意外と社会派(予定)

赤熊の辛口社会派(予定)ブログです。
天佑自助が赤熊の基本理念です。

少子化対策のペナルティ

2014年06月28日 | 政治
赤熊は少子化対策の要旨は前回書いた通りです。

少子化政策の肝って・・・
http://blog.goo.ne.jp/matuba96/e/c157e9e9f3076e2334e994a3a1b155e0

ここで書いたように基本的には子供を産むように社会的圧力をかける方法しかないわけです。
「女はさっさと結婚しろ」とか、「所帯を持って一人前」とか・・・昔からこういうことって散々言われてきてましたけど、それは正しいのですね。
進歩的な思想家さん(笑)は気に入らないのでしょうけど・・・。

赤熊から言わせれば、『個の幸せ』と『全体の幸せ』は一致しないってことなのですけどね。
もちろん、個の幸せを最大限追求して、少子化なんて問題ない、放置しても良い、その結果、不利益なことになっても仕方がない・・・と言い切れるのでしたら赤熊も何も言いません。
また、赤熊の言うことを間違いだと断じて、無視し、従来通りの少子化政策を邁進するのも構いません。

それが『選択』というものですから。

ただ・・・・その結果、少子化で起こりうる問題が起きたときのペナルティだけは決めておくべきだと思うのです。
問題があるとわかってて放置、または解決できなかったのですから当然だと思います。

でも、ハッキリ言ってこの問題のペナルティは、一つだけなんですよね。

それは高齢者を間引くことです。

少子高齢化というのは何が問題だと言えば、結局のところ、高齢者が増えて支えきれなくなることです。
増えすぎてしまえば、減らさざるをおえないのです。
もちろん減らす方法はいろいろあるのですが、今のままだとのっぴきならないところまで行った後、そうなるでしょうね。
仕方がないとはいえ、それを受け入れなければならないし、それを周知徹底させるべきです。

それじゃあ、移民でも入れるか・・・って話になるのですが、これも考え物です。
治安やら何やら問題がありますが、移民の元の国のどうするの?ってことです。

自分たちは、女性の権利を声高に主張しておいて、結局、移民の元の国の女性たちのことは・・・・・・放置していいんでしょうかね?
そういう国だから人間の輸出国になれるのでしょうけど、他の国なんて知ったことか・・・でもいいのですが、左翼的にはどうなのでしょうね?

もしかしたら少子化を放置しても杞憂に終わるかもしれません。
でも、それを期待するのは無理があるかなと思います。

・・・八方ふさがりやね。
それでも、ペナルティだけは決めておかなければならないと思います。

少子化政策の肝って・・・

2014年06月21日 | 政治
色々考えた結果、少子化対策って女に子供を産むことを強要することだと思います。
現在の少子化対策をしても少子化の歯止めはかからない、かかっていないのです。

と言うのも、今ある政策の多くは、子供を産まない理由に『経済的理由が~』とか、『夫の家事の協力が~』とか、『幼稚園が~』とか上げられていることに対策をしようとしてますが、もうここが嘘なんです。
嘘も嘘、大嘘。
嘘の理由にどんなに対策をしようとも無駄なのですよ。

嘘の理由?
単純なことです。

例えば、100年前と現在と比べて、どちらが家事・育児がしやすいですか? 夫が協力的ですか? 幼稚園がありますか?
こう聞けば現在の方が全て良いに決まってます。

100年前は洗濯ひとつとっても時間がかかりましたよ。
洗濯機もなければ掃除機もない。
電子レンジはおろか炊飯器や冷蔵庫もないし、辛うじてあったのはガスコンロくらい?
それも一般普及はしてない時代です。
お風呂は確実に薪ですよね。
保育園もなかったでしょうし、出産費用も自分持ちだし、医者にかかるお金だって高くついたわけです。

でもそんな時代の方が女性は子供を産んだのです。

明らかにおかしいでしょう?
今の方が確実に楽なのですから、今の方が出生率が高くないとおかしいんです。

なのに、出生率が悪くなる。
ここから導き出せる答えって、単に女性は子供を産みたがらないって以外ないのです。

これは不思議なことでもなく妊娠出産は命を賭して行う危険行為でもあるのですから、できるだけ避けようとするのは生き物として自然な行為ですね。
誰だって死にたくないもの。

じゃあ、現在と100年前と何が違ったのかといえば『子供を産め』という社会的圧力でしょう。

「所帯持って一人前」とか「女は子供を産んで一人前」とか「女に学はいらないから早く結婚しろ」とか、または『石女』とか『行かず後家』とかいって、子供を産まない女を蔑んだのです。
個人としては悲劇を生んだのでしょうが、全体的にみると正しいのでしょうね。
それぐらいことをやって当然・・・というか、それをしないと滅びると言う危機感があったわけです。
もちろん理解してやってたわけではないのでしょうが・・・・。

でも、こういう答えのない問いというのは昔の人の言い伝えや習わしの方が正しいことが多いですね。

だから、最大の少子化対策は女に子供を産むことを強要する以外ないのですが、でも、今の少子化対策もこれをやってるわけなんですよね。
産んだらお金をあげる、幼稚園を作ったりして育てる環境も整えますよ、イクメンが家事を協力しますよ・・・・つまるところ子供を産まない女が悪いって言わせるためですよね。
意識してないのかもしれないし、意識させてないので悪手だと思います。
そして、それは現在のところ、成功してるとは思えませんし、それが功を奏すとは思えませんね。

だってどこの先進国でも少子化対策が成功したためしなんてないのですから。
無理でしょうね。

となると、あとは女性に子供を産むように社会的圧力を掛け続けるしかないでしょう。

「二十歳過ぎたら行き遅れ」とか、
「女は子供を産むのが仕事」とか、
「子供を産まない女は半人前」とか、


そういう風に言い続けるべきなのです。

でもそれは果たして・・・・・・・・・・・・・

年寄りの話は聞き流そう

2014年06月18日 | 社会
なんかゆとり世代のことが話題になってる。

「ゆとり」の生き方に中高年が嫉妬? 「なぜ普通に就職しない」「すぐ辞めるに決まってる」
http://blogos.com/article/88660/

・・・・年寄りの話なんて、「はいはい」と聞き流せばいい。
だって、何の価値もないのだから。
価値のある話なんて言った試しないですから。
良くて、本か何かの受け売りでしかないですね。
だったら本を読めばいいんです。

だからと言って、全く聞かずに拒否するわけにもいかないのです。
年寄りにもプライドってものがありますし、へそを曲げられると厄介です。
面倒臭いのですが、最低限のお愛想を振りまいて聞き流すだけでもしておけばいい。

それが正しい処世術だと思うよ。
んーーー、結論出ちゃったな。

だいたい、こんなの昔からいるよね。
それで前に書いたエントリー

日本語の年輪
http://blog.goo.ne.jp/matuba96/e/f5b6e4fa980feb98d9a8e44e107b4ed3

まぁ、これくらい達観できていれば話を聞いていても楽しいのでしょうけど、ほとんどの老人はこうじゃないから無視していいんです。

沈没船・民主党

2014年06月12日 | 政治
昨日、国会で安倍総理と民主党の海江田氏の党首討論がありました。
全ての時間を集団的自衛権でした。

不発・・・どころか、『海江田じゃ無理だよね』というのが感想ですが、新聞各紙も散々な評価なようです。
纏めてあるサイトはここかな?
三日間の練習も効果なし、ついに毎日新聞にまで退陣要求された海江田氏の政界「四面楚歌」  木走正水
http://blogos.com/article/88334/(ブロゴス)

三日間練習して、あれじゃあね・・・・。
というか、このキナ臭いご時世、今さら集団的自衛権を否定できるわけもない。
議論の俎上にあげるだけ時間の無駄ですね。
民主党は積極的に賛成する以外、生き残りの道はないのにね・・・。
公明党ですらわかってますよ。

特に海江田氏が「どうして憲法改正の手続きは必要ない、とお考えなのか」といっていたことが可笑しかった。
もう、戦術も戦略も全くないのである。
それを印象付けた一幕だった。

じゃあ、民主党は憲法改正に賛成なの?と問われることなのですが、そこを置いとくとして、こここそが現政権の、この議題のウィークポイントなのです。
なのに、拙速な議論・・・とかでお茶を濁す。

ここは、民主党が自ら憲法改正の発議を提案し『国民投票』に持って行かなければならないところだ。

これに自民党が乗ってこない(憲法改正の発議をしない)・・・消極的な姿勢でを「国民の意見も聞かない独裁的な政権」と批判すればよい。
この場合、国内の保守派の失望を買い、安倍総理・自民党の支持は落ちるでしょう。
現在、台頭してきている保守派との分断工作にもなります。

仮に自民党が応じ、国民投票の結果、憲法改正になっても『海江田氏が持ちかけた』ことですので、十分な功績になります。
少なくとも失点にはなりません。

逆に憲法改正が否定されても、『集団的自衛権も国民は安倍総理の説明では納得していない』と拡大解釈をし、攻め立てればよいわけです。
マスコミもそれに乗るでしょうしね。
そうすれば潮目は変わった、変わって行けたはずです。

なので、どう転んでも海江田氏は勝てた(負けない)わけです。
なのにねぇ・・・・。

あくまで戦略・戦術上だとはいえ、民主党内の人は反対でしょうね。
それでできないのでしょうけど・・・「国民に決めさせるべき」と大義名分を立てて強行するくらいしないと、今のままだと民主党は次の選挙でほとんど消えますよ。
存在感が皆無だし。
次の選挙だと、右翼・保守党の誕生とかの方に話題をかっさわれるでしょうしね。

今回の機会を逃した以上、次の機会はないし、もしあったとしても遅すぎて挽回のしようがないでしょう。

泥船に沈む・・・というか、もう完全に沈没してます。
さてさて、どのくらいの鼠が逃げ出そうとして もがき、どんな阿鼻叫喚のお笑いを提供してくれるのでしょうね。
それが楽しみ・・・と少々、歪んだことを思っています。

混ぜ書きが減った!!

2014年06月07日 | 報道・メディア
最近テレビを見ていて、ふと気付いたこと。

漢字カナの混ぜ書きが無いのだ。

常用漢字にないということで、昔は「洗たく」とテロップにでていたのだけど、今では「洗濯」と出るようになっていた。
他にも「改竄」、「捏造」、「秘訣」・・・とまだ気づいて二、三日なので、この程度しか確認は取れていないが、多分、探せば他にも出てくると思う。
ちなみに「石鹸」は「石けん」ではなく、「せっけん」と平仮名になってた。
こちらの方が十倍良いですね。

NHKだけかと思ったら、民放も同じように混ぜ書きではなかった。
ということは放送局全部で示し合わせてやっている・・・ということだ。

昔、提言82  熟語の漢字かな混ぜ書き禁止と提言したので、こういう変更は大歓迎なのですが、今まで言われても言われても変更しなかったのに、「いったいどうして?」と訝しんでしまいます。

うーん・・・・。
左翼の衰退と関係あるのかな?
左翼は「子供」を「子ども」、「障害(碍)」を「障がい」とするように言ってきてますから、それらが弱くなった?
大昔、漢字を減らそう運動してたものな・・・。
まだ子供や障碍は確認取れてませんので、確定ではないのですが、今後、気をつけてテレビを見てみようと思います。


2014.06.08
民放テレビを見ていたら「石けん」だった。NHKと一部の民放だけなのかな?
それともみんなが気づかないくらい少しずつ変えていくつもりなのかな? 

憲法9条を変えて日本軍を作ろう

2014年06月03日 | 政治
集団的自衛権が国会で決着がつきそうです。
公明党が難色を示していあたわけですが、実は反対なんですよと言うポーズだけの情けない反対なのですが、最終的には合意するしかないのは誰の目から見ても明らかなことです。

赤熊から言わせてもらえば、さっさと憲法を改正して、日本軍を作ろうよ!!といいたいですね。

左翼の良くいう「軍靴の足音」とか、保守の言う「普通の国になるため」ではなく、もっと単純に軍隊と言うものが危ないものだからです。
銃に重火器、戦車や軍用ヘリからジェット機なんて持ってる組織が危なく無いはずがない!!

しかしだからと言って、解散・廃止しろと言うわけにはいきません。
このきな臭いご時世、ていうか、いつの時代でも国を守るのは「軍隊」ですね。
左翼の頭がおかしい人でも、自衛隊を今すぐ解散しろ・・・とは言わないのはそういうことです。(言う奴は頭が超おかしい人なので無視します)
つまり、有用性・必要性は自覚している・・・正確には否定できないわけです。

それなのに、公式には自衛隊は軍隊じゃない、わけです。
憲法で禁じてますからね。

・・・どこの世界に戦車持った公的組織が軍隊じゃないってほざけるんじゃ!!!

そうツッコんで終わりになるのなら、それでもいいと思うのですが、仮にも軍隊をこういう曖昧な地位に置いておくには極めて危険だと思うのです。
現状、極めて危険な状態にあると思います。
本来、軍の行動はネガティブリスト(これだけはやっちゃだめだよ!!という規律)であるべきなのに、逆のポジティブリスト(これしかやっちゃダメ)になってるんですから、状況が変わった場合、対処しきれなくなる。
自衛隊員の命をなんだと思ってるんでしょうね。
そもそも軍事法廷(軍法会議)すらないしね。(※)
危険なら危険な分、きちんと軍にして相応の管理をすべきなのです。

これは子供の手に届かないように薬を置かないこと一緒で、手に届くところに置いておいて、勝手に食べて事故を起こした子供が悪い・・・じゃないのです。
管理者が管理を徹底すべきなのです。
今まで問題らしい問題が起きてないからと言って、これから先問題が起きないとも限らないわけで、薬を家から閉め出すのではなく、きちんと高いところに置いて管理することが求められる。

そういう意味で、自衛軍とか、国防軍とか、そういう誤魔化しはしてほしくないです。
ハッキリと日本軍と明記すべきなのです。
国民が反対するから曖昧で柔らかな表現にせざるをえないでしょうが、それははっきりと誤魔化しでしかなく、そういう態度は止めるべきです。

危険なものだからこそ、キチンと管理する。
リアリズムな赤熊のつまらない結論ですが赤熊はそう思います。
本来、左翼が危険性に声を上げて、より安全な運用を求めるべきなんだけど・・・・・仕事しろよな、と思いますね。


※憲法76条(すべて司法権は、最高裁判所及び法律の定めるところにより設置する下級裁判所に属する。特別裁判所は、これを設置することができない。(以下略))で特別裁判所・・・軍法会議など禁止されているためここも改定しないといけないですね。まず、こちらを改定して自衛隊内に軍法会議を設置しないといけませんかね。

2014.06.07  補記訂正あり