意外と社会派(予定)

赤熊の辛口社会派(予定)ブログです。
天佑自助が赤熊の基本理念です。

訴訟社会になる?

2016年05月26日 | 社会
日本の未来(?)な記事を見つけた。

<御柱祭>氏子転落死 弁護士が宮司への告発状提出
http://blog.livedoor.jp/matuba96/archives/52297704.html

・・・これ明らかに売名行為でしょう?

記事を掻い摘んで言うと、あの有名な『御柱祭』でなくなった人がおり、遺族ではない『弁護士』が警察に告発したんだとさ。
知らずに参加した、というのならいざ知らず、御柱祭なんて危険極まりない神事ですので、これに参加して死傷しても自己責任でしょう。
神事で亡くなっても神のご意思でしょう。

それはさておいて、遺族でもない人間が告発するって意味がよくわかりません。
一応記事には安全対策のうんぬんと書かれてるけど・・・・・完全に売名行為ですよね。

うーん弁護士って、こういうのも仕事だろうかね?
今、弁護士って数が増えすぎてるから、仕事がなく、食っていけないって話ですが、こういうのを利用して仕事を得ていくんでしょうね。

一昔前は、消費者金融の払い過ぎた利息、
現在は、自動車保険の保険金交渉みたいですけど、
今後はこういうイチャモン系になるんでしょうね。

で、そのうちアメリカみたいに訴訟社会になると・・・・。
まぁ、そこまで酷くはならないでしょうが、司法界は別の意味で歪んでいきそうですね。

本来はこういう時に弁護士会とかあるんでしょうけど、役に立たない組織だからな・・・・。

消費税って優れてる?

2016年05月19日 | 社会
消費税が受け入れない理由とか書かれてた文章があった。

GDPと消費税    ヒロ
http://blogos.com/article/176081/(ブロゴス)

前半は良くわからんし、後半も良くわからん。(笑)

まぁ、現状の景気対策が結果を伴ってないっていうのは、そうだけど、そもそも政府がやれる景気対策なんて、大がかりな財政出動くらいしかない。
世界経済自体の減退に、功を奏するほどの景気対策をするのは予算的に無理があるでしょう。
そもそもこの文章だけでしたら、もっとマイナス金利にした方が良いのかどうかもわからないです。

なので前半は無視して、後半の消費税は『日本では格差が大きいから受け入れられない』とかかれてるけど、別にそこまで大きいわけじゃないし、比較的小さい方だと思います。
多くの人はそういう認識でしょう?
なので、それで反対してるわけではないと思います。
単に増税が嫌ってだけでしょう。

というかパナマ文書・・・タックスヘイブンを使った税金逃れを見てると、消費税の方が優れているんじゃないか?と思います。
意図的に赤字にして税金逃れに利用してますが、消費税なら赤字でも払わないといけませんから。(絶対に誤魔化せないってわけじゃないですけど)

所得税や法人税は把握できなければ取るのは難しいですし、サラリーマン以外の所得を把握しようとなるとやはり難しいですから不公平感があるんですよね。
少なくとも、三大税金と言われてる法人税・所得税・相続税に比べれば、公平な税制なんですよね。
まぁ『公平なだけ』ですが、そういう面では意外と消費税って優れてるんですよね。
その部分は認める必要があると思います。

でもこういう税金逃れを見ると、いっそのこと法人税や所得税などを廃止・縮小して、消費税を30%くらいにしたほうが良いかもしれませんね。
消費税は貧困者に対して逆進性があるとされますけど、この辺りは補助金や還付金で何とかできそうですし・・・・。

気になるのは消費税の景気減退ですけど、今回の消費減退が予想より大きかった理由はあおそらく『便乗値上げ』だと思います。
税込100円のものが、108円になってますから。
3%上がったではなく、8%上がってるんですよね。
酷い時には108円になってそこに消費税がかかってたりしますし・・・。

その分を読み切れなかったというものはあると思いますが、企業がそれまで我慢してただけなのですよね・・・・。
便乗値上げが悪いことではないのですが・・・この部分がかなり大きかったのではないかと思います。
なので、短いスパンで消費税を上下させれば、意外とこういう、商品の値段設定にも利用できる面もあると思いますね。

ま、だからと言って30%が良いかってなると話は別ですが。
安定財源としての消費税と、景気に左右されるが好景気だと増収できる法人税などとの組み合わせの問題なのです。
税の議論をする時は単品ではなく、総合的に見ないといけないのですが・・・・こういった議論ってあんまり起きないですね。

賢くても倖せになれない

2016年05月12日 | 社会
秋元康氏が作った曲がなんだか炎上してるみたいです。
正直、歌詞の内容とかどうでも良いですし、もっと言うなら『炎上商法だろ!!』って思いますのでこれを仕掛けた秋元氏は賢いな~としか思いません。

それより気になったのは、これに反論してる人たちの記事が酷い。

・女の子はいつから「頭からっぽ」になってしまうのか ~ 「ピンク色の世界」に閉じ込めないために私たちができること - 堀越英美
http://blogos.com/article/174397/(ブロゴス)

・ご存知ですか?「良妻賢母」の語源  宋文洲
http://blogos.com/article/175001/(ブロゴス)

特に酷いのは・・・これかな?
・「アインシュタインかディアナ・アグロンか論争」に女子学生が決着!
http://blog.livedoor.jp/matuba96/archives/52294580.html


・・・どれも読む価値はないですが、いずれも共通するのは『賢くあらねばならない』という発想なのである。
まるで賢くないと生活できない、倖せになれないと言わんばかりなのであるが、残念ながら賢さと倖せは比例しないのである。

賢さってのは不幸を回避するためにあって、倖せになるためにはないのですから。
そして不幸を回避しても倖せにはならない。
むしろ賢さは『倖せ』を阻害してます。
あの人は賢いから素晴らしい人生を送った・・・なんて聞かないのでしょう?

賢さも力の1つですが、『力があるから倖せ』ではないと一緒です。
力を持つというのはそれを揮うだけの意志と覚悟が必要ですし、そして力を持つとそれ相応の責任も漏れなくついてくるのです。

はっきりいうと、バカな方が倖せなのよ。
賢ければ余計なものが付いてきますから。
ま、限度はありますけどね。
並より下くらい・・・つまりは大多数の人間には賢さなんて関係ないんですよね。

むしろ、どれも共通してますが3つ目の記事から引用しますけど、

>「賢い」VS「可愛い」の対立は終わりました。賢いも可愛いも武器のひとつのバリエーション。“かしこ可愛い”のが最強……そのあたりが、今「チヤホヤされる年頃」の女子たちの本音かもしれません。「女子たちよ、強くなれ!」とエールを送りたいです。

・・・・・こりゃ、女は倖せにはなれないな!!

可愛いも賢さもだとか、ハードルを無駄に高めてるわけです。
昔は結婚が倖せってのがあったわけで・・・いっちゃあ悪いですけど、結婚だけでしたら、そこまで難しいわけではないです。
実際に倖せになれるかはやってみなければわかりませんが、一つの解りやすい倖せの雛形であったわけです。

で、現在は賢くもあるってことは、それを発揮する場所が必要で・・・要は仕事ですね、それを持って、家庭も持って、子育てして、親戚づきあいにご近所付き合いもして・・・・・・・・。

そんなにできるわけないじゃんね!!
完全にキャパシティオーバーしてるわけですよ。
それって倖せなの?

ま、スーパーウーマンならできるのかもしれませんが、ほとんどの人間はそうじゃないし。
じゃあ外部委託するしかないのですが、それが保育園落ちた騒動の根底ですよね。

それにしても現代社会は求められるものが増え続けてますね。
それで幸せになれるかというと・・・スーパーウーマンはすごいけれど、それが倖せかは別問題のはずなのですが・・・・・・。

現代人は本当にそこを考えないと倖せから遠ざかっていくのではないかと思います。

消滅するしかない民進党

2016年05月05日 | 政治
憲法記念日があり、各党の憲法改正について言ってますね。
で、民主党もとい、民進党の主張はというと・・・・。

「安倍総理の憲法9条改正、絶対に阻止しよう」5・3憲法集会で岡田代表があいさつ
http://blogos.com/article/174264/(ブロゴス)

・・・岡田氏は頭、大丈夫なんだろうか?

>安全保障法制、安倍総理は成立したと言っているが、憲法違反の法律は、いくら時間がたっても憲法違反だ。これを廃止に追い込まなければならない。

まず、安保法制は成立しました。
国会で直に見てましたよね?(笑)

そこは良いとして、憲法違反の法律としてるけど、憲法違反かどうかの判断は司法の領分であって、立法府に属する人間が言うべきことじゃない。
明らかに越権行為です。
憲法違反と考えているのならば司法に任せるべきです。(ただしこの手の話題に裁判所は判断しませんが・・・)

加えて言うのならば、立法府は現実に対処しなければならない機関です。
必要ならば憲法違反であろうと法律を作り対処しなければならないわけで、これでは『危機的状況に仕事しません』という主張でしかないのである。

そんな基本的なこともわかってない政党が支持されるわけないのにね。

それに、未だに憲法改正阻止なんて言うのはねぇ、もう流行んないよ・・・。
これって、十数年前なら受けたのでしょうけど、現在のトレンドじゃない。

どうも民進党の人たちって、自分たちが支持されないのは『民主党政権時代の大失敗』のせいだと思ってるのでしょうかね。
それも大きな要因でしょうけど、単純に『支持する理由がない』っていうことに気付くべきです。
失敗したからダメではなく、失敗したけどそれを糧にして大きく成長したってところを演出しなければ勝ち目はありません。

そもそも野党というのは支持されてないから『野党』なわけで、そのことが自覚できてないのではないか?と思います。
安定してる与党に対して、新風を呼び込む必要があり、なら時代のトレンドを掴むべきなんですが・・・これじゃあ、選挙後は消滅しかないですな。

日本の政治の最大の問題は野党がしっかりしてないことですね。
まぁ、別にそれはそれで安定するので問題ないのですが・・・・・・。