それで裏切られてNOを突きつけられて大阪都構想に危険信号が灯ったから、辞職して出直し選挙をする・・・と。

それで『宗教の前に人の道がある』だとか言ってたんですね。

公明党側は『そんな約束していない』とのことなので実際の真偽は不明ですが、仮に橋下氏の主張が正しいとしましょう。
そうだったとしても、赤熊はこういいます。

裏切られるなんてバカじゃねぇの?

何で信じたの?
信じられる要素なんて皆無でしょう?
そんなに緊密な関係だったでしょうか?

そもそも、時流によって手を組む・組まない・支える・裏切るというのは当たり前の話で、その時その時の状況によって選択するものです。
個人での貸し借りや恩義で裏切らないのは、単にその方が有利だからです。
個人間で悪評がたてば色々なところに波及するし、裏切ると恨みを買うわけですからそれへの処置が非常に面倒臭いわけです。
だから裏切る人が少ないのです。

ドライな話ですけど、金の切れ目が縁の切れ目、それが真理なのです。

特に集団の場合、裏切ることに個々人の関係より利益がでる、害が出にくかったり、集団に守られているのですから容易に裏切りが発生します。
なのでそんな約束「守られたらいいな」くらいに留めておかなければならないし、最初から期待してはいけないのです。
もし本当に言うことをきかせたいのならば、裏切られない(逆らえない)だけの力をつけるべきだし、それができないのならば裏切られてもいい体制を築いておくべきなのです。
赤熊は今回のことで「そんなことをやりましたか?」と聞きたい。
おそらく、いえ、確実にそんなことやってないでしょう。
裏切りひとつで大阪都構想を頓挫させられて、追い詰められて再選挙をやろうというのですから。

甘っちょろ過ぎます。
使えません。

この件でもっと重要なことが解りますね。
要するにこの件は公明党にとって橋下氏(または維新の会)と手を組んでも利益がない・・・と判断されたということです。
それはつまり相手から組むほどの「魅力がない」「力がない」「先がない」「落ち目だ」と言われてるわけです。
もっと言うなら裏切られるだけの能力しかないということです。
これは非常に由々しき事態ですね。
他の党も同様の判断をするのでしょうから、これからの細やかな交渉など難しくなるでしょう。
事実、対抗馬を立てないという奇策を講じられて難航しています。

もう1つ付け加えるならば、こんな恥は口にすべきじゃないです。
みじめなだけでなく『自分は裏切られるだけの価値しかない』と自ら言いふらしているだけですから。
そんな人間を誰も相手にしません。

そもそも信義うんぬんを重要視するというのは極めて危険な発想ですよね。
例えばこれが外国との裏約束(密約)したことが実行されない、それを同じように「裏切られた」と騒ぎ立てるつもりなのか?
そんなことはありえないだろう。
もしそんなことを言おうものなら戦争ものだぞ、マジで!!

こんなことは当然のことで、知っておかなければならない以前の話です。

・・・・・・国政に出ないでくださいね。
いえ、政治家としての資質というかセンスというか能力というか覚悟というか・・・そういったこと全てが足りません。
使えない奴を政治の世界に置いてはいけません。
今すぐ政治家を辞めていただきたい。

それが国益です。


2014.02.15  タイトル訂正、本文補記・訂正あり。 

東京の馬鹿は400万人

2014年02月11日 | 政治
東京都知事選がありました。
結果は誰もがの予想通りの舛添氏が当選しました。
おめでとうございます。(棒)

『猪瀬氏の方がマシだったな』とそう思える無駄選挙でしたが、東京都民がどのくらい馬鹿がいるのか調べるための選挙・・・と赤熊は位置づけていたので、乗りかかった舟ですので、その線で書いてみようと思う。

なので適当です。

『東京都知事選開票結果』
http://blog.livedoor.jp/matuba96/archives/52127948.html

当選した舛添氏の得票数は約210万票だそうです。
まぁ、そこはどうでもいいや。

次点の宇都宮氏が98万票で、3位が細川氏の95万票。

2人合わせても舛添氏に敵いませんね。
一本化する・しないという話もありましたが、しても無駄でした。

それにしても共産・社民の推薦の宇都宮氏に入れる98万人は何を考えてるんだ?
この人の何が良いの?
特に細川氏はないだろう・・・・。
前任者がお金の問題で辞めたのに、お金の問題で辞めた人を選ぶって、何を考えてるんだ?
共通する反原発なんて現実味が薄いかつ、東京都知事ではできない権能です。
むしろ、電力の安定確保は目下の見過ごせないところだと思うのですが・・・。
東京という大経済圏をどう考えているんでしょう?
はい、何も考えてないんでしょうね。
言動も怪しく小泉氏が担ぎ上げなきゃ1万票はいったかどうか怪しい人ですが、逆に言うと小泉氏が担ぎ上げるとこれだけ入るということか。
ポピュリズムここに極めり・・・。

おそらく反舛添・反自民としての受け皿としてカウンター的に投票されてもいるのだと思いますが、そのあたりの考察はめんどくさいし別の人に任せましょう。
うん、都合200万人のバカがいると。
いえいえ投票率は46.14%だそうですので、大よそ400万人の馬鹿がいることになりますね。(投票に行かないから馬鹿だという気はないのですが、その一部ということでバカの中に組み込んでみました)
都民の半数はバカなんでしょうね・・・。
さすが山本太郎を輩出したバカの集積地です。

・・・しょうもない!!


しかしながら、4位であった田母神氏が61万票ですね。

以外と田母神氏が取れてるな。
多く取れても40万票・・・まぁ30万票くらいかな?と思ってましたが、赤熊の予想よりも遥かに多いです。

ふむ、これは1つの時代の動きかな?
田母神氏を極右勢力とみる動きもありますが、氏の主張から考えると、中道右派から せいぜい右派程度で、極右というほどではない。
極右というのなら、もっと過激なことを言ってもらわなければ困る。
なので氏の主張を極右勢力と表する人間は・・・極左なんでしょうね。

それはともかくとして、氏の主張から、年寄りが氏に投票することは少なく、若い人が投票したと思います。
年寄りは数が減らしていくだけですが、若い人が多く投票したという事実は時代が変わっている、変わっていく、という象徴です。

今までは左翼的(かなり妄想的なものですが)主張が唱えられていましたが、それらが終わるということですね。
左翼の終焉・・・・・赤熊的にはもう終わっているとゴミ思想ですが、このことが時代のターニングポイントになるかもしれませんね。

アメリカ人は気持ち悪くないのかな?

2014年02月08日 | 国際
アメリカ、バージニア州で教科書で日本海の表記問題?で東海と併記することを議会で決めたそうです。
韓国系アメリカ人の強烈なロビー活動で決まったっポイですけど・・・・。
そもそも国際性のないローカルネームを教えてどうするんだとか?とかいろいろ突っ込みたいことがありますが、一番の疑問はその他のアメリカ人は気持ち悪く思ってないのでしょうか?

結局のところ、この問題ってアメリカ人にとって、何の利益もないことです。
それなのにこんな問題を話し合うだけで時間の無駄、それはつまり議会運営の損失なわけですが、良くこんなことに我慢できるものだと思います。

それに、このことはアメリカ人なのにアメリカに忠誠を誓わずに他所の国に忠誠を誓っている・・・ということなんですから。

赤熊は、これは非常に気持ち悪いこと感じます。
その国の国籍を取って、その国で生きると決めた人間が自国ではなく他国の政治活動をして挙句の果てに国際問題まで発展させてるのですから。
獅子身中の虫ってこのことですね。

アメリカ人は良くこんなことに我慢できるな・・・と思いますが、人種差別とか言われて裁判されると嫌だから静観を決め込んでるんだしょうけど、内心、腹に据えかねてると思いますね。
いつかその不満が爆発しなければいいね。

・・・この異様な状況では、そんなことは避けられないと思いますが。

大阪都構想のための無駄選挙

2014年02月05日 | 政治
大阪の橋下市長が大阪都構想の是非を問うために辞任し、再選挙するそうです。

・・・全くの無駄なことで。

赤熊は元からこの人を評価してません。
耳目を集めることは上手だと思いますが、それだけで、政治家としてのとりなし方が思いっきり下手なので評価の仕様がありませんわな。

そもそもの大阪都構想というものも、耳目を集めるための方便としか思えませんしね。
たとえば大阪都構想をする理由としてコスト削減を掲げているようですが、赤熊はそんなものを信用してません。
おそらく良くてトントン、普通にコスト増だと思ってます。
というのも重複してる部分を削減する、だから安くなるんだ・・・と思ってらっしゃる方も多いと思いますが、コストの大部分は基本的にはかぶっていないのですよ。
削減できたとしてもほんのわずかなんです。
また、そこで働いている人間の待遇を悪くする、馘を斬る・・・というわけにはそうそういかないので、良い方に合わせざるをおえないのです。
となれば、どうしてもコスト増の方になるでしょうね。

暴力的なこともできなくはないのですが、そもそも論としてそれができるのなら統合しなくてもできるわけで。
手間暇かけて、その価値があるかと言えばないのです。

もっとそもそも論を赤熊から言わせていただければ、大阪都にするにはまず、大阪府内のすべての市町村に理解してもらわないといけないわけです。
理解・・・つまりはすべての市町村で合併して『 大阪府 = 大阪市 』にすれば、それは事実上の大阪都になるわけです。
ただ、これでは不都合が大きいからと、その時点で国に嘆願をすれば、おそらく5年10年あれば大阪都にできたでしょうね。
そういう手順を踏めばそれほど苦もなく、いえ、苦は多大にありますが、それでも国政に出る苦に比べれば安かったのです。

なのに、国政に出てしっちゃかめっちゃか。
案の定というべきなのか、国政のノウハウなんてないのですから当たり前ですけど、国政でのミスを連発して人気が陰り、その余波を受けて大阪都構想を賭けた堺市長選で敗北したのです。
大阪府内にある堺市が、しかも政令指定都市が統合を拒否してる時点で大阪都構想なんて頓挫しています。
これを覆すのは・・・難しいでしょうね。

ですので、大阪都構想なんて放り投げて、別のものに変えた方がいいでしょうね。
しがみついてもいいことありませんから。
盛り下がる展開ですけど。

・・・あれ?
維新の会がいらなくなった?

面白いのは、このことに自民・民主は取り合わないとして候補者を立てないという戦略。
これは倫理的な是非はありますけど、橋下氏の強みは熱狂ですから、相手にせずにその熱を覚ましてしらけさせる、というのは非常に有効ですね。
やっぱり場当たり的な甘い対応じゃ老獪な政党には敵わないんだな・・・そう感じさせずにはいられない一幕でした。

女の貧困と女の対策

2014年02月01日 | 社会
NHKのクローズアップ現代で女性の貧困が取り上げられていた。

「あしたが見えない ~深刻化する“若年女性”の貧困~」
http://www.nhk.or.jp/gendai-blog/100/178634.html

全部は見れなかったけど、要するに女性、特に10代20代のシングルマザーが公的なセーフティネットに頼れずに貧困のため風俗店側が住まいや託児所などを完備して、そこで働けるからやむなく風俗店で働くケースが増えているだとか。

ちなみに最終的な解決策としてはクローズアップ現代らしく『行政が~』だそうです。(苦笑)

ふーん・・・と思って見てたのですが、この問題って昨日今日に始まった話じゃないよね?
10年前どころか、100年前、1000年前からあったでしょうし、もしかしたら10000年前、それ以上前からある話なわけで。

当たり前ですけど、当時は今のようなセーフティネットなんて一切なかったけど生きていたわけです。
まさか、子供を抱えて生きるのが昔の方が遥かに楽だった・・・ということは絶対にないし、昔の方が今より厳しかったのは想像に難くないです。

では、セーフティネットに頼れなかったのにどうしていたのでしょう?
無為無策だった・・・なんてことはないわけです。
何かしら対策を施していたわけですよ。

例えば、結婚の際にきちんと仲人さんを立てる。
これはつまり、妻になる人間を蔑ろに扱ったりしては仲人さんの顔を潰すことになるわけです。
完全に防げるわけではないのでしょうけど、後ろ盾を作り、悪い扱いを受けないよう防いでいたわけです。

または、結納金を貰って、それから持参金を持って結婚してたわけです。
これなんて解りやすいよね。
要するに、ダメな相手だったらスパッとこのお金で逃げろってことですから(笑)
しかも妻に逃げられるなんて、ダメ男というレッテルを張られるという社会的圧力もあるわけで。

他にもいろいろあるでしょうけど、昔の人は女が不幸にならない対策を講じていたのです。
今は恋愛結婚が主流・・・ああ、なるほど、昔が恋愛結婚がご法度だった理由が垣間見えますね。
海のものとも山のものともどんな男かわからないうえ、後ろ盾になる仲人さんもつけられないなら、何かあった時、そんな状況を受け入れるしかない。
良い人ならめでたしめでたしでいいけど、そうそう上手くいかないのが人の世の常というもの。
大事な娘に人生を全部をかけてギャンブルをさせるわけにはいかないものね。

昔の方が素晴らしい・・・と言うつもりはないけれど、昔は昔できちんと対策をしていたのである。

翻って現在はどんな対策をしているのだろうか?
もっというなら、この貧困に陥った女性たちはどんな対策をしてたのだろうか?
おそらく九分九厘してないと思う。
不幸に不幸が重なってそうなった・・・というのなら助けたいという気もわくのでしょうが、行き当たりばったりに生きて失敗すれば貧困に陥るのは当たり前の話で、それは男であれ女であれ誰しも一緒なわけです。
多分に自業自得という面もあり、そんな人間どもを助けたいとはどうしても思えないのです。

正直、自ら対策も打たない人間を助けても無駄に終わる気もするし。
そういえば、イギリスでシングルマザーを手厚く保障したらシングルマザーが職業化してしまった・・・という話も聞きますね。
それだけならよかった(?)のでしょうが、その後その娘たちも職業:シングルマザーになったり、そんな子供たちが良い教育を受けるわけもなく不良化し意味もなく暴動を起こしたりしたそうで政策として間違いだったと認識されてるそうですね。

何はともあれ、昔の人間は対策をしていましたが、今の人間はどのような対策を打つべきでしょうね?
女性の貧困対策を考える必要もあるかもしれませんが、女性自身も事前に貧困に陥らないように対策を打たなくてはならないのです。
対策ができるのを待ってもしょうもないのですから。