１ドル８１円 異様な円高の原因

昨日１０月８日のニューヨーク外国為替市場で８１円７２銭まで円高になった。

http://blog.livedoor.jp/matuba96/archives/51688512.html

９月の為替介入は一体、なんだったんだ？？？
これを契機に最低でも９０円まで回復させるのかと思っていたのだが、民主党ではさもありなん。
為替介入すこともなく、これに対しての未だ大したコメントもない。
２兆円以上かけた為替介入が全てパーになったのである。
それ以上に、悪くなっている。

しかもこの円高は、日銀がゼロ金利政策を決めた・・・つまり日銀が本腰を入れて円を安くするというメッセージを伝えたのにもかかわらず、おきているのである。
本来なら、円安になっていてもおかしくない。
なのに、無視されている。

なぜか？
遅きに失すると言うものもあるが、尖閣諸島沖の中国漁船の衝突事件のせいである。
中国側の圧力に民主党政権は屈服し、船長を解放した。
これにより世界中に日本は圧力に屈する国と見なされたからである。
これにより、日本の経済対策も圧力に屈すると思われているのである。
なので、アメリカ側の為替介入を批難するコメントにより今回反応したのだ。

全ては繋がっているのである。
日中間だけの問題ではないのである。

まぁ、民主党にまともな国家運営を期待する方が愚かなのだろうが、それでもこの国の中枢なのである。
本当に使えない政権である。

・・・麻生政権が続いていたら、日本はこんな目にあっていなかっただろうなと感じます。