意外と社会派(予定)

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小池氏の失敗は立憲民主党を作られたこと

2017年10月21日 | 政治
明日は選挙です。
正直なところ自民党以外に入れる政党がないのでどうでもいいよね・・・。

さて、小池氏が率いる希望の党の排除発言が攻撃的だから失速したとかいわれてますけど、本当のところはどうなのか?ってのを考えてみた。

前回、前々回の衆議院選挙の比例区の得票数を見ると、共に自民・民主はそれほど得票数は変わっていない(自民1700万票(微増傾向)、民主(民進)900万票(減少傾向))
これは投票率が7%(700万票)下がっていて、なお、それほど変わらないのです。
ということは、この票数は固定票とみて間違いないわけです。
あのアホなことしかしない民主党に900万人も入れ続けてることに愕然としますけど、まぁ、それがこの国の姿なわけですな。

それはさておき、ここから考えるにこの固定票である自民や民主の票を狙うのはかなり難しいものと思われます。

ではこの700万票がどこに消えたかというと、維新の党です。
1200万票から800万票に、実に400万票も逃がしてます。(残りは未来の党とか消えていった党ですね)
個人的には他の野党より頑張ってると思うのですけど、新鮮さと自民が嫌だけど民主も嫌って人・・・つまりは浮遊票の獲得くらいしか売りがなく、そしてそれは希望という新規の政党と被るので今回の選挙も確実に議席を落とすでしょうね。

なので、狙うのは2つ。
一つは投票率を上げて新規の奴らに入れてもらうこと。
敵を作り、その敵を退治する・・・・・マッチポンプ極まりないですが、小池氏の得意とするところで、氏なら浮かれ人間風情なら簡単に騙せるわけですな。
これがいわゆる『風を起こす』ってやつの正体ですね。

ただ、民主党政権の後遺症が残ってるうちは全国展開ではこの展開は難しいでしょう。
仮にできたとしても、素人が大量当選するので、そいつらを御するだけの能力が求めらえるのですが人望のない小池氏には無理でしょうね。
3日天下に過ぎないわけです。(逆に言うと、自民党側は選挙を白けさせて、投票率を下げたほうが良いってことになりますけど)

だからこそ、小池氏はもう1つの狙いである民主党の900万票を狙ったわけですね。
これが全部手に入るわけではないにしても、900万の固定票というのすごいわけで、それを難なく手に入れられかけたのですが、排除発言をした結果、立憲民主党を作られたわけです。

当たり前ですけど、この900万票はあの頭のおかしい民主党の支持者ですから、要するに、安保とか改憲とか反対な人たちわけです。
そんな人間たちが今さら宗旨替えするわけもなく、正当な後継者たる立憲民主党ができてしまった以上そっちへ行くにきまってます。

なので、排除発言が問題であったわけではなく、排除してしまった以上、新党(立憲民主党)を作られたことが問題だったわけです。

900万票を逃したわけです。
元民主党というポンコツを大量に受け入れて。
大マヌケっすな。

ついでに言うと、立憲民主党が躍進してるなんて言われてるけど、なんてことはない、ただの民主党の支持者が残っただけです。
なので民主党が解党(?)しなくても維持、または微減くらいで済んだと思います。
解党騒ぎで支持者は減るでしょうから、ただただ徒労なだけの大マヌケですね。

そういうことを考えると、小池氏は『無条件で全員を受け入れる』か、『1人も受け入れずに独自路線でやる』しかなかったんですね。
ただ、独自路線でやるとなると、国会議員は20人くらいの政党を作るのがせいぜい(それ以上となると統制がきかず分裂する)でしょうから、前者の無条件での全員受け入れしかなかったわけですね。(作らせないように騙す方法もないわけではないけど、さすがに悪辣すぎるし、固定票以上に信用を失うでしょう)

もし、全員受け入れをすれば900万票の大部分と被る維新の半分くらいと、自民の一部くらいなら取れたでしょうから互角に戦えたかもしれませんね。
それどころか、政治をオモチャだと思ってる浮かれ層もついてきますから、もしかしたら勝てたかもしれません。

勝てずとも、自民党の議席を減らさせれば安倍総理の責任問題に発展し自民の党勢が落ちるでしょうから、あとは立ち回り次第で何とでもなったはずですが・・・・なのにこの体たらく。

票読みなんて政治家の基礎だろうに・・・・・絶好の機会を逃すなんてアホ丸出しですね。
本当、小池氏が勝負勘が鋭いって言いますけど、言うやつは見る目がないって思います。


2017.10.22  訂正あり。
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Unknown (Sutcriff)
2017-10-22 23:06:36
はじめまして。
今回の選挙ですが、小池氏はどう考えても、民進党に合流を持ちかけた時点で私は「こりゃダメだ」と思いました。
あの時点で民進党が割れるのは確実で、同党内の左寄り集団が「似非リベ純化党」を作るというのも、これまた当たり前すぎる力学的な成り行きで予測できたことでした。
では今回、小池さんはどうすれば良かったのかといえば、ブログ主様のおっしゃるとおり20人前後の小規模集団で出発してもよかったんですよ。今回のはどのみち、喫緊の政治的課題がある訳でもなく、重要政局でもないのに安倍さんが突然言い出した解散ですから、自民が大負けする要素は皆無。小池さんがどれだけ話題性で勝負をかけても、この1回の衆院選だけで自民の対抗馬になりうる一大勢力を「墨俣の一夜城」的なマジックで作り上げることなんか絶対にできなかった。本気で二大保守政党時代の到来を狙うなら、今回は民進なんぞに手を突っ込むことなんかせず、民進を自民に惨敗させて完全に泥舟化するのを傍で眺めながら、いよいよ次の選挙で泥船からの離党者を取り込めばよかっただけの話です。それこそ、踏み絵も何もいらない。
1回の選挙だけで、話題性のみで巨大与党の対抗勢力を作り得る…なんて幻想を描くから、こういうアホなことになるんです。
で、今回の選挙ですが、件の「似非リベ純化党」なんざ、別に“躍進”も何もしてませんよ。名ばかりの野党第一党が割れて、与党とはさらに議席数格差が広がったうえで「野党第一党」の看板だけ守ったというだけの話です。アホくさ…。

ついでに言えば、小池氏は都知事やってるなら国政政党の代表になんか就任するなんざ自殺行為で、自身は看板だけ貸しといて代表は誰かに任せときゃよかったんですよ。自分が代表の座に就きたいのなら、都知事やめてから次回の選挙で満を持して…だったでしょうにね。
いやいや、ブログ主さん、実に冴えてますね。
管理人 (赤熊)
2017-10-28 17:24:43
Sutcriffさん、はじめまして。
コメントありがとうございます。
返信が遅れて申し訳ありません。

個人的にも小池氏は20人くらいで始めればいいと思ってます。
しかし、同時に、これをやっても先がないとも感じます。

というも、大衆というのは、新鮮なものに反応するわけです。
ここで、細々と堅実にやっていくと、当然に新鮮さを失っていき、支持されなくなるわけですよね。
事実、維新の党やみんなの党は最初だけで、次第に見る影もなくなっていき・・・・個人的には維新とか他の野党に比べればよくやってる方だと思うのですけど・・・・。

そしてもう1つ問題があって、堅実にやっていくとなると、現実的な政策を取っていくことになるわけです。
でもそれは自民党がすでにやっているわけで、そこを目指しても自民党と何ら変わりなく、支持は得られないのですよね。(公明党ポジションを目指すのならありだと思うが、総理大臣の芽は完全になくします)

まぁだから、民進党の何でも反対パフォーマンスしかないわけで・・・・。(個人的には冷めた目でしか見れませんが、戦略的には有効なんですよね)

これが日本の政治のジレンマに陥っている元凶なのだと思ってます。
これが変わりうるかといえば、700年くらい前に兼好法師が『何事も、めづらしき事を求め、異説を好むは、浅才の人の必ずある事なりとぞ』(珍しさを好むのは、教養の無いものに限ってやることだ)と喝破してますので、これがこの先、変わることはないと思いますね。

なので、小池氏は大勝負をかけるしかなかったと思いますけど、中途半端でしたね。
毒を食らわば皿まで、の覚悟が足りなかったようです。
その結果が現状ですけど、野党第一党が最低数なのはともかく、分断され野党の足並みが揃えられないという状況の方が野党としては大問題ですね。
憲政史上最低の野党の誕生・・・・・そのことに気づいていなさそうなのがちょっと怖いですね。

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