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韓国哨戒艇沈没、事件あるいは事故(2)

2012-09-17 | ラジオ
現在キム・ソグ氏は、韓国船の沈没事故の再調査の必要性を訴えている。再調査は今まさに時宜を得ている。
若き指導者金正恩が権力の座に就いたことで、北朝鮮に体制変革が起きることが期待されている。
しかし体制変革は、数年来戦争すれすれの位置でバランスを保っている韓国との関係を、がらりと改善することを通して初めて可能となる。コルベット艦チョンアン沈没も、この線上に位置づけられる。
注目に値することは、北朝鮮が沈没事故への関与を断固として認めないということだ。といいいますのも数年来、韓国との軍事的な接触が起こった際、如何なる敵対国とも戦争を辞さない、という断固たる姿勢のアピールとして、そうした衝突を利用するということが度重なっていたからだ。
もしも北朝鮮コルベット艦の撃沈を自国の戦功に加えようとしないなら、それはもしかしたら北朝鮮が、この沈没事故に関与していないのではないか、という可能性を伺わせる。

新しいそして客観性を増した調査が示すところによると、チョンアンと40人の(?)乗り組みは、北朝鮮の魚雷によって海の底に沈められたのではなく、韓国自身がかつて仕掛けた機雷によって沈没したのだということになる。
もしそういうことになれば、南北関係を大いに慰撫することになるだろう。反対に、もしも従来の魚雷説に固執するなら、その場合でも、今より悪いことにはならないだろう。これ以上悪くはなりようがないのだから。

韓国・北朝鮮の嘘を見破る―近現代史の争点30 (文春新書)
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文藝春秋

新人男性アナウンサーは「乗り組みは」と言ってるが、正しくは「乗組員」だと思うけどね

9月4日放送 ロシアの声・ラジオジャーナル