意外と社会派(予定)

赤熊の辛口社会派(予定)ブログです。
天佑自助が赤熊の基本理念です。

2014年、衆議院選挙予測

2014年11月27日 | 政治
毎回やってるお約束の衆議院の選挙予測です。
毎度ほぼピッタリ当ててます!!
なんて自慢してみましたけど、前回は民主党がどのくらい減るか?でしたので逆算で何とかなったけど、今回は難しい・・・・。


取りあえず11月21日の解散日での勢力図は、

自民党 (294)、公明 (31)
民主党 ( 54)、維新 (42)、次世代 (19)、みんな (8)、
共産党 ( 8)、生活 ( 7)、社民党 ( 2)

無所属 (14) 、欠員 (1)

の480名です。
みんなの党はその後解散しましたので、現在0で、生活の党もその後離党者が出ており、現在5名です。
なお、0増5減のため次回より475名となります。

と言うわけで、さっそくの赤熊の大胆予想!!

自民党 305 (300~310)
公明党  34 ( 33~ 35)
民主党  64 ( 60~ 70)
維新党  32 ( 29~ 35)
次世代  15 ( 13~ 17)
共産党  10 ( 10~ 11)
生活党  3 ( 2~ 3)
社民党  2 ( 2~ 3)
無所属  10 ( 8~ 10)

計   475

こんな感じですかね・・・・。
今回は読めないので難しいですが、

以下、グダグダとした考察です。
別に読まなくても問題ありません。


まずは一番気になる自民党。
一般的には自民で半数の240を超える~微減くらいの予測がなされてます。
・・・ふむ、確かに安倍総理の突然の解散で「わけがわからないよ」みたいな白けムードが漂ってます。
なので、減るというのもわからなくもありません。

ですが、赤熊は逆に増えると思います。

というのも、自民党がダメだから、民主党に入れます・・・なんていう人はいないでしょう?
しかも民主党だけでなく野党がオールナッシングなんです!!
自民党が嫌だと言っても『自民党以外のどこの政党に入れるの?』と聞かれれば、どこにも入れようがなく、そういう人は投票に行かないでしょう。
前回最低だった投票率よりもさらにガクンと落ちてしまうわけで、ならば組織票をしっかり持っているところ・・・つまり自民、公明、民主、共産党らが伸ばすわけです。

ではどのくらい伸ばすのか?

小選挙区での現職与党の議員が負けるということはないでしょう。
今回は『風』といわれるものが存在しませんし、何より野党らは完全な準備不足です。
なので小選挙区はほぼ現職どおりに決まるでしょう。
確かに激戦区と言うものも存在しますけど、そんなところは少数ですし、そこがひっくり返ったとしてもさらに少数です。
大勢を変えるほどのものじゃないです。
ですので、小選挙区だけで自民党が議席の半数を手堅く取るわけです。

と言うわけで、今回の主戦場は比例区ですね。

前回の比例での獲得議席数は、

自民(57) 民主(30) 維新(40) 公明(22) みんな(14)
共産( 8) 社民( 1) 生活( 7) 大地( 1) 

の計180でした。(生活の党は当時なく未来の党)

その後、離党や分離、瓦解で現在の数字は違いますけど参考にはなるでしょう。
てか、民主党や公明、維新ってほとんどが、共産党に至っては全員が比例なんですね。

前々回の民主党への政権交代をした時も自民党は比例区で54議席を取っているわけです。
ならば、手堅く60くらいはとれるわけで小選挙区と合わせると300を超えるのではないか?と予測できるわけです。
さすがに3分の2の320を超えるまではいかないと思いますので300~310の間でしょう。

で、民主党。
赤熊的には0でいいと思いますが、あの逆巻く風を受けた前回で30をとった組織票は侮れませんね。
この2年で新たに『やっぱり民主党だ!!』と思う人がいるとは思えませんし、頼みの組織票も愛想尽かして多少は減ってるでしょうけど、そう極端に減ることはないと思います。
おそらく小選挙区でいくつか減らしたとしても比例で伸ばし上乗せされるのではないかと思います。
ですので、60~70の間くらいは十分にあると思いますが、60強がせいぜいでしょうね。

維新の党。
前回は第三極として選ばれたのですけど、残念ながら今回は第三極の戦いじゃありません。
また、ゴタゴタしすぎてイメージ低下は否めませんしフレッシュさもありません。
支持基盤がなく、選挙に行かない人が出れば当然、ここの票から減っていくわけです。
橋下氏も出馬しないと言ってますし。(今さら出ると表明しても遅いですが・・・)
ですので、ここが議席を減らすのではないか?と思います。
30~35・・・おそらく30を超えるあたりで35を超えるのは難しいでしょう。

で、この減った分が民主や公明と共産、社民の議席になるのでしょう。
これらの党への投票数自体は変わらないでしょうから変な感じもしますけど。

次世代の党。
潜在的な保守派はいると思いますが、じゃあここにってなるかと言えば・・・どうしても知名度がね・・・。
個人的には旧名称の『太陽』の方が通りがよかったと思いますけど・・・こんなに早く選挙があるとは思ってなかったんでしょうね。
完全に準備不足です。
保守派の多少の受け皿になるでしょうけど、支持基盤がない政党はやはり厳しく現状より少なくなるとおもいますね。
おそらく15くらいでしょうかね・・・。


総括してしまえば、投票率の低下の問題の選挙になりそうです。
おそらく5~10ポイントほど下落、特に若い世代の投票率が極端に落ちると思いますので、その年代の支持・・・というか、浮動票が見込めず第三極が数を減らし、そこがどこかに移る・・・というのが大よその流れだと思います。
ここの落ち幅が予測しにくいですね。

ま、当たるも八卦、当たらぬも八卦。
今回も当たるといいな・・・別に当たって外れても何もないですけど。


おまけ


毎日新聞が載せていた選挙予測です。
いくらなんでも民主が100を超えることはないでしょう。
75を超えたら奇跡というレベルで、自民が減ればその分、民主を、と思ったのでしょうけど、仮に自民が減らしても民主党へとは流れないです。

安倍総理の戦略に脱帽

2014年11月20日 | 政治
はい、解散総選挙が決まりました。
先週まで半信半疑だったのですけど、今週になって確定したわけです。

それで解散の大義がどうこうとかテレビで言ってますが、今まで解散で大義なんてあったっけ?
前回の野田総理の解散の大義ってなんだったっけ?
その前の麻生総理の時の大義は?
さらにその前の小泉総理の郵政解散に大義はなかったでしょう。
議会で否決されたのにそれにNOを突きつけるための解散で、これこそ自分勝手の極みの解散だったわけで、その時批判してなったわけです。
今さらそんなこと言っても、はぁ~なんだかな・・・って感じですね。

だいたい、選挙って大義でするものじゃなくイデオロギーでするものだしね。
政治は経済・医療・外交・社会保障・・・・などなど、多岐にわたる分野を決めるのですから、1つに絞ってやるなんて無理なのですから。

そんなことより、それ以上に感心するのは安倍総理のこの戦術の巧みさですよね。

野党の足並みがそろってない段階で、解散総選挙に踏み切る。
それだけでみんなの党は解党、維新の党は右往左往、民主党は野党同士で潰しあいの泥仕合。
余波だけでコレですから、選挙後はどうなるんでしょうね。
すっごく楽しみ。

これを安倍総理が一人で考えたとは考え難いので、少なくともこの振り付けをした人間が官邸サイドにいるわけです。
本当に惚れ惚れする手法ですよ、これ。

解散を決断するという会見だって、中身があるわけじゃなかったですけど、あの中身のなさも全部、計算づくなのでしょうね。
争点を作らず、ぼやけさせて、投票率を下げさせるわけですから、支持基盤のある自民党に有利になり野党には不利になるわけです。
過半数いかなければ退陣と言うのも、野党への挑発を兼ねての気を逸らすための言葉で、それで野党が一致団結することがないどころか余計に混乱するだろうと踏んでるからこその言葉でしょう。
本気で野党同士を潰しあいさせるつもりなんですね。

・・・今のどの野党が束になってもかなわないでしょう、これは。
全部予見した上でやってるのですから。

正直、この老獪さに匹敵する野党ができてほしいと思いますが、まず無理でしょう。
というか、これくらいできないと国際関係の荒波を乗り越えることなんて無理ですよね。

・・・やっぱり、自民党を大きくして半分に割る方が早い気がします。
それもそれで難しいのですけど・・・まだ、芽があると思います。

野党一掃の解散総選挙になりそう

2014年11月13日 | 政治
なんだか衆議院解散が取ただされてます。
なんでも、今月19日にも解散して、12月の14日か21日にでも総選挙が起きるとか。

・・・と、マスコミが報道してるだけで本当のところはわかりません。

自民党側のメリットを考えても余りなく、おそらく選挙結果はせいぜい議席がちょっと少なくなる程度ですね。
仕切り直しができる・・・ってだけでしょうか?

まぁ、それならそれでいいのですが、赤熊は基本的には解散は賛成ではない(任期を全うをしてほしい)けれど、野党の体たらく見てたら『解散した方が良いかな?』と思い始めました。

現状、野党が全く役に立ってません。

これはわざわざ説明するまでもないほど役に立ってません。
与党の足を引っ張る・・・ならいいのですが、新しい提案ができるのなら評価のしようもあるけど、国政を停滞させるだけどころか害悪にしかなってません。
さりとて、本来なら野党と言うものは次の与党を担う政党であって、その準備を着々と進めていたのかといえば選挙区に誰を出すかも決めていない、解散かも?という状況下で右往左往してるのである。

・・・正直、この2年間は何をしてたんでしょうね。

ですから、そもそもの今回の解散騒動も野党がしっかりしてないせいでしょう。
解散してもほんの少し議席が少なくなる程度・・・という状況ですから、そりゃ、解散に打って出る選択肢もありでしょうね。
どうせ、このまま解散しなくても野党は全くの役立たずで終わるのでしょうから、それくらいだったら一掃してもらってもいいかもしれません。

・・・いっそ全議席を自民党に取らせて、半分に割ったほうが健全な政治ができると思いますね。

左翼の衰退理由

2014年11月06日 | 社会
左翼の衰退。
しかも世界的に左翼が凋落しております。
その理由を探ることが、ここ最近の赤熊のテーマです。

とはいえ、それを探るのは難しいよね。
それにどちらかと言えば、近年は排除・嫌悪されている節が見られます。
これらとも連動してるでしょうから、今回はそちらから考えてみようと思う。

思想が非現実的でお花畑過ぎて話にならないから。
特に日本の場合そうですね。
それに尽きると思います。

・・・でもまぁ、問題はなぜ「お花畑過ぎる」のか?ってことですよね。
そこがよくわからない。
諦めてパラパラと名言集でも読んでいたら、これが出てきました。

国家があなた達のために何が出来るかを問うのではなく、あなたが国家のために何が出来るかを問うて欲しい

有名なジョン・F・ケネディの大統領就任式の演説の一節ですね。
そして多分これが、左翼が嫌われる理由でしょうね。

例えば、平和論だったら、平和を求めるのですから、当然、平和を維持するために何を支払うか?が問われるわけで、非武装中立なぞありえないわけです。
とどのつまり、平等論にしても平和論にしても自由論にしても、左翼は権利を求めるだけにしかなってないわけですね。
権利には義務が生じるわけですから、新たな権利を得るというのは新たな義務を負うということにほかならず、それにもかかわらず義務を負うとは言わない、または考えてないわけです。

権利を得て、社会に何を還元するのか?
ここで「何も還元しません」では、支持も共感を得られませんわな。
関係の無い人には、全く関係ないのですから。
せいぜい当たり障りのないことしか言えなくなるわけです。

保守派の場合は、現行のシステムの肯定・・・つまり義務があることを最初に認識した上での権利主張ですからそれほど変な主張をしないし、一定の支持者を確保できるのでしょう。
左翼の場合は、現行の否定・・・義務の否定から入るというか、そもそも義務の否定から入る以上、それ以上の義務を負うては本末転倒になりかねないんですよね・・・。
おそらく、ここが左翼の限界なんだと思います。

もちろん、ちゃんとした左翼はここも踏まえて主張するのでしょうけどね。
日本の左翼は、ここを履き違えているから、総スカン喰らうんでしょう。

おそらく、今一度この部分を考えないと左翼はこのまま消滅するのではないかと思います。
今さら考え直しても手遅れの感も強いですが・・・・・・。