コージーアンティークの日記

日記や修理・メンテナンス、アンティーク情報などもろもろをご紹介してゆきます。

サンルイ:王立クリスタル工房のデキャンター・グラス

2014-11-11 18:38:45 | 北欧陶磁器ガラス
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最近東京都の南南東1000kmの太平洋上にある小笠原諸島での中国船による赤珊瑚の密漁がニュースになっています。

小笠原諸島と聞くだけですごいな・・・船酔いは大丈夫なんだろうかと思ってしまう。

わたしが生きているうちに、小笠原を訪れる機会はあるのだろうか。。。

普通なら無いだろうな・・・と。



ところで中国人が赤サンゴを買い付けている件は数年前から有名な話。

店名に『アンティーク』とつけているからかもしれないが、ネット検索で見つけたであろう中国人のバイヤーらしき怪しい者も来店していたし(笑)

ピンク系の赤より本当にビビッドな赤色のものが好まれていて、血赤珊瑚と呼ばれているものの人気が高い。

また、1980年に発行された中国の切手で通称『赤猿』と呼ばれているものも数年前から法外な値段で取引されている。

縁起担ぎなどは日本とも似ているけれど、中国の方は本当に『赤』が好きらしい。

そもそも中国共産党の旗を見てもそうだけど、赤が似合う国だなぁ、と思います。


さて、法外な値段で取引されている『赤猿』の切手。

御多分に洩れず、贋作も多く流通しているようです。



こうしたバブルで高騰したものの贋作が出回るのは世の常なので、そのうち贋作の赤サンゴも流通するかもしれません。

特に、昨年来話題沸騰の3Dプリンターに金属加工できるものができたり、3Dスキャナーなども登場。

良くも悪くもテクノロジーが後押ししてしまう。

まあ、この手は近寄らない方が良いですね。皆さまご注意を!




さて、こちらはフランスの高級ガラス「サンルイ」のデキャンタです。

「バカラ」と並んで根強い人気。

余談ですが、サンルイの記述は、Saint-Louis。

アメリカ好きの私からすると、やはり違和感があります。

やっぱりセント=ルイス(St.Louisなので正確にはセイント・ルイ)ですよね♪


まあ、セント=ルイスという地名自体、ルイ9世にちなんでフランス人がサン=ルイ(Saint-Louis)と命名したそうですが。



素晴らしい品質は言うまでもないのですが、風格を感じます。

車でいうとロールスロイスとかキャディラック???

お好きな方はいかがでしょうか。


***** Saint-Louis (サンルイ)*****

世界でもっとも権威のあるクリスタル工房であり、Hermes (エルメス) グループの一員でもある「Saint-Louis (サンルイ)」。
職人の手仕事にこだわり、技術を継承しながらも現代の技術でものづくりを続けるサンルイの製品は、フランスが世界に誇る工芸品であり、その繊細かつ華麗なデザインはまさに伝統と職人技の結晶である。

ダイヤモンドのように光り輝くサンルイのクリスタルは、すべてがハンドカットであり、その輝きと芸術性は、17世紀から現代に至るまで多くのファンを魅了してやまない。

1586年:フランス・ロレーヌ地方にて前身のミュンツタール・ガラス工房が操業。
1767年:ルイ15世から、聖王ルイ9世にちなんだ“Saint-Louis”の名称を受け「サンルイ王立ガラス工房」となる。
1781年:フランスではじめて無色透明のガラスより透明度の高い鉛を含んだクリスタルの開発に成功し、クリスタル工房の先駆けとなった。
それを受け、王立科学アカデミーから「サンルイ王立クリスタル工房」という呼び名を与えられ現代に至っている。
王朝風の繊細で優美な装飾が特徴。現在はエルメス傘下。


詳しくは、こちらから。。。







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