意外と社会派(予定)

赤熊の辛口社会派(予定)ブログです。
天佑自助が赤熊の基本理念です。

リバタリアニズムって、微妙だよね

2010年10月17日 | スタンス
ブログ『Zopeジャンキー日記』に興味深いチャートがあった。

・右翼(国家主義)と左翼(社会主義)は反対概念ではなく、独立概念である
http://mojix.org/2010/10/14/left-and-right
・世界を上下に分けて下に味方するのが左翼、世界をウチとソトに分けてウチに味方するのが右翼
http://mojix.org/2010/10/15/matsuo-uyosayo

この中にノーラン・チャートというものが紹介されている。



この図はノーラン・チャートに改良を加えたものだそうです。
(注:本物のノーラン・チャート左下はポピュリズムと書かれてます。まぁ、ナチス(国家社会主義)もポピュリズムですね)

右翼と左翼と対義語ではなく、軸が別・・・次元が違うということだ。
そのため、右翼と左翼の議論がいつまでも咬みあわないのでしょうね。

でも、ここからが本題。
右翼や左翼のことを言及したかったのではなく、リバタリアニズムについて。

赤熊はリバタリアニズムに詳しいわけではないが、
リバタリアニズムとは、そのさまざまな「善」のどれが正しいかは決められないので、互いの「善」を押しつけたり、強制しないようにしよう、という考え方らしい。
まぁ、大雑把に言えば『お互いの「自由」を尊重しよう』ということらしい。
なにやら美しく纏めているが、それって有用なのか?

例えば、交通法規。
日本では車は道路の左を走らなければならない。
でもリバタリアンは「別に右側を走りたければ、走っても良いではないか?」とは主張はしない。
なぜか?
まぁ、最低限のルールには従うのは当然だ、そこまで否定していない、合理的・効率的ではないからだ・・・と反論されると思いますが、でも逆に言うと、合理的、効率的ななものなら従うということである。
では、最低限のルール、合理的・効率的なものと、そうでないものと境目は?

リバタリアニズムの余計な介入を許さない・・・ということは理解できるのだが、ここが判らない・・・というより、設定不可能だろう。
結局、各々の匙加減ということになる。

それって、どうよ?

そもそも、法律やルールというのは秩序を保つために存在しており、それにより合理的、効率的に円滑な社会生活を送るためのものです。
そうでない場合、時代にそれから外れた場合、廃止・改定するのは当然なのです。
それをことさら、リバタリアニズム(自由主義)だからというほどのものではないと思うのですが?

あと、他国が市場に介入しているのに、自分達は対策をしなくていいのだろうか?
例えば、韓国。
自国に有利なように、為替介入を繰り返してます。
そんな国と対等に渡り合えるのか?

例えば、中国。
レアアースを格安で流通させて、他国のレアアースの鉱山が閉山し、中国一国がレアアースを独占できたとき、レアアースの値段を吊り上げるどころか、輸出制限までかけてきている。

・・・こんな国があるのに、自由・・・市場に介入しないというもので対応できるのか???
赤熊は疑問ですね。

究極的には国が余計な関与しない・・・というのは素晴らしい考えだと思いますが、理想だと思います。
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