意外と社会派(予定)

赤熊の辛口社会派(予定)ブログです。
天佑自助が赤熊の基本理念です。

実は誰も興味がない政治とカネ

2014年10月29日 | 政治
政治とカネの問題が出てきて小渕裕子氏が経産大臣を辞任されました。
で、追及する民主党も政治とカネの問題がでました。

枝野氏も新年会収入240万円記載せず…訂正へ
http://blog.livedoor.jp/matuba96/archives/52178274.html

いつものことですが、伝統芸能のお笑いですね。
本当にしょうもない笑いです。

さてさて、そんなことはどうでも良いです。

問題は、そんなに政治とカネを問題だと思ってるのでしょうか?
赤熊は政治とカネって割とどうでもいいと思ってます。
訂正して終わり。
それでいいと思ってますし、別にことさら追求する必要もないと思ってます。

そして世の中の人も赤熊と同じように興味も欠片もないと推察してます。

と言うのも、小渕氏の問題となった事案は2010年のことです。
ということは、政治資金報告書は次の年には提出されているはずですから2011年にはわかることです。
枝野氏の件も2011年とのことですから、去年にはわかってたはずです。

今年は2014年ですよ。
しかも終わろうとしてますよ。
さすがに気づくのが遅すぎやしませんか?

こんな状況で、そんなに重要と考えてる人がいたとしたら「政治とカネってすっごい大問題だよね? だから3年間も放置しました」と言ってるに等しく、そんなやつは頭がおかしいとしか言いようがない。

なぜそれが許されているのかといえば、誰も問題だと思ってない、興味もないってことでしょうね。
本当に問題だと思っているのであれば『毎年検査をする機関を作るべきである』と主張するのでしょうけど、そんな主張は今まで聞いたこともない。

そんなわけだから、世の中の人間は誰も興味関心ないんだろうなと推察してます。
だからどうしても興味関心が薄れるんですよね・・・だからこの問題を取り上げるのも遅かったわけですけど、ああ筆が重い。

ああでも、世の中の人間が頭がおかしい奴だらけだったらどうしよう?
この前提が成り立たたなくなりますね。
そうじゃないことだけは信じておこうと思います。

橋下氏の敗北で終わった会談

2014年10月23日 | 政治
大阪の橋下市長が在特会の桜井氏と面会、意見交換を行いました。

橋下大阪市長と在特会会長が「罵り合い」10分間の不毛なバトル(全文書き起こし)  弁護士ドットコム
http://blogos.com/article/96844/(ブロゴス)

一応、リンクをつけましたが、動画を見る価値も書き起こしを読む価値もありません。
討論?としては完全なる泥仕合で罵り合って双方とも負けてのドローです。(マスコミ的には激しい応酬だそうです)

なので、どうでもいいのですが、別の観点から勝敗を考えると・・・在特会側の完全な勝ちですね。

在特会・・・正式名称「在日特権を許さない市民の会」なのですが、在特会側の勝利条件は知名度を上げること、です。
要は『宣伝』ですね。
どうしても在特会に触れようとすれば名前の通り『在日特権とは何か?』という点に触れなければならなくなるわけです。
実際、ニュースでも正式名称を読みあげられてたから、功を奏してるわけです。
知らしめられれば、それで勝ちなんです。
今回のケースで在特会が支持されなくなる・・・というのはナイーブな見方で、在特会側は在日特権を知らしめて、間接的にも「おかしい」という声が挙がる・感じさせれば良いだけです。
それが目的の集まりなんですから。

だから、橋下氏に会った時点で勝利なのですから、あとはどう転んでも全部予定通りなんでしょう。

なのに橋下氏側はというと・・・・一緒になって罵り合って、品や格を落としたと。
何やってるんでしょうね、この人。

そもそも「自分に直接言いに来い」と相手を挑発したことにより、形としては招待したことになり応じざるを得ないので宣伝に使われ大敗北ですが、それでも勝利は難しくとも負けないくらいは容易でした。

冷静に対応する、それだけです。

別に水掛け論でも平行線でも結論が出ずじまいでも良かったのです。
それでツマラナイ会談にすればよかっただけなのです。
で、最後に「彼らの言い分は解りました、やれることからやっていこうと思います」とか何とか、どうとでもとれる曖昧な言葉をいって逃げ切れば、それでよかったのです。
本来30分程度の対談時間だったらしいのですから、さほど難しいモノじゃなかったでしょう。

でも、一緒になって罵り合っていた!!
信念を通しての罵り合いなら、まだ言いわけの余地がありますが、これはさすがに・・・・・。

『何をいうかわからん』というのは爆弾でしかなく、政治家としての資質が甚だしく欠けてます。
まだ政治資金の問題を起こすほうが政治家として信用に置けますよ。

かくして、橋下氏の一方的な大マイナスに終わった、愚かな会談でした。

今後、どうするんでしょうね。
自身の政治活動にも支障が出るでしょうに・・・。
赤熊的にはどうでもいいのですけど、将来、この人が一角の人物になると思っている人は早々に考えを改めた方が良いですよ。
今回は大やけどで済んで(?)ますが、次はこんなものじゃないと思います。

女性をバカにしてる女性優秀論者

2014年10月15日 | 経済
今回は結構手厳しいこと書こうかな。
いつも手厳しいという指摘はさておいて、最近、よくテレビで見聞きするのは安倍政権が掲げている『女性の活用』ということをテーマで話し合っていることが多い。
で、ことあるごとに主に女性識者であるが「女性は男性よりも優秀なのに重用されない」とかなんとか言うのである。

そういう事を聞くたびに赤熊なんかは思うのである。

「そんなに女性が優秀だと思うのなら起業して女性を雇えば?」

と。
かなり身も蓋もない言い方だと思うけれど、これが避けられない真実だと思う。

本当に優秀だというのなら、雇えば会社に多大な利益をもたらしてくれるはずである。(そうじゃない人は優秀じゃない)
だったら、そういう人を起業して雇えばいいのである。
自分が起業できて雇えるほどの器じゃないと言うのなら、基金を集めて、女性の起業でも女性が半数ほどいる会社にでも貸し付ければ良いのである。
優秀なんですから、資金回収なんて簡単です。
加えて言うのなら、そうやって女性の優秀さをアピールすればいいのです。
信用や信頼の裏打ちになり、より重用されるようになるでしょう。

でも、それらをやらないってことは、とどのつまり「女性が優秀」などと信じてないのである。
根拠がないのもどうかと思うが、それ以上に自分が信じてもいないのに他人にやらせようってのですから失礼というものを軽く通り越してバカにしてますよ。
無責任に、優秀でもない人間を重用しろと他人に押し付けてるのですから。

そしてそれらをやらない理由こそが、女性の重用されない要因なのです。

男性と女性ではどちらが辞めやすいか?と問われれば、当然、女性です。
会社にとってせっかく育てた人材が辞められることは財産がなくなることと同義・・・それ以上にこれから金の卵を産む鶏を絞めるようなもので、それは非常に困るのです。

そして女性には結婚、妊娠、出産、育児・・・と辞めるタイミングが幾つもあり、辞めなくても一時的に抜けられるだけでも損失があるわけです。
しかも重要な職につけばつくほど損失が大きくなるわけです。(すぐに代わりが見つかるのなら、そもそもその人はいらないわけで・・・)

流石に結婚するなとも、妊娠するなとも、出産するなとも、育児するなとも会社側が言えないわけで、それならば会社側は女性を雇わない、雇ったとしても重要なポストにつけないという自衛をするしかないわけです。
女性が優秀だとしても、このデメリットを覆すほどの優秀さがなければ重用はされないわけです。(本当に優秀だったら、会社側から頭を下げてきますよ)

ここがネックであり最大の問題点であり、女性優秀論を唱える人もわかってるはずなのですから、本来ならばここを問題視すべきことであり女性が優秀さなんてどうでもいいのである。

さて問題は、これをどうするかって話なんですけど・・・ここが難問なのですよね。

女性を30%の管理職にしろ!!と強制しようとしても・・・そもそも企業にとっては使えない人たちなんですから好んで雇うわけない。
特に人的資源は優劣がつけづらいのでそこに企業側からすれば迷惑なだけです。
無理やり組み込んでも歪な形になるだけで意味がありませんので、対策としてないのが現状なのです。

まぁ、それでも上げろと言われたら・・・出産をした女性を雇った場合、社会保障(年金や健康保険など)の企業負担を数年間なしにする・・・くらいかな?

女性の再就職へのインセンティブになりますし、少子化対策にもなるわけですから一石二鳥だと思います。
・・・地味ですけどね。
こういうものは余り露骨な優遇策を取るわけにはいきませんし、これくらいがちょうどいいと思います。


2014.10.23   補記訂正あり。

西洋的階層主義

2014年10月08日 | 社会
気になる記事があったので、西洋の階層主義に関して考察してみた。

人種差別主義(レイシズム)という情念と文明からの退行    小野 昌弘(イギリス在住の免疫学者・医師)
http://blogos.com/article/95556/

内容自体に読む価値はありません。
嘲笑されるために書きました、と言われたら納得する内容です。
ですので、どうでもいいのですけど、冒頭に気になる一節があるのです。

>人間も他の動物と同様、自らと異なるものを排除しようとする傾向があるが、これは動物的で未熟な部分である。

これが動物的で、人間として慎むべきだ・・・くらいの表現なら深く思わなかったでしょうが、動物的で未熟・・・つまるところ、この人は動物を格下の存在だと言ってるわけです。
万物の霊長である人間様が偉いと。

・・・傲慢不遜すぎますね。

赤熊は動物が未熟だなんて思ったことはありません。
犬は犬だし、猫は猫、人間は人間だとしか思いませんので。
生き方に優劣などないし、どれが素晴らしいとかも感じませんから、そういう意識がどこから来るものなのか、不思議に思ったのです。

で、思い至ったのは、人間、動物、植物とピラミッドがあって、一昔前だと、白人だけが人間様で、他の黒人や黄色人種などの有色人種は劣った動物だというクズい考えかたがあったわけです。
おそらくこれの延長戦の考えなんだと思います。

これが近代になり有色人種が人間の階層に繰り上げられたわけです。
これで一応、人種同士の優劣はなくなったのでしょう(現実的にはどこまで浸透してるかは謎ですけどね)けど、依然として動物は下層の劣った愚かな存在だと考えてるわけです。
だからこそ、未熟で恥だとか非礼なことを言えるわけですね。

そんな上下の階層なんて存在しないのに。

おそらく捕鯨問題もこういう認識から来るのでしょう。
なぜ捕鯨にあれほど反対するのか?
それはおそらく、クジラを人間と同じ階層に入れて考えてるからではないか?と思うわけです。
人間と同じ階層の生き物だから、クジラにも知性がある、だから可哀想・・・という理解不能なことを言うのでしょう。

ヨーロッパ系でベジタリアンが多いのも同じ理由なんでしょうね。
動物そのものを人間と同じ階層にいれて考えてるから可哀想で食べられない・・・というわけです。

あってるかどうかは確かめようがないのですけど、多分、そんなに外れていないと思う。

日本というかアジア系がそうなんでしょうけど、こちらは縦ではなく横の関係性・・・自分との血縁とか同郷とか、同じ国民とかそういう関係を重視する考えなんだと思います。
これは味方、あれは敵、それは食料・・・といった相対的な考えですね。

だから動物を馬鹿にした考えなんて流行らないのでしょうけど、これはこれですごくドライな考え方ですよね。
人間じゃなくても関係があるから助ける、人間であったとしても見ず知らずの他人なら、どうでもいい、なのですから。
欧米系でしたら人類愛を発揮して、寄付とかボランティアなどが広まるのでしょうし。

ですから一概にどちらが優れてる劣ってるということではないのでしょうし、実際はある程度混交もしてるのでしょうが、根本が異なる考えなのですから、欧米人とのわかり合うのは難しい気がします。

少なくとも相互に認識しておかなければ、行き違いが起きますね。
それだけは避けるべきだと思います。

野党議員は政治家の自覚がないのでは?

2014年10月02日 | 政治
臨時国会が始まりました。
それで、安倍総理の所信表明演説がありましたが、それに対する野党の人の反応が奇怪です。

例えば、みんなの党 山内康一氏 
http://blogos.com/article/95500/(ブロゴス)

『中身がない』『フワッとしてる』『能天気な印象』といった厳しい言葉が並びます。
野党として評価が辛口になるのは理解できます。
でも、です。

こんな頭の悪い感想文を書いてどうするんだよ!!

それで終わってどうするのでしょう?
独自色を出せとまでは言いませんし、政治家ならでは視点とか、演説を受けてみんなの党はどのように活動するのか?と言ったことを書くところだろう。
しかし、ただの感想で終わる。
いえ、感想と言うか悪口か?

たかだかブログ。
そうは言っても貴重な情報発信の機会です。
簡単にでもいいから、そういったことを伝え、支持を集めるべきです。

せっかくの情報発信の機会を棒に振ってどうするんでしょう?
政治家に向いてないんじゃない?と思い、こんな馬鹿はこいつだけだろうと別の議員の評価を見たわけです。

民主党  岡田克也氏
http://blogos.com/article/95465/(ブロゴス)

・・・・・・・上に同じく。
多少これからにも触れているから山内氏よりマシだけど、こちらも悪口しか言えてない・・・。

いえ、悪口ではなく、成果を盗られたと言う恨みつらみ・・・。
見っともない。
自分たちだって政権交代した時、自民党からいろいろ引き継いで様々な成果を出しただろうに・・・。
継続されて成果が出てよかったです・・・くらいにしておけばいいモノを(それでも恩着せがましい)、中途半端な形で投げ出すなよと言いたくなります。
恥ずかしくないのだろうか?

他にも、次世代の党  田沼たかし氏
http://blogos.com/article/95474/

お前がポエムだろ。
そんなことはどうでもいいのですけど、次世代の党のキャッチフレーズと兼用記事になってますが、所信表明演説だけでまともな記事が書けるのです。
しょうもないキャッチフレーズで支持集めてもどうしようもないでしょう。

民主党 大串博志氏
http://blogos.com/article/95491/

こちらはもう少しだけましですけど、どのように地方に移譲するのかを触れないのはねぇ。


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全部ブロゴスに転載された記事を使いましたけど、記事を書いた奴らがことごとくこの体たらくって・・・。
これでいいのでしょうか?
政治家ならば、相手を悪しざまに言うのは二の次で、メインは何をするかだと思うのですよね。
それをうまく発信するのは政治家の必須技能だと思うのですが・・・・。

まぁ、野党に限ったことじゃないのでしょうが、せっかくの情報発信の機会を逃すのは『政治家として自覚が無さ』の表れだと思います。

政治をよくしなければいけないと言いますけど、当の政治家の質がこれでは難しいとしか言いようがありません。