1010 Radio

ラジオから色んな情報が発信されるように、車いすの視点から情報や思いを発信。

イランの核開発は本当に平和目的か!?世界で深まる疑惑

2010-02-13 | ラジオ
イランは先日、自国でウランの濃縮を始めると決定したが、この決定はイランの核プログラムに対する、国際社会の懸念を払拭するつもりがあるとするイラン当局の発表に対して、それが本当に誠意あるものかどうかという疑いを深めるものになっているが、ロシア外務省もここ最近のイラン当局の行動に対して、そうした反応を示している。

イランは8日、研究炉用のウラン燃料、濃縮度20%のこのウラン燃料の製造に取り掛かる方針をIAEAに通告した。
これまでイランは(?)分離のために、独自の遠視分離装置を製造しているが、この装置はイランの実験用原子炉用に、年に濃縮度20%のウランを5キロまで製造する能力を備えている。

イラン外務省は今回の決定は、低濃縮ウランを濃縮度20%の燃料に交換するのを放置することを意味するものではないと主張し、ウラン燃料を手に入れる構想は三つ在り、先ず第一は外国で(?)、第二に交換そして第三に国内で生産することを挙げている。

そして(?)が残りのものを(?)することはなく、どれも在り得る方法であると主張している。
ここで思い起こす過去があると思えるのは昨年秋、IAEAはイランに対して、イラン国内に蓄えられている、低濃縮ウランのおよそ7割をロシアで再濃縮し、フランスで燃料棒を(?)するため国外(?)を提案したということだ。
これが(?)。

イラン当局は現在に至るまで、このやり方に付いて(?)してはいない。
このことは(?)交渉が長引いていることを物語っている。
ロシア世界経済国際関係研究所・国際安全保障センター主任研究員は次のように述べている。
「イランは(?)使える交渉プロセスが続けられている、この歳月の、まさにこの間に核兵器の製造に、とうとう近づいてしまった。この(?)がある。
形成されてしまった状況、それにプラスしてイランでのミサイル開発の急速な発展は、アハマディネジャド大統領が絶えず殲滅すべき相手と名指ししている、イスラエルの堪忍袋の尾が最終的に切れてしまうこと、それに繋がる恐れがある。
イスラエル空軍はイラン領内にある核施設を空爆し、これに対し当然イランは報復することになり、そうなればアメリカは必ずや、同盟国イスラエルを守るために干渉してくるに違いない。
その結果、中東の状況そして中東から遠い場所の状況も、不安定化してしまうだろう」
国際安全保障センター主任研究員は、この様に指摘している。

アメリカと西側にとって、そもそもイランが核を持つことは受け入れられないものだ。
今のところアメリカとヨーロッパのその同盟諸国は、イランに対する新たな制裁に取組む用意を表明している。
中国もまたイランが核兵器を保有することを妨げたいとしている。
中国のそうした意向はイギリスのミリバンド外務大臣が、中国の外相との電話会談した後、明らかにしたものだ。

ウランを濃縮するとしたイランの決定は、国連安全保障理事会決議のさまざまな提案に矛盾している。
ロシア安全保障会議のパトルシェフ書記は、イランの行っている核開発が、本当に平和目的なものなのかどうかという、世界の疑いは明らかに根拠あるものだ。
ロシア政府はこれまでと同様、イランの核問題は政治的また外交的手段によって解決されるべきだと主張しているが忍耐には限度がある。
パトルシェフ書記は述べている。

(?)は電波状態が悪く聴き取れない

2月10日放送 ロシアの声・ラジオジャーナル