意外と社会派(予定)

赤熊の辛口社会派(予定)ブログです。
天佑自助が赤熊の基本理念です。

携帯電話の盗聴を激怒?

2013年10月25日 | 国際
アメリカの当局が、ドイツのメンケル首相の携帯電話を盗聴していたのが発覚し、激怒したとか?

メルケル首相は激怒、オバマ大統領に直接抗議:米国が電話盗聴していた可能性
http://blogos.com/article/72321/

携帯電話・・・つまり声を電波に変える通信機器なんですけど、その電波をあたり一面に撒き散らしているのですから、傍受するくらいわけもありません。
携帯電話での会話なんて大声で喋ってるようなものなんやで!!

もちろん、一国のトップが使う携帯電話、セキュリティとして暗号化といったこともしっかりしているのでしょうけど、逆に言うとそれを破られればバレるってことで・・・・。
そんなセキュリティを使う方が問題でしょう。

なので、何を怒ってるのかさっぱりわからない。
確かに傍受は品のある行為ではないけれど、諜報機関としてこれくらいするのは想定済みなわけです。
なにか裏があり別の何かで怒っている・・・と考えたほうがいい気がしますね。

アメリカ一極支配への揺さぶりとかかな?
ここ数年アメリカの失態が続いており、国力というより発言力をだんだんと落としてきていますから、様子見のジャブといったところでしょうか?

ちょっと考えすぎかもしれませんけど、少なくとも盗聴だけで怒っているとは思えませんね。
はてさて、何を目論みでの発言なんでしょうね。
ちょっと別の部分を注視したほうがいいかもしれません。

一強多弱・・・7年後までは続くでしょうね

2013年10月22日 | 政治
与党が衆院も参院も多数を形成しているので、野党が存在感がまるでない。
その様子を一強多弱と称されています。

何でこんな状況になったかを考えれば・・・全部、民主党のせいでしょうね。
維新の会は勢いが止まり、みんなの党は内紛でバラバラ、生活・社民は消失するでしょう。
唯一、共産党が躍進したと言ってますが、あの程度でよくも躍進と言えるものだと思います。
泡沫であることに変わりません。

本来なら衆参取られたときは野党協調をして野党同士でまとまって与党へ対抗すべきなんですけど、最大野党である民主党が国民に嫌われている・・・どころか、売国奴とかそれ以上のレベルで拒絶されていることがそれを阻んでいます。
民主党と手を組む = 売国奴と手を結ぶのか?と思われ、その党も一緒に沈むわけですね。
野党の中でも2番手それ以下ならば、従属という形にして反発も少なくできるのでしょうけど、残念ながら民主党は野党第一党・・・。
他の野党が自分の勢力より大きいところと手を組むというのは、主従関係とみなされるわけですからね。
少なくとも、民主党の手伝いをしていると見なされるわけで外聞がとても悪いです。
そうである限り、他の野党と民主党の連携ということはありえないですね。

本来ならこういう時は、野党同士で連携する・・・じゃなく『与党に協力する』もっと言えば連立与党になる(それを目指す)ことをして存在感を増していくのですが・・・先の選挙で勝てるわけもない自民党と対立しまくって大負けしてるのですから、これもあり得ない・・・と。
自ら腹を見せるぐらいやらないといけない場面だったのにね。

プライドって頭を下げないことじゃないんですよ。

ま、野党は政治的に完全に行き詰っているわけです。
自業自得だし、それで存在感を無くなってるわけですけど、政治的には安定して良いことです。

さて、一強多弱がいつまで続くのかな?と思いますが、少なくとも国政選挙が衆参両方とも3年後までありませんから、それまでこの状態が維持されるでしょう。

ではその時の選挙の結果はどうなるか?
おそらく自民党が勝つでしょう。
現状、野党側は敵失待ちしかないわけで・・・しかし、そんなことでは自らの存在感が増すわけもない。
存在感を示すことができない以上、未来も示すことはできないでしょう。
ついでにいうと衆参ダブル選挙にしてしまえば、自民党の一人勝ちもできるでしょうね。
国民にそれ以外の選択肢がなくなるのですから当然ですね。

となれば、次の次の国政選挙は6年後の参議院選でしょうね。
ただ、ここで自民党が負けても半数改選なので、そこまで影響があるとは思えませんね。
なので前哨戦にしかなりませんが、それでも野党側がこれが取れないとヤバいのですが。

となると、本戦になるのは、早くても次の次の衆議院選挙である7年後、となる。
ただ、それで勝てるかどうか?

今から準備すれば・・・・・・無理だろ、それ何て無理ゲー?
少なくとも赤熊には思いつかないな。
となれば10年後か?
それでも・・・。

それでも無謀なことをやらなければならないのが今の野党の姿です。
1つの選択ミスが後々まで引きずる・・・予見なんて簡単だったのですが野党の能力不足を露呈した、それだけです。

熱が冷めれば・・・

2013年10月17日 | 政治
そういえば維新の会が大阪府の堺市長選で敗北していた。
最近、話題に上がることがなくなったのですっかり忘れていたけど負けてたんだね。

まぁ、当然か。
候補者もギリギリになって決めて、相手に『大阪都構想NO』という先制攻撃を許すようじゃねぇ・・・。
そのため堺市長選の争点が『大阪都構想』になったわけで、維新の会側は堺市民にとってそれがどのくらいメリットがあるかを指し示す必要があるわけでしたが、負けたってことは、それを提示することができなかった無かったということです。

問題は、ただ負けただけじゃなく『大阪都構想』という争点は維新の会の最重要政策だったわけです。
これが否定されているのですから、死に体ですね。
完全敗北です。

どこで間違えたか・・・とか考えるよりも、維新の会の何が受けていたかを考えたほうがいいですね。
結論だけ言えば、橋下徹大阪市長のキャラクターだけです。
それ以外は並、それ以下ですものね。
もっと言えば、彼の手法というべきでしょうか?
敵を作りそれを叩く。
わかりやすい勧善懲悪もどきのその手法と、軽快なコメントの切り替えしがあれば一般の受けはいいでしょうね。

ただし、橋下氏は浅かった。
よくコメントの切り返しが鋭かった小泉総理大臣と同様に扱われていましたが、小泉総理は何十年も政治家をしたためなのか確固たる信念があったがゆえに、そのコメントに矛盾が少なかったのですが、橋下氏はそれがないため、その場しのぎで話をするので矛盾が生じるのです。
なのでほんの少し深く聞くと答えきれずに、逆ギレしてたわけです。
残念ながら格が大きく違ったわけですな。

それでもブームに乗っていた時は良かったわけです。
行け行けドンドンで。
周りが細かいところまで気を巡らせないから。

問題は陰りが見え始めた時ですね。
見え始めたのは自民党が政権を取り戻した衆議院選挙の前後でしょうね。
この時のドタバタ劇のときで『あれ?』っと思われ、支持を拡大できずに、とどめを刺したのはその後の慰安婦発言でしょう。
この瞬間、人々は熱から完全に冷めたわけです。

別に発言自体の正誤正邪なんてものはどうでもいいのです。
橋下氏のキャラクターが良かったというのは、つまるところ、大衆が熱に浮かされていただけで何も考えずに盲従していただけということです。
ここで正邪善悪を考えさせることにより、人々は考えてしまったわけです。
正しいのか、正しくないのかを。
考えるというのは冷静さが必要ですからね。
「橋下が言うことはいいけど・・・」となったわけです。

彼の手法的に大衆に考えさせてはいけなかったわけですな。
古来より反乱を起こす時、指導者はずっと民衆を不平不満を煽り続け、燃やし続けさせないといけないのです。
煽動とはよく言ったものですね。
落ち着いてしまえば、それだけで繋がっていたのですからボロボロと離れていくわけです。
自分の被害を受けないように。
大衆なんて調子がいいんですよ。
民主党の時も騙された、とかなんとか大衆は叫んでましたが、少し考えればあれらに政治を任せられるわけないでしょうに・・・。
どうしてあんなのが信じられたのか、考えてみることですね。

起死回生の一手があればいいですが、たぶんこのまま行けば解散かな?
勢いが戻ることはないでしょう。
少なくとも細々としてしか残らないでしょうね。

奨学金制度は狂ってない

2013年10月12日 | 教育
こういうブログがあった。

ihayato書店 イケダハヤト
・狂った日本の奨学金制度:大学卒業のために「720万円の借金(利子付き)」を背負うのは自己責任? 
http://bylines.news.yahoo.co.jp/ikedahayato/20131009-00028786/


はい、自己責任です。
これが借りた当初、返さなくて良かったのが、急に返さなければならなくなった・・・というのならば、狂っていると呼んでも差し支えないけど、自分で返すことが分かったうえで借りてんだし当たり前の話だ。

いやそれ以前にこのブログの結論というか趣旨がよくわからない。
720万円もの借金を背負わないようにならないか?という提言でしょうが、じゃあ、具体的にどうするんだ?ということが見えないのである。

いやまぁ、手立てくらいはある。
大学の授業料を無料・安価にすればいい。
問題はその財源はどこから持ってくるの?である。
そんな当てないよね。

奨学金を貸与ではなく返す必要のない『給付』にする・・・とか。
ただ、給付すれば少ない人間しか貰えない。
貸与にして数多くの人間に学を付けてもらって社会で活躍して貰ったほうが合理的だし、多くの人間に感謝されるだろう。
給付が正しいわけじゃない。

それとも奨学金の上限額を200万とか300万とかに決めるべきとかいう主張なのかな?
多額の借金を負わなくて済むけど、そもそも大学に通えない、学費が払えず退学になるわけで・・・・。
本末転倒、はなはだしい。

結局どこまで行ってもお金なのである。
それだけだ。
ここが解決しない限り、議論の余地などなく現行のシステムが優れているのである。

続きがあった。

やっぱり、奨学金問題は自己責任ではない:ご意見に反論いたします
http://www.ikedahayato.com/index.php/archives/27871

反論になってないのだが・・・?
バイトの件はそうだろうけど、他はというと・・・・。

多分この人、貧困から抜け出すために大学に行かなければならない、または、大学進学にこそ貧困脱出の鍵である・・・・・大よそ、そんな考えなんだろう。
それが正しくないとは言わないけど、1つだけ言うなら、

全員を助けることはできない。

それだけだ。
どんなシステムにも完璧というものはない。
奨学金の貸与で多くの人が助かっているそれが事実で、それで困っていると言われても、この問題はそれを選択した『リスクとリターン』の問題なのである。
お金を借りるというリスクを負うと決めたのだから、それにきちんと対処すべきなのである。

というか、リスクとリターンの問題って仰々しい言い方だけど、投資や賭け事に限らず仕事どころか日常生活全般、何でもそうだよね。
何でもそうなんだから、それを可哀想と言ってはいけないと思うけどね。

共産党じゃあ政治は無理。

2013年10月08日 | 政治
先日のたかじんのそこまで言って委員会は共産党の議員や新聞赤旗の関係者を出演させた共産党スペシャルでした。

それを見ての感想ですが・・・共産党じゃ政治は無理、ですね。
いつもの委員会メンバーにフルボッコでしたもの・・・。

特に酷かったのが憲法問題。
共産党は『護憲』勢力なので憲法改正には反対です。
となると問題となるのは憲法9条、つまるところ『自衛隊をどうしたいか?』ってことですが、『中国や北朝鮮の動きがきな臭いので、日本の自衛権を認め当面は維持、最終的には無くす』そうなんです。
多少は現実的でしょうけど、要するに自衛隊が必要だということを認めているわけだ。
だったら、憲法改正以外ないじゃん。
辻褄が合わない。
だいたい当面というけど、軍事関連の『当面』なんて相手を根絶やしにしない限り『永遠』という意味と同義なんだし。
本当に細かいところで辻褄が合わないのは黙認もできますが、こんな簡単にぼろが出ては無理だろう。

あと歴史認識も酷かったな。
日本の侵略戦争や植民地支配は悪だから謝罪しなければならない・・・・・・とのことですが、あきれ果てますね。

赤熊はオブラートに包まずはっきりくっきり言いますが、そんなもの負けるほうが悪い!!

負けたら植民地になる、または言いなりにならざるをおえないのです。(もっというなら、次の戦争に強制的に加担させられるってことです)
それが嫌なら、そうならないように何とかしなければならないわけで、そうしなかった・できなかった方が悪いのです。

そもそも国家にとって善とは『国益』であって、悪とは『国の損』なのです。
戦争を『悪』と断じる人がいますが、戦争自体は善でも悪でもなく、たとえ侵略戦争をしても利益があるのなら正しいし、無軌道な平和活動をしてそれが適わなければ悪なのですよ。
しょせん善悪なんて立場によって変わる相対的なものに過ぎないのですから。
そんなこともわからず政治をやられてもママゴトにしかならないし迷惑ですね。

これが日本でも最も古い『政党』ねぇ・・・。
昔はどうだか知りませんが、こんな重大な矛盾と幼稚性を孕んでいては共産党に存在価値はないでしょうね。

タイミングは今

2013年10月01日 | 政治
消費税の増税が決まりそうである。
今日の夕刻に正式な記者会見があるそうで、今の段階ではわからないけど。

それはともかくとして、おおかたの経済学者などは上げるべきでないという。
景気・経済を考えるとせっかく回復しかけのところに冷や水をかけるようなものだ・・・なので、経済的な理由であげるべきではない、ということは理解できる。
では、いつまでも上げなくていいのか?というとそうでもなく、これからますます増える社会福祉関連のお金が増大するので、何れかじは上げないといけないと経済学者はいっている。
要は『増税は景気回復をしている今ではない』と注釈がつくのである。

しかし、もうひとつ考えないといけない理由がある。

政治学的な理由。

政治上、いつ上げるのが正しいか?
今である。
衆参の選挙が終わり、この先3年間は選挙がない。
ならば、今しかないのである。
今決めれば、上がってから2年後、ほとんどの人が消費税の増税に慣れて不満を感じにくいのである。
再来年、その次にと遅らせれば、次の選挙で安倍政権は苦戦することは必須である。
そのため、今しかないのである。

ただし、これを卑怯だと言ってはならない。
そういう奴出てきそうだけど、つまるところ国民が政治家に信用されていないってだけである。
こういうと『政治家は国民を信じてないのか?』とか難癖つける奴が出るが、今まで信用されるような行動を取ってきていないのだから当然だろう。
おおよそ一部解ってくれる国民がいる・・・という認識でしょうね。
そんな状態ではそんな高度な判断を下すわけないのだ。

経済上のタイミングではないけれど、政治上のタイミングでなされる・・・。
これが独裁政権ならば、こんなことなくて良いのかもしれない。
あまり良いことではないのですが、民主主義社会では仕方のないことです。
国民の支持を失わないように、政治を動かす・・・それが一番求められるのですから仕方がないでしょうね。


追記
来年の4月より8%になると表明がありました。
記者会見はもっと後になる予定。