意外と社会派(予定)

赤熊の辛口社会派(予定)ブログです。
天佑自助が赤熊の基本理念です。

嫌いな言葉13  平成最後

2019年02月02日 | 言葉・言語・文章
この言葉が嫌いというより、この言葉を使う奴の無神経さが嫌いです。

今年で平成が最後なのは事実なので、これが皇室行事などで使う分には何も気にはなりません。
来年からは次代の天皇陛下がなさられる以上、現在の天皇陛下がなさられる最後行事なのです。
それを名残惜しむ気持ちはわかります。

でも直木賞で平成最後、
紅白歌合戦が平成最後、
平成最後の流行語とかとかとかとか・・・・・・・。

ネコも杓子も使いたがってのが本当に気持ち悪い。
今上天皇が退位なされたら止めるという事を予め決めていたのならいいのですけど、来年も再来年もやるんでしょ?
だったら『今年の』でいいだろ!!

本当に敬意の欠片もない。
赤熊はこういう敬意のない人って嫌いなんですよね。

ネトウヨとは左翼のこと

2018年01月20日 | 言葉・言語・文章
ネトウヨなる言葉があります。
正直、この言葉の定義がわからないのですが、ネット右翼の略だと思われ、基本的にはネット上で保守的な発言をする人を指すようです。

右翼を馬鹿にしたような使われ方をしてますけど、ネット右翼という言葉が原義であるのであれば、語義としては左翼を指す言葉でなければ可笑しいですよね。

というのもネット上だろうが実生活であろうが、右翼的な発言をする人ってのは右翼です。
ネット上で、とわざわざ断りを入れる必要はありません。
単に『右翼』といえば済む話です。

それをわざわざ入れなければならないのであれば、それは『ネット上だけ』で右翼であるからでしょう。
ということは、実生活上では違う・・・つまり、実生活上で『左翼』でなければ入れる必要はないのです。

本当は右翼だけど、左翼に懲りて転向したいけど、それまでの発言を修正すると何かと不都合があるから左翼を公言してる人・・・じゃないとネトウヨなる言葉を使う必要がない。

何とも不可思議で珍妙な言葉が飛び交っているんですね・・・・。(笑)

生前退位という言葉の違和感

2016年08月11日 | 言葉・言語・文章
天皇陛下がお言葉を出されました。
陛下も80を超えられてますから、その先々を考えると今後の天皇制をどうすべきかは考えていかなければなりませんね。
・・・もっと早くに考えるべきだと思うけど。

それはさておき、気になるのが『生前退位』という言葉である。
・・・譲位じゃないの?

確かに陛下は『譲位』という言葉は使われてない(不用意に触れると天皇のありかたに触れる)のでお使いになられていないけど、でもそこは譲位と訳するべきだと思うのですが・・・・・。
確かに、退位という言葉がその地位・権力を手放すことですので、皇太子に継がせたいという言葉をお使いになられていない以上、譲位ではなく退位であると言われればその通りだと思います。
しかし、死後に退位するなんてありえない(単に次代の方が継承するだけ)ので、『生前退位』って言葉は、『頭痛が痛い』って言葉を聞いてるみたいで、奇天烈な印象の言葉なんですよね。
不敬というのもあるんですけど、そもそも日本語としておかしいです。
『退位』または『退位のご意向』ではいけないのでしょうかね?(そもそも退位で意味が通じる)

なんだか、マスコミの他意を感じますね。
穿ち過ぎだと言われれば否定はしませんが。


嫌いな言葉12 観測史上初 

2012年07月16日 | 言葉・言語・文章
『観測史上初』

嫌いっていうより、釈然としない言葉かな?

西日本ですんごい雨が降りました。
で、それが観測史上初って言葉をしきりにマスコミは使いたがり、気象庁も今年からわかりやすい表現をするために『これまでに経験がない』とかいう言葉にしてますね。
何が釈然としないかというと、そもそも観測史上っていつからなの?

まぁ、10年20年ではないということは解ります。
パラって調べてみた限りですと、各地の観測所は1940年くらいからでき始めたそうなので60~70年くらいみたいです。
まぁ、東京だと、1876年に観測所ができているので130年以上ですか?

自然現象なんて不安定極まりないものですので、たかだか数十年調べたくらいで史上なんて言われても・・・と思うのです。
もちろん間違えていないし、別に厳密な表現など求めていませんけど、インパクトのためにこういう表現を使うのならやめてくれって感じです。
いっそのことだったら、約○年の観測史上って言う方が良いと思うのですが・・・。

名・迷・冥・言   9 お土産に白箱を買ってはいけない

2012年02月07日 | 言葉・言語・文章
『お土産に白箱を買ってはいけない』

旅行に出たときにお世話になった人にお土産を買います。
で、上記はその時の注意するときの言葉なのです。

人にあげるお土産に一番いいのはお菓子です。
趣味の合わない小物なぞもらっても嬉しくもないし、お菓子のように食べて消えてなくなるものなら負担にならない。
まぁ、食品なら何でもいいのでしょうけど、気楽さを考えるとやはりお菓子に落ち着くわけです。

そんなこんなでお菓子をお土産に買う人が多いのですけど、ここで気を付けないといけないのは味。
お土産のお菓子って、おいしくないものが多いんですよね・・・。
まぁ、有名どころのお菓子なら間違えがないのでしょうけど、そういうものが解らなかった時にどういう基準で選ぶか?
それが上の格言。

白い箱のお菓子は買ってはいけないのです。

おいしい、そしてそこそこの値段がするお土産というのはそれだけ箱にもこだわっており、箱そのものにプリントが施されてます。
この箱が特注でない―――無地の白い箱で包装紙で包んであるだけの場合、どこで作られたのか判らないただの量産品ですね。
量産品で作る以上、それよりもコストを下げて儲けを出そうとする・・・・必然的においしくないものなのです。

それが白い箱で解り、見ただけでまずいと判断できるものです。
まずいものを送って人は喜ばないし、無駄になる。
なにより、この格言を知っている人って結構多いので、せっかく好意で渡したお土産で評価が下がるのは避けたいところです。

そうそう、お土産のお菓子でもうひとつ気にしなければならない点。

個別包装されていること。

いっぺんにお菓子は食べきれないことが多いし、多人数に配る場合、いつ開けたものかわからないものですので、そんなものを口にしたくないのは心理ですので。

ハングルの欠陥

2012年01月14日 | 言葉・言語・文章
昨日、ハングルって朝鮮語にあってないのじゃね?と書いたけど、ハングルって欠陥があるよね。

良く朝鮮語の欠点としてあげられるのは、漢字を廃止したために『同音異義語の区別がつかなくなった』ことを上げられるけど、赤熊はこれは些末なことだと思います。
というのも、同音異義語は基本的には文脈で判断できるし、仮に問題があったとしても、より使用頻度が低い単語が消えて、古語として残るだけです。
過渡期である現在は混乱するでしょうけど。
ただ、現代社会はコンピュータという言葉を完全に記録する機械を使用してるので、この過渡期がとんでもなく長くなって悪影響が長く続くでしょうね。
まぁ、それは仕方がないことです。
そのうち何とかなるでしょう。
欠点ではあるものの欠陥というほどのものじゃありません。

あと、平仮名のようなだけで書いているから「読みにくい」という指摘がありますが、これは慣れの問題でしょうし、文字を組み合わせて圧縮しているので特に不都合はないと思います。

でも、赤熊、ハングルには一つだけ欠陥があると思います。

視認性の低さ。

子音の部品と母音の部品を組み合わせた文字なのですから、当然、似た文字が頻出するわけです。
書くには非常に簡単なのでしょうけど、読むという観点に立てばマイナスなのです。

というのも似た文字があれば必然的に読み間違えが多発する・・・読み取りづらくなるわけです。
アルファベットより、複雑な漢字のほうが視認性が高いのはそのためですね。
文字というのは複雑なほうが視認性が高く有用なのです。

結局、文字は書くためではなく、読むためにあるわけですよね・・・。
文字が複雑なのは非効率でダメだ・・・という主張が一昔以上前に流行りましたけど、非常にナンセンスな発想ですね。

まぁ、読む速度を遅くして正確に読むようにすれば問題がないのですけど、手早く読むということをしなければならない状況は往々にあるわけで・・・・。
速読には向かないのは大きな欠陥だと赤熊は思います。

まぁ、漢字を再導入すればある程度解決しそうですけど・・・・・今さら、漢字の普及は無理でしょうね。

朝鮮語にハングルは合ってないのでは?

2012年01月13日 | 言葉・言語・文章
韓国語に関してのサイトをたまたま読んでみたら思ったこと。
ハングルって朝鮮語の表記に向いてないんじゃ?

赤熊が合ってないと感じるのは次の2つです。

まず1つは単語の読みが変わることがある。

・文頭に来た言葉が濁音の場合、清音になってしまう。
・語頭の子音字が欠落する場合がある。

要は単語の『頭の文字を読むときと読まないときがある』ってことです。
これ自体は世界中の言語で良くある性質ですけど・・・・ハングルって子音字と母音字(とその他)を組み合わせられた文字ですよね?
元々は漢字を発音するための発音記号なわけです。
つまり発音をそのまま書いた文字なのですから、読むとき読まないときの区別があったら、問題じゃね?

『常に書く』と決めておけば、そんなに重大な問題ではないのかもしれない。
だとしたら、発音通り書けて簡単という利点がなくなるわけで・・・・・。

もう一つのほうは、朝鮮語は『リエゾンする』ってこと。

リエゾンというのは単語の終わりが子音字で、その次の言葉が母音だった場合、音が合成されたり別の音になったりすることです。
例えば英語の『get up』は「ゲラッ」と発音するわけです。
発音しやすくするための音声上の変化ですね。

朝鮮語ってリエゾンするんかい!!
日本語みたいなものだろうと思っていたのでびっくりしました。
まぁそりゃするよね、子音字で終わることがあるんですから。

でも、ハングルは前述のとおり発音自体を書いた発音文字であるわけで、それなのに変化していては・・・発音文字という利点がなくなり逆に難しくなっているのではないか?と感じます。
これがアルファベットなら少なくとも表記上の問題はなかったのでしょうが・・・・。
せっかく組み合わせ文字なのに十全に使えないなんて、かなりもったいないですね。

・・・・・・まぁ、本格的に使われて100年もたってない文字ですので、多少不都合もあるんでしょうね。
そのうち、改善する・・・わけないか。

文章の長さって重要かもしれない

2011年12月17日 | 言葉・言語・文章
同じ内容の日本語と英語の文章・・・古い本をまとめたものだと思うのですが・・・を比べて気付いたことです。

「日本の自然環境」
http://www.biodic.go.jp/reports/2-2/aa000.html


内容自体は基礎知識のようなものですが、左に日本語文、右に英文を配したレポートです。
英文を全部読んだわけではないですがおそらくすべて同じ内容でしょう。

そこは置いといて、文章の長さを比べてみると日本語のほうが短いのです。
日本語のほうが大よそ4分の1くらい短いのかな?
長い文章になればなるほど、その違いが顕著になってますし、日本語は全角、英語は半角で書かれてますので、英語のほうが短くなっても不思議じゃありません。(書き手が日本人なので硬い文章になっているのは否めませんが)

日本語の文章が短い理由は表意文字である漢字を使用しているためでしょう。
まぁ、子音と母音をばらさず表記するカナを使っているのも一因でしょうか?

こうして英語の文章と比べてみると、これって非常に重要な点なのではないかと思います。

というのも、短い文章に多くの情報を詰め込めれば、読み取る方も大量の情報処理ができるわけです。
必然的に文章を読む時間も短くて済むしね。

もちろん大して違わない・・・という意見もあるかと思いますが、ブログなど見ていても、長い文章ってそれだけで読む気しなくなりますよね?
短い中にたくさんの情報を詰め込めるのはそれだけで有利だと思います。
だからツイッターというものが流行ったのだと思いますけど、平易容易でも文章として短い方がよりよくわからせやすいのは確かでしょう。
これって意外とその国の知的レベルを向上させる要因かもしれない。

ちなみに、表意文字だけを使う中国語は主要言語の中ではもっとも文量が少ないようです。
ということは、中国語最強?

まぁ、それだけが決め手になるわけではないでしょうが、意外な要因かもしれないと思ったお話でした。

日本語は成分的に美しい

2011年10月29日 | 言葉・言語・文章
今回は日本語の話。

【中国BBS】日本語は世界でもっとも美しい言語だよな?
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2011&d=0904&f=national_0904_073.shtml


まぁ、サーチナだし、このBBSのレスがどの程度言葉に精通している中国人なのか不明ですので何とも言えませんが、日本語は成分的にみれば非常に美しい言語であることは間違いありません。

まず、日本語はほぼ全ての音に母音を含むこと。

子音というものは、はっきりしない音です。
要はゴニョゴニョと聞こえるわけですので、きれいには感じにくく、母音が多用されるイタリア語とそうでない英語を聞き比べたら、イタリア語のほうがきれいに聞こえるってわけです。
日本語の場合、[ん]以外は完全にはっきりして要るわけですから、音的には非常に美しいわけです。

もっとあるのですが、赤熊は言語学者ではないし、細かなことを書くと面倒臭いのであとは自分で調べてもらうとして、少なくとも言語的に美しいとされる好条件が揃っており、それはそれは美しい言語なわけですわ。

でも『日本語って特別そんなに美しく聞こえないよね』と思ってません?

その通りです。
美しく聞こえません。
なぜなら、どんな言語にも言えることですが、美しく話そうと思わなければ美しくならないからです。

当たり前と言ったら当たり前の話ですね。
英語・・・というかほとんどの言語でそうですけど、子音が多いから美しく聞こえないと言っても、それを補うだけの技法というものがあるわけです。
言葉の美しさというのは、その『言語の美しさ』と話し手の『話し方の美しさ』が合わさって決まるわけです。
韻を踏んだり、アクセントに気を付けたり・・・。
そういったことに気を払わなければ、どんな言語でも汚いだけですわ。

しゃべり方で変わってくるんじゃい!!・・・だなんて面白くとも何ともない結論ですね。
ただ、日本語が美しい条件が揃っているとてつもないアドヴァンテージなのです。

こういうことが良くわかるのはミュージカルまたはこれを基にした映画『マイ・フェア・レディ』。
このお話、イギリスの言語学者ヒギンズ教授が下町の花売りイライザに上流階級の言葉を教えるという話なのですが、日本人には理解しにくい部類のお話です。
これがマナーや振る舞いならわかるのですが、正直、イライザが『ヒギンズ』を『イギンズ』としか発音できないことに手こずるシーンなんてチンプンカンプンですね。
下層と上流階級の言葉がそれだけ違い上品な言葉使いを身につけるというのは大変なのでしょうが、日本だとそもそも上流階級の言葉を教える人がいないのです。
何故いないかというと音律が単純ということもあるでしょうが、日本語の基本的な点で美しいから必要ないのでしょうね。

さてさて、そうするとなぜ、きれいに聞こえないのか?

日本語が美しく聞こえない理由、それはほぼ全ての音に母音を含むからです。

・・・・て、おい!!
上に言ったことと矛盾している・・・わけではなく、美しくも聞こえる要因だけれども阻害要因でもあるわけです。

今度は言語の速度の問題なのです。
言語の速さというのは、その言語の一番複雑な音の速さと発音数を掛けた長さになります。
これは、文章の途中で急に早くしたり遅くしたりするとリズムが取れないからです。
例を挙げると、英語だと一番複雑な単語は“twelfths”かな?
一番簡単なのは冠詞の“a”ですけど、“twelfths”と言う時間と同じ速さで“a”と言わないと、リズムがとれず不自然だからですね。

で、日本語で一番複雑なのは1子音 + 1母音であり、これ以外の複雑な音がないため極めて速い・・・速すぎる言語なのです。
そのため、諸外国の人からは『機関銃のようだ』と言われるのです。

機関銃のような言語がきれいなわけないですね。
とはいえ、だったら美しく聞こえるようにするために、ゆっくり喋るだけでいいということです。
上品なお話をなされる皇族の方々はゆっくりお話になられるので、おそらくこれが日本語での美しく話すポイントでしょうね。

マイ・フェア・レディのように訓練しなくていいのはとても便利な言葉ですね。

名・迷・冥・言   8 プロがやってない投資はしてはいけない

2011年08月17日 | 言葉・言語・文章
投資の世界で良く言われている原則です。

和牛オーナー制度の運営会社「安愚楽牧場」が倒産しました。
負債は約4330億円にのぼり、このうち約4207億円は全国に7万人以上いるオーナーの債権だそうだ。
30年ほど前からある商法ですが、倒産理由を福島発電所のせいにしてますが、牧場で負債が4300億円以上ということは入ってくるお金で配当などを回していたんでしょうね。
どちらかと言えば詐欺か、それに近い商法なのだと思います。

赤熊的にはよくもまぁ、こんな怪しげなものにお金を出したなと思います。
記事によると6000万円も投資をしている人もいるそうだ。
投資に失敗したのは自分の責任なんですから、債権者がご立腹してると言われても『バカじゃねぇの』としか思わない。

ただ、昔からこういう事件あるよね・・・。
円天だとか、エビの養殖投資詐欺だとか、沈没船サルベージ投資とか・・・・。
嘘くさいこと極まりないものに引っかかるのかと思います。

投資をすることは良いことだと思いますが、最低限の投資での常識というものを身に着けて置かねばならないのです。

投資のプロがやってない投資はしてはいけないという原則があります。
儲かるのだったらプロがしているはずで、そうじゃないからプロがしてない・・・・要は怪しい投資だということです。

和牛オーナーにプロの投資家がしてると思いますか?
円天なんてプロがしてると思いますか?
沈没船サルベージ事業にプロが投資してると思いますか?

完全に調べてはいないので解りませんが、おそらくしてません。
こういったことは大手の証券会社などに問い合わせれば解る話です。

もちろん、ロマンのためにやるんだというのなら赤熊は否定しません。
それなら捨ててもいいくらいの金額でやるべきだし、立腹することもないと思いますね。
まぁ、プロがしてるかどうかというのは最低限の基準であって、プロがしているから儲ける・安心だ・・・というわけではないですが。

投資で儲けたかったら、最低限の知識ぐらい身に着けてから挑まないといけないと思いますね。

2011.08.20 追記。
自然エネルギー買い取り法が成立して、これから太陽光パネル投資話が出てくると思います。
少なくともプロがそんな儲からない投資話など乗らないと思います。
大よそ、詐欺話か、それに近いもの・・・儲からない、損をする話になるでしょう。
先んじて赤熊は警告しておきます。
まぁ、それにロマンを感じるのならば止めやしませんが。

名・迷・冥・言   7

2010年11月20日 | 言葉・言語・文章
『そろそろ ご準備をなさってください』

お医者さんが、臨終間際の患者の家族に言う台詞。

「あぁ、覚悟をしないといけないのだな・・・」
と解釈しては間違いです。

実はこれ、銀行からお金を下ろしておけ!!と言う意味です。

と言うのも、人が亡くなると銀行口座が凍結されます。
遺産相続のため、勝手に引き出さないように銀行側が相続が終わるまで封鎖するのです。
でも、人が死んだときには通夜・葬式などなど、多額のお金がかかるもの。
お金を遺族が持っていれば問題はないのですが、ないと非常に困る。
一応、葬儀費用や生活費などなら引き出せますが、手続きが面倒くさい。
なので、借金して賄った・・・という話もあるくらいです。

そういうことが解っているので、はっきり言うと色々と問題があるので ぼかした言い回しでですが、医者が前もって教えてくれるってわけです。
当たり前ですが、医者も善意で言っているわけではなく、治療費を早く払ってほしいから、なのですけどね。

ちなみに、銀行が亡くなったことを知るには、主に新聞の「おくやみ欄」によってです。
凍結されたくなければ、おくやみ欄に情報を出さなければ大丈夫ですけど、通夜を考えると、ねぇ?
前もって引き出しておいた方が賢明でしょうね。

ただし、注意点。
葬儀費や生活費以上のお金を引き出していたら、相続のときに不正をしたと思われ、最悪、相続できないかもしれません。
常識的範囲内に留め、明細をいつでも出せるようにしておきましょう!!

『李』がウザイ。

2010年03月04日 | 言葉・言語・文章
李がウザイ。
別に、特定の個人がウザイんじゃないよ!!

コンピューターで『い』を変換すると1回目の変換が『李』になり、これが非常に鬱陶しい。

普通、『い』と変換したら、『異』か『胃』くらいしか使いません。
『李』なんて滅多に使わねぇよ!!
使いたいのなら、『り』と打つか『すもも』と打つよ・・・。
なのに、『李』を上位におくなんて、不便でしょうがない。
うちのコンピュータだけか??
『李』は韓国人名でよく使われるけど、なんでこれを優先しなければいけないんだろう?

別にこれだけなら、まだ許せるが、
『いかに』と入れた時、なぜか『李かに』なる。
『いかに』といったら、『以下に』だろう!!
もしくは、『如何に』か『医科に』だよね。

正直、ものすごくウザイ。
これだけで、韓国が嫌いになりそう。

何でこんな現象が起きるんでしょうね。
在日韓国人をアピ-ルするための左派の謀略?
それとも、韓国嫌いにするための右派の人の策略?

赤熊には後者の効果があったみたい・・・。

金 玉 の話

2010年02月28日 | 言葉・言語・文章
別に変な意味じゃないよ!
金正日の奥さんの話でもないよ!
単純に、金と玉を使った四字熟語をまとめた物です。
他の意味を期待した人はごめんなさい。

金科玉条・・・貴ぶべき法律やルールのこと。科条(箇条)は項目の数のこと。

金枝玉葉・・・天子の子孫など高貴な身分のこと。枝葉とは、子孫のこと。

金券玉冊・・・天子より賜わる詔書のこと。

金烏玉兎・・・太陽と月のこと。金烏は太陽、玉兎は月に住む架空の動物。

金声玉振・・・知徳が備わっている様。金と玉は楽器で、これらの合奏から。

金殿玉楼・・・金や宝玉で飾った宮殿。非常に美しくてりっぱな建物のこと。

金賞玉句・・・優れた詩句のこと。

金韲玉膾・・・おいしい料理のこと、韲はあへもの、膾はなますの意。

金漿玉醴・・・金漿も玉醴も仙薬のこと。美酒を譬えて言う。

金芝玉草・・・伝説上の仙薬の原料になる草。

金盤玉盆・・・金の平皿と玉のお盆。みごとな器具のこと。

金縷玉衣・・・中国漢代に金糸で玉片をつづってつくった、遺体をおおう衣。

ちょい例外
炊金饌玉・・・食物の美しい形容。


・・・・・・。
こうしてみると、色々あるね。

「謎の鳥」の詩、赤熊追補版

2010年02月05日 | 言葉・言語・文章
今、注目の鳥の話。

日本には謎の鳥がいる。正体はよく分からない。
中国から見れば「カモ」に見える。
米国 から見れば「チキン」に見える。
欧州から見れば「アホウドリ」に見える。
日本の有権者 には「サギ」だと思われている。
オザワから見れば「オウム」のような存在。
でも鳥自身 は「ハト」だと言い張っている。

それでいて、約束をしたら「ウソ」に見え、
身体検査をしたら「カラス」のように真っ黒、
釈明会見では「キュウカンチョウ」になるが、
実際は単なる鵜飼いの「ウ」。
私はあの鳥は日本の「ガン」だと思う。
よみびと知らず


秀逸な詩ですね。

でも、赤熊はちょっと しくってると思います。
特に『オザワ』と固有名詞を使うのはいただけないです。
もっと婉曲に、何かに喩えるなどして ぼかした表現をしないと 揶揄というより誹謗中傷になりかねません。
少なくとも、

・ご主人様から見れば「オウム」のような存在。

くらいにやわらげないとダメだと思う。
あと、連歌で作られているせいか、引っかかるところがありますね。

>でも鳥自身 は「ハト」だと言い張っている。

は、最初に置くか、最後から2番目に置かないとダメです。
個人的には後者かな?

と言うわけで、赤熊が少しだけ手直ししました。

日本には謎の鳥がいる。正体はよく分からない。
中国から見れば「カモ」に見える。
米国から見れば「チキン」に見える。
欧州から見れば「アホウドリ」に見える。
ご主人様から見れば「オウム」のように見え、
日本の有権者には「サギ」のように見える。

目の前の危機には「ダチョウ」になり、
それでいて、約束をしたら「ウソ」になる。
身体検査をしたら「カラス」のように真っ黒。
釈明会見では「キュウカンチョウ」になるが、
実際は単なる鵜飼いの「ウ」。
鳥自身 は「ハト」だと言い張っているが、
私はあの鳥は日本の「ガン」だと思う。

いかがでしょうか?

嫌いな言葉  11  国民は愚かではない

2009年12月29日 | 言葉・言語・文章
『国民は愚かではない』
『国民は賢い』

と言った言葉を耳にする。
でも嘘である。
勘違いされたら困るので、赤熊が はっきりと言っておきます。

人は愚かです。

全ての人間は愚かなのです。
そして、己の愚かさを知ることこそが、賢くなるための第一歩なのです。
それを放棄させる言葉には耳を傾けてはなりません。

「国民は賢い」などと言う人間は信用しない方が良いでしょう。
愚か者の言葉など何の価値もないですし、人を堕落させようと悪魔は常に甘い言葉を囁くものですから。