大統領候補者争いでのドナルド・トランプ氏の善戦が伝えられています。
以前、フェニックスに住んでいた当時。
本ブログで、トランプ氏がホストを務めるTVのリアリティ番組「アプレンティス」の話を書いたことを思い出しました。
普段、過去のブログを読み返すことは無いのですが、「どこかで書いたっけなぁ・・・」程度は頭の隅にあったので、ちょっと読み返してみました。
な・な・なんと2008年~、8年前ですか。。。
さて、アプレンティス(The Apprentice:見習い)では、毎回、トランプ氏よりお題(マーケティングなどのビジネス・プロジェクト的なモノ)が出され、そのお題を達成するために、参加者が練りに練ったプレゼンを繰り広げる。
そして、毎回の番組の最後に優秀な案(参加者)が選ばれ、と同時に一人脱落するという趣向。
「You're fired!」(お前はクビだ!)
という名文句が吐かれ、次回以降の番組には出演できない、というルール。
毎回楽しみにしていた番組でしたが、これがなんとも今回の大統領候補者争いにダブって見えてしまう。
民主・共和党双方で、徐々に大統領候補者争いから脱落してゆく・・・アプレンティスと似た構図です。
現在は、トランプ氏自らがリアリティ番組の参加者となり、戦いを繰り広げているような様相。
わたしが見ていた第7シーズンの番組「The Celebrity Apprentice」の中では、番組タイトルの通り、
著名なセレブが参加者として登場していました。
番組では、トランプ氏のビジネスにおける実力が伝わってくると共に、ビジネス面で若干の不安感をもって見ていた大物ロックバンド「KISS」の
ベース/ボーカル「ジーン・シモンズ」を注目していました。
「デトロイト・ロック・シティ」などのヒットで知られる「KISS」は、日本でも人気で何度も来日しています。
「KISS」のコンサートは、まさに計算しつくされたエンターテイメントであり、そのコンサートをエンターテイメントとして成立せしめ、また、バンド「KISS」という
ブランド戦略などを含め、ジーン・シモンズのビジネスマンとしての辣腕ぶりを再認識しました。
ミュージシャンとして、またロック界の王者としてジーン・シモンズに心酔しているファンには、冷ややかな見方もあるかもしれませんが、人気だけ、上手いだけではエンターテイメントとして必ずしも成功しないんだなぁ、と強く感じたものです。
もしくは一過性の人気で終了。
さて、リアリティ番組として見た時の大統領候補者争い。
外野から見ていて、これほど面白い(と言っては、語弊があるかもしれないが)エンターテイメントはないなぁ(笑)
当初は、政治経験もなく、なんとなく泡沫候補扱いだったトランプ氏ですが、共和党内からも「Never Trump」という声が聞こえてくるほど現実味を帯びてきたようで、主流派の方々は危機感を覚えているのでしょう。
インターネットで大抵のことが出来る現代ではあるけれど、他の候補は持ってない、視聴率を意識したエンターテイメント業界経験をトランプ氏が持っているというのも事実。
たとえ政治経験が無くとも、アメリカ大統領ともなれば、世界的に強力な影響力を持つポジション。
選りすぐりの頭脳明晰な側近に固められることでしょう。
映画俳優だったロナルド・レーガンも2期8年務めましたしねー・・・果てさて、アメリカの良識ある共和党支持派の皆さんがどう動くのか。
余談ですが、個人的には別の人を応援しています♪
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