ぎぃきょさんから「一票の格差ってどう思われますか?」というご質問があったのでお答えしたいと思います。
赤熊は一票の格差をあまり問題視していません。
もちろん、あるよりない方がいい・・・とは思いますが、それほど気にする話でもないと思ってます。
基本的に『法の下の平等に反する』として問題となってますが、2倍あれば国会議員を特別に2人選べる・・・なんてことはなく、あくまでその選挙区内の人間を1人選べるだけです。
確かに選挙区同士で比べると格差がありますが、他の選挙区への干渉などありませんから選挙区内なら同じ条件で選定されるので、特に問題があるとは思いません。
多分、このあたりが国民の多くがそれほど問題視していない、どうでもいい・・・というか、なんとなく反応が鈍く感じるのでしょうね。
それよりも赤熊が問題視するとしたら、個々の選挙区の立候補者数の多寡・・・選択肢の格差の方が問題だと思ってます。
立候補者が2人しかいないところと10人いるところがあるとしたら、それが平等なのか疑問なのです。
場合によっては1人しか立候補しなければ、選挙せずにその人が議員になることもありえます。(というか、小さな地方選挙はだいたいそんな感じがしますね)
でもそれは・・・有権者の意志なのか?という強い疑問があります。
立候補者が出ないのが悪い・・・といわれればその通りなので反論できないのですが、日本は政党政治を取っているわけです。
少なくとも党の方針と言うものがあり、その方針に沿って政治がおこなわれるわけです。
なので『どの政党の候補者か?』というのは極めて重要なファクターなのですが、それなのに政党は各選挙区に人を立てない。
と言うことは、出ない以上、そもそも選べないわけで・・・。
一票の格差(笑)と言えるくらい酷い差別だと個人的には思うのですが、まぁ、こんなものは赤熊の戯言ですので無視していただいて良いのですが、やはり一票の格差を考える前に根本を考えないといけないと思います。
選挙の根源、そもそも日本の選挙は「何のための選挙か?」です。
もちろん選挙は議員を選ぶためのものです。
問題は『どんな議員を望むのか?』がスッポリ抜けてることだと思います。
例えば、アメリカの上院は人口比によらず各州2名づつ出すことが決まっており一票の格差など無視されます。(なので70倍以上あるとか)
でも、それは『地域の代表』を選ぶという点に主眼が置かれているので民主主義や法の下の平等に反するわけじゃないわけです。
このような明確な思想・・・地域の代表者を選ぶのか?それとも選ぶ価値に重きを置くのか?
そういう選挙思想と言うべきでしょうか?
そういったことを考えて一票の格差を、選挙区の区分を、選挙制度を議論や問題視しなければならないと思います。
現行、こういったことが考えられて作られているかと言えば・・・そうは感じませんしね。
技術論的に一票の格差を解消したから全部OK・・・にはならないと思います。
選挙と言うものはあくまで『手段』であって『目的』ではないわけですから。
そういうことも含めて赤熊は現在の一票の格差なんてどうでもいいかな?と思います。
まぁ、考えるきっかけくらいになればいいかな?とは思いますが、司法がその点に踏み込んでいませんので、国民的な議論にはなりえないかな・・・と言った感じですね。
赤熊は一票の格差をあまり問題視していません。
もちろん、あるよりない方がいい・・・とは思いますが、それほど気にする話でもないと思ってます。
基本的に『法の下の平等に反する』として問題となってますが、2倍あれば国会議員を特別に2人選べる・・・なんてことはなく、あくまでその選挙区内の人間を1人選べるだけです。
確かに選挙区同士で比べると格差がありますが、他の選挙区への干渉などありませんから選挙区内なら同じ条件で選定されるので、特に問題があるとは思いません。
多分、このあたりが国民の多くがそれほど問題視していない、どうでもいい・・・というか、なんとなく反応が鈍く感じるのでしょうね。
それよりも赤熊が問題視するとしたら、個々の選挙区の立候補者数の多寡・・・選択肢の格差の方が問題だと思ってます。
立候補者が2人しかいないところと10人いるところがあるとしたら、それが平等なのか疑問なのです。
場合によっては1人しか立候補しなければ、選挙せずにその人が議員になることもありえます。(というか、小さな地方選挙はだいたいそんな感じがしますね)
でもそれは・・・有権者の意志なのか?という強い疑問があります。
立候補者が出ないのが悪い・・・といわれればその通りなので反論できないのですが、日本は政党政治を取っているわけです。
少なくとも党の方針と言うものがあり、その方針に沿って政治がおこなわれるわけです。
なので『どの政党の候補者か?』というのは極めて重要なファクターなのですが、それなのに政党は各選挙区に人を立てない。
と言うことは、出ない以上、そもそも選べないわけで・・・。
一票の格差(笑)と言えるくらい酷い差別だと個人的には思うのですが、まぁ、こんなものは赤熊の戯言ですので無視していただいて良いのですが、やはり一票の格差を考える前に根本を考えないといけないと思います。
選挙の根源、そもそも日本の選挙は「何のための選挙か?」です。
もちろん選挙は議員を選ぶためのものです。
問題は『どんな議員を望むのか?』がスッポリ抜けてることだと思います。
例えば、アメリカの上院は人口比によらず各州2名づつ出すことが決まっており一票の格差など無視されます。(なので70倍以上あるとか)
でも、それは『地域の代表』を選ぶという点に主眼が置かれているので民主主義や法の下の平等に反するわけじゃないわけです。
このような明確な思想・・・地域の代表者を選ぶのか?それとも選ぶ価値に重きを置くのか?
そういう選挙思想と言うべきでしょうか?
そういったことを考えて一票の格差を、選挙区の区分を、選挙制度を議論や問題視しなければならないと思います。
現行、こういったことが考えられて作られているかと言えば・・・そうは感じませんしね。
技術論的に一票の格差を解消したから全部OK・・・にはならないと思います。
選挙と言うものはあくまで『手段』であって『目的』ではないわけですから。
そういうことも含めて赤熊は現在の一票の格差なんてどうでもいいかな?と思います。
まぁ、考えるきっかけくらいになればいいかな?とは思いますが、司法がその点に踏み込んでいませんので、国民的な議論にはなりえないかな・・・と言った感じですね。