1010 Radio

ラジオから色んな情報が発信されるように、車いすの視点から情報や思いを発信。

北極をめぐる闘いは平和的に(1)

2010-09-22 | ラジオ
ロシアとノルウェーは40年越しの交渉の末、北極海海域の国境線画定に関する条約を締結したが、16日に行われたロシア・カナダ外相会談でも同様の問題がテーマとして挙がった。

現在に至るまでロシアと北極海を望む、東西の隣国との海上における国境線は、はっきりしていなかった。
ロシアとノルウェーはその意味で、まさに歴史的な文書に調印したと言っても良いと思う。
長らく待たれてきたこの合意によって、バレンツ海と北氷洋における両国の国境が決められるばかりで無く、北極海の大陸棚における石油ガス田開発の凍結措置も解除される。

このことは他の北極海沿岸諸国にとっても極めて大きな意味を持っている。
先ず第一にロシア駐在ノルウェー大使が述べたように、誠実な歩み寄りの良い例が他国に示されたからだ。
第二番目として北極海におけるあらゆる重要懸案は、話し合いを通じて現在ある国際法の規範に基づいて、沿岸諸国自身によって解決されなければならないと宣言された原則が、実践の場で現実化されたという点だ。

地質学鉱物博士はロシアの声からの取材に対し、おまけに二国間同士での合意は極めて実りあると指摘し次のように述べた。
「正しい道が選択された。北氷洋の大陸棚での開発権を持つ全ての国々が、お互いスキャンダルを起こさず交渉を通じて事を解決するようにすることが必要だ。
ロシア・ノルウェー間、ロシア・カナダ間、ロシア・アメリカ間、ロシア・デンマーク間の全てにおいて、そのようになされるべきだ。
そうすることによって共同の利益を見出すことが出来るのだ」
博士はこのように答えている。

(???)は聴き取れず
北極をめぐる闘いは平和的に(2)へ続く

9月17日放送 ロシアの声・ラジオジャーナル

先週一週間の青森での出来事(289)

2010-09-21 | 青森
9月13日~9月19日まで、青森県内の出来事をテキトーにピックアップ

■13日、午後2時48分ごろ青森県東方沖で発生した地震で、八戸市、野辺地町、南部町、階上町、東通村で震度4
■たばこ値上げへ愛煙家らがまとめ買い
■13日、12月から開かれる国際公募展「あおもり国際版画トリエンナーレ2010」の審査結果発表
■10月16日に上野-青森で2002年に廃止された特急「はつかり」の臨時列車の復活運転
■2009年産本県リンゴの県外価格1kg257円

■13日、板画家・棟方志功没後35年、遺族ら墓参り
■13日、青森地検はリンゴをモチーフにした広報キャラクター「あっぷり」を発表
■14日、神奈川県鎌倉市の棟方板画美術館が休館
■14日、十和田・六戸学校給食センターで焼きそば用めんが入ったビニール袋の中に異物を発見し、急きょ献立を変更
■14日、熱中症で東京都内の病院に入院していた、黒石市長が退院

■今年の「第8回弘前・白神アップルマラソン」は10月3日開催
■八戸市民病院臨床心理士長が逮捕されたことを受け、後任の臨床心理士が見つからず
■14日、青森市のコンビニエンスストアに包丁を持って押し入り、現金5万9000円を奪ったとして70歳の女を現行犯逮捕
■本県の100歳以上の高齢者は371人
■「美少女MUSEUM2」の参加者募集が始まる

■14日、仙台市の東北電力グリーンプラザで「乗れそれ!青森展」開幕
■県内最高齢は平川市在住の110歳の女性
■14日、秋季県高校野球選手権大会の組み合わせ抽選会
■14日、秋葉原無差別殺傷事件で、殺人罪などに問われている被告人は「事件当時も鑑定時も、精神障害はなかった。正常としか言えない」
精神鑑定の事件史―犯罪は何を語るか (中公新書)

中谷 陽二
中央公論社


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■14日、青森市内のホテルで本県救急医療の方向性を決める県救急・災害医療対策協議会

■県内公立学校で2009年度中に発生した児童生徒の暴力行為は455件で2年ぶりの増加
■14日、青森公立大学国際芸術センター青森で、女性誌「an・an」編集部が県内在住の“イケメン”3人のグラビア撮影
■14~16日、佐井村で箭根森八幡宮例大祭
■14~16日、大畑町で大畑まつり
■15日、八戸用地負債で知事は30億支援表明

■平川市の民家で1920(大正9)年の第1回国勢調査で調査にかかわった関係者に国から授与される記念章と証明書「記念章之證」を発見
■15日、日本中央競馬会は中野渡清一調教師(十和田市出身)が10月20日付で勇退を発表
■県は過去10年200件対象に談合調査
■十和田市民生部に所属する職員が、10年間無免許で公用車運転の疑い
■15日、八戸圏域水道の新料金案まとまる

■15日、2009年11月に三沢市で起きた強盗事件で、神奈川県警に覚せい剤不法所持で逮捕されていた指名手配の男を逮捕
■15日、黒石市に「日本一のこけし灯ろう祭」の目玉・巨大こけし灯ろうの組み立て作業
■15日、JR青森駅にイメージキャラクター「モーリー」を車両側面にあしらった新デザイン車両初お目見
■青森市が2015年4月の稼働を目指している、一般廃棄物の新ごみ処理施設の整備事業の建設費と20年間の運営費を含め予定価格が約372億円
■16日、看板設置業の葛西金文字(弘前市)が破産申請、負債総額は約1億5千万円

■来春高校を卒業予定の生徒に対する8月末現在の求人数が2796人で過去5年で最少
■2010年産米の出荷時に農家に支払う仮渡し金が1万円割れ
■16日、来春採用の高校生就職試験解禁
■八戸市水産科学館マリエントが「オオカミウオ」2匹の名前を募集
■16日、青森市内のホテルで富山県観光連盟による観光説明会

■16日、三沢市で三沢国際車いすテニス大会
■16日、黒石市議会は上水道・簡易水道利用料金と、家庭ごみ処理料を値下げ案を可決
■嶽(だけ)きみにアワノメイガやヨトウ類の幼虫による食害
■民事再生手続き中の東北デバイス(本社・岩手県)が、カネカが全額出資し新設した子会社「OLED青森」に全事業を譲渡
■16日、弘前市で発生した郵便局強盗事件の犯人の画像を公開
http://www.toonippo.co.jp/news_too/nto2010/imags2010/0916k.jpg
ある程度、日数が経過すると参照できない

■青森市内でニホンザル目撃相次ぐ
■17日、秋季県高校野球選手権大会が開幕
■17日、三沢基地航空祭を記念し航空自衛隊F2戦闘機などの切手シートを発売
■17日、青森開設60周年記念の「みちのく記念競輪」(G3)開幕
■17日、五戸町立公民館で戦没者追悼式

■17日、青森市環境政策課は駒込にニホンザル捕獲用おりを設置
■17日、弘前市の高照神社で津軽信政公(1646~1710)の没後300年祭始まる
■17日、県が県内40市町村の2009年度普通会計決算見込みを公表
■青森氏が発注した建築工事の条件付き一般競争入札で、入札結果が談合情報と一致したため落札業者の決定を保留
■拘置中の被告が逃走し逮捕された問題で、青森署の鉄格子を固定して開閉できないように改修

■17日、八戸市の馬淵川河川敷にある「せせらぎ水路」で、コモチカワツボ駆除始まる
■17日、青森市でグリーンパークホテルなどを経営する「みどりや」が民事再生法を申請、負債額は約16億円
■17日、10年間にわたって公用車や私有車を無運転をしていた、十和田市職員を停職2カ月の懲戒処分
■2006年以降、県内で多剤耐性緑膿菌による感染症と診断された患者は12人に上る
■県内の市町村と一部事務組合が運営する26の自治体病院のうち17病院が資金不足

■8月31日、9月1日に津軽・下北地方を襲った大雨による被害総額は15億5970万3千円
■18日、ケーズデンキ八戸本店内に、「iPad(アイパッド)」など米アップル社の製品を取り扱う「Appleショップ」オープン、県内での iPad発売は初となる
電子書籍の衝撃 (ディスカヴァー携書)

佐々木 俊尚
ディスカヴァー・トゥエンティワン


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■18日、作家の椎名誠さん、水中写真家の中村征夫さんと一緒に八戸市の国名勝・種差海岸を歩く「デジカメ片手の種差海岸 みちくさトレッキン グ」
活字たんけん隊――めざせ、面白本の大海 (岩波新書)

椎名 誠
岩波書店


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■18日、おいらせ町で「百石まつり」
■18日、下北文化会館で「一球入魂かぼちゃ丸ごとまつり」

■18日、青森港アスパム沖で県和船競漕大会
■18日、八戸市内のホテルで「木と建築とまちづくりフォーラム」核
■18日、航空祭に向けた日米の軍用機による飛行リハーサル
■弘前市出身のケーナ奏者・岩川光さんが、初のアルバム「ディアロゴス・シン・パラブラス」(言葉のない対話)を発表
■18日、田子町で草刈をしていた64歳の男性がクマに襲われケガ

■18日、東京都内で青森ねぶたと黒石よそれ
■19~20日、むつ市の貴金属店で世界有数の巨大金貨「ウィーン金貨ハーモニー1000オンス」を公開
■19日、三沢航空祭
ブルーインパルス2010サポーター’s DVD


有限会社バナプル

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■19日、新県総合運動公園でオリンピックデーラン青森大会
■19日、弘前市で、つがる市舞台に短編映画に出演する主演俳優の男女3人を選ぶオーディション

■19日、第5回B-1グランプリで八戸せなべい汁は3位
■19日、大相撲の元小結の岩木山関が現役引退

東奥日報、NHK青森放送

リーマンショックから2年

2010-09-20 | ラジオ
国際経済危機の発端となった、アメリカ投資銀行リーマンブラザーズの破綻申請から、15日で丸2年を迎えた。
現在専門家は今回の金融危機の被害、影響の評価が確定するには10年以上を要すと語っている。
少なくともこの2年間の国際経済には甚大な影響があった。金融システムの多額の損失、相次ぐ企業倒産、製造業の落ち込みなどだ。証券市場は失ったものを、未だ取り戻せずにいる。
リーマン・ショック・コンフィデンシャル(上) 
追いつめられた金融エリートたち


アンドリュー・ロス・ソーキン
早川書房


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ただ複数のアナリストは、金融経済危機の最も厳しい局面は過ぎ去ったとの見方で一致している。そこで分析検証する時期に入った訳だ。
先ず挙げられるのが不良債権に悩まされた金融機関だ。この2年間で銀行は融資提供に際して、顧客の支払い能力を注意深く検討するようになった。また製造業でも企業は資金の配分を効率化した。自動車大手のゼネラル・モーターズのような大手企業も新たに節約の術を学んでいる。

リーマン・ショック・コンフィデンシャル(下) 
倒れゆくウォール街の巨人


アンドリュー・ロス・ソーキン
早川書房


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ただ上手くいっていない国もある。ヨーロッパでは多額の債務を抱えているポルトガル、スペイン、ギリシャ、アイルランドの頭文字をとってPIGSという言葉が生まれた。
一方で世界全体がほぼ共通して抱えている問題もある。それは失業者の増大だ。IMFのストロスカーン専務理事は、失業率が高い内は危機の終結は宣言できないと強調した。
アナリストたちも金融危機が、2年間で雇用の危機に姿を変えたと指摘する。
IMFの統計によると、世界には2億1000万人に上る失業者がいるとのことだ。

ロシアでも雇用問題の深刻さは早期に認識されており、そのため働き口の維持や創出に向けた措置が講じられてきた。
特に重要なのは政府が社会保障費用を増額したことだ。金融危機の1年で社会保障費を47%も増やした国は欧州地域でロシアを除いてない。
銀行セクターや製造業でも様々な行動を展開し、投資環境も維持(声が出ていないので聴き取れず)

国家戦略評議会会長は、一連の政策が成果を生んでいると語る。
「失業率は、それほど大きなテンポではないにしろ低下した。大型投資事業への資金が戻り始めているので、今年第4四半期にはさらなる成長が期待できると思う。GDPが今年末までには5%、鉱工業生産も7%成長するという専門家の予測も現実的なものだと考えている」
会長はこのように話している。

全体として金融危機は国際経済の再編を促した。現在の主役はロシア、ブラジル、インド、中国からなるBRICsと呼ばれる大型新興国だ。
経済指標の面でも投資誘致の面でも、高い数字を記録している。
ただ専門家は、より強い経済を持つ先進国は、特に責任を持って今後の政策を決めていかなくてはいけないと主張した。世界全体がアメリカの経済政策の犠牲となった2008年の危機を繰り返してはいけない。

経済のこと よくわからないまま社会人になってしまった人へ―
ひとめでわかる図解入り


池上 彰
海竜社


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9月15日放送 ロシアの声・ラジオジャーナル

アジアへのエネルギー輸送経路を拡大するロシア(2)

2010-09-19 | Weblog
一方で(?)なるガス価格の問題は依然として解決されていない。ガス価格は国際的な動きの中で作られていくと同時に、ガスプロムの輸出に関する原則のなかで形成されていくことは明らかだ。
またその価格設定は西シベリアや東シベリア、あるいは極東などどの地域から供給されるかに伴って変わってくる可能性がある。
ロシアのある企業は、すでに新天地への道を切り開いた。

最近ロシアのガス企業(?)は超軽質原油を北極海航路で輸送した。
ロシアから中国まで僅か22日間で輸送を完了した。これはスエズ運河を経由して輸送した場合に比べ二分の一の速さだ。このことは北極海航路によって、中国やアジア太平洋諸国に燃料を輸出することに、展望があることを表明するものだ。
石油の状況はガスと比較して、より明確だ。
来月10月にはロシアの(?)と中国の(?)を結ぶ、石油パイプラインの最後の溶接作業が行われる。
新天地には東シベリア・太平洋パイプラインの(?)を経由して、20年間にわたって一日1500万トンの石油が輸出される予定だ。

ロシア側の建設は終了している。アジア太平洋諸国には、主要ルートである(?)港かからで、日本海沿岸へとタンカーで輸送する経路で輸出される予定だ。
年間輸送計画は1500万トンとなっている。
専門家達はロシア企業にはエネルギーを供給するだけでなく、アジア諸国で石油精製企業を設立する展望もあるとの見解を表している。

(?)は聴き取れない

9月11日放送 ロシアの声・ラジオジャーナル

アジアへのエネルギー輸送経路を拡大するロシア(1)

2010-09-18 | ラジオ
ロシアの石油ガス企業はエネルギーの、新たな輸出先を開拓している。
エネルギーの供給先として大きな位置を占めているのがアジア太平洋地域だ。
輸出先開拓の可能性はプロジェクト・サハリン2の枠内で得られる、液化天然ガスの生産量が拡大されることでさらに広がっている。
サハリン2プロジェクトには、ロシアのガスプロムも参入している。

現在、外国企業におけるガスプロムの、主要な顧客となっているのはEU諸国だ。
一方でガスプロムは輸出先の多角化と同時に、アジア諸国にも燃料を供給する用意があると何度も表明している。
サハリン2プロジェクトの枠内で生産されているLNGは、すでにタンカーで日本と韓国に輸出されている。
一方で現在のところは、通常のパイプライン経由でガスを輸出するには至っていない。現時点ではその展望が存在しているだけだ。

朝鮮半島にはサハリン、ハバロフスク、ウラジオストク経由で供給する可能性がある。
ガス管はすでに敷設されている。
アジアの大国中国は随分前からロシア産ガスを、パイプラインを使って受け取ることに関心を示している。

石油天然ガス問題研究所市長は、ロシアにはパイプライン経由でエネルギーを供給するための、資源基盤はあるとの考えを示し、さらに次のように語っている。
「可能性のある案は幾つかある。一つ目は西シベリア北部の(?)だ。ここからロシアと中国の国境地帯に向けて、ガスのパイプラインが通る。
二つ目は1兆立方メートル以上の埋蔵量を持つ(?)山地、そして約1.5兆立方メートルの埋蔵量を誇る(?)山地だ。
すなわちロシアにはガスが膨大にあるということだ」
所長は、このように話している。

(?)は聴き取れない
アジアへのエネルギー輸送経路を拡大するロシア(2)へ続く

9月11日放送 ロシアの声・ラジオジャーナル

ロシアの新たなイノベーション憲法

2010-09-17 | ラジオ
ロシア下院国家会議では夏の休暇した後の(何か変な表現)秋の会期が始まり、今会期で重要とされるスコルコヴォに関する法案の協議が再開された。
現在、ロシア下院国家会議で協議されている、モスクワ郊外のイノベーションセンター・スコルコヴォに関する法案は、多くの人々から新たなロシア経済のイノベーション憲法と呼ばれている。

議員達はこの法案が、今月9月にも採択されるとの見解を表し、スコルコヴォは多くの点において新たな展望あるロシアのビジネスモデルだ。

ロシア下院国家会議・経済政治企業委員会委員長は、ロシアの声からのインタビューに答え、このビジネスは市場の条件に応える応用科学であると指摘し、この際、アイデア開発は技術という形で販売されると述べ次のように話している。
「もし世界の大企業から依頼が来たならば、すでに来年にも最初の利益がもたらされるだろう。
現在ロシアで依頼することが出来ないテクノロジーや、その他の知的財産などに注文が舞い込んだ場合には、すでに今年にも利益を得られる可能性がある」
委員長は、この様に話している。

現在重要となっているのは、ロシアスコルコヴォ計画が研究者やビジネスマンたちにとって、ユニークで(この箇所は混信で全く聴き取れず)

ロシア下院国家会議・金融市場委員会副委員長は、ロシアの声からのインタビューに次のように答え、スコルコヴォには特別な地位が与えられており、このクレジットの参加者には、研究活動のための、素晴らしい環境のほか10年を対象とした年金や関税(アクセントが変でこけでいいのか不明)その他の、大きな特権が与えられていると語り、次のように話している。
「スコルコヴォ・プロジェクトの参加者には、資産税が免除されている。
利益への税率はゼロパーセントだ。年金基金には利益の14%を支払うのみだ。
また会計処理に関する特権もある。スコルコヴォプロジェクトへの参加企業を選抜する際に重要な規準となるのは企業の規模だ。例えば新製品の売上高は2015年までに、150億ルーブル、ドル換算で約5億ドルとなる必要がある」
副委員長は、このように発言している。

ノキア―世界最大の携帯電話メーカー

スタファン ブルーン,モッセ ヴァレーン
日経BP社


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スコルコヴォでは宇宙分野や遠距離交信新設備、医療技術、薬剤、省エネ
、情報技術や核技術などの研究と開発のために特別な環境が作られている。
これまでにアメリカのシスコやボーイング、インテル、マイクロソフト、フィンランドのノキアや、オランダのフィリプスなどがスコルコヴォ参加への意向を表している。
これにより事実上、莫大な出資が見込まれる。
またこれとは別に重要なのはスコルコヴォのみが、ロシアのハイテクノロジーセンターとなる訳ではないということだ。
近いうちにスコルコヴォのようなセンターがロシア全域に誕生する予定だ。

イノベーションを興す

伊丹 敬之
日本経済新聞出版社


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(???)は女性アナウンサーの不明瞭な発生で判らない

9月10日放送 ロシアの声・ラジオジャーナル

ロシアの警察に関する法案について

2010-09-16 | ラジオ
ロシア下院国家会議では秋の会期が始まった。今会期では大きな社会的反響を呼んでいる、警察に関する大統領法案に付いての協議でスタートした。
議員達は司法機関の活動では、国民の権利保護に大きな力点を置き、警察官への給与に関しては、その危険度に応じて値上げすると同時に、賄賂に対してはより厳しく罰するよう求めている。
同時に専門家達は法案に盛り込まれている、前例の無い警察官の全権拡大に懸念を表している。

この話題に付いてロシアの声の評論委員は、次のようにまとめている。
警察に関する法案に付いての社会的反応の大きさは、1993年に制定されたロシア憲法への反応に相当する。
インターネットでは2万人以上のインターネットユーザーが、法案に関する意見を書き込んだ。
反応は賛成意見から、断固として反対するというものまで様々なものが見られている。
尚、議員達の間でも、これに劣らぬ激しい論争が繰り広げられている。

一方で安全保障委員会委員長は、ロシア国民、専門家そして議員たちは一つの意見で一致している。
それはロシアの司法機関の活動には、(???)的に新たな法的基盤が必要であるというものだと伝え、次のように語っている。
「内務省改革の機は熟した。現状の司法システムは社会のなかで権威と信頼を著しく失った。これに関連して今回の法案では、司法機関に対する社会的な監視が規定されている。尚、人権擁護家たちは法案のなかで、警察官が国民の住居に立ち入る権利が規定されている点を特に非難している」
委員長は、この様に発言している。

またモスクワの人権活動支部で責任者を務めるプロド氏は、警察は自分の行動を正当化する理由を簡単に見つけることが出来るだろうとの確信を示し、次のように話している。
「法案には司法機関職員の全権を、大きく拡大する側面が含まれている。
彼らのあらゆる行動は、法に叶ったものとなり、彼らの(?)は裁判で決定が下されるまで(?)的なものとなる。住居に立ち入る権利も拡大されており、事実上、住居の不可侵に関する規定が取り消されている。
また警察官は国民が、あらゆる身分証明書を調べることも(相変わらず語尾になると聞こえない)」
ブロド氏は、このように話している。

警察に関する法案の文書は、まだ議会に提出されてはおらず、現在は一般参加者を募った聴講会が行われている段階だ。
法案は今年末までに採択される見込みだ。その場合この法律は、来年2011年の1月1日から効力を持ち始める。

(???)は女性アナウンサーの不明瞭な言葉で判らない。
(?)は電波が弱く聴き取れない

国会決議すら無視する警察権力、それを許す政治家・
政府の責任を問う―島根・主婦ひき逃げ致死事件の真相


比留川 洋
本の泉社


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9月7日放送 ロシアの声・ラジオジャーナル

ロシアにおけるイノベーションビジネスの発展

2010-09-15 | ラジオ
ロシアの多くの投資家達はイノベーションとは、早急な利益を齎すものだという原則を堅持している。
しかし時に現実とは望みから程遠いものだ。それは何故なのだろうか。

それではイノベーションビジネスに関する政策とは、いったいどのようなものであるべきなのか。
このデテーマはヤロスラヴで開かれる、国際政治フォーラムで取り上げられる、議題の一つとなっている。
西側の専門家のなかには、ロシアのイノベーションビジネスには、野心が欠けているとの見解を持つ者たちが居る。

問題はイノベーションビジネスの促進システムが、現在のところ理想とは程遠いことにある。社会機関ロシアのビジネスで会長は、国家はイノベーションビジネスに関する政策を(???)再検討し、これを大きく促進させる必要があると指摘し、そのとぎロシアでは商社の製品を持ったビジネスマンが現れるであろうとして、次のように語っている。
「国家は国内生産が有利となるような、促進システムを創設する必要がある。
すでに初めの肯定的な歩みと(???)がある。特にこれは多くの人が非難する自動車産業で現われている」
会長は、この様に発言している。

イノベーションビジネスの発展問題に取組んでいるのはロシアだけではない。
世界の多くの国がこの問題を抱えている。
各国が問題解決に向け、それぞれの道を模索しているが、その解決法が常に有功であるとは限らない。
例えばイノベーション基金がビジネス界で競争力を保つために、あるイノベーションプロジェクトには融資する一方で、他のプロジェクトは援助しないという場合もある。

依然として薬剤界では糖尿病の新たな治療に取組む企業に(???)が与えられている。
世界にはインスリン製造会社が数背多くあり、新たな薬剤の(?)は彼らに閉鎖の脅威を与えるのだ。
このような例は様々な分野で見られている。
ですからこれらの問題解決においては、各国がそれぞれの経験を交換しあうことが重要、かつ必要とされるのだ。

ヤロスラヴの国際政治フォーラムでは、これら一つの基本テーマとして協議される。

(???)は女性アナウンサーの不明瞭な言葉で判らない。
(?)は音声が途切れて聴き取れない

9月3日放送 ロシアの声・ラジオジャーナル

先週一週間の青森での出来事(288)

2010-09-14 | 青森
9月6日~9月12日まで、青森県内の出来事をテキトーにピックアップ

■6日、鯨肉窃盗事件の環境保護団体「グリーンピース・ジャパン」の職員2人に対し、青森地裁は懲役1年、執行猶予3年
■日本銀行青森支店がまとめた県内の四大夏祭り動向によると、全体の入り込み客数は前年比1.7%(13万人)減の733万8千人
■6日、核燃料中間貯蔵施設の本体工事について、むつ市周辺区住民への説明会
■6日、岩木山お山参詣が始まる
■6日、五所川原市の2009年度一般会計決算は5億8080万円の黒字

■深浦町で稲刈りが始まる
■三沢市の2009年度一般会計決算は5億3239万円の黒字
■6日、八戸市出身の芥川賞作家・三浦哲郎さんの葬儀が、岩手県一戸町の広全寺で営まれる

芥川賞を取らなかった名作たち (朝日新書)

佐伯 一麦
朝日新聞出版


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■6日、弘前市内に住む夫婦が腸炎ビブリオ食中毒、県内で腸炎ビブリオによる食中毒の発症は2006年以来、4年ぶり
■6日、三沢市で合宿していた東京都の高校生6人が食中毒

■6日、県は弘前市で青果会社を対象に、日本農林規格(JAS)法に基づく適正表示研修会
■6日、2014年度末で閉校する南部工業高校と統合先である八戸工業高校(八戸市)の関係者による、初めての統合準備委員会
■弘前市内の小中学校7校27棟改修必要
■7日、NHK青森放送局は受信料滞納者のうち14人に対し、「9月末までに支払わない場合は法的手続きを検討する」旨の最終通知

NHK受信料は拒否できるのか

土屋 英雄
明石書店


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■7日、階上町内のパチンコ店に店長として働いていた男を業務上横領の疑いで逮捕

■本県の農業経営体(千単位)は約4万5千
■7日、女子高校生に診察室でキスするなどした八戸市民病院臨床心理士を、わいせつ容疑で逮捕
■今別町の今別小学校が全日本小学校ホームページ大賞(J-KIDS大賞)の県代表
■八戸市の「まちの駅はちのへ」を10月1日に三春屋隣に移転
■7日、JR東日本が東北新幹線全線開業時のダイヤを発表

■青森市営バスが東北新幹線全線開業に合わせ、新青森駅-浅虫温泉間に一日2往復の急行バスを運行
■8日、青森市の八甲田山雪中行軍遭難資料館で、雪中行軍・後藤伍長の手紙初展示
■大鰐町の大鰐病院の2009年度の単年度収支は599万2千円の黒字で13年ぶりに赤字を脱却
■8日、八戸港で「前沖さば」認定出発式
■8日、青い森鉄道が案内業務を行う「アテンダント」6人の募集

■日本料理研究会弘前支部「弘前四條会」が、弘前藩の4代藩主・津軽信政が食べたとされる300年前の正月料理を再現
■11月20、21日に新幹線「はやて」試乗会
■NPO法人など民間の関係者による「青い森鉄道プラットホーム~ぷらっとプラット~」を10月上旬に設立
■8日、ひとっ飛びあおもり!青森観光キャンペーンin羽田空港
■8日、線虫が検出され停止していた、五戸町北部地区簡易水道の給水を再開

■8日、八戸-新青森間で東北新幹線の乗務員訓練運転を開始
■19日の三沢基地航空祭で予定されていたミス・ビードル号の復元機のデモフライトが、実現困難な状況
■神奈川県鎌倉市の棟方板画美術館が14日から休館し、来年9月をめどに青森市の棟方志功記念館と合併
■六ケ所村・戸鎖でソバの花見ごろ
■黒石市長が東京都内を公務視察中の5日に、熱中症の症状が出て都内の病院に入院

■八戸港の8月の水揚げ水量は前年同月比21%減の1万4920トンで、金額は35億562万円で同28%、約7億6千万円の増
■大鰐町が2年連続で健全化団体に
■9日、八戸プラザホテルで、アーチェリーのロサンゼルス・アテネ五輪メダリストの山本博さんが講演
■9日、七戸町の知的障害者更生施設「あぜりあ苑」の人たちが、東北新幹線七戸十和田駅開業を記念し、八戸-七戸十和田駅間で駅伝
■9日、青森市の消防合同庁舎で救命講習会

■9日、市民美術展示館で「第38回日本の書展・第10回公募青森県書道展」開幕
■9日、弘前市の弘前桔梗野町郵便局に男が押し入り、現金約110万円を奪い銀色の自転車で逃走
■東通村は村内の女子中学生を対象に、子宮頸がん予防のワクチン接種費用を全額補助
■9日、冷房施設がない五所川原市議会は9日開会の定例議会から、ノーネクタイ、上着着用自由というクールビズ
■六ケ所再処理工場の完工時期を今年10月から2012年10月へと2年延期

■東北新幹線「はやて」試乗会に早くも応募殺到
■全農県本部は県産米2種の概算金を大幅引き下げ
■「つがるロマン」の刈り取りが10日以上早く、主産地の平川市で始まる
■10日、知事らが並行在来線への財政支援策を求め国や民主、自民党に要請
■10日、十和田市秋まつり開幕

■地域振興策として本県に特別交付金30億円
■ケーブルテレビ局「八戸テレビ放送」は、暫定的に2015年3月末までデジアナ変換」サービス
■食品製造者や一般消費者を対象に第2回米粉加工品コンクールの応募作品を募集
■青森市は9月から、市役所本庁舎の耐震診断を実施
■10日、八戸港第2魚市場に「ギンガメアジ」が水揚げ

■10日、三戸町の「さんのへ秋まつり」開幕
■振興銀行青森店、預金者混乱なく

ペイオフ対策のための金融機関評価と
選択―預金保護対策の基本と実践


杉山 敏啓,玄場 公規
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■10日、十和田市秋まつり開幕
■10日、県内の産学官約40人が「県航空宇宙産業研究会」を設立
■10日、平川市の猿賀神社裏手の農業用水路で、外来種のタイワンシジミの駆除作業

■10日、平内町茂浦の夏泊半島双子島沖の陸奥湾海上で、漁船幸運丸の船長が海に転落し死亡
■10日、弘前市長は弘前同市が出資する第三セクター・市土地開発公社を解散する方針
■10日、強制わいせつ容疑で逮捕された、八戸市民病院の臨床心理士をスクールカウンセラー担当理事を解任
■11日、青森市の踏切で、函館発八戸行きの特急「白鳥20号」と乗用車が衝突
■佐井村は女優・声優の市原悦子さんが村内を紹介するテレビ番組を制作

■11日、黒石市で東北・北海道の焼きそば5種類が一堂に会する「やきそばサミットin黒石2010」開幕
■11日、韓国に一時派遣されていた米軍三沢基地第35戦闘航空団第14飛行隊のF16戦闘機が三沢基地に帰還
■11日、佐井村で風力発電建設場所で地鎮祭
■東北新幹線全線開業に伴い並行在来線の県購入費が81億に半減
■11日、青森市の柳町通りで「Star light JAZZ」コンサート

THIS IS JAZZ ベスト・アンド・グレイテスト

キャノンボール・アダレイ,ベニー・グッドマン,アート・ブレイキー&ザ・ジャズ・メッセンジャーズ,ビル・エヴァンス,ソニー・ロリンズ,バド・パウエル,ソニー・クラーク,ハービー・ハンコック,リー・モーガン,カーティス・フラー
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■11日、津軽五所川原駅ホームを市場にする「津鉄・朝一番列車市」
■11日、膠原病と闘う三八地方の患者や家族らが患者団体「みつばち会」設立
■11日、青森市内のホテルで現行の原子力政策大綱について意見を聴く会
■11日、陸上自衛隊弘前駐屯地でソマリア派遣隊壮行会
■11日、弘前大学大学院保健学研究科が看護師や診療放射線技師を対象に、緊急被ばく医療シミュレーション演習

■11日、五所川原市金木町の津軽三味線会館で「仁太坊祭り」
■11~12日、八戸市で日本PTA全国協議会の第42回東北ブロック研究大会
■給食施設内でのネズミ捕獲が、青森市と横浜町で2009年に1件ずつあり、いずれも保健所には連絡せず

東奥日報、NHK青森放送

バイカル経済フォーラムの話題から、ヨーロッパとアジアを結ぶ新たな輸送路としてのロシア

2010-09-13 | ラジオ
ロシアの大統領府長官は7日、東シベリアのイルクーツクで開かれているバイカル経済フォーラムで演説し、ロシアをヨーロッパとアジアを結ぶ、巨大な輸送路にしたい考えを明らかにした。
ロシア国内の輸送インフラを開発することにより、ヨーロッパとアジア太平洋地域を結ぶ、6回目を迎えるバイカル経済フォーラムでは、この構想に付いて話し合う専門会合も開かれている。

長官は次のように話している。
「ロシアは歴史的にもヨーロッパとアジアの橋の役割を果たして来た。今日における課題は政治文化のみならず、文字通りでの意味で橋となることだ。ユーラシアには巨大なパイプライン、鉄道、自動車道、海と空の道が不可欠だ。
21世紀におけるシルクロードに当たるものを造らなくてはいけない。先ずはエネルギーインフラから始める必要がある。
この分野ではすでに大きな進展があった。東シベリアと太平洋沿岸を結ぶ、石油パイプラインが建設されている。

経済成長著しいアジアとヨーロッパを結ぶ輸送は、これまで殆どがユーラシア大陸、さらにはアフリカ大陸さへ迂回する形で行われてきた。
費用も必要な時間も膨らんでしまう。例えばスエズ運河を通ってアジアに物資を運ぶ場合40日間を要する。これに対しアジア諸国と、目と鼻の先にある、ロシア極東の港まで鉄道を使えば11日で着いてしまう。
2012年までには1週間まで削減((「短縮」と言うべき)することを見込んでいる。
またヨーロッパ、ロシア、アジア太平洋を結ぶ空の便を発展させるための、空港のネットワークの整備も計画されている。
ロシアの北、北極海をロシアの砕氷船と共に通り、ヨーロッパからアジアを結ぶ航路に付いても、すでに試験的な航海が行われている。
北方航路と呼ばれるこのルートもまた、これまでと比較して大幅なコスト削減が期待される。
また自動車道では中国からカザフスタンを経由して、ロシアに向かうルートも検討されており、その先のヨーロッパへ向かうため。ロシア側の終点をカリニグラードに置くか、また北の都サンクトペテルブルクに置くか近く決定が下される。
こうした輸送事業は検討を経て実質的な段階まで進んでおり、バイカル経済フォーラムの中でも、具体的なインフラ事業への外国(???)が検討されている」

(???)は何語だ???

9月8日放送 ロシアの声・ラジオジャーナル