1010 Radio

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ラジオ・タイランド(11月23日放送)

2007-11-25 | ラジオ
●スラユット首相は国連特使との会談は、タイとミャンマーとの関係に影響し
 ないと発言した。
 スラユット首相はシンガポールで行なわれた、ASEAN首脳会議に出席した
 際、ミャンマー政府に付いて国連のガンバリ特使と個別に会談し、国連へ
 対応を説明したことを明らかにした。
 スラユット首相は国連の意見を、ミャンマーへ押し付けることがタイの役割
 ではないとし、国連の指示に従いミャンマーの政治情勢には積極的に干渉
 しない方針を示した。
 これに対しガンバリ特使は、国境を接するタイはミャンマーとの間に、緊密
 な関係があるとし、対話へ強い協力を求めたとした。
 
 ミャンマーの激しい反発にあい国連のガンバリ特使が、東アジアサミット会
 議の参加を中止していたこともあり、スラユット首相は今回の会談はタイと
 ミャンマーとの間に影響はしないと述べ、ミャンマー側の反応へ配慮を示し
 た。
 
●中央選挙管理委員会は111人の元タイ愛国党役員への、選挙活動抑制置
 は正当だと発言した。
 中央選挙管理委員会が、元タイ愛国党の111人の役員の選挙活動関与を厳
 しく制限した基準を示したことに付いて、各会から人権侵害だとの批判が出て
 おり、111人の役員が裁判所へ申し立てを行なっている。
 これに付いて中央選挙管理委員会議長は、中央選挙管理委員会は、公正で
 正しい判断を下した。
 元役員が裁判所や国連へ訴えることに異存は無い、憲法裁判所が正確な判
 断を下してくれれば、選挙管理委員会はそれに従うと述べている。

 元与党のタイ愛国党は今年5月、選挙法違反の罪で党の解散を命じられ、元
 役員111人は5年間の公民権停止処分を受けている。
 元タイ愛国党党首が近く、市民の前で演説を行なうとしており、中央選挙管理
 委員会議長は、演説の内容が政党や選挙管理委員会に関することで無けれ
 ば、選挙活動に関係は無く違法性は無いとし、演説の内容を見守るとしている。

事例解説 すぐわかる選挙運動 ―ケースで見る違反と
罰則―


三好 規正,山梨学院大学ローカル・ガバナンス研究センター

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●国内保安作戦指令本部は、南部でのロイカトーンフェスティバル期間中の花
 火を禁止するとしている。
 保安作戦指令本部の発表によると、南端3県でイスラム過激派が爆弾による
 殺傷事件を起こしており、市民の安全を確保するためにも、今年のロイカトー
 ンフェスティバルで、一般市民の花火の使用禁止を指示した。
●中央選挙管理委員会は、37人の比例代表区立候補者の候補資格を認めない
 とした。