コージーアンティークの日記

日記や修理・メンテナンス、アンティーク情報などもろもろをご紹介してゆきます。

Shelby Mustang GT500

2008-12-06 19:45:04 | アンティークディーラーの日常


最近の朝一番の仕事、といえばお店の前の『落ち葉拾い』。

決して嫌なのではありません・・・。

枯葉ばかりを探していて、ふと身近な自然が目に入ってきます。なんか自然に近づける感じがするのです。

まあ、風が強い日など、拾っても拾っても次から次に飛ばされてきて、『無限ループ』に陥ることもあり、あんまり熱くならないようには気をつけていますが・・・キリが無いので(笑)





最近、ニュースで気になるのが、アメリカの3大メーカーの話題。GM、クライスラー、そしてフォードの3社に対する公的資金、総額約3兆2000億円をつぎ込むかどうかです。とてつもない数字。確かに、でかすぎる。


冷静に、そして客観的に考えてみると、公的資金を注ぎ込むことに反対する人々の意見も理解はできます。金融業界のみならず、車業界にも、そしてまた別の業界にも・・・きりがなくなって、アメリカが財政破綻してしまうかもしれません。



ただ、なかなか冷静にはなれない、ちょっと肩入れしているわたしがいるのです。



初めて手に入れた1979年製のフォード・リンカーン(当時からすでにクルーズコントロールや電動シート、カルチェの室内時計を装備!!)から始まってアメ車の魅力にはまっています。


でっかいV8エンジン、太いトルク、悪い燃費、故障・・・すべてひっくるめて面倒みたくなる不思議な魅力です。




画像は、1965~1969年に限定生産されたシェルビー・ムスタングの現代版(2006年からフォード社にて販売再開)とその関係の深い人物『キャロル・シェルビー』さんです。

フォード・ムスタングは日本でも人気がありますし、わたしも数年前まで乗っていた車。
ですが、シェルビー・ムスタングは『伝説』であるし『特別な存在』。

フォード・ムスタングをベースに、キャロル・シェルビー氏が率いる会社で、レース向けのチューニングを施した特別車で、フォードからムスタングのフラグシップモデルとして販売されているものです。

5.4LのV8エンジンで、500馬力。

笑えます。確かに必要ないかも・・・(笑)


でも、どうでしょうか・・・。
ビッグ3が公的資金を受け入れて、政府の監視下になり、戦略変更を余儀なくされて、2リッターとか1.5リッターLエンジン以下の小型車で、かつ環境にやさしい『ハイブリッド車』や『電気自動車』しか作らなくなったら・・・。


まあ、各州をまたぐ高速道路はガラガラになるでしょうね・・・そんな小さな車で長時間ドライブは地獄だし・・・(笑)


『風が吹けば桶屋が儲かる』じゃないけれど、飛行機需要とレンタカー需要が高まるかもしれません。



それより前に、保守層の人々(マケインさんの勝利した地域など)には依然として大きな車の需要があるわけだから・・・どうなるんでしょう。。。


ただでさえ、ガソリン価格高騰の為、大型車の中古車価格が値崩れしているので、これをチャンスと思ってお金に余裕のある人は、中古車やに駆け込み、大型車を買いしめるかな・・・(笑)



3大メーカーは、結局はある意味ユーザーのニーズのある大きな車(フルサイズ・トラックを含む)を作ってきたと思うのです。もちろん燃費は悪いですが・・・。小さな車では代替出来ない、必要性があるから・・・。



もちろん、必要だから・・・という理由だけではなく。

わたしの好きなニコラス・ケイジの映画『60セカンズ』(→車を盗みまくる話)の中、このシェルビーが出ていたと思います。ある意味特別で、夢のある車。



そんな訳で、3大メーカーにはなんとか、がんばって!!

と心の中で応援を続けているのです。




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