1010 Radio

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危機の前のレベルに戻るロシア経済の格付け

2010-02-06 | ラジオ
金融機関や資産担保証券など格付け情報機関として、世界的に権威のある(?)は、ロシアの長期的な格付けレベルに付いてネガティヴから安定へとなったとして、これによってロシアの経済状態に対する評価は危機前のレベルに戻った。
これに先立ち他の格付け機関スタンダード&プアーズや、ムーディーズも同様の評価を下している。

こうした格付け機関は危機克服に向けた、ロシア政府の行動が効果的であったと
見ているようだ。
(?)の責任者を務めるエドワード・パーカー氏は、ロシアのレーティングのアップが安定へ
と見直されたことは、国内の経済的また金融財政的安定に対する我々の活動が強まったことの現われだと指摘している。
パーカー氏は経済の発展途上にある、ヨーロッパ諸国(?)。
専門家達は自分達の決定を原油価格の上昇(電波が弱く聴き取れず)の流れが、流入が再び始まった。経済が活発化しインフレ率が下がり、銀行決済におけるリスクが減り、そして2009年度昨年の予算赤字が予想されたよりも低かったことと位
置付けている。

スタンダード&プアーズのジャーナリストも、同様の考えの持ち主でロシアのレーティング上昇は、ロシアの貿易が安定化し財政赤字削減路線を、ロシア指導部が堅持しているお陰で、予算の数値が改善されるだろうとの期待がもたれていることから来ている。そう述べている。

ここでロシアの専門家の意見を紹介したいと思う。
「西側のアナリストやエキスパート達が、ロシア経済近代化の必要性に関する、ロシア大統領のここ最近の声明に感銘を受けたことを物語っている。
そもそもメドヴェージェフ大統領も幾つかの、プログラム的な声明の後、私達は西側のプレスの中に見られる驚くべき事実に目を見張っている。
西側のアナリストやジャーナリストたちは、かなり意外な程にロシアに対するトーンを変えたのだ。
例えば先週ゴールドマン・サックスのアナリスト達は、BRICs諸国に付いて特にロシアはBRICs諸国の完全なメンバーであるということに付いて述べた。
しかもゴールドマン・サックスの目から見て、投資先としてより良い市場だとし、その理由として高い収益性を挙げているのだ。
またフィナンシャルタイムスはその論文の中で、ロシアはすでにBRICsを超えて成長し西側先進諸国の中の地位を得ているとも書いている。

格付けのアップはそうした観点からなされてものだ。西側のアナリストやエコノミストは、メドヴェージェフ大統領の声明の基本的な(?)、大統領の考える方向性に感銘を受け、ロシアには良い市場があり、今年成長が見込める安定した経済があることを述べ、あらゆる手を尽くしてメドヴェージェフ大統領を支持する心積もりを示しているのだ。
しかしこうしたこと全ては言ってみれば、かなり重い前渡し金のようなものに思う。
そしてこの前渡し金は言葉の上のもので、実際のものではないのだ」
ロシア・ビジネスコンサルティングのヤコブレフ氏は、この様に述べている。

ロシアのほかの専門家達も、今回のロシアの格付けアップに付いて余りのぼせ上がって、当てにしすぎないよう求めている。
ろちろん専門家達は格付けアップは、ロシアへの外国からの投資拡大に繋がるだろうと指摘はしてはいるが、残念ながら国内に流れ込んでいるお金はリスクを背負って、特別に高い利益を求める長期的なものが必要だ。
そうした幸福を地に足の付いた、本当のものとすることが出来る(?)ロシア経済の近代化と多角化、それを通じて(?)と考える。

(?)は電波が弱かったり男性アナウンサーの不十分な発声で聴き取れず

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1月25日放送 ロシアの声・ラジオジャーナル